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第2章 血霧の彼方
対六大魔将戦後編
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僅かに相手から意識を逸らして別のものへと集中させる。自分の肉体と、そこに繋がる世界そのものへと。
光の精霊と契約をして僕は超常的な力を得た。その根源は魔力にある。魔力はこの世界自体を形作る要素であり、かつ全ての生命体に宿る力の源だ。
普通の生命体は自分自身が持つ魔力と、外界の魔力のうち少ししか行使できない。それは魔族も例外じゃない。
その唯一の例外が、僕自身だった。光の精霊の権能により、僕はこの世界の魔力を自分自身のものとして取り扱える。
魔力の総量は扱える力の量に等しい。魔力が多ければ多いほど肉体は堅牢となり、膂力は甚大となる。魔族が人間たちに優位だったのはそのせいだ。魔族は人間と比べて圧倒的なまでに魔力量が多い。
それが、魔族が人間に勝てる理由。すなわち──
──魔族が『勇者』に勝てない理由だ。
全身に魔力が流し込まれる。爆発的に上昇したそれを魔剣士が感じ取ったのか、焦燥と驚愕、恐怖の入り混じった表情を浮かべた。
「な……なんだそれは、どういうことだ!?」
冷静であり続けた男が声を荒げていた。それはそうだろう。彼は最強の魔族、すなわち持ちうる魔力の総量もかなりのものだ。自分自身が生命体の限界だと、そう考えていたに違いない。
だから今の彼からすれば、今の僕は生き物の限界を超えた『何か』に見えているだろう。その認識はそれほど間違っていない。
「名乗れ、と言っていたね。だったら名乗ってあげるよ」
僕が何者なのか。『何』なのかを告げる。
「僕は『勇者』クリストファー。光の精霊の使徒だ」
踏み込み低空飛行で距離を縮める。相手の眼前で止まる。剣を下げて振り上げる。遅れてようやく相手の視線が動き、僕が接近したことと剣が迫っていることに気がつく。慌てたように長剣が間に滑り込むが、僕の両腕に抵抗は感じられない。
そのまま振り切る。直撃だけは防いだ魔剣士が勢い良く吹き飛び、衝撃の余波で草原の表面が削り取られる。砂塵と草花が舞い上がる彼方で、敵将が落下するのが見えた。
地面に倒れた魔剣士が起き上がる。脇腹から肩にかけて青紫色の血の線が見えていた。
再び接近。今度は真っ直ぐに剣を振り下ろす。上段に掲げられた長剣が腹で受け止めて全力で抗う。衝撃が地面へと伝わりすり鉢状に穿つ。
魔剣士は唇を鮮血に濡らしながら必死の形相でこちらの攻撃を防いでいた。両手で掲げた長剣を片手で振り下ろした剣が軋みながら徐々に押し込んでいく。膂力の差は歴然だった。
「な……ん、だというのだ、これは……っ! そんな、ちか、らを……どう、やって……っ!」
どうやって手に入れたのか。どうやって扱っているのか。そこまで言い切る余裕が相手にはなかった。
「言っただろう。これが『勇者』だ。たった一人で君たち魔族を何万と滅ぼしてきた存在の正体だ」
歯噛みの音が聞こえた。窮地になっても敵将の戦意は消えなかった。
これが人間たちならばと、思わず考えが過ぎった。果たして彼らだったら強大な敵相手に戦意を失わずにいられただろうか。
それほどの矜持と強さが彼らにはあるだろうか、と。
「ぐっ、ぉおおおおおおおおおっ!!」
裂帛の気合と共に魔剣士がこちらの剣を押し返し、後方に跳躍して逃れる。さらに空中で魔力弾を撃ち放つ。やはり遠距離戦に移るだろう。
飛来してきた魔力弾を拳で打ち払う。至近距離で圧縮された魔力による爆発。爆煙の中をそのまま突き進む。無傷で姿を現した僕を見て、魔剣士の表情が驚愕に歪む。
剣に魔力を流し込み、着地する魔剣士に斬撃を形取った魔力を放出する。敵将の腕が振り上がって魔力の波濤が防ぎにかかるが、斬撃が波を切り裂くように直進。波濤を切り開き向こう側にいた魔剣士へと迫る。
長剣がそれを受け止めるが、受け止めきれなかった箇所がそのまま魔剣士の肉体を切り裂き、青紫色の血しぶきをあげさせた。
よろめく敵将がこちらを睨みつける。
「あ、あり得ない……私より強いなら、まだいい。だが、これは、ここまでとは……っ!」
予想外だと、彼は言う。けど、僕にとっては予想どおりだ。
最初の一撃。名乗りをあげたときに打ち込んだ剣撃を受け止めたのは驚いた。けど、あの一撃を受け止めなければならないのであれば、僕の敵にはなれない。
だからこの結果は分かりきっていた。後はいつもどおりにやるだけだ。
剣を正眼に構えて魔力を込める。今までよりも遥かに多く。
膨大な魔力が圧縮され、周囲の大気に異変を生じさせる。剣を中心に微風が発生して魔剣士の衣装を靡かせる。
魔剣士の表情に戦慄が走った。長剣を構えて魔力を込め始める。大技の構え。ただ、こちらに拮抗できるような量ではなかった。
一歩を踏み込んで、ただ剣を振り下ろす。圧縮された魔力が前方へと放出される。
暴風のような荒れ狂う魔力が大地を削り取り、大気をかき消し、その中に魔剣士の姿は消えた。その後方にそびえ立つ要塞をも魔力が飲み込む。巨大な破壊音が響き閃光が景色の全てを消していく。
魔力が紫電を散らしながら消える。草原は扇状に削り取られていた。草花は消滅して黄土色の土が露出。要塞はその中央から消失。僅かに左右の外壁の一部が残り、融解した断面から湯気をあげていた。その向こう側に広がる森林は根元から全てが薙ぎ払われている。残った木々も輻射熱で燃え盛っていた。終点にあった山脈は山の中央に巨大な穴が穿たれている。
周囲に散らばっていた死骸たちも余波で吹き飛ばされ、散り散りとなっていた。
景色に微かな違和感。敵将の姿が見当たらなかった。直撃を受けて消滅してしまったのだろうか。
背筋に悪寒が走る。振り返るとそこにはぼろぼろの衣装を纏った敵将と、もう一人。
黒いもやが人型となったような、そんな『何か』が立っていた。
「……申し訳ありません、陛下」
全身の至るところから血を流しながら、敵将がその黒い人影に向けて片膝をつき頭を垂れる。
陛下、と呼ばれていた。なら、あれは魔族の長である『魔王』だということになる。
恐らく直撃の瞬間に『魔王』が敵将を助けたのだろう。相手が生きていることには納得したけど、そんなことは最早、重要じゃなかった。
魔族の長が、『魔王』がこの場にいる。あれを倒せば僕の戦いも終わるだろう。この苦痛に塗れた全てが、終えられる。
そう考えた瞬間、奇妙な高揚感が現れた。ついに、これで終えられる!
すぐに再び剣に魔力を叩き込む。先ほどよりも多い魔力量だ。かなり地形を破壊してしまうだろうけど、この一瞬で決着をつけられるなら仕方がない。
利己的な考えが浮かぶほどに、僕は焦っていた。今すぐにでも、一秒でも早く終わらせたかったのだ。
「陛下、お下がりを!」
魔剣士が主に危険を知らせるが、黒い人影は動く様子がなかった。ただ、顔に似たような部位をこちらに向けているだけだった。ただ、静かに。
悪寒が再び走る。けど気にしている余裕はなかった。これで終えられるということだけが、僕の頭を支配していた。
剣を振り下ろし魔力が放たれる。閃光と衝撃音が視覚と聴覚を支配する。全てを破壊しながら魔力の波濤が『魔王』へと迫り、そして──。
光の精霊と契約をして僕は超常的な力を得た。その根源は魔力にある。魔力はこの世界自体を形作る要素であり、かつ全ての生命体に宿る力の源だ。
普通の生命体は自分自身が持つ魔力と、外界の魔力のうち少ししか行使できない。それは魔族も例外じゃない。
その唯一の例外が、僕自身だった。光の精霊の権能により、僕はこの世界の魔力を自分自身のものとして取り扱える。
魔力の総量は扱える力の量に等しい。魔力が多ければ多いほど肉体は堅牢となり、膂力は甚大となる。魔族が人間たちに優位だったのはそのせいだ。魔族は人間と比べて圧倒的なまでに魔力量が多い。
それが、魔族が人間に勝てる理由。すなわち──
──魔族が『勇者』に勝てない理由だ。
全身に魔力が流し込まれる。爆発的に上昇したそれを魔剣士が感じ取ったのか、焦燥と驚愕、恐怖の入り混じった表情を浮かべた。
「な……なんだそれは、どういうことだ!?」
冷静であり続けた男が声を荒げていた。それはそうだろう。彼は最強の魔族、すなわち持ちうる魔力の総量もかなりのものだ。自分自身が生命体の限界だと、そう考えていたに違いない。
だから今の彼からすれば、今の僕は生き物の限界を超えた『何か』に見えているだろう。その認識はそれほど間違っていない。
「名乗れ、と言っていたね。だったら名乗ってあげるよ」
僕が何者なのか。『何』なのかを告げる。
「僕は『勇者』クリストファー。光の精霊の使徒だ」
踏み込み低空飛行で距離を縮める。相手の眼前で止まる。剣を下げて振り上げる。遅れてようやく相手の視線が動き、僕が接近したことと剣が迫っていることに気がつく。慌てたように長剣が間に滑り込むが、僕の両腕に抵抗は感じられない。
そのまま振り切る。直撃だけは防いだ魔剣士が勢い良く吹き飛び、衝撃の余波で草原の表面が削り取られる。砂塵と草花が舞い上がる彼方で、敵将が落下するのが見えた。
地面に倒れた魔剣士が起き上がる。脇腹から肩にかけて青紫色の血の線が見えていた。
再び接近。今度は真っ直ぐに剣を振り下ろす。上段に掲げられた長剣が腹で受け止めて全力で抗う。衝撃が地面へと伝わりすり鉢状に穿つ。
魔剣士は唇を鮮血に濡らしながら必死の形相でこちらの攻撃を防いでいた。両手で掲げた長剣を片手で振り下ろした剣が軋みながら徐々に押し込んでいく。膂力の差は歴然だった。
「な……ん、だというのだ、これは……っ! そんな、ちか、らを……どう、やって……っ!」
どうやって手に入れたのか。どうやって扱っているのか。そこまで言い切る余裕が相手にはなかった。
「言っただろう。これが『勇者』だ。たった一人で君たち魔族を何万と滅ぼしてきた存在の正体だ」
歯噛みの音が聞こえた。窮地になっても敵将の戦意は消えなかった。
これが人間たちならばと、思わず考えが過ぎった。果たして彼らだったら強大な敵相手に戦意を失わずにいられただろうか。
それほどの矜持と強さが彼らにはあるだろうか、と。
「ぐっ、ぉおおおおおおおおおっ!!」
裂帛の気合と共に魔剣士がこちらの剣を押し返し、後方に跳躍して逃れる。さらに空中で魔力弾を撃ち放つ。やはり遠距離戦に移るだろう。
飛来してきた魔力弾を拳で打ち払う。至近距離で圧縮された魔力による爆発。爆煙の中をそのまま突き進む。無傷で姿を現した僕を見て、魔剣士の表情が驚愕に歪む。
剣に魔力を流し込み、着地する魔剣士に斬撃を形取った魔力を放出する。敵将の腕が振り上がって魔力の波濤が防ぎにかかるが、斬撃が波を切り裂くように直進。波濤を切り開き向こう側にいた魔剣士へと迫る。
長剣がそれを受け止めるが、受け止めきれなかった箇所がそのまま魔剣士の肉体を切り裂き、青紫色の血しぶきをあげさせた。
よろめく敵将がこちらを睨みつける。
「あ、あり得ない……私より強いなら、まだいい。だが、これは、ここまでとは……っ!」
予想外だと、彼は言う。けど、僕にとっては予想どおりだ。
最初の一撃。名乗りをあげたときに打ち込んだ剣撃を受け止めたのは驚いた。けど、あの一撃を受け止めなければならないのであれば、僕の敵にはなれない。
だからこの結果は分かりきっていた。後はいつもどおりにやるだけだ。
剣を正眼に構えて魔力を込める。今までよりも遥かに多く。
膨大な魔力が圧縮され、周囲の大気に異変を生じさせる。剣を中心に微風が発生して魔剣士の衣装を靡かせる。
魔剣士の表情に戦慄が走った。長剣を構えて魔力を込め始める。大技の構え。ただ、こちらに拮抗できるような量ではなかった。
一歩を踏み込んで、ただ剣を振り下ろす。圧縮された魔力が前方へと放出される。
暴風のような荒れ狂う魔力が大地を削り取り、大気をかき消し、その中に魔剣士の姿は消えた。その後方にそびえ立つ要塞をも魔力が飲み込む。巨大な破壊音が響き閃光が景色の全てを消していく。
魔力が紫電を散らしながら消える。草原は扇状に削り取られていた。草花は消滅して黄土色の土が露出。要塞はその中央から消失。僅かに左右の外壁の一部が残り、融解した断面から湯気をあげていた。その向こう側に広がる森林は根元から全てが薙ぎ払われている。残った木々も輻射熱で燃え盛っていた。終点にあった山脈は山の中央に巨大な穴が穿たれている。
周囲に散らばっていた死骸たちも余波で吹き飛ばされ、散り散りとなっていた。
景色に微かな違和感。敵将の姿が見当たらなかった。直撃を受けて消滅してしまったのだろうか。
背筋に悪寒が走る。振り返るとそこにはぼろぼろの衣装を纏った敵将と、もう一人。
黒いもやが人型となったような、そんな『何か』が立っていた。
「……申し訳ありません、陛下」
全身の至るところから血を流しながら、敵将がその黒い人影に向けて片膝をつき頭を垂れる。
陛下、と呼ばれていた。なら、あれは魔族の長である『魔王』だということになる。
恐らく直撃の瞬間に『魔王』が敵将を助けたのだろう。相手が生きていることには納得したけど、そんなことは最早、重要じゃなかった。
魔族の長が、『魔王』がこの場にいる。あれを倒せば僕の戦いも終わるだろう。この苦痛に塗れた全てが、終えられる。
そう考えた瞬間、奇妙な高揚感が現れた。ついに、これで終えられる!
すぐに再び剣に魔力を叩き込む。先ほどよりも多い魔力量だ。かなり地形を破壊してしまうだろうけど、この一瞬で決着をつけられるなら仕方がない。
利己的な考えが浮かぶほどに、僕は焦っていた。今すぐにでも、一秒でも早く終わらせたかったのだ。
「陛下、お下がりを!」
魔剣士が主に危険を知らせるが、黒い人影は動く様子がなかった。ただ、顔に似たような部位をこちらに向けているだけだった。ただ、静かに。
悪寒が再び走る。けど気にしている余裕はなかった。これで終えられるということだけが、僕の頭を支配していた。
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