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春
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なんだか体がむずむずする。
熱っぽいし、クラスのアルファを見ていると勃起しそうになった。アルファ臭い。
アルファ達もこっちをちらちら見てくる。
発情期かもしれない。俺は保健室に行く。
「緊急抑制剤は?もってる?」
「はい、あります」
「抑制剤飲んでるのよね?どちらにしろ今日は帰ったほうがいいわね」
神楽が保健室に来た。
「やっぱりコタだ。すげえ、いい」
悦に入ったように耳を舐め回す。
どうやら匂いが出始めているみたいだ。
「やめろよ。俺、帰るから」
「車出す」
「いい」
神楽に帰り際に襲われそうだ。
法正が俺の鞄を持ってきた。
「匂う。鼓太郎、帰るよ。車呼んであるから」
学園を出るとタクシーが止まってた。俺は二人に挟まれて座る。
神楽が行き先を告げた。
おまえんちじゃねえか。
文句を言う前に法正にキスで口を塞がれた。
「鼓太郎‥たまらない」
息継ぎの間に法正は好きだの、愛してるだの言ってくる。
神楽は俺の耳の中や首筋を吸ったり舐めたりしている。
アルファ二人の匂いが狭いタクシーに籠る。なんだかくらくらしてきた。股間が熱くって芯から滲むのがわかる。
「抑制剤、打たせて‥」
「だめだ。コタ、ずっと待ってた‥絶対気持ちいい‥」
俺のフェロモンのせいか神楽の息も荒い。
「鼓太郎の家にも連絡しておいたので大丈夫ですよ」
法正がさらに舌を絡めてきた。
熱っぽいし、クラスのアルファを見ていると勃起しそうになった。アルファ臭い。
アルファ達もこっちをちらちら見てくる。
発情期かもしれない。俺は保健室に行く。
「緊急抑制剤は?もってる?」
「はい、あります」
「抑制剤飲んでるのよね?どちらにしろ今日は帰ったほうがいいわね」
神楽が保健室に来た。
「やっぱりコタだ。すげえ、いい」
悦に入ったように耳を舐め回す。
どうやら匂いが出始めているみたいだ。
「やめろよ。俺、帰るから」
「車出す」
「いい」
神楽に帰り際に襲われそうだ。
法正が俺の鞄を持ってきた。
「匂う。鼓太郎、帰るよ。車呼んであるから」
学園を出るとタクシーが止まってた。俺は二人に挟まれて座る。
神楽が行き先を告げた。
おまえんちじゃねえか。
文句を言う前に法正にキスで口を塞がれた。
「鼓太郎‥たまらない」
息継ぎの間に法正は好きだの、愛してるだの言ってくる。
神楽は俺の耳の中や首筋を吸ったり舐めたりしている。
アルファ二人の匂いが狭いタクシーに籠る。なんだかくらくらしてきた。股間が熱くって芯から滲むのがわかる。
「抑制剤、打たせて‥」
「だめだ。コタ、ずっと待ってた‥絶対気持ちいい‥」
俺のフェロモンのせいか神楽の息も荒い。
「鼓太郎の家にも連絡しておいたので大丈夫ですよ」
法正がさらに舌を絡めてきた。
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