27 / 34
27
しおりを挟む
チェーン店の居酒屋で俺はくびぐびっと喉を鳴らしながらジョッキを空けた。
く、あー!!夏のくそ暑い時に飲むビールは美味いが、寒さが染みてくる頃に飲むビールもまた美味い。まあ、つまりビールはいつ飲んだって美味いのだ。俺は鼻の下についた泡をこすり、納得したようにひとりうなずく。
正面に座った笹山くんもごくごくとビールのジョッキを空にすると、俺の分と自分の分の二杯目をすぐに注文し、人の良さそうな笑顔でこちらを見てきた。
「飲みっぷりいいですね、藤野さん」
「おお、そうか~?」
笹山くんはにこにこしながら枝豆をつまみ、さらに続ける。
「藤野さんって結構男らしいですね」
おおう。面と向かって男らしいとか言われるとなんかむずむずするぜ。まあな、俺そういうとこあるからな。やってきた二杯目のビールに口をつけながら、もう一回飲みっぷりみせつけちゃおうかな?などど俺は悦に入る。
「仕事も真面目だし優しいし、わかりやすく業務を教えてくれるし、すげえ頼りがいあります」
まじかー。そんなことないけどな。ま、無くはないか。あるっちゃあるか。頼りがいかー、まああるかもなー。へへ。俺は酔っ払ってきていい気分になっている。笹山くんめっちゃいいね。褒め上手だわ。
「俺、藤野さんに教わりたい事たくさんあります」
えええ。なによー?仕事のこととか?それとも人生においてかな。俺はふふ、と鼻息荒くなる。
「まあ、なんでも聞くよ?俺」
すると少し照れながら笹山くんはスマホを取り出し画面を指で何度か操作すると、俺に差し出し見せてきた。出されたスマホの画面にはインテリぽさそうな大人の男が。そのちょっと気難しそうな表情の男の人の隣には、にこにこと笑顔の笹山くんも写っている。
「あの、俺‥」
「ん?何この人」
「それ、俺の恋人です‥」
え?
何?この急なカミングアウト。え??笹山くんってそういうタイプの人だったの??別にいいよ、別にいいんだけどさ‥。
「ま、まってだって一緒に嵐山ちあきのことで盛り上がったじゃん‥」
嵐山ちあきは柔道マンガの主人公で巨乳の女の子だ。巨乳の女の子たちが取っ組み合って泣きながら寝技で揉み合うあの27巻は男心と下半身を熱くたぎらせる名シーンである。
「あ、あれは嵐山が好きとかじゃなく柔道のマンガとして面白いだけで‥」
笹山くん嵐山ちあきに興味ないの??あんなに巨乳なのに???
「お、俺の恋愛対象は男です」
そ、そうなんだ。まあちょっと驚いただけだし、別に笹山くんの恋人が男でも全然問題はない。しかしなぜこのタイミングで俺に恋人を紹介してくれたんだ?
俺が不思議そうに笹山くんをちらりと見ると、笹山くんは情けない熊のような愛らしい顔を紅潮させて少しうつむいた。
「その、藤野さんの恋人いるじゃないですか‥。すごいかっこいい男性のかた」
え?唯継??なに?恋人ってもうばれてたの?
ま、まあそうだよな。毎日送り迎えしてるし、職場も理解ムードだし、たしかにいつか知れると思ったはいたけど気づくの早くね?
「いや、初めて見た時からすぐわかりますよ‥」
「あんなの‥」続けてぽそっと笹山くんは言う。あ、そうなんだ‥。俺と唯継って即恋人ってわかるくらいあからさまなんだ‥。ちょっと恥ずかしいわ。
「そっか‥。あー‥それで?」
俺は照れを隠すために何杯目かのビールをぐいっと呷る。
「その、あんなに素敵な恋人がいる藤野さんに俺、色々と教えてほしいことがあって」
教えるとは?俺があっけに取られていると畳み掛けるように笹山くんはもうすぐ冬だと言うのに額にうっすら汗をかきながら熱弁する。
「俺の恋人、あ、岩下さんって言うんですけど、その、岩下さんってかなりそっけない人で‥。それでどうしたら恋人の気を引けるかなって悩んでるというか」
どうやら笹山くんは唯継ほどのハイスペックな恋人が俺(なんか)にいるからにはさぞや俺が恋愛上手なのだと思ったらしい。
「確かに俺の恋人は俺にべた惚れだけどな」
俺はもうかなり酔っ払ってるし、さらに笹山くんのべた褒めで調子に乗っていた。俺は頭を掻きながら「へへ」と自慢げに笑うと、つまみの小茄子の浅漬けを掴み、それを笹山くんに突き付ける。
「つまりぃ、笹山くんは俺に、恋愛指南をしてほしいわけだ」
「はいっ!」
学があって好青年である笹山くんにきらきらとして熱のこもった目で見つめられると俺の胸のどこかがぷるぷると震えた。震えたその場所はかっこよすぎる恋人がいることで常に渇いている俺の男のプライド付近であろうか。
笹山くんの尊敬の眼差しは俺の干上がる心に激しいスコールのように水をもたらす。
実際酔っているから冷静ではないし、俺が一体笹山くんになにを教えることがあるのか甚だ疑問だが、俺にはそんなことまるでちっぽけな問題にしか思えず、ただただ笹山くんの口から紡ぎ出される「すごいですね」という褒め言葉を求めて俺は大きくうなずいた。
「恋愛のことならなんでも俺に聞いてくれよ」
く、あー!!夏のくそ暑い時に飲むビールは美味いが、寒さが染みてくる頃に飲むビールもまた美味い。まあ、つまりビールはいつ飲んだって美味いのだ。俺は鼻の下についた泡をこすり、納得したようにひとりうなずく。
正面に座った笹山くんもごくごくとビールのジョッキを空にすると、俺の分と自分の分の二杯目をすぐに注文し、人の良さそうな笑顔でこちらを見てきた。
「飲みっぷりいいですね、藤野さん」
「おお、そうか~?」
笹山くんはにこにこしながら枝豆をつまみ、さらに続ける。
「藤野さんって結構男らしいですね」
おおう。面と向かって男らしいとか言われるとなんかむずむずするぜ。まあな、俺そういうとこあるからな。やってきた二杯目のビールに口をつけながら、もう一回飲みっぷりみせつけちゃおうかな?などど俺は悦に入る。
「仕事も真面目だし優しいし、わかりやすく業務を教えてくれるし、すげえ頼りがいあります」
まじかー。そんなことないけどな。ま、無くはないか。あるっちゃあるか。頼りがいかー、まああるかもなー。へへ。俺は酔っ払ってきていい気分になっている。笹山くんめっちゃいいね。褒め上手だわ。
「俺、藤野さんに教わりたい事たくさんあります」
えええ。なによー?仕事のこととか?それとも人生においてかな。俺はふふ、と鼻息荒くなる。
「まあ、なんでも聞くよ?俺」
すると少し照れながら笹山くんはスマホを取り出し画面を指で何度か操作すると、俺に差し出し見せてきた。出されたスマホの画面にはインテリぽさそうな大人の男が。そのちょっと気難しそうな表情の男の人の隣には、にこにこと笑顔の笹山くんも写っている。
「あの、俺‥」
「ん?何この人」
「それ、俺の恋人です‥」
え?
何?この急なカミングアウト。え??笹山くんってそういうタイプの人だったの??別にいいよ、別にいいんだけどさ‥。
「ま、まってだって一緒に嵐山ちあきのことで盛り上がったじゃん‥」
嵐山ちあきは柔道マンガの主人公で巨乳の女の子だ。巨乳の女の子たちが取っ組み合って泣きながら寝技で揉み合うあの27巻は男心と下半身を熱くたぎらせる名シーンである。
「あ、あれは嵐山が好きとかじゃなく柔道のマンガとして面白いだけで‥」
笹山くん嵐山ちあきに興味ないの??あんなに巨乳なのに???
「お、俺の恋愛対象は男です」
そ、そうなんだ。まあちょっと驚いただけだし、別に笹山くんの恋人が男でも全然問題はない。しかしなぜこのタイミングで俺に恋人を紹介してくれたんだ?
俺が不思議そうに笹山くんをちらりと見ると、笹山くんは情けない熊のような愛らしい顔を紅潮させて少しうつむいた。
「その、藤野さんの恋人いるじゃないですか‥。すごいかっこいい男性のかた」
え?唯継??なに?恋人ってもうばれてたの?
ま、まあそうだよな。毎日送り迎えしてるし、職場も理解ムードだし、たしかにいつか知れると思ったはいたけど気づくの早くね?
「いや、初めて見た時からすぐわかりますよ‥」
「あんなの‥」続けてぽそっと笹山くんは言う。あ、そうなんだ‥。俺と唯継って即恋人ってわかるくらいあからさまなんだ‥。ちょっと恥ずかしいわ。
「そっか‥。あー‥それで?」
俺は照れを隠すために何杯目かのビールをぐいっと呷る。
「その、あんなに素敵な恋人がいる藤野さんに俺、色々と教えてほしいことがあって」
教えるとは?俺があっけに取られていると畳み掛けるように笹山くんはもうすぐ冬だと言うのに額にうっすら汗をかきながら熱弁する。
「俺の恋人、あ、岩下さんって言うんですけど、その、岩下さんってかなりそっけない人で‥。それでどうしたら恋人の気を引けるかなって悩んでるというか」
どうやら笹山くんは唯継ほどのハイスペックな恋人が俺(なんか)にいるからにはさぞや俺が恋愛上手なのだと思ったらしい。
「確かに俺の恋人は俺にべた惚れだけどな」
俺はもうかなり酔っ払ってるし、さらに笹山くんのべた褒めで調子に乗っていた。俺は頭を掻きながら「へへ」と自慢げに笑うと、つまみの小茄子の浅漬けを掴み、それを笹山くんに突き付ける。
「つまりぃ、笹山くんは俺に、恋愛指南をしてほしいわけだ」
「はいっ!」
学があって好青年である笹山くんにきらきらとして熱のこもった目で見つめられると俺の胸のどこかがぷるぷると震えた。震えたその場所はかっこよすぎる恋人がいることで常に渇いている俺の男のプライド付近であろうか。
笹山くんの尊敬の眼差しは俺の干上がる心に激しいスコールのように水をもたらす。
実際酔っているから冷静ではないし、俺が一体笹山くんになにを教えることがあるのか甚だ疑問だが、俺にはそんなことまるでちっぽけな問題にしか思えず、ただただ笹山くんの口から紡ぎ出される「すごいですね」という褒め言葉を求めて俺は大きくうなずいた。
「恋愛のことならなんでも俺に聞いてくれよ」
2
お気に入りに追加
553
あなたにおすすめの小説
病気になって芸能界から消えたアイドル。退院し、復学先の高校には昔の仕事仲間が居たけれど、彼女は俺だと気付かない
月島日向
ライト文芸
俺、日生遼、本名、竹中祐は2年前に病に倒れた。
人気絶頂だった『Cherry’s』のリーダーをやめた。
2年間の闘病生活に一区切りし、久しぶりに高校に通うことになった。けど、誰も俺の事を元アイドルだとは思わない。薬で細くなった手足。そんな細身の体にアンバランスなムーンフェイス(薬の副作用で顔だけが大きくなる事)
。
誰も俺に気付いてはくれない。そう。
2年間、連絡をくれ続け、俺が無視してきた彼女さえも。
もう、全部どうでもよく感じた。
鬼上司と秘密の同居
なの
BL
恋人に裏切られ弱っていた会社員の小沢 海斗(おざわ かいと)25歳
幼馴染の悠人に助けられ馴染みのBARへ…
そのまま酔い潰れて目が覚めたら鬼上司と呼ばれている浅井 透(あさい とおる)32歳の部屋にいた…
いったい?…どうして?…こうなった?
「お前は俺のそばに居ろ。黙って愛されてればいい」
スパダリ、イケメン鬼上司×裏切られた傷心海斗は幸せを掴むことができるのか…
性描写には※を付けております。
いっぱい命じて〜無自覚SubはヤンキーDomに甘えたい〜
きよひ
BL
無愛想な高一Domヤンキー×Subの自覚がない高三サッカー部員
Normalの諏訪大輝は近頃、謎の体調不良に悩まされていた。
そんな折に出会った金髪の一年生、甘井呂翔。
初めて会った瞬間から甘井呂に惹かれるものがあった諏訪は、Domである彼がPlayする様子を覗き見てしまう。
甘井呂に優しく支配されるSubに自分を重ねて胸を熱くしたことに戸惑う諏訪だが……。
第二性に振り回されながらも、互いだけを求め合うようになる青春の物語。
※現代ベースのDom/Subユニバースの世界観(独自解釈・オリジナル要素あり)
※不良の喧嘩描写、イジメ描写有り
初日は5話更新、翌日からは2話ずつ更新の予定です。
家事代行サービスにdomの溺愛は必要ありません!
灯璃
BL
家事代行サービスで働く鏑木(かぶらぎ) 慧(けい)はある日、高級マンションの一室に仕事に向かった。だが、住人の男性は入る事すら拒否し、何故かなかなか中に入れてくれない。
何度かの押し問答の後、なんとか慧は中に入れてもらえる事になった。だが、男性からは冷たくオレの部屋には入るなと言われてしまう。
仕方ないと気にせず仕事をし、気が重いまま次の日も訪れると、昨日とは打って変わって男性、秋水(しゅうすい) 龍士郎(りゅうしろう)は慧の料理を褒めた。
思ったより悪い人ではないのかもと慧が思った時、彼がdom、支配する側の人間だという事に気づいてしまう。subである慧は彼と一定の距離を置こうとするがーー。
みたいな、ゆるいdom/subユニバース。ふんわり過ぎてdom/subユニバースにする必要あったのかとか疑問に思ってはいけない。
※完結しました!ありがとうございました!
