叔父と双子の兄二人に溺愛飼育

おまけ

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翌日の土曜日の遅い朝、というかもう昼近くだけど凱にいちゃんと嶺にいちゃんと三人で一緒にご飯を食べる。凱にいちゃんが作ってくれたきのことベーコンのクリームパスタ。にいちゃん達は山盛りいっぱい。それと凱にいちゃんが料理してる間に嶺にいちゃんと二人で買いに行ったバケットもある。パスタ俺はお皿半分程度。朝からそんな食えない。

隣に座って食事している凱にいちゃんがたまに温野菜のサラダをフォークに刺して食べさせてくる。

凱にいちゃんのあーんにも慣れてきた俺は餌付けされる小鳥のようにそれを食べる。あ、にんじんは食べない。凱にいちゃんのフォークのにんじんを無視すると凱にいちゃんは自分でそれを食べた。

「好き嫌いだめだよ。京」

凱にいちゃんは自分の器から温野菜を取ってくるから俺の分が全然減らない。

俺は器ごと嶺にいちゃんの方へすっと寄せる。嶺にいちゃんは笑いながら俺の器のブロッコリーを食べた。

「野菜も食えよ」

「食べてるから」

「凱、責任もて」

嶺にいちゃんは俺の温野菜の器を凱にいちゃんの目の前に置いた。

「これもあーんしてあげるね」

俺んとこに戻ってきてんじゃん。

「京、パスタもあーんしてあげよっか」

「もう腹いっぱい」

断っているとテーブルの上のスマホが鳴った。五色叔父さんだ。

『そろそろ京の顔が見たい』

だってさ。そろそろってなんだよ。昨日入院したばっかじゃん。つまり、すぐ会いたいんだろ？俺に。

俺がスマホ見てデレてる顔を見ると「誰？」って凱にいちゃんが覗き込んできた。

五色叔父さんのメッセージに、にやついてたことが分かると凱にいちゃんはクールな表情を崩さず、自分のスマホから俺たち四人のグループトークに写真を送信した。

俺と嶺にいちゃんのとこに通知音がくる。

開くと昨日のえっち後の力尽きて寝ている俺に顔を寄せてる凱にいちゃんとの写真だ。二人とも裸で明らかに事後だとわかる。

「な、なに送ってんの！」

というか寝込みを盗撮するな。なんか凱にいちゃん俺の知らない俺の写真たくさん持ってそうだな。

ぽこん。っとすぐに五色叔父さんから反応がある。

『二人ともかわいいね』だって。ぷ。凱にいちゃんなめられてる。

むすっとしても変わらない無表情な凱にいちゃんの隣に座った朗らかな笑みの嶺にいちゃんが肩を組む。

「なあ、五色叔父さん煽あおってやろ？」

「どうやって」

凱にいちゃんも五色叔父さんを鼻を明かしたいのかちらりと横目で嶺にいちゃんを見た。

嶺にいちゃんはスマホをいじるとどこかのサイトを見せてきた。

俺も見たい。

凱にいちゃんの膝に乗り上げると嬉しそうに俺を支えてきた。なになに？俺は嶺にいちゃんのスマホを覗き込む。

「なにこれ」