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第三章 知令由学園 後編
第二百二十六話 お友達になりたいミリル
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水虹の源を取りにドラディニア大陸へ向かうミリル達。
ミリルはベルディアとルーに乗っていた。尻尾にはレウスさんが捕まっている。
ルーは今や大きく成長して、空もスイスイ飛べるようになっていた。
「ルイーー、ルイルイー」
「ベルディアさん、あまりお話する機会がありませんでしたが、これから
よろしくお願いしますわね」
「あんた最初からいたっけ? 覚えてないっしょ。けどドラゴン凄」
「ああ、わたくしの存在感って……ルーに比べれば小さくて当然ですわ……」
「槍使いは兄貴がいるから形見がせまいっしょ。あいつまじ強」
「ベルドさんですわね。あの方は確かにお強いですわ。わたくしは竜騎士。
竜がいて初めてその真価を発揮しますのよ」
「へぇ。それじゃ一対一はだめっしょ。つまらない」
「ガーン。ベルディアさんは一対一がお好きなんですね……」
「当たり前っしょ。突撃して打ち倒すとスッキリ!」
サラさんと似てますわね。けれどサラさんより一直線な気がしますわ。
――――一方そのころベルドとファナは、こちらもあまり話をした事がないため、自己紹介
をしていた。
「ドラディニア大陸まではもう少しかかる。僕の事は聞いているかい?」
「ええ多少は。ルインと闘技大会の決勝で戦った人よね。私、ドジって見れなかったのよ」
「常闇のカイナに連れ去られた話は知っている。僕らも大会を襲撃された時に襲われたからね。
一人一人がそれなりに実力を持っている、厄介な闇組織だ」
「そうね。私は三夜の町にいたある人物と修行して、少し調子にのっていたのもあるわ。
いい薬だったのかもしれないわね」
「それは初耳だな。君は変身して戦うのが得意なら、制限ありの大会じゃ不利だろうし
変身するのに時間もいるからサポートは必要だろう?」
「それを負けた理由にはしたくないのよ。そのための工夫をしろって言われてるのだけれど
まだまだ上手くいかないわ。もう少しルインのように動きたいのだけれど」
「彼のようには僕でも動けない。あれからかなり修行を積んだのに、逆に突き放された
気分だよ」
「あら、あれでも大会後、ゼロからのスタートなのよ。一度全ての力を失ったって聞かなかった?」
「なんだって? それであんなに強いのかい? なんてやつだ」
二人ともふう……とため息をついてルインに呆れる。
「もう一人、リル君だっけ。彼も相当強かった。少し手合わせしたが
恐ろしい強さだった」
「リルもサラも強いわね。フェルドナージュ様の親族だしね。ところであなた、戦闘の
時に私と協力出来る技とかない? 基本は支援なのよ、私」
「僕は接近戦主体で幻術が使える。現地に着くまで何か考えておこうか」
四人はしばらく話し合い、ドラディニア大陸のドラグアマウントという滝が流れる
山に到着した。
「ドラディニア大陸はやはり広大だね。恐らく僕らが一番遅くなるだろうね」
「ルイー」
「わたくしもこの辺りに来るのは初めてですわ」
「さっさと探すっしょ。どんなもの?」
「キラキラと輝く虹色の水が湧き出る源泉……分かれて探しましょ。
私とおじさんとベルド、ミリルとベルディアとルーで」
ミリル達は西方面に向けて歩く。
「この辺りは気温が低いですわね。あら、あれは何かしら?」
「もう見つけたっしょ!? ……これ、スライムっしょー!」
「るぴぃーーー!」
ルーが炎を吐いてスライムを攻撃し、消滅させた。
「すみません、きらきらしていたからてっきり……」
「あんた、迂闊すぎっしょ。ある意味私より突っ込む」
「あら、あれは何ですの?」
「ちょ、待つっしょ! それもモンスター!」
「るっぴぃーー!」
再びルーがモンスターを燃やす。
「この組み合わせ、絶対外れっしょ……」
「さぁベルディアさん、どんどん行きますわよ!」
「おかしいっしょ。私が一番最前線に行くのに」
東方面に歩いていくベルド達。
「なんか反対側が騒がしいが、仲良くやれているのかな、妹は」
「そうみたいね。案外気が合うのかも。でもミリルってしっかりしてる風に見えて
案外抜けているのよね」
「いいとこのお嬢さんという雰囲気だが、そうなんだね。僕は彼女のようなタイプは
好みだが」
「あら、ベルドでもそう思うのね。あまり女子には興味無い誰かさんみたいに見えたけど」
「ルインの事かい? 僕はそうは見えないが、意識しないようにあえてしているんじゃ
ないかな。ここには綺麗なお嬢さんが多いからね」
「その中に私も入っていると嬉しいのだけれど」
「おや、君はとびきり美人で熱い羨望を受けていたと、闘技大会で認識しているが?」
少し赤くなるファナ。
「あら、あなたも聞いてたのね。あの司会……今でも腹が立つわね」
「ははは、それはいいとしてそちらの骨はマジックアイテムで出来てるのか?」
「おじさんのこと? そういえば喋ってないわね。どうしたのよおじさん」
「いやな、男女の語らいに入っていっていいのか迷ってたんだわ! いや青春だ!
な? そろそろ我慢しなくていいよな? んじゃ友達探してくるわ!」
「まずったわ。ベルド、構えておきなさい」
「え? どうしたんだい? あの骨はどこに?」
「ほぼ必ず、モンスターを連れてくるわよ」
「おい俺だ! バシちゃんだぞ! 聞いてるのかピュグちゃんよ!」
十数匹の二足歩行型竜を連れてくるレウスさん。
「あー! やっぱりやった! この骨!」
「これは随分と大量だね。困ったな」
「アルノーでフォローするわ!」
「まぁ肩慣らしにはちょうどいい……か!」
二槍を構えるベルド。何匹かはレウスさんを狙っているが、八匹程は
一直線にベルド達は向かう。
「シッ!」
「ギュルウウウウウ!」
二本の槍を次々とねじ込み倒していく。
歩行竜はベルドの横をそれてファナの方へ。
「雷斗」
ベルドから雷が放たれてファナの方へ向かった歩行竜はしびれて倒れる。
ベルドを襲おうとした小型竜へは矢が飛来してベルドを襲えないでいる。
「お前ら俺を無視しやがってもうゆるせん! 燃え尽きろ!」
レウスさんのそばにいたやつは炎で焼かれ動かなくなった。
「さて、こいつらだけで済んでくれるといいんだけどね」
「おじさん野放しにしてると次々巻き込まれるわよ」
アルノーから戻ったファナがそう告げる間もなく……
「おう、ラフレシアじゃないか、俺だ、バシちゃんだよー」
ファナがレウスさんに近づいてバチコーンと思い切り突っ込みを入れた。
ミリルはベルディアとルーに乗っていた。尻尾にはレウスさんが捕まっている。
ルーは今や大きく成長して、空もスイスイ飛べるようになっていた。
「ルイーー、ルイルイー」
「ベルディアさん、あまりお話する機会がありませんでしたが、これから
よろしくお願いしますわね」
「あんた最初からいたっけ? 覚えてないっしょ。けどドラゴン凄」
「ああ、わたくしの存在感って……ルーに比べれば小さくて当然ですわ……」
「槍使いは兄貴がいるから形見がせまいっしょ。あいつまじ強」
「ベルドさんですわね。あの方は確かにお強いですわ。わたくしは竜騎士。
竜がいて初めてその真価を発揮しますのよ」
「へぇ。それじゃ一対一はだめっしょ。つまらない」
「ガーン。ベルディアさんは一対一がお好きなんですね……」
「当たり前っしょ。突撃して打ち倒すとスッキリ!」
サラさんと似てますわね。けれどサラさんより一直線な気がしますわ。
――――一方そのころベルドとファナは、こちらもあまり話をした事がないため、自己紹介
をしていた。
「ドラディニア大陸まではもう少しかかる。僕の事は聞いているかい?」
「ええ多少は。ルインと闘技大会の決勝で戦った人よね。私、ドジって見れなかったのよ」
「常闇のカイナに連れ去られた話は知っている。僕らも大会を襲撃された時に襲われたからね。
一人一人がそれなりに実力を持っている、厄介な闇組織だ」
「そうね。私は三夜の町にいたある人物と修行して、少し調子にのっていたのもあるわ。
いい薬だったのかもしれないわね」
「それは初耳だな。君は変身して戦うのが得意なら、制限ありの大会じゃ不利だろうし
変身するのに時間もいるからサポートは必要だろう?」
「それを負けた理由にはしたくないのよ。そのための工夫をしろって言われてるのだけれど
まだまだ上手くいかないわ。もう少しルインのように動きたいのだけれど」
「彼のようには僕でも動けない。あれからかなり修行を積んだのに、逆に突き放された
気分だよ」
「あら、あれでも大会後、ゼロからのスタートなのよ。一度全ての力を失ったって聞かなかった?」
「なんだって? それであんなに強いのかい? なんてやつだ」
二人ともふう……とため息をついてルインに呆れる。
「もう一人、リル君だっけ。彼も相当強かった。少し手合わせしたが
恐ろしい強さだった」
「リルもサラも強いわね。フェルドナージュ様の親族だしね。ところであなた、戦闘の
時に私と協力出来る技とかない? 基本は支援なのよ、私」
「僕は接近戦主体で幻術が使える。現地に着くまで何か考えておこうか」
四人はしばらく話し合い、ドラディニア大陸のドラグアマウントという滝が流れる
山に到着した。
「ドラディニア大陸はやはり広大だね。恐らく僕らが一番遅くなるだろうね」
「ルイー」
「わたくしもこの辺りに来るのは初めてですわ」
「さっさと探すっしょ。どんなもの?」
「キラキラと輝く虹色の水が湧き出る源泉……分かれて探しましょ。
私とおじさんとベルド、ミリルとベルディアとルーで」
ミリル達は西方面に向けて歩く。
「この辺りは気温が低いですわね。あら、あれは何かしら?」
「もう見つけたっしょ!? ……これ、スライムっしょー!」
「るぴぃーーー!」
ルーが炎を吐いてスライムを攻撃し、消滅させた。
「すみません、きらきらしていたからてっきり……」
「あんた、迂闊すぎっしょ。ある意味私より突っ込む」
「あら、あれは何ですの?」
「ちょ、待つっしょ! それもモンスター!」
「るっぴぃーー!」
再びルーがモンスターを燃やす。
「この組み合わせ、絶対外れっしょ……」
「さぁベルディアさん、どんどん行きますわよ!」
「おかしいっしょ。私が一番最前線に行くのに」
東方面に歩いていくベルド達。
「なんか反対側が騒がしいが、仲良くやれているのかな、妹は」
「そうみたいね。案外気が合うのかも。でもミリルってしっかりしてる風に見えて
案外抜けているのよね」
「いいとこのお嬢さんという雰囲気だが、そうなんだね。僕は彼女のようなタイプは
好みだが」
「あら、ベルドでもそう思うのね。あまり女子には興味無い誰かさんみたいに見えたけど」
「ルインの事かい? 僕はそうは見えないが、意識しないようにあえてしているんじゃ
ないかな。ここには綺麗なお嬢さんが多いからね」
「その中に私も入っていると嬉しいのだけれど」
「おや、君はとびきり美人で熱い羨望を受けていたと、闘技大会で認識しているが?」
少し赤くなるファナ。
「あら、あなたも聞いてたのね。あの司会……今でも腹が立つわね」
「ははは、それはいいとしてそちらの骨はマジックアイテムで出来てるのか?」
「おじさんのこと? そういえば喋ってないわね。どうしたのよおじさん」
「いやな、男女の語らいに入っていっていいのか迷ってたんだわ! いや青春だ!
な? そろそろ我慢しなくていいよな? んじゃ友達探してくるわ!」
「まずったわ。ベルド、構えておきなさい」
「え? どうしたんだい? あの骨はどこに?」
「ほぼ必ず、モンスターを連れてくるわよ」
「おい俺だ! バシちゃんだぞ! 聞いてるのかピュグちゃんよ!」
十数匹の二足歩行型竜を連れてくるレウスさん。
「あー! やっぱりやった! この骨!」
「これは随分と大量だね。困ったな」
「アルノーでフォローするわ!」
「まぁ肩慣らしにはちょうどいい……か!」
二槍を構えるベルド。何匹かはレウスさんを狙っているが、八匹程は
一直線にベルド達は向かう。
「シッ!」
「ギュルウウウウウ!」
二本の槍を次々とねじ込み倒していく。
歩行竜はベルドの横をそれてファナの方へ。
「雷斗」
ベルドから雷が放たれてファナの方へ向かった歩行竜はしびれて倒れる。
ベルドを襲おうとした小型竜へは矢が飛来してベルドを襲えないでいる。
「お前ら俺を無視しやがってもうゆるせん! 燃え尽きろ!」
レウスさんのそばにいたやつは炎で焼かれ動かなくなった。
「さて、こいつらだけで済んでくれるといいんだけどね」
「おじさん野放しにしてると次々巻き込まれるわよ」
アルノーから戻ったファナがそう告げる間もなく……
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