愛され末っ子
西条ネア
BL
本サイトでの感想欄は感想のみでお願いします。全ての感想に返答します。
リクエストはTwitter(@NeaSaijou)にて受付中です。また、小説のストーリーに関するアンケートもTwitterにて行います。
(お知らせは本編で行います。)
********
上園琉架(うえぞの るか)四男 理斗の双子の弟 虚弱 前髪は後々左に流し始めます。髪の毛の色はご想像にお任せします。深い赤みたいなのアースアイ 後々髪の毛を肩口くらいまで伸ばしてゆるく結びます。アレルギー多め。その他の設定は各話で出てきます!
上園理斗(うえぞの りと)三男 琉架の双子の兄 琉架が心配 琉架第一&大好き 前髪は後々右に流します。髪の毛の色はご想像にお任せします。深い緑みたいなアースアイ 髪型はずっと短いままです。 琉架の元気もお母さんのお腹の中で取っちゃった、、、
上園静矢 (うえぞの せいや)長男 普通にサラッとイケメン。なんでもできちゃうマン。でも弟(特に琉架)絡むと残念。弟達溺愛。深い青色の瞳。髪の毛の色はご想像にお任せします。
上園竜葵(うえぞの りゅうき)次男 ツンデレみたいな、考えと行動が一致しないマン。でも弟達大好きで奮闘して玉砕する。弟達傷つけられたら、、、 深い青色の瞳。兄貴(静矢)と一個差 ケンカ強い でも勉強できる。料理は壊滅的
上園理玖斗(うえぞの りくと)父 息子達大好き 藍羅(あいら・妻)も愛してる 家族傷つけるやつ許さんマジ 琉架の身体が弱すぎて心配 深い緑の瞳。普通にイケメン
上園藍羅(うえぞの あいら) 母 子供達、夫大好き 母は強し、の具現化版 美人さん 息子達(特に琉架)傷つけるやつ許さんマジ。
てか普通に上園家の皆さんは顔面偏差値馬鹿高いです。
(特に琉架)の部分は家族の中で順列ができているわけではなく、特に琉架になる場面が多いという意味です。
琉架の従者
遼(はる)琉架の10歳上
理斗の従者
蘭(らん)理斗の10歳上
その他の従者は後々出します。
虚弱体質な末っ子・琉架が家族からの寵愛、溺愛を受ける物語です。
前半、BL要素少なめです。
この作品は作者の前作と違い毎日更新(予定)です。
できないな、と悟ったらこの文は消します。
※琉架はある一定の時期から体の成長(精神も若干)がなくなる設定です。詳しくはその時に補足します。
皆様にとって最高の作品になりますように。
※作者の近況状況欄は要チェックです!
西条ネア
実力を隠し「例え長男でも無能に家は継がせん。他家に養子に出す」と親父殿に言われたところまでは計算通りだったが、まさかハーレム生活になるとは
竹井ゴールド
ライト文芸
日本国内トップ5に入る異能力者の名家、東条院。
その宗家本流の嫡子に生まれた東条院青夜は子供の頃に実母に「16歳までに東条院の家を出ないと命を落とす事になる」と予言され、無能を演じ続け、父親や後妻、異母弟や異母妹、親族や許嫁に馬鹿にされながらも、念願適って中学卒業の春休みに東条院家から田中家に養子に出された。
青夜は4月が誕生日なのでギリギリ16歳までに家を出た訳だが。
その後がよろしくない。
青夜を引き取った田中家の義父、一狼は53歳ながら若い妻を持ち、4人の娘の父親でもあったからだ。
妻、21歳、一狼の8人目の妻、愛。
長女、25歳、皇宮警察の異能力部隊所属、弥生。
次女、22歳、田中流空手道場の師範代、葉月。
三女、19歳、離婚したフランス系アメリカ人の3人目の妻が産んだハーフ、アンジェリカ。
四女、17歳、死別した4人目の妻が産んだ中国系ハーフ、シャンリー。
この5人とも青夜は家族となり、
・・・何これ? 少し想定外なんだけど。
【2023/3/23、24hポイント26万4600pt突破】
【2023/7/11、累計ポイント550万pt突破】
【2023/6/5、お気に入り数2130突破】
【アルファポリスのみの投稿です】
【第6回ライト文芸大賞、22万7046pt、2位】
【2023/6/30、メールが来て出版申請、8/1、慰めメール】
【未完】
【BL】国民的アイドルグループ内でBLなんて勘弁してください。
白猫
BL
国民的アイドルグループ【kasis】のメンバーである、片桐悠真(18)は悩んでいた。
最近どうも自分がおかしい。まさに悪い夢のようだ。ノーマルだったはずのこの自分が。
(同じグループにいる王子様系アイドルに恋をしてしまったかもしれないなんて……!)
(勘違いだよな? そうに決まってる!)
気のせいであることを確認しようとすればするほどドツボにハマっていき……。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる