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VS武田信玄
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さて、ようやくいつもの語り手、原雷火に戻るぜ。俺が入った部屋にいたのは、鎧を着た男。
「武田信玄だ。始めるぞ」
…圧がとんでもない。これ師匠の案件だろ!
「疾きこと風の如し」
途端、奴は高速移動を始めた。…これは師匠きつかったかも。俺もきついけど!だが、重力で減速させられる分、俺の方が相性がいい。何とか避け、反撃しようとすると、
「動かざること山の如し」
攻撃が一切通らなくなった。向こうも一歩も動けていないようだが、これでは意味はそんなにない。するとこんどは、「知られざること陰の如し」
姿が認識できなくなる。咄嗟に俺は重力場を展開した。この力はこの手の事に強い。
「動くこと雷の如し」
距離を素早く詰めてくる。そしてこれで終わりだとでも言うように、攻撃を叩きつけてくる。
「侵掠すること火の如し」
あっという間にぶっ飛ばされる。
「…これが武人の踊りものか…」
すると、何やら空間が歪む気配(これもジャクソンのおかげだ)がした。そこから出てきたのは、
「テスラ!」
「これを使い給え」
メダルをもう一枚と、円盤のついた刀。
「上杉謙信、信玄のライバルがお前を認めたようだ。2枚同時には使えないからこれで切り替えつつ戦うがいい」
「お前、どうやって来たんだ?」
「アインシュタインが仲間にいたからな!彼の力を再現してみたんだ!」
ともかく、俺はもう一枚のメダルを起動した。
「受け入れてくれて感謝する」
「…何で、俺を選んでくれたんだ?」
「一つには貴殿の誰かへの思い、それともう一つ、信玄は私の宿敵だからだ」
「頼む、力を貸してくれ!」
「当然だ。火が出たら私の出番だということにしておいてくれ。それまではジャクソン殿を使ってくれ」
戦線に意識が復帰する。
「疾きこと風の如し」
スタートがこれかよ!重力場で対抗しておく。
「動くこと雷の如し」
この距離の詰めかたは…!
「静かなること林の如し」
…知らないのがきたぞ。
「」
がはっ…攻撃が急に来た?
「火が来てるのか!?」
咄嗟に謙信に切り替える。体が勝手により良い方へ動く。熾烈な打ち合いの始まり。互いに間合いを詰めている状況は俺にとっては新しい。
「動かざること山の如し」
ジャクソンでこちらに引き寄せて滅多打ちにする。
「侵掠すること火の如し」
ここで決める!しばらくの斬り合いの後、立っていたのはギリギリ俺の方だった。しかし、傷がかなり深い。そのまま倒れ込もうとした時、
「こんなところで死なれちゃ困るよ」
窓から飛んできたカードが俺の傷を癒した。
「何でこんなことしてんだルパンの奴…?」
とりあえず、先へ進んだ。これで項羽を倒せばこの城は攻略できるだろう。
「武田信玄だ。始めるぞ」
…圧がとんでもない。これ師匠の案件だろ!
「疾きこと風の如し」
途端、奴は高速移動を始めた。…これは師匠きつかったかも。俺もきついけど!だが、重力で減速させられる分、俺の方が相性がいい。何とか避け、反撃しようとすると、
「動かざること山の如し」
攻撃が一切通らなくなった。向こうも一歩も動けていないようだが、これでは意味はそんなにない。するとこんどは、「知られざること陰の如し」
姿が認識できなくなる。咄嗟に俺は重力場を展開した。この力はこの手の事に強い。
「動くこと雷の如し」
距離を素早く詰めてくる。そしてこれで終わりだとでも言うように、攻撃を叩きつけてくる。
「侵掠すること火の如し」
あっという間にぶっ飛ばされる。
「…これが武人の踊りものか…」
すると、何やら空間が歪む気配(これもジャクソンのおかげだ)がした。そこから出てきたのは、
「テスラ!」
「これを使い給え」
メダルをもう一枚と、円盤のついた刀。
「上杉謙信、信玄のライバルがお前を認めたようだ。2枚同時には使えないからこれで切り替えつつ戦うがいい」
「お前、どうやって来たんだ?」
「アインシュタインが仲間にいたからな!彼の力を再現してみたんだ!」
ともかく、俺はもう一枚のメダルを起動した。
「受け入れてくれて感謝する」
「…何で、俺を選んでくれたんだ?」
「一つには貴殿の誰かへの思い、それともう一つ、信玄は私の宿敵だからだ」
「頼む、力を貸してくれ!」
「当然だ。火が出たら私の出番だということにしておいてくれ。それまではジャクソン殿を使ってくれ」
戦線に意識が復帰する。
「疾きこと風の如し」
スタートがこれかよ!重力場で対抗しておく。
「動くこと雷の如し」
この距離の詰めかたは…!
「静かなること林の如し」
…知らないのがきたぞ。
「」
がはっ…攻撃が急に来た?
「火が来てるのか!?」
咄嗟に謙信に切り替える。体が勝手により良い方へ動く。熾烈な打ち合いの始まり。互いに間合いを詰めている状況は俺にとっては新しい。
「動かざること山の如し」
ジャクソンでこちらに引き寄せて滅多打ちにする。
「侵掠すること火の如し」
ここで決める!しばらくの斬り合いの後、立っていたのはギリギリ俺の方だった。しかし、傷がかなり深い。そのまま倒れ込もうとした時、
「こんなところで死なれちゃ困るよ」
窓から飛んできたカードが俺の傷を癒した。
「何でこんなことしてんだルパンの奴…?」
とりあえず、先へ進んだ。これで項羽を倒せばこの城は攻略できるだろう。
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