9 / 9
その玖
しおりを挟む
乗り物が壊れた時、俺たちは何故かセイリュウ砦についていた。
「痛て…ここは?」
「私のところに来たか」
龍がいた。
「浄雪」
あたり一面に雪が降る。…連戦度合いがきついんだが。奴は人間体になった。しかし調子が出ない。ピンピンしてるのはいなかった。
「人間悪い部分が必ずある。その全てを私が浄化する!」
俺の中から敵意と害意が消えていく。ただ強くなりたいと願っていたであろうあいつの魔法なら…
「戻し切り」
届くか?
「浮き上がれ!」
アルの声が聞こえる。高く飛ぶことも、悪いことではないか。
奴を叩き切った。
「浄化…これも呪い対策なんだろうな」
俺たちは3つ目の砦を攻略したのだった。
「後一つか、間に合ってくれよ」
魔王が声をかけてくる。俺たちは次の砦に向けてまずは休むことにした。
「痛て…ここは?」
「私のところに来たか」
龍がいた。
「浄雪」
あたり一面に雪が降る。…連戦度合いがきついんだが。奴は人間体になった。しかし調子が出ない。ピンピンしてるのはいなかった。
「人間悪い部分が必ずある。その全てを私が浄化する!」
俺の中から敵意と害意が消えていく。ただ強くなりたいと願っていたであろうあいつの魔法なら…
「戻し切り」
届くか?
「浮き上がれ!」
アルの声が聞こえる。高く飛ぶことも、悪いことではないか。
奴を叩き切った。
「浄化…これも呪い対策なんだろうな」
俺たちは3つ目の砦を攻略したのだった。
「後一つか、間に合ってくれよ」
魔王が声をかけてくる。俺たちは次の砦に向けてまずは休むことにした。
0
お気に入りに追加
0
この作品の感想を投稿する
あなたにおすすめの小説
蘇生魔法を授かった僕は戦闘不能の前衛(♀)を何度も復活させる
フルーツパフェ
大衆娯楽
転移した異世界で唯一、蘇生魔法を授かった僕。
一緒にパーティーを組めば絶対に死ぬ(死んだままになる)ことがない。
そんな口コミがいつの間にか広まって、同じく異世界転移した同業者(多くは女子)から引っ張りだこに!
寛容な僕は彼女達の申し出に快諾するが条件が一つだけ。
――実は僕、他の戦闘スキルは皆無なんです
そういうわけでパーティーメンバーが前衛に立って死ぬ気で僕を守ることになる。
大丈夫、一度死んでも蘇生魔法で復活させてあげるから。
相互利益はあるはずなのに、どこか鬼畜な匂いがするファンタジー、ここに開幕。
淡雪の子守唄
雪桜 モノ
ファンタジー
足を踏み入れれば生きたまま凍死すると言われている真っ白な世界を描く山。
そんな山には凡庸な人間には到底手の出しようのない生き物達が存在した。
紅月と呼ばれる狼もその中の一匹であった。
一匹になってしまった紅月が見つけたのは今にも死にそうになっている生き物。それは人と呼ばれる種族の形をしていて、紅月はその男の匂いを嗅いだ時、男は唸り「小さな同色の狼」と呟く。男の目は紅月と同じような色をしていたのだった。
これは異世界の冬山で出会う一人と一匹から始まった、たまにもふもふする成長譚である。
性癖の館
正妻キドリ
ファンタジー
高校生の姉『美桜』と、小学生の妹『沙羅』は性癖の館へと迷い込んだ。そこは、ありとあらゆる性癖を持った者達が集う、変態達の集会所であった。露出狂、SMの女王様と奴隷、ケモナー、ネクロフィリア、ヴォラレフィリア…。色々な変態達が襲ってくるこの館から、姉妹は無事脱出できるのか!?
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる