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第1章 たった一人の勇者
かつて死んだ勇者
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次に目が覚めたのは朝だった。感覚としては睡眠時間は二時間未満といったところだろう。
眠っていられたということは魔族の襲撃がなかったということだ。それに僕は胸をなでおろすと同時に、また一日が始まることに辟易とした。
村や街に襲撃がなければのんびりとしていられるかと言えばそうでもない。攻め込まれていないときには領土を取り返すべく魔族の拠点を破壊しなければならないからだ。そうしなくては状況が改善しない。
身支度を整えて、部屋を出る。そこで宿屋の主人と出くわした。なるべくなら誰にも会わずに出て行きたかったために、飛んで行かなかったことを後悔した。
「昨晩は、ゆっくりとお休みになれましたか?」
「ええ、おかげさまで」
悪印象を与えないために笑顔で嘘を言っておいた。
もちろん、昨晩の行動を話したところで僕にデメリットはないだろう。ただ、そういったことへの応対を疎ましく思っただけだ。
「ご出立なさるのでしたら、お見送りさせてください。皆も、きっと喜びます」
思わず苦い表情を浮かべそうになったが、堪えた。
「分かりました。では、少しお待ちします」
僕がそう答えると、宿屋の主人は嬉しそうに外へと出ていった。恐らく、村民たちに声をかけて周るのだろう。
こういったところでの応対は、間違えられない。少しでも間違えれば、彼らの評価は覆ってしまうから。
数十分ほど待って、村民たちが村の出口に集まった。
「お達者で!」「またいつでも寄ってください!」「魔族たちを一掃するのを楽しみにしてます!」
色々と声がかけられるが、その全てに作り笑いを浮かべておく。
村民たちに背を向けて歩き出す。飛び込んできた言葉に、全身が凍った。
──復活した勇者の存在を、奴らに知らしめてください。
§§§§
村から離れて数分。切り開かれた木々の間を、露出した土の道が続く。後方と左右の遠方には切り立った山脈がそびえ立ち、頂上付近は雪の白色の冠が覆っていた。上空は雲一つない快晴。時折吹く風が、梢を撫でて葉の擦れ合う音を奏でていた。
景色は清々しいものだったが、僕の気分は真逆だった。最後に村民の投げかけた言葉が呪いとして心を蝕む。
怒りと恐怖、哀悼と憎悪といった感情が胸中で渦巻く。それらを押しのけるように何かの気配を感じた。いや、感じさせられた。光の精霊を通して魔族の居場所を感知したのだ。
木々の隙間を縫って、暗闇を人型に抜き取ったような存在が現れた。これも、魔族の一種だ。
口に該当する箇所に赤い光が灯る。それは蠢き、言葉を発した。
「ようやく見つけたぞ、勇者クリストファー!」
影の腕が上がり、剣の形を作る。
「我が仲間の仇をとらせてもらう!」
裂帛の気合と共に影の剣士が突進してきた。動きは遅い。殺すのは容易だがその前に聞くことがあった。
右足を少し持ち上げて軽く地面を踏みしめる。巨大な衝撃音。一瞬で地面が陥没し、数メートルのクレーターを形成した。足元が崩れて影の剣士がよろける。
「いつの、どこの仇だ?」
「忘れたか! 一年前、貴様は我が同胞たち十五名を殺害したのだ!」
落ち着き払った僕の態度に影の剣士はさらに怒りを露わにした。
尋ねはしたが当然、僕は覚えていなかった。毎日のように何十体もの魔族を殺しているせいで覚えていられない。尋ねたのはただの感傷だった。
ただ、一年前という時期については覚えがあった。
「あの日、消えていたはずのお前はいきなり現れた!」
再び向かってくる影の剣士。こちらから一歩を踏みしめ、抜剣。一度だけ振り、鞘に収める。剣の形状をした腕ごと、影の剣士は斜めに切り裂かれていた。
「がっ……!」
「それは、悪かったね」
一陣の風が吹き、影の剣士は細かな霧となって足元から消えていく。死へと向かう身体で、彼は怨嗟の声をあげた。
「な……ぜ……戻っ、て……きたのだ……」
