22 / 51
第2章 仰げ、嘆きのための魂の器
第19話 『リヴァイアサン』の真の力
しおりを挟む
「ひっ、ぁ、ぁあああああああああああああああああああああああああ!!」
蒼麻の口から耳を劈くほどの絶叫が噴出する。何が起こっているのか桜と怜司には分からなかった。
「やめ、やめ、てぇ、なに、これ、だれ、だれぇ!?」
悠司の手が頭に突っ込まれたまま、蒼麻の身体がびくびくと痙攣する。
「やめて、しらない、しらないっ!! 入ってこないでぇええええっ!!」
「くくっ、ふふふふっ……あはははははははははははっ!!」
痙攣しながら叫び続ける蒼麻。それに対して悠司は心の底から愉快だといった様子で笑い始める。
「いやぁ楽しい、楽しいなぁ! やっぱりこれが一番だな、この力は!」
「んーっ! んーーっ!!」
「あぁ、はいはい。分かったよ、外してやるよ」
蒼麻の尋常ではない様子に唸り声をあげていた怜司から、口を塞いでいた触手を悠司が取り除く。
「一体蒼麻に何をしてるんだお前っ!!」
「見て分からないか? いやあ、分からないよなあ何してるかなんて。あははははっ!!」
怒りの絶叫を受けてなおも悠司の哄笑は止まらない。
「同化だよ、怜司。これが我らリヴァイアサンの正体にして力。我らはあらゆる人間を飲み込み我らと一体にすることができる」
誇りを掲げるが如く悠司は高らかに謳い上げる。リヴァイアサンと呼称した存在が一体なんなのか、何を可能にするのかを。
それこそが彼らの存在意義そのものだった。世界の全てを飲み込むという言葉には一点の嘘偽りもない。彼らは文字通り、世界に生きる全ての人々をひとつに溶かし合わせることが可能だった。
「そして我らと同化したときにお前たちは思い知る。その記憶、苦痛、絶望、その全てを! こうして蒼麻が絶叫をあげているのは我らの記憶と自分自身の記憶とが混ざり合い、溶け合い、その境界線を失っているからだ。今、蒼麻の頭の中じゃ、誰かの記憶が流れ込んでいる。愛する者に裏切られた記憶か、はたまた娘を失い自死する父の記憶か?」
苦痛の表情を浮かべたままの蒼麻は発狂したように叫び続けていた。手足をじたばたと暴れさせるが悠司の手が引き抜かれることはなく、ただ宙を無意味に掻き回すだけだった。
「だが安心しろ怜司。蒼麻を取り込むにはまだ早すぎる。お前たちにはもっと絶望を味わってもらわなくてはな」
「これ以上はもうやめろ! 頼むからやめてくれ!!」
「誰がやめるものか! 我らが、光を歩み続けるお前たちによって突き落とされた地獄はこんなものでは足りないのだ!!」
憤怒の咆哮が怜司の嘆願を吹き飛ばす。
触手が蒼麻を縛り上げたまま、悠司の目の前まで移動。片手を頭に突っ込んだまま、もう片方の手が蒼麻の身体の中へと沈んでいく。
「ひっ、ぁあ、あああ、や、え、やめ、へぇ」
「どうだ、内側から嬲られるのは。快感と苦痛を同時に味わうなど中々できないぞ?」
身体に埋《うず》められた手が内部を掻き回すように動かされる。無遠慮に内側を撫でられる度に蒼麻の頭には心地よい快楽とおぞましい苦痛が同時に流れ込んできていた。
悠司の手は実際の体内に触れているわけではない。同化した蒼麻の精神と感覚を操作することで、悠司は自身が望むように刺激を与えることが可能だった。
「やめ、て……やめてくれ……っ」
怜司の声が小さくなっていく。もはや何を謝ろうと何を言おうと悠司を止めることはできなかった。
無力なその様を見て、悠司は暗闇に似た笑みを浮かべていた。
「あははははははっ!! 本当に無様だな怜司! 無策のまま我らに挑んだのがお前たちの失敗だ! 我らを侮った罪をここで贖《あがな》うがいい!」
叫喚《きょうかん》と共に蒼麻の身体から悠司の手が引き抜かれ、豊満な胸を無遠慮に鷲掴みにする。
触手が高さを変えて蒼麻の頭を悠司の顔の前に持ってくる。息が首筋に吹きかかるほどの距離で悠司は囁いた。
「同化、とは言ったが実際には半同化が正しい。これからお前には俺たちのおもちゃになってもらおう」
「な、に……する、の……」
「例えば、そうだな……」
悠司の腕が引かれて指先だけが蒼麻の頭に埋もれた状態となる。その指先が微細な動きを繰り返す。何か繊細な作業を行うように。
指が引き抜かれてまた別の指が押し込まれる。五指が往復する毎に、「う、ぁああ」と蒼麻の開いた口から苦鳴とも嬌声ともとれる声が漏れ出す。
「よし。試しにお前の両親の名前でも聞いてみようか。なんて名前だ?」
「……え」
蒼麻は答えなかった。いや、答えられなかった。
「え、あ、なんで……なんで……なんで……っ!」
「くくくくっ。そら、今度はそこの男の名前を言ってみろ。どうだ、言えるか?」
悠司が胸から離した手で怜司を指し示す。
「あ……やだ、やだやだやだやだ!! なんで、なんで言えないの!! なんでなんでなんでっ!!」
半狂乱となった蒼麻が再びもがきだす。決して忘れるはずのない愛する人の名を、蒼麻は思い出すことができなくなっていた。
「い、一体、何をしたんだ、悠司……!」
「これが我らの力だ。半同化した精神は我らと繋がっている。故に、その者の精神も感覚も記憶も、我らが望むように改竄《かいざん》できるのだ」
「改竄、だって……?」
「そう、いいところに気がついたな怜司。消去ではなく改竄だ。どれ、試してやろうか」
手足を暴れさせる蒼麻を無視して、悠司の五指が糸を紡ぐように蠢《うごめ》く。
「そら、思い出せるようにしてやったぞ。今度は言えるだろう?」
「あ、颯太だ! 颯太颯太颯太!!」
やっと思い出せたことに歓喜する蒼麻。だが呼ばれた名前は──全くの別人のものだった。
蒼麻の口から耳を劈くほどの絶叫が噴出する。何が起こっているのか桜と怜司には分からなかった。
「やめ、やめ、てぇ、なに、これ、だれ、だれぇ!?」
悠司の手が頭に突っ込まれたまま、蒼麻の身体がびくびくと痙攣する。
「やめて、しらない、しらないっ!! 入ってこないでぇええええっ!!」
「くくっ、ふふふふっ……あはははははははははははっ!!」
痙攣しながら叫び続ける蒼麻。それに対して悠司は心の底から愉快だといった様子で笑い始める。
「いやぁ楽しい、楽しいなぁ! やっぱりこれが一番だな、この力は!」
「んーっ! んーーっ!!」
「あぁ、はいはい。分かったよ、外してやるよ」
蒼麻の尋常ではない様子に唸り声をあげていた怜司から、口を塞いでいた触手を悠司が取り除く。
「一体蒼麻に何をしてるんだお前っ!!」
「見て分からないか? いやあ、分からないよなあ何してるかなんて。あははははっ!!」
怒りの絶叫を受けてなおも悠司の哄笑は止まらない。
「同化だよ、怜司。これが我らリヴァイアサンの正体にして力。我らはあらゆる人間を飲み込み我らと一体にすることができる」
誇りを掲げるが如く悠司は高らかに謳い上げる。リヴァイアサンと呼称した存在が一体なんなのか、何を可能にするのかを。
それこそが彼らの存在意義そのものだった。世界の全てを飲み込むという言葉には一点の嘘偽りもない。彼らは文字通り、世界に生きる全ての人々をひとつに溶かし合わせることが可能だった。
「そして我らと同化したときにお前たちは思い知る。その記憶、苦痛、絶望、その全てを! こうして蒼麻が絶叫をあげているのは我らの記憶と自分自身の記憶とが混ざり合い、溶け合い、その境界線を失っているからだ。今、蒼麻の頭の中じゃ、誰かの記憶が流れ込んでいる。愛する者に裏切られた記憶か、はたまた娘を失い自死する父の記憶か?」
苦痛の表情を浮かべたままの蒼麻は発狂したように叫び続けていた。手足をじたばたと暴れさせるが悠司の手が引き抜かれることはなく、ただ宙を無意味に掻き回すだけだった。
「だが安心しろ怜司。蒼麻を取り込むにはまだ早すぎる。お前たちにはもっと絶望を味わってもらわなくてはな」
「これ以上はもうやめろ! 頼むからやめてくれ!!」
「誰がやめるものか! 我らが、光を歩み続けるお前たちによって突き落とされた地獄はこんなものでは足りないのだ!!」
憤怒の咆哮が怜司の嘆願を吹き飛ばす。
触手が蒼麻を縛り上げたまま、悠司の目の前まで移動。片手を頭に突っ込んだまま、もう片方の手が蒼麻の身体の中へと沈んでいく。
「ひっ、ぁあ、あああ、や、え、やめ、へぇ」
「どうだ、内側から嬲られるのは。快感と苦痛を同時に味わうなど中々できないぞ?」
身体に埋《うず》められた手が内部を掻き回すように動かされる。無遠慮に内側を撫でられる度に蒼麻の頭には心地よい快楽とおぞましい苦痛が同時に流れ込んできていた。
悠司の手は実際の体内に触れているわけではない。同化した蒼麻の精神と感覚を操作することで、悠司は自身が望むように刺激を与えることが可能だった。
「やめ、て……やめてくれ……っ」
怜司の声が小さくなっていく。もはや何を謝ろうと何を言おうと悠司を止めることはできなかった。
無力なその様を見て、悠司は暗闇に似た笑みを浮かべていた。
「あははははははっ!! 本当に無様だな怜司! 無策のまま我らに挑んだのがお前たちの失敗だ! 我らを侮った罪をここで贖《あがな》うがいい!」
叫喚《きょうかん》と共に蒼麻の身体から悠司の手が引き抜かれ、豊満な胸を無遠慮に鷲掴みにする。
触手が高さを変えて蒼麻の頭を悠司の顔の前に持ってくる。息が首筋に吹きかかるほどの距離で悠司は囁いた。
「同化、とは言ったが実際には半同化が正しい。これからお前には俺たちのおもちゃになってもらおう」
「な、に……する、の……」
「例えば、そうだな……」
悠司の腕が引かれて指先だけが蒼麻の頭に埋もれた状態となる。その指先が微細な動きを繰り返す。何か繊細な作業を行うように。
指が引き抜かれてまた別の指が押し込まれる。五指が往復する毎に、「う、ぁああ」と蒼麻の開いた口から苦鳴とも嬌声ともとれる声が漏れ出す。
「よし。試しにお前の両親の名前でも聞いてみようか。なんて名前だ?」
「……え」
蒼麻は答えなかった。いや、答えられなかった。
「え、あ、なんで……なんで……なんで……っ!」
「くくくくっ。そら、今度はそこの男の名前を言ってみろ。どうだ、言えるか?」
悠司が胸から離した手で怜司を指し示す。
「あ……やだ、やだやだやだやだ!! なんで、なんで言えないの!! なんでなんでなんでっ!!」
半狂乱となった蒼麻が再びもがきだす。決して忘れるはずのない愛する人の名を、蒼麻は思い出すことができなくなっていた。
「い、一体、何をしたんだ、悠司……!」
「これが我らの力だ。半同化した精神は我らと繋がっている。故に、その者の精神も感覚も記憶も、我らが望むように改竄《かいざん》できるのだ」
「改竄、だって……?」
「そう、いいところに気がついたな怜司。消去ではなく改竄だ。どれ、試してやろうか」
手足を暴れさせる蒼麻を無視して、悠司の五指が糸を紡ぐように蠢《うごめ》く。
「そら、思い出せるようにしてやったぞ。今度は言えるだろう?」
「あ、颯太だ! 颯太颯太颯太!!」
やっと思い出せたことに歓喜する蒼麻。だが呼ばれた名前は──全くの別人のものだった。
0
お気に入りに追加
61
あなたにおすすめの小説
箱庭から始まる俺の地獄(ヘル) ~今日から地獄生物の飼育員ってマジっすか!?~
白那 又太
ファンタジー
とあるアパートの一室に住む安楽 喜一郎は仕事に忙殺されるあまり、癒しを求めてペットを購入した。ところがそのペットの様子がどうもおかしい。
日々成長していくペットに少し違和感を感じながらも(比較的)平和な毎日を過ごしていた喜一郎。
ところがある日その平和は地獄からの使者、魔王デボラ様によって粉々に打ち砕かれるのであった。
目指すは地獄の楽園ってなんじゃそりゃ!
大したスキルも無い! チートも無い! あるのは理不尽と不条理だけ!
箱庭から始まる俺の地獄(ヘル)どうぞお楽しみください。
【本作は小説家になろう様、カクヨム様でも同時更新中です】
勇者召喚に巻き込まれ、異世界転移・貰えたスキルも鑑定だけ・・・・だけど、何かあるはず!
よっしぃ
ファンタジー
9月11日、12日、ファンタジー部門2位達成中です!
僕はもうすぐ25歳になる常山 順平 24歳。
つねやま じゅんぺいと読む。
何処にでもいる普通のサラリーマン。
仕事帰りの電車で、吊革に捕まりうつらうつらしていると・・・・
突然気分が悪くなり、倒れそうになる。
周りを見ると、周りの人々もどんどん倒れている。明らかな異常事態。
何が起こったか分からないまま、気を失う。
気が付けば電車ではなく、どこかの建物。
周りにも人が倒れている。
僕と同じようなリーマンから、数人の女子高生や男子学生、仕事帰りの若い女性や、定年近いおっさんとか。
気が付けば誰かがしゃべってる。
どうやらよくある勇者召喚とやらが行われ、たまたま僕は異世界転移に巻き込まれたようだ。
そして・・・・帰るには、魔王を倒してもらう必要がある・・・・と。
想定外の人数がやって来たらしく、渡すギフト・・・・スキルらしいけど、それも数が限られていて、勇者として召喚した人以外、つまり巻き込まれて転移したその他大勢は、1人1つのギフト?スキルを。あとは支度金と装備一式を渡されるらしい。
どうしても無理な人は、戻ってきたら面倒を見ると。
一方的だが、日本に戻るには、勇者が魔王を倒すしかなく、それを待つのもよし、自ら勇者に協力するもよし・・・・
ですが、ここで問題が。
スキルやギフトにはそれぞれランク、格、強さがバラバラで・・・・
より良いスキルは早い者勝ち。
我も我もと群がる人々。
そんな中突き飛ばされて倒れる1人の女性が。
僕はその女性を助け・・・同じように突き飛ばされ、またもや気を失う。
気が付けば2人だけになっていて・・・・
スキルも2つしか残っていない。
一つは鑑定。
もう一つは家事全般。
両方とも微妙だ・・・・
彼女の名は才村 友郁
さいむら ゆか。 23歳。
今年社会人になりたて。
取り残された2人が、すったもんだで生き残り、最終的には成り上がるお話。
元おっさんの俺、公爵家嫡男に転生~普通にしてるだけなのに、次々と問題が降りかかってくる~
おとら@ 書籍発売中
ファンタジー
アルカディア王国の公爵家嫡男であるアレク(十六歳)はある日突然、前触れもなく前世の記憶を蘇らせる。
どうやら、それまでの自分はグータラ生活を送っていて、ろくでもない評判のようだ。
そんな中、アラフォー社畜だった前世の記憶が蘇り混乱しつつも、今の生活に慣れようとするが……。
その行動は以前とは違く見え、色々と勘違いをされる羽目に。
その結果、様々な女性に迫られることになる。
元婚約者にしてツンデレ王女、専属メイドのお調子者エルフ、決闘を仕掛けてくるクーデレ竜人姫、世話をすることなったドジっ子犬耳娘など……。
「ハーレムは嫌だァァァァ! どうしてこうなった!?」
今日も、そんな彼の悲鳴が響き渡る。
百花繚乱 〜国の姫から極秘任務を受けた俺のスキルの行くところ〜
幻月日
ファンタジー
ーー時は魔物時代。
魔王を頂点とする闇の群勢が世界中に蔓延る中、勇者という職業は人々にとって希望の光だった。
そんな勇者の一人であるシンは、逃れ行き着いた村で村人たちに魔物を差し向けた勇者だと勘違いされてしまい、滞在中の兵団によってシーラ王国へ送られてしまった。
「勇者、シン。あなたには魔王の城に眠る秘宝、それを盗み出して来て欲しいのです」
唐突にアリス王女に突きつけられたのは、自分のようなランクの勇者に与えられる任務ではなかった。レベル50台の魔物をようやく倒せる勇者にとって、レベル100台がいる魔王の城は未知の領域。
「ーー王女が頼む、その任務。俺が引き受ける」
シンの持つスキルが頼りだと言うアリス王女。快く引き受けたわけではなかったが、シンはアリス王女の頼みを引き受けることになり、魔王の城へ旅立つ。
これは魔物が世界に溢れる時代、シーラ王国の姫に頼まれたのをきっかけに魔王の城を目指す勇者の物語。
若返ったおっさん、第2の人生は異世界無双
たまゆら
ファンタジー
事故で死んだネトゲ廃人のおっさん主人公が、ネトゲと酷似した異世界に転移。
ゲームの知識を活かして成り上がります。
圧倒的効率で金を稼ぎ、レベルを上げ、無双します。
異世界でスキルを奪います ~技能奪取は最強のチート~
星天
ファンタジー
幼馴染を庇って死んでしまった翔。でも、それは神様のミスだった!
創造神という女の子から交渉を受ける。そして、二つの【特殊技能】を貰って、異世界に飛び立つ。
『創り出す力』と『奪う力』を持って、異世界で技能を奪って、どんどん強くなっていく
はたして、翔は異世界でうまくやっていけるのだろうか!!!
特殊部隊の俺が転生すると、目の前で絶世の美人母娘が犯されそうで助けたら、とんでもないヤンデレ貴族だった
なるとし
ファンタジー
鷹取晴翔(たかとりはると)は陸上自衛隊のとある特殊部隊に所属している。だが、ある日、訓練の途中、不慮の事故に遭い、異世界に転生することとなる。
特殊部隊で使っていた武器や防具などを召喚できる特殊能力を謎の存在から授かり、目を開けたら、絶世の美女とも呼ばれる母娘が男たちによって犯されそうになっていた。
武装状態の鷹取晴翔は、持ち前の優秀な身体能力と武器を使い、その母娘と敷地にいる使用人たちを救う。
だけど、その母と娘二人は、
とおおおおんでもないヤンデレだった……
第3回次世代ファンタジーカップに出すために一部を修正して投稿したものです。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる