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登場人物紹介

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アルベルト・バーンシュタイン
主人公。33歳独身の男。
大体においてクズで、殆どの場合金がなく、概ね性欲魔人。
召喚術師であり、召喚物を封じた魔導書を持っている。
本人の戦闘能力は大したことないので、何をするにも召喚物頼り。
加齢臭が悩み。

召喚物について
魔導書に封じられている召喚物には、アルベルトにまとわりつく用の小さい擬態がある。

1号
召喚物その1
色っぽい女の声。擬態は指先サイズの黒い触手。本体は大小無数の触手の塊。
擬態のときは頭の上に乗っている。攻防の要。比較的、常識人。

2号
召喚物その2
のじゃ口調の女の声。擬態は獣の口の部分だけ。本体は鼻から上のない四脚獣。身体に無数の穴があり、そこに獣の口と似た飛行物体を収納している。飛行物体の口腔内には眼球があり、2号の視覚、及びアルベルトの視覚に繋がっている。
擬態のときは肩の上にいる。索敵の要。嗅覚も良い。アルベルトより常識人。


召喚物その3
間延びした口調の女の声。擬態は小さなお花。本体はでかい花。そのまんま。
多種多様な花粉を飛ばして身体の調子を悪くしたりできる。根を人の身体に侵入させて寄生することで操ることもできる。魔力探知もやる。
擬態のときは胸ポケットに入ってる。オシャレ。探知と精神操作担当。暗いところが好きで明るいところが苦手。特に4号の光が嫌い。
常識人だが言い方のせいでアルベルトにうざがられている。

4号
召喚物その4
ちょっと偉そうな少年の声。擬態は輪っかのついた銀色の球体。本体は擬態のでかい版。
催眠念波を出して人間を操れる。よく光るので明かりにもなる。音波を出して地形の把握とかもできる。
擬態のときはアルベルトの周囲を飛んでる。探知と精神操作担当その2
花や霧が自分の明かりを苦手だと知っているけど気にしてない。どっちかっていうとアホ。


召喚物その5
偉そうな男の声。擬態も本体も黒い霧。
物質を何でも分解して吸収できる、かなりおっかない奴。暇なときはそのへんの土とか食ってる。
擬態のときはアルベルトの周囲を飛んでる。攻撃とゴミ掃除と地形破壊担当。
実は4号の光が苦手。破壊力高すぎて出番が少ないのが不満。どっちかっていうと天然。

6号
召喚物その6
可愛い感じの少女の声。擬態も本体もいわゆるドラゴンだが、本体はめちゃくちゃデカイ。
ただのドラゴンだがでかいので何でも倒せる。でかすぎて滅多に出せないので、アルベルトは身体の一部だけ召喚したりする。
擬態のときはアルベルトの周囲を飛んでるか、頭の上で寝そべってる。超必殺技的な扱い。
アルベルトのことがかなり好きで、いつも交尾を迫っては断られている。繁殖したいらしい。アホの天然。
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