それが、彼の断末魔の声だった。風に吹き消されて、影の剣士は跡形もなく消えた。
巨大なクレーターの中央で、ただ立ち尽くす。村民の言葉と魔族の断末魔の声が、二重になって僕の心に重くのしかかっていた。
かつて、僕は一度だけ『勇者』であることを放棄したことがある。
この世界の人間にとって怨敵である魔族たち。そんな彼らを討伐し、虐殺することに疲れたからだ。僕自身は、彼らに対して憎悪がない。義憤はあったが、長い戦いの中で薄れていってしまった。そんな感覚を持ちながら、数え切れないほど彼らを殺し続けるのは無理があった。
もちろん、僕が戦うのをやめてしまえば人々に被害が出る。それを頭では分かっていたが、それでも少しの間でいいから休みたいという欲求に抗えなかった。
光の精霊から送られてくる情報を無視して、人里離れた洞窟に閉じこもった。食事を必要としない身体だったから苦労はなかった。
光の精霊はあれこれと文句をつけてきたが、そんなことはどうでも良かった。
しばらくは平穏そのものだった。何もない、ということがどれほど良いことか実感できた。
──何もないだなんてことはありえなかったのに。
僕が平穏を享受できたのは数日間だけだった。ある日、僕がいるということをどこからか聞きつけて、付近の村に住む人々が徒党を成してやってきた。
彼らは僕の姿を見るなり、罵詈雑言をぶつけてきた。何をしている、何を考えている、早くなんとかしろ、この役立たず、人殺し、等々。
最初は何事かと思った。突然の人々の豹変が分からなかった。
もちろん、今なら分かる。『勇者』という対処法を失った人間たちが、次々と魔族に殺されていったためだ。彼らは僕に、その責を求めていた。
人々の態度の変化に僕はどうすればいいか分からなくなっていた。こちらにも言い分はあった。けど、それを口にすることはできなかった。
何故なら──恐ろしかったからだ。そのときの彼らの全てが。一つ一つは小さな罵声が、無数に合わさって大きな波濤となり僕の心を押し流していった。
ただただ、身が竦んだ。魔族を打ちのめし人間よりも圧倒的な力を持っていたというのに、ただの村人たちの罵倒が僕を叩きのめした。
そのとき、異変が起きた。山村のうちの一つから火の手があがっていた。村人たちはそれに気がつくと僕に今すぐ向かうように命じた。僕はそれに従わざるを得なかった。恐怖のために。
山村は、すでに手遅れだった。
木製の古ぼけた家屋は殆どが破壊され、草が取り払われただけの道には死体が放置されていた。どうやら破壊活動を終えてから火を放ったらしかった。
剣の一振りで屋根を燃やす炎を吹き消して回る。そうしていた僕に近づく人影があった。それは若い女性だった。
彼女は僕を見るなり、平手打ちをしてきた。そしてそのまま大粒の涙を流して、僕に怒声を放った。
「あなたのせいで息子が死んだ、この人でなし」──と。
彼女が指差す先には子供が首から血を流して倒れていた。まだ五歳ぐらいの、男の子だった。
僕は彼に見覚えがあった。洞窟にこもる前に、この村で会った子供だった。彼は『勇者』である僕に無邪気な笑顔を向けて応援してくれた子供だった。
子供が死んでいるのを見るのはいつでも辛いものだった。けど、このときは今までの比じゃなかった。この子は、僕が殺したのだ。僕が死なせてしまったのだから。
このときに初めて、僕は自分が『勇者』であることを放棄することがどういうことなのかを理解した。つまり、どれだけ辛かろうが苦しかろうが、僕がやめてしまえば死ぬ子供がいて、僕が戦わなければ世界の人々は容易に僕の敵に回るのだ、と。
結局のところ、僕に逃げ場はなかった。
これ以来、光の精霊は僕が少しでも戦う意思を見せなくなったときには、子供の危機を真っ先に知らせてくるようになった。そうされると僕は昔の記憶が蘇り、信じられないほどの恐怖に支配された。子供たちを自分の手で死なせたくはなかった。
そして人々の歓声も虚しく聞こえるようになった。彼らは僕が働いているときだけ歓迎をして、役に立たなくなればすぐに罵声を浴びせてくる。そう思い、喜べなくなった。
