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第三章 知令由学園 後編
第二百九話 ルインの暗器と剣技……?
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「はい、お茶」
「うおお、後ろから出てくるなよ!」
「きゃーー! まじ変態っしょ後ろから襲うやばいやつだし」
「お茶持ってきただけなのに……」
「……悪かったって。落ち込むなよ。有難う」
「打たれ弱すぎっしょ。打撃効かないのにまじウケ」
「はぁ……それ飲んだらやろうかねぇ。ついでに暗器持ってきたけどどれなら使える?」
「俺が使った事あるのは苦無、鉄槌、ナイフ、投げ網くらいだな」
「……どれが使いやすかったか覚えてるかい?」
「流星槌って自動で戻る鉄球と投げ網かな。どちらももう持ってない」
「そうか、ならこれなんてあっているんじゃないかねぇ」
そういって輪っか状態の物を出した。これは……見たことがある。
「円月輪……か?」
「へぇ。知ってるんだ。ただの円月輪じゃないけどねぇ。見ててくれ」
ジオは天井に向かい円月輪のようなものを投げた。天井に穴が開き
戻ってくるとそれは刀に代わっていた……どうなってる。
「これは円月輪から円月刀というものにに代わる武変武具。僕が造ったんだけどねぇ。
」
「そんな便利な暗器があるなら手にはしてみたいが」
「君なら、円月輪が鎌になるような物がいいと思うけどねぇ。
中距離が苦手だろう?」
「ああ、その通りだよ。全く薄気味悪い。俺の技は全然見せていないんだけどな」
「なんとなくだけどねぇ。間合いの取り方とかさ。
それじゃまず円月輪を持って僕に投げてみてくれるかい?」
「わかった。容赦なくいくけどいいか?」
「構わないよ。それでもあたらないけどねぇ。他の技は勘弁してくれ。武器と防具は外して
今は暗器だけで」
言われた通りにし、俺は暗器を構える。久しぶりだな。この距離感とこの感じ。
デュラハン後輩のアイアンクラッシャーに随分と頼っていた。それは言えない秘密だが。
形を変える暗器か。あれば便利そうだが、モンスター技に頼る方がいい気もするな。
俺は全力で円月輪をジオに投げる。クルクルと回転するそれは殺傷力こそそうでもないが
的確に相手をとらえる。ゴブリン程度ならこれで即死。
しかしジオは……片手で円月輪の中に手を通して止めてしまう。
「いいね。きっと師匠が優れてるんだろうねぇ。慣れてない武器を放ったにしては申し分ない。
この円月輪……チャクラムという武器は雷術や水術と合わさると飛躍的に強くなる。なぜかわかるかい?
「雷術で速度と麻痺、水術を薄く延ばして切断力を上げる……か?」
「……よくイメージ出来てるね。そう。回転する高速の刃に水術が加わると、こうだ!」
さっきとは別の円月輪を上空に放ると同時に何かの水術がかかり、それは
半径三メートルほどの水をまとう投擲物になった。
天井がばさっと豆腐を切るように大きく割れる。元々は半径五センチ程しかない円月輪があっという間に殲滅用範囲道具か……凄いな。
「苦無やナイフじゃこうはいかない。雷術で加速させることはできてもねぇ。
それに多くの苦無を持ち歩けばかなり重いが、こいつは軽い。少し割高だけどねぇ。
さて、剣技も少し見てあげよう。次は円月輪を投げつつこの剣で攻撃してきてくれるかい?
間合いの取り方は任せるよ」
そういって一本の剣と円月輪を受け取った。恐ろしい程の余裕。
本来武器と暗器両方を持つ相手に素手で挑むなど正気ではない。
しかも間合い調節から全部俺に有利な条件を整わせる。
格が違う証拠だ。それはもうわかってる。悔しいが俺では到底ジオに勝てないだろう。
間合いを計り、剣を構える。そのまま投げるつもりはない。
右に軸足をおいて出来る限り低い姿勢から……円月輪を投げる。
それと同時にめい一杯軸足をけり込みジオに突進する。
遅めに投げた円月輪に剣を通して受け止め、剣で上空に円月輪を放る。
そのまま跳躍して円月輪を掴み、ジオへめい一杯の力で投げつけた!
ソードアイの視野がなければ到底出来ない動きだ。
跳躍した勢いでジオの反対側に着地し回転切りをお見舞いする……が
「上下への振り回しはいいけど左右への振りがまだまだ弱いねぇ」
「空中で動けないから仕方ないだろ! くそ、なんて早い回避だよ」
完全に見切られて避けられた。円月輪は床に捨てられ俺の剣は二本の指でつままれ動かない。
化け物だ。技を使用していないとはいえ常人に見切れるような動きじゃない。
ソードアイで視野角が広くなってなければ自分でも動きについていけない程上下に振ったのに。
「それじゃ一旦装備を返してねぇ。動き自体は悪くなかったよ」
俺は借りていた武器を返して、自分の元の装備を身に着けた。
「君は職業の力とそれ以外の技に頼りすぎて、人が本来持つ繊細な動きに逆らい行動している。
工夫は認めるけどねぇ。一時職業と技を封印しよう。 封印術、因果応報!」
「なっ……!? 身体が! ……なんともないぞ」
「あれぇ? もう一回! 封印術、因果応報!」
「なんだと!・ 身体が! ……なんともない」
「おかしいねぇ!? 封印術、因果応報!」
「おいいい加減にしろ」
「……君の身体は少し変だねぇ。まぁいいか封印は……そろそろ時間かな。
能力以外の強さは十分確認したしねぇ。これから大変だけど期待してるよ。
ベルディアちゃん以外のお仲間は平気だから頑張ってねぇ。
プレゼントも一つ用意したから」
「ん? どういうことだ。もう訓練は終わ……」
俺はそのままどさりと倒れた。ベルディアが倒れてるのも見える。
お茶に何かしこんだっていうのか…だが生徒が大勢いるこんな場所で……
だめだ、意識が……
「うおお、後ろから出てくるなよ!」
「きゃーー! まじ変態っしょ後ろから襲うやばいやつだし」
「お茶持ってきただけなのに……」
「……悪かったって。落ち込むなよ。有難う」
「打たれ弱すぎっしょ。打撃効かないのにまじウケ」
「はぁ……それ飲んだらやろうかねぇ。ついでに暗器持ってきたけどどれなら使える?」
「俺が使った事あるのは苦無、鉄槌、ナイフ、投げ網くらいだな」
「……どれが使いやすかったか覚えてるかい?」
「流星槌って自動で戻る鉄球と投げ網かな。どちらももう持ってない」
「そうか、ならこれなんてあっているんじゃないかねぇ」
そういって輪っか状態の物を出した。これは……見たことがある。
「円月輪……か?」
「へぇ。知ってるんだ。ただの円月輪じゃないけどねぇ。見ててくれ」
ジオは天井に向かい円月輪のようなものを投げた。天井に穴が開き
戻ってくるとそれは刀に代わっていた……どうなってる。
「これは円月輪から円月刀というものにに代わる武変武具。僕が造ったんだけどねぇ。
」
「そんな便利な暗器があるなら手にはしてみたいが」
「君なら、円月輪が鎌になるような物がいいと思うけどねぇ。
中距離が苦手だろう?」
「ああ、その通りだよ。全く薄気味悪い。俺の技は全然見せていないんだけどな」
「なんとなくだけどねぇ。間合いの取り方とかさ。
それじゃまず円月輪を持って僕に投げてみてくれるかい?」
「わかった。容赦なくいくけどいいか?」
「構わないよ。それでもあたらないけどねぇ。他の技は勘弁してくれ。武器と防具は外して
今は暗器だけで」
言われた通りにし、俺は暗器を構える。久しぶりだな。この距離感とこの感じ。
デュラハン後輩のアイアンクラッシャーに随分と頼っていた。それは言えない秘密だが。
形を変える暗器か。あれば便利そうだが、モンスター技に頼る方がいい気もするな。
俺は全力で円月輪をジオに投げる。クルクルと回転するそれは殺傷力こそそうでもないが
的確に相手をとらえる。ゴブリン程度ならこれで即死。
しかしジオは……片手で円月輪の中に手を通して止めてしまう。
「いいね。きっと師匠が優れてるんだろうねぇ。慣れてない武器を放ったにしては申し分ない。
この円月輪……チャクラムという武器は雷術や水術と合わさると飛躍的に強くなる。なぜかわかるかい?
「雷術で速度と麻痺、水術を薄く延ばして切断力を上げる……か?」
「……よくイメージ出来てるね。そう。回転する高速の刃に水術が加わると、こうだ!」
さっきとは別の円月輪を上空に放ると同時に何かの水術がかかり、それは
半径三メートルほどの水をまとう投擲物になった。
天井がばさっと豆腐を切るように大きく割れる。元々は半径五センチ程しかない円月輪があっという間に殲滅用範囲道具か……凄いな。
「苦無やナイフじゃこうはいかない。雷術で加速させることはできてもねぇ。
それに多くの苦無を持ち歩けばかなり重いが、こいつは軽い。少し割高だけどねぇ。
さて、剣技も少し見てあげよう。次は円月輪を投げつつこの剣で攻撃してきてくれるかい?
間合いの取り方は任せるよ」
そういって一本の剣と円月輪を受け取った。恐ろしい程の余裕。
本来武器と暗器両方を持つ相手に素手で挑むなど正気ではない。
しかも間合い調節から全部俺に有利な条件を整わせる。
格が違う証拠だ。それはもうわかってる。悔しいが俺では到底ジオに勝てないだろう。
間合いを計り、剣を構える。そのまま投げるつもりはない。
右に軸足をおいて出来る限り低い姿勢から……円月輪を投げる。
それと同時にめい一杯軸足をけり込みジオに突進する。
遅めに投げた円月輪に剣を通して受け止め、剣で上空に円月輪を放る。
そのまま跳躍して円月輪を掴み、ジオへめい一杯の力で投げつけた!
ソードアイの視野がなければ到底出来ない動きだ。
跳躍した勢いでジオの反対側に着地し回転切りをお見舞いする……が
「上下への振り回しはいいけど左右への振りがまだまだ弱いねぇ」
「空中で動けないから仕方ないだろ! くそ、なんて早い回避だよ」
完全に見切られて避けられた。円月輪は床に捨てられ俺の剣は二本の指でつままれ動かない。
化け物だ。技を使用していないとはいえ常人に見切れるような動きじゃない。
ソードアイで視野角が広くなってなければ自分でも動きについていけない程上下に振ったのに。
「それじゃ一旦装備を返してねぇ。動き自体は悪くなかったよ」
俺は借りていた武器を返して、自分の元の装備を身に着けた。
「君は職業の力とそれ以外の技に頼りすぎて、人が本来持つ繊細な動きに逆らい行動している。
工夫は認めるけどねぇ。一時職業と技を封印しよう。 封印術、因果応報!」
「なっ……!? 身体が! ……なんともないぞ」
「あれぇ? もう一回! 封印術、因果応報!」
「なんだと!・ 身体が! ……なんともない」
「おかしいねぇ!? 封印術、因果応報!」
「おいいい加減にしろ」
「……君の身体は少し変だねぇ。まぁいいか封印は……そろそろ時間かな。
能力以外の強さは十分確認したしねぇ。これから大変だけど期待してるよ。
ベルディアちゃん以外のお仲間は平気だから頑張ってねぇ。
プレゼントも一つ用意したから」
「ん? どういうことだ。もう訓練は終わ……」
俺はそのままどさりと倒れた。ベルディアが倒れてるのも見える。
お茶に何かしこんだっていうのか…だが生徒が大勢いるこんな場所で……
だめだ、意識が……
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