暇が祟って世界を滅ぼす 〜世界の敵だと言われたので、せっかくだから世界を滅ぼそうと思う〜

暇だった。そう、ただ1000年間暇を持て余し続けていた。ただ魔術と剣の鍛錬をしていただけだ。
それだというのに、俺は唐突に世界の敵とされて、世界から追われる身となった。
であれば、逃げる必要をなくすためにも、いっそのこと俺が世界を滅ぼしてしまおう。
せっかく刺激がなく退屈していたところなんだ。それに、久しぶりに山の下に降りて生活もしてみたい。

これは、そんな軽い気持ちで始まる、世界を滅ぼす旅の話である。


小説家になろうでも同タイトルで掲載してます
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