魔族には恨まれ、人々には責任を押し付けられる。『勇者』という称号は決して嬉しいものではなかった。
それでも──続けるしかない。
眠っていられたということは魔族の襲撃がなかったということだ。それに僕は胸をなでおろすと同時に、また一日が始まることに辟易とした。
村や街に襲撃がなければのんびりとしていられるかと言えばそうでもない。攻め込まれていないときには領土を取り返すべく魔族の拠点を破壊しなければならないからだ。そうしなくては状況が改善しない。
身支度を整えて、部屋を出る。そこで宿屋の主人と出くわした。なるべくなら誰にも会わずに出て行きたかったために、飛んで行かなかったことを後悔した。
「昨晩は、ゆっくりとお休みになれましたか?」
「ええ、おかげさまで」
悪印象を与えないために笑顔で嘘を言っておいた。
もちろん、昨晩の行動を話したところで僕にデメリットはないだろう。ただ、そういったことへの応対を疎ましく思っただけだ。
「ご出立なさるのでしたら、お見送りさせてください。皆も、きっと喜びます」
思わず苦い表情を浮かべそうになったが、堪えた。
「分かりました。では、少しお待ちします」
僕がそう答えると、宿屋の主人は嬉しそうに外へと出ていった。恐らく、村民たちに声をかけて周るのだろう。
こういったところでの応対は、間違えられない。少しでも間違えれば、彼らの評価は覆ってしまうから。
数十分ほど待って、村民たちが村の出口に集まった。
「お達者で!」「またいつでも寄ってください!」「魔族たちを一掃するのを楽しみにしてます!」
色々と声がかけられるが、その全てに作り笑いを浮かべておく。
村民たちに背を向けて歩き出す。飛び込んできた言葉に、全身が凍った。
──復活した勇者の存在を、奴らに知らしめてください。
§§§§
村から離れて数分。切り開かれた木々の間を、露出した土の道が続く。後方と左右の遠方には切り立った山脈がそびえ立ち、頂上付近は雪の白色の冠が覆っていた。上空は雲一つない快晴。時折吹く風が、梢を撫でて葉の擦れ合う音を奏でていた。
景色は清々しいものだったが、僕の気分は真逆だった。最後に村民の投げかけた言葉が呪いとして心を蝕む。
怒りと恐怖、哀悼と憎悪といった感情が胸中で渦巻く。それらを押しのけるように何かの気配を感じた。いや、感じさせられた。光の精霊を通して魔族の居場所を感知したのだ。
木々の隙間を縫って、暗闇を人型に抜き取ったような存在が現れた。これも、魔族の一種だ。
口に該当する箇所に赤い光が灯る。それは蠢き、言葉を発した。
「ようやく見つけたぞ、勇者クリストファー!」
影の腕が上がり、剣の形を作る。
「我が仲間の仇をとらせてもらう!」
裂帛の気合と共に影の剣士が突進してきた。動きは遅い。殺すのは容易だがその前に聞くことがあった。
右足を少し持ち上げて軽く地面を踏みしめる。巨大な衝撃音。一瞬で地面が陥没し、数メートルのクレーターを形成した。足元が崩れて影の剣士がよろける。
「いつの、どこの仇だ?」
「忘れたか! 一年前、貴様は我が同胞たち十五名を殺害したのだ!」
落ち着き払った僕の態度に影の剣士はさらに怒りを露わにした。
尋ねはしたが当然、僕は覚えていなかった。毎日のように何十体もの魔族を殺しているせいで覚えていられない。尋ねたのはただの感傷だった。
ただ、一年前という時期については覚えがあった。
「あの日、消えていたはずのお前はいきなり現れた!」
再び向かってくる影の剣士。こちらから一歩を踏みしめ、抜剣。一度だけ振り、鞘に収める。剣の形状をした腕ごと、影の剣士は斜めに切り裂かれていた。
「がっ……!」
「それは、悪かったね」
一陣の風が吹き、影の剣士は細かな霧となって足元から消えていく。死へと向かう身体で、彼は怨嗟の声をあげた。
「な……ぜ……戻っ、て……きたのだ……」
それが、彼の断末魔の声だった。風に吹き消されて、影の剣士は跡形もなく消えた。
巨大なクレーターの中央で、ただ立ち尽くす。村民の言葉と魔族の断末魔の声が、二重になって僕の心に重くのしかかっていた。
かつて、僕は一度だけ『勇者』であることを放棄したことがある。
この世界の人間にとって怨敵である魔族たち。そんな彼らを討伐し、虐殺することに疲れたからだ。僕自身は、彼らに対して憎悪がない。義憤はあったが、長い戦いの中で薄れていってしまった。そんな感覚を持ちながら、数え切れないほど彼らを殺し続けるのは無理があった。
もちろん、僕が戦うのをやめてしまえば人々に被害が出る。それを頭では分かっていたが、それでも少しの間でいいから休みたいという欲求に抗えなかった。
光の精霊から送られてくる情報を無視して、人里離れた洞窟に閉じこもった。食事を必要としない身体だったから苦労はなかった。
光の精霊はあれこれと文句をつけてきたが、そんなことはどうでも良かった。
しばらくは平穏そのものだった。何もない、ということがどれほど良いことか実感できた。
──何もないだなんてことはありえなかったのに。
僕が平穏を享受できたのは数日間だけだった。ある日、僕がいるということをどこからか聞きつけて、付近の村に住む人々が徒党を成してやってきた。
彼らは僕の姿を見るなり、罵詈雑言をぶつけてきた。何をしている、何を考えている、早くなんとかしろ、この役立たず、人殺し、等々。
最初は何事かと思った。突然の人々の豹変が分からなかった。
もちろん、今なら分かる。『勇者』という対処法を失った人間たちが、次々と魔族に殺されていったためだ。彼らは僕に、その責を求めていた。
人々の態度の変化に僕はどうすればいいか分からなくなっていた。こちらにも言い分はあった。けど、それを口にすることはできなかった。
何故なら──恐ろしかったからだ。そのときの彼らの全てが。一つ一つは小さな罵声が、無数に合わさって大きな波濤となり僕の心を押し流していった。
ただただ、身が竦んだ。魔族を打ちのめし人間よりも圧倒的な力を持っていたというのに、ただの村人たちの罵倒が僕を叩きのめした。
そのとき、異変が起きた。山村のうちの一つから火の手があがっていた。村人たちはそれに気がつくと僕に今すぐ向かうように命じた。僕はそれに従わざるを得なかった。恐怖のために。
山村は、すでに手遅れだった。
木製の古ぼけた家屋は殆どが破壊され、草が取り払われただけの道には死体が放置されていた。どうやら破壊活動を終えてから火を放ったらしかった。
剣の一振りで屋根を燃やす炎を吹き消して回る。そうしていた僕に近づく人影があった。それは若い女性だった。
彼女は僕を見るなり、平手打ちをしてきた。そしてそのまま大粒の涙を流して、僕に怒声を放った。
「あなたのせいで息子が死んだ、この人でなし」──と。
彼女が指差す先には子供が首から血を流して倒れていた。まだ五歳ぐらいの、男の子だった。
僕は彼に見覚えがあった。洞窟にこもる前に、この村で会った子供だった。彼は『勇者』である僕に無邪気な笑顔を向けて応援してくれた子供だった。
子供が死んでいるのを見るのはいつでも辛いものだった。けど、このときは今までの比じゃなかった。この子は、僕が殺したのだ。僕が死なせてしまったのだから。
このときに初めて、僕は自分が『勇者』であることを放棄することがどういうことなのかを理解した。つまり、どれだけ辛かろうが苦しかろうが、僕がやめてしまえば死ぬ子供がいて、僕が戦わなければ世界の人々は容易に僕の敵に回るのだ、と。
結局のところ、僕に逃げ場はなかった。
これ以来、光の精霊は僕が少しでも戦う意思を見せなくなったときには、子供の危機を真っ先に知らせてくるようになった。そうされると僕は昔の記憶が蘇り、信じられないほどの恐怖に支配された。子供たちを自分の手で死なせたくはなかった。
そして人々の歓声も虚しく聞こえるようになった。彼らは僕が働いているときだけ歓迎をして、役に立たなくなればすぐに罵声を浴びせてくる。そう思い、喜べなくなった。
魔族には恨まれ、人々には責任を押し付けられる。『勇者』という称号は決して嬉しいものではなかった。
それでも──続けるしかない。
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