23 / 25
ナカからマッサージ
お腹の上
しおりを挟む「あぁん、やぁん、あん、あ、あぁ」
浴衣の上からの愛撫は止まらない。布越しのもどかしい刺激が、直接の刺激よりも体を熱くする。腰が動いてしまい、下着も履いていない下半身は水川の浴衣を押し上げる男性器の形の変化を感じ取る。腰が勝手に男性器の形を撫でるよう動く。
「っはあ、水川く、んもキツいで、しょ?」
「ええ、とっても。誰かさんが煽ってばかりくるから、っは、お返しです」
浴衣の中をかいくぐり、少し汗ばんだ大きな手が内股に入り込む。そして内股のたぷっとした肉を弄ばれる。
私の腰は自然と浮き上がり手から離れようとするが、力が抜けている足腰ではすぐにまた水川の下腹に落ちてくる。
「あ、あ、あぁ、やぁぁ、もたないのぉ」
手は更に侵攻し、指が秘部をゆっくりとなぞる。
ぞくぞくぞくっ
撫でなれる感覚に、口の中に唾液がじゅわりと出てくる。
「ここ、すごく濡れてる」
指は愛液をたっぷり絡ませて、ナカへの入口付近をなめらかに弄ぶ。
「あふっ、ぁん、やぁ、あぁあ」
足はびくびくと震え、浴衣の裾は完全に左右へと広がった。寝そべる水川は枕をうまく利用し、私の姿を、特に秘部へと視線を飛ばす。
「気持ちいいですか?」
悪そうな笑顔で、答えなんて分かりきっているはずの質問をしてくる。
「はぁっ、そんなの分かる、でしょっ」
「ちゃんと温子さんの口から聞いておかないと。濡れてるのは分かりますけど」
くちゅりくちゅりっ
くちゅりくちゅりっ
「やぁあん、そこっ、……あああっっ!」
指がクリトリスに触れる。決して強く触られているわけではないが、全身の神経がそこにあるかのように刺激を敏感に受け取る。
「気持ちいい?」
「ぅぁ、うん、いいのっ、いいのぉ、……はぁ、おねが、もう」
ぐちゅん、ぐちゅんっ
ぐちゅん、ぐちゅんっ
「イキそう?まだ挿れてもないのに?」
「いじわる、ぁはっ、しないでっ」
指は止まることなく更に刺激を与えてくる。
「意地悪なのはどっちですか」
「おねが、おねがぃ、いれてっ」
なけなしの力を腰に入れて、水川の勃ちあがるソレに刺激を与える。
「んはっ、腰、やらしいですね、じゃあ慣らしましょうね」
入口にいた指はぐぬりと膣内へと入ってきた。温泉の洗い場でも解されている膣内はまだ柔らかく、何の痛みも無く指を受け入れる。
「ふぁああっ」
「ナカ、動いてますよ、分かりますか?ほら」
聞かれなくても自分の体の状態なんて分かる。けれど、指が入ってきたことで更に秘部がぐぷりと動く様を感じる。潤いきった秘部はもっともっとも求める。
「もう、だいじょうぶ、だからっ」
「ハハ、そうかもしれませんけど、もう少しほぐしましょうね」
ぐぬりぐぬり、ぐちゅう
じゅぐじゅぐ、ぐちゅり
指がまた一本、一本と増やされる。
「ひやぁ、あぁ、あ、あぁ、いいの、もう、おねがい、あぁあ」
感じきった私は締まりのない顔を晒しているだろう。
「そろそろ、良さそうですね。僕も、っはっ、限界」
指がぐちゅりと音を立てながら抜かれる。その喪失感に秘部が更にくぱくぱと動く。
水川は私の腰に両手を添えながら、腹筋だけでぐっと起き上がってきた。急に近くなった顔に照れてしまう。汗ばんで赤みがかった水川の顔から色気を感じる。
腰をぐっと持ち上げられて、座る位置が後ろの方へ変えられた。下を見ると水川の浴衣がはだけて、限界まで膨れ上がっているボクサーパンツが目に入った。一部に染みができている。
その染みは水川のものか、もしくは先ほどまでその場所に乗っていた自分のものか。おそらく後者だろうと思うと恥ずかしくて目をそらす。
水川は手早く自身の下着をずらして避妊具を取り付けた。
「痛かったらすぐに言って」
腰を支えてもらいながら、水川の反り上がったものが秘部に当てがわれる。
ぐちゅ、
ぐちゅんっ
「んふっ、あぁぁぁ」
「はぁっっ、なか、すごい」
「ひゃああ、はいってきてる」
圧迫感に体が支配されそうな感覚。あふ、あふ、あふと呼吸が荒くなる。水川も苦しそうだ。
「もう少しです、痛くない?」
「あん、あ、だいじょうぶ」
ブルブルと震える体は痛みではなく、快感によるものだ。
「っはぁ、入りましたよ」
「んあ、すごくっ、おおきい、あぁあ、あぁ」
「っ、だからっ」
「あぁ、もうおねがい、イかせてぇ」
我慢できなくなり目の前にある水川に口付けてせがむ。自分で体を支えることができていないため、もたれ掛かるように、もっととせがむ。
「うわっ」
どすん!
「えっ、キャッ、ぁぁああああん!!」
体勢を保てなくなって水川は布団へと体を沈み込ませた。私もつられて水川の上半身にダイブする。下半身は繋がったまま。刺激される角度が変わった膣内はグヌリと蠢く。
ビクッ、ビクッと体が水川の体のうえで跳ねる。2人とも浴衣は帯がかろうじて締まっているだけで乱れきっている。何も遮るものがない汗ばむ上半身同士が触れ合う。
「ヒヤァァァ、アァ、あぁん、きちゃうっ」
「やばい、はぁっ、はぁっ。動きますよ」