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①
あの日のこと
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結婚式は、配信を手伝ってくれている、香野さんの知り合いがいる式場で挙げることが決まった。
打ち合わせに香野さんも立ち会ってくれてて、その中で、
「そうだ、里桜ちゃん、詩書かないの?」
「詩は書いたことないけど」
「手紙読むところでさ、詩にしてさ、俺が曲付けるから、歌ったら?」
式場のスタッフの方も
「それ、いいですねぇ」
と言った。
昇矢くんも頷いた。
話は進み、いつもの配信のスタジオで打ち合わせしながら、曲作りをすることになった。
悩みながらも、
「里桜ちゃんの思いを書けばいいんだよ」
と言ってくれたので、書けるようになった。
学生の頃は詩を書くこともあった。
でも、私には才能はないと思っていた。
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「それ、いいですねぇ」
と言った。
昇矢くんも頷いた。
話は進み、いつもの配信のスタジオで打ち合わせしながら、曲作りをすることになった。
悩みながらも、
「里桜ちゃんの思いを書けばいいんだよ」
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