48 / 57
アルベルト・バーンシュタインその6:管理されて嬉しいのはあれだけ
今回の結末
しおりを挟む
結局、俺は何も得ることなく領地を立ち去るはめになった。
おかしい。途中までは完璧だったってのに一体何を間違えたんだか。
「だから、領主の娘を襲おうとしたことでしょ?」
「だから、それは向こうから差し出したって言ってんだろ!」
1号の理屈を跳ね除ける。それを聞いたユラがまた怒り出した。
「そんなことしようとしたんですかアルベルトさん! 不特定多数との性交渉はダメだってあれほど!」
「向こうから差し出したって何度言わせりゃ分かるんだてめえらは!!」
「差し出されてもダメなものはダメですー!!」
ユラに至っては据え膳でも食うなと言う始末。マジでこいつは人の性欲をなんだと思ってんだ?
「なぁおい、いいかガキンチョ。お前みたいなガキはそうじゃないが、俺みてえな大人は女とヤるのが一番の楽しみなんだよ。それを奪われちまったら生きる意味ねえじゃねえか」
俺は諭すように言ってみた。こいつは本心から思ってることだ。人間なんざ生き物なんだから繁殖すんのが一番、そうだろ?
「だったら特定の1人を作ってください」
「そんなもん、俺みてえな汚えおっさんが作れるわけねえだろ」
「じゃあちゃんとしてください。できるもんなら」
「できねえわ!! ……何言わせやがる!!」
ユラにまたげんこつを食らわせる。反撃とばかりにユラが俺の手に噛みつく。いてえ!
「いででででで! やめろばか!!」
「あんいんいえくあひゃい、ひゃんほあほえなおひへあえあうああ!!」
噛みつきながらだから何言ってんだかわかんねえしこいつかなり力入れてるぞ!!
「安心してくださいちゃんとあとで治してあげますから、かしら」
「通訳してねえで助けろいでえぇええええええ!!」
1号が通訳。やっぱりこいつは俺を助けるためなら俺の身体を吹っ飛ばしそうな気がしてきた。
あーもう何もかもうまくいってねえがとにかく今回はここまでだ、またな!!
おかしい。途中までは完璧だったってのに一体何を間違えたんだか。
「だから、領主の娘を襲おうとしたことでしょ?」
「だから、それは向こうから差し出したって言ってんだろ!」
1号の理屈を跳ね除ける。それを聞いたユラがまた怒り出した。
「そんなことしようとしたんですかアルベルトさん! 不特定多数との性交渉はダメだってあれほど!」
「向こうから差し出したって何度言わせりゃ分かるんだてめえらは!!」
「差し出されてもダメなものはダメですー!!」
ユラに至っては据え膳でも食うなと言う始末。マジでこいつは人の性欲をなんだと思ってんだ?
「なぁおい、いいかガキンチョ。お前みたいなガキはそうじゃないが、俺みてえな大人は女とヤるのが一番の楽しみなんだよ。それを奪われちまったら生きる意味ねえじゃねえか」
俺は諭すように言ってみた。こいつは本心から思ってることだ。人間なんざ生き物なんだから繁殖すんのが一番、そうだろ?
「だったら特定の1人を作ってください」
「そんなもん、俺みてえな汚えおっさんが作れるわけねえだろ」
「じゃあちゃんとしてください。できるもんなら」
「できねえわ!! ……何言わせやがる!!」
ユラにまたげんこつを食らわせる。反撃とばかりにユラが俺の手に噛みつく。いてえ!
「いででででで! やめろばか!!」
「あんいんいえくあひゃい、ひゃんほあほえなおひへあえあうああ!!」
噛みつきながらだから何言ってんだかわかんねえしこいつかなり力入れてるぞ!!
「安心してくださいちゃんとあとで治してあげますから、かしら」
「通訳してねえで助けろいでえぇええええええ!!」
1号が通訳。やっぱりこいつは俺を助けるためなら俺の身体を吹っ飛ばしそうな気がしてきた。
あーもう何もかもうまくいってねえがとにかく今回はここまでだ、またな!!
0
お気に入りに追加
66
あなたにおすすめの小説

どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。

セクスカリバーをヌキました!
桂
ファンタジー
とある世界の森の奥地に真の勇者だけに抜けると言い伝えられている聖剣「セクスカリバー」が岩に刺さって存在していた。
国一番の剣士の少女ステラはセクスカリバーを抜くことに成功するが、セクスカリバーはステラの膣を鞘代わりにして収まってしまう。
ステラはセクスカリバーを抜けないまま武闘会に出場して……
ママと中学生の僕
キムラエス
大衆娯楽
「ママと僕」は、中学生編、高校生編、大学生編の3部作で、本編は中学生編になります。ママは子供の時に両親を事故で亡くしており、結婚後に夫を病気で失い、身内として残された僕に精神的に依存をするようになる。幼少期の「僕」はそのママの依存が嬉しく、素敵なママに甘える閉鎖的な生活を当たり前のことと考える。成長し、性に目覚め始めた中学生の「僕」は自分の性もママとの日常の中で処理すべきものと疑わず、ママも戸惑いながらもママに甘える「僕」に満足する。ママも僕もそうした行為が少なからず社会規範に反していることは理解しているが、ママとの甘美な繋がりは解消できずに戸惑いながらも続く「ママと中学生の僕」の営みを描いてみました。


とある高校の淫らで背徳的な日常
神谷 愛
恋愛
とある高校に在籍する少女の話。
クラスメイトに手を出し、教師に手を出し、あちこちで好き放題している彼女の日常。
後輩も先輩も、教師も彼女の前では一匹の雌に過ぎなかった。
ノクターンとかにもある
お気に入りをしてくれると喜ぶ。
感想を貰ったら踊り狂って喜ぶ。
してくれたら次の投稿が早くなるかも、しれない。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる