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第1章 名もなき者たちの始まり
第8話 慟哭
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泥が飛び散る。藤原悠司だった肉体から無数の泥が弾け飛び一瞬にして保管庫を押し流した。
「なんだこれ!?」
「これ、は、影ではないのか!?」
怜司と桜の悲鳴が遠くに聞こえる。あいつらは泥の波に流されていった。
俺たちの意識はそのまま広がり続けてギルドの至るところに入り込んだ。あらゆる部屋、あらゆる通路を埋め尽くして、そこにいる人間たちを飲み込んでいった。拠点の体積を超えた泥は窓を破って外へと溢れ出し、なおも拡大を続けていく。
桜たち3人は窓から泥ごと放り出されていった。
「くっ、これは一体どうなっているんだ」
溢れ続ける泥を前にして桜が苦鳴をあげる。
束なった泥が流れを逆らうようにして拠点の屋上へと駆け上がり、寄せ集まって人間の形を作った。表面に皮膚が現れ服を纏い、藤原悠司だった肉体を再生した。そうして俺たちの意識はそこへと集った。
「はははは、見ろよこれを! これがお前たちが招いたことだ!!」
喉からせり上がる笑い声が止まらない。愉快だ。こんなにも愉快な気分は生まれて初めてだった。
これこそが俺が、藤原悠司だったヒトが突きつけたかった真実だ。
「悠司!! 一体何をしたんだ!!」
怜司が絶叫するがどうでもいい。
「何をした? 違う、これからするんだよ」
泥が触手となってギルド員の1人を巻き上げていた。拠点の内部から引き上げたものだ。
それを3人の前で引きちぎってみせた。絶叫と共に血肉と内臓がぶちまけられた。
蒼麻が小さな悲鳴をあげて怜司が絶句。桜は険しい表情でこちらを見続けていた。
「ああ、そうだ。これが正しい姿だ、お前たちへの正しい報いなんだよ!!」
心の赴くままに俺たちは叫び続ける。
「お前たちは俺たちの何もかもを見捨てた! その足元に転がる哀れな骸に気づきもせずに! だから我らは復讐する──この世界の全てに!!」
頭上の月へと。眼下の森へと。その先の全ての街へと。この世界の全てへと。
我らは宣言する。完全無欠の正当性を持つ復讐の宣言を。
そうだ、この世界の全ての者どもよ。聞くがいい。我らの慟哭を、我らの嘆きを、我らの咆哮を!
世界に遍く全ての人間たちは悲嘆の絶叫でもって飲み込まれ、怒りの業火に燃やされてその罪科を贖わなくてはならないのだ!
そして知るがいい。自らの無知による罪の重さを。屍の上を平然と歩くその悪辣さを。
知らぬというのならば我らが突きつけよう。罪を自覚し嘆きを受け入れ報復による贖罪を享受するのだ。
そうしたときにこそ全ては──この世界は──。
「──そのときとなってこの世界は、ようやく1つとなるのだ!!」
両腕を掲げて我らは世界を握りしめる。これこそが全ての嘆きと苦しみの理由。我らが生まれ落ち、暗闇を歩み続けて非業の終幕を迎えた、ただ1つの理由。
何故という問いに対する答えそのもの。
そう、これこそが──我らの存在意義。
荘厳な宣言。俺たちは怯えるばかりの3人へと視線を落とした。高揚感のなすままに笑みを浮かべて。
「お前たちは特別だ。俺がそうしたいと言ったら彼らも許してくれた」
「彼ら、だと?」
桜の言葉を無視して続ける。
「お前たちには最上級の苦痛と絶望を与えよう。これは俺からの贈り物だ。俺が彼らと出会い、1つとなって我らとなるきっかけとなったお前たちへの返礼だ!!」
桜たちの足元を流れる泥が触手となって全員を巻き取っていく。
「うわっ!」
「離して!!」
桜だけは無駄口を叩かずに刀を抜いて触手を斬りつけるが無駄だった。そんなものでは俺たちを壊せはしない。
「さぁここからは誕生パーティといこうか! 我らを無視しつづけた連中が無様に死んでいく様をそこで見物しているがいい!!」
ギルド内部にいた全てのギルド員たちを触手で巻き取る順番に外へと運び出す。1人1人を巻き取った無数の触手を周囲へと集めていく。
「お願い悠司、やめて!!」
蒼麻が叫んでくれた。ちょうどいい合図だ。
「やめて、か。ならば知るがいい。それさえ叫べなかったものたちの怒りを」
ギルド員を巻き取った触手をわざと蒼麻の目の前に移動させて、そのまま圧死させる。飛び散った血と臓物の欠片が蒼麻の顔に降り掛かった。
「ひ、ぁ、ぁああああああああああああっ!!」
心地よい叫びが聞こえてくる。歓喜が広がっていく。
そうだ、これでいい。これが聞きたかった。こうでなければならなかった!!
「あーはっはっはっはっはっは! 女らしい良い声じゃないか! 怜司といるときもそんな声をあげていたのかお前は?」
「ゆ、悠司、お前ぇ!!」
次の合図がきたので今度は怜司の前でギルド員を引きちぎってやる。
死臭が漂ったせいか怜司は胃の中身を吐き出すはめになった。
「おいおい汚いじゃないか。たらしこんだ女どもの前だ、もうちょっとかっこつけたらどうなんだ?」
苦鳴を漏らす怜司と狂乱の叫びをあげる蒼麻を見て気分が晴れていくのを感じる。
だがこんなものではない。こんなものでは足りない。足りていいはずがない。
俺が受け続けた苦しみに比べれば、こんなものは全く足りていないのだ。
異世界であるにも関わらず順応できてしまった者どもに、それさえ許されなかった我が怒りを思い知らさねばならない。
まだまだだ。苦しめるための道具ならまだたくさんある。復讐は始まったばかりだ。
桜に目線を向けると、悔しげに顔をしかめていた。取り乱していないあたりは流石に異世界人といったところか。
「さぁて、お前にはどうしようかな桜。藤原悠司はお前に好意があったからな。扱いにちょっと困るな」
普段なら決して口にしない──いや、藤原悠司なら決して口にはしなかったことを今では口にする。
言葉に嘘はない。彼らは俺に対してこいつらの処遇を譲歩してくれている。蒼麻で遊ぶのは簡単そうだが、桜で遊ぶのは難しそうだ。
「報いは受けさせる」
「……報い、だと?」
桜の放った一言が俺たち全ての意識を一瞬で沸騰させる。
触手が力づくで桜を眼前へと引き寄せる。俺たちは怒りの形相を浮かべていた。
「これが報いだ! これこそがお前たちへの報いなんだ!! 俺たちの何もかもを見捨てたお前たちへのな!!」
憤怒の全てを吐き出すように言葉を言い放つ。険しかった桜の表情が僅かに変わった。
「──お前はどうなんだ、悠司」
「……は?」
質問の意味がわからず、口から間抜けな声が出た。
「なんだこれ!?」
「これ、は、影ではないのか!?」
怜司と桜の悲鳴が遠くに聞こえる。あいつらは泥の波に流されていった。
俺たちの意識はそのまま広がり続けてギルドの至るところに入り込んだ。あらゆる部屋、あらゆる通路を埋め尽くして、そこにいる人間たちを飲み込んでいった。拠点の体積を超えた泥は窓を破って外へと溢れ出し、なおも拡大を続けていく。
桜たち3人は窓から泥ごと放り出されていった。
「くっ、これは一体どうなっているんだ」
溢れ続ける泥を前にして桜が苦鳴をあげる。
束なった泥が流れを逆らうようにして拠点の屋上へと駆け上がり、寄せ集まって人間の形を作った。表面に皮膚が現れ服を纏い、藤原悠司だった肉体を再生した。そうして俺たちの意識はそこへと集った。
「はははは、見ろよこれを! これがお前たちが招いたことだ!!」
喉からせり上がる笑い声が止まらない。愉快だ。こんなにも愉快な気分は生まれて初めてだった。
これこそが俺が、藤原悠司だったヒトが突きつけたかった真実だ。
「悠司!! 一体何をしたんだ!!」
怜司が絶叫するがどうでもいい。
「何をした? 違う、これからするんだよ」
泥が触手となってギルド員の1人を巻き上げていた。拠点の内部から引き上げたものだ。
それを3人の前で引きちぎってみせた。絶叫と共に血肉と内臓がぶちまけられた。
蒼麻が小さな悲鳴をあげて怜司が絶句。桜は険しい表情でこちらを見続けていた。
「ああ、そうだ。これが正しい姿だ、お前たちへの正しい報いなんだよ!!」
心の赴くままに俺たちは叫び続ける。
「お前たちは俺たちの何もかもを見捨てた! その足元に転がる哀れな骸に気づきもせずに! だから我らは復讐する──この世界の全てに!!」
頭上の月へと。眼下の森へと。その先の全ての街へと。この世界の全てへと。
我らは宣言する。完全無欠の正当性を持つ復讐の宣言を。
そうだ、この世界の全ての者どもよ。聞くがいい。我らの慟哭を、我らの嘆きを、我らの咆哮を!
世界に遍く全ての人間たちは悲嘆の絶叫でもって飲み込まれ、怒りの業火に燃やされてその罪科を贖わなくてはならないのだ!
そして知るがいい。自らの無知による罪の重さを。屍の上を平然と歩くその悪辣さを。
知らぬというのならば我らが突きつけよう。罪を自覚し嘆きを受け入れ報復による贖罪を享受するのだ。
そうしたときにこそ全ては──この世界は──。
「──そのときとなってこの世界は、ようやく1つとなるのだ!!」
両腕を掲げて我らは世界を握りしめる。これこそが全ての嘆きと苦しみの理由。我らが生まれ落ち、暗闇を歩み続けて非業の終幕を迎えた、ただ1つの理由。
何故という問いに対する答えそのもの。
そう、これこそが──我らの存在意義。
荘厳な宣言。俺たちは怯えるばかりの3人へと視線を落とした。高揚感のなすままに笑みを浮かべて。
「お前たちは特別だ。俺がそうしたいと言ったら彼らも許してくれた」
「彼ら、だと?」
桜の言葉を無視して続ける。
「お前たちには最上級の苦痛と絶望を与えよう。これは俺からの贈り物だ。俺が彼らと出会い、1つとなって我らとなるきっかけとなったお前たちへの返礼だ!!」
桜たちの足元を流れる泥が触手となって全員を巻き取っていく。
「うわっ!」
「離して!!」
桜だけは無駄口を叩かずに刀を抜いて触手を斬りつけるが無駄だった。そんなものでは俺たちを壊せはしない。
「さぁここからは誕生パーティといこうか! 我らを無視しつづけた連中が無様に死んでいく様をそこで見物しているがいい!!」
ギルド内部にいた全てのギルド員たちを触手で巻き取る順番に外へと運び出す。1人1人を巻き取った無数の触手を周囲へと集めていく。
「お願い悠司、やめて!!」
蒼麻が叫んでくれた。ちょうどいい合図だ。
「やめて、か。ならば知るがいい。それさえ叫べなかったものたちの怒りを」
ギルド員を巻き取った触手をわざと蒼麻の目の前に移動させて、そのまま圧死させる。飛び散った血と臓物の欠片が蒼麻の顔に降り掛かった。
「ひ、ぁ、ぁああああああああああああっ!!」
心地よい叫びが聞こえてくる。歓喜が広がっていく。
そうだ、これでいい。これが聞きたかった。こうでなければならなかった!!
「あーはっはっはっはっはっは! 女らしい良い声じゃないか! 怜司といるときもそんな声をあげていたのかお前は?」
「ゆ、悠司、お前ぇ!!」
次の合図がきたので今度は怜司の前でギルド員を引きちぎってやる。
死臭が漂ったせいか怜司は胃の中身を吐き出すはめになった。
「おいおい汚いじゃないか。たらしこんだ女どもの前だ、もうちょっとかっこつけたらどうなんだ?」
苦鳴を漏らす怜司と狂乱の叫びをあげる蒼麻を見て気分が晴れていくのを感じる。
だがこんなものではない。こんなものでは足りない。足りていいはずがない。
俺が受け続けた苦しみに比べれば、こんなものは全く足りていないのだ。
異世界であるにも関わらず順応できてしまった者どもに、それさえ許されなかった我が怒りを思い知らさねばならない。
まだまだだ。苦しめるための道具ならまだたくさんある。復讐は始まったばかりだ。
桜に目線を向けると、悔しげに顔をしかめていた。取り乱していないあたりは流石に異世界人といったところか。
「さぁて、お前にはどうしようかな桜。藤原悠司はお前に好意があったからな。扱いにちょっと困るな」
普段なら決して口にしない──いや、藤原悠司なら決して口にはしなかったことを今では口にする。
言葉に嘘はない。彼らは俺に対してこいつらの処遇を譲歩してくれている。蒼麻で遊ぶのは簡単そうだが、桜で遊ぶのは難しそうだ。
「報いは受けさせる」
「……報い、だと?」
桜の放った一言が俺たち全ての意識を一瞬で沸騰させる。
触手が力づくで桜を眼前へと引き寄せる。俺たちは怒りの形相を浮かべていた。
「これが報いだ! これこそがお前たちへの報いなんだ!! 俺たちの何もかもを見捨てたお前たちへのな!!」
憤怒の全てを吐き出すように言葉を言い放つ。険しかった桜の表情が僅かに変わった。
「──お前はどうなんだ、悠司」
「……は?」
質問の意味がわからず、口から間抜けな声が出た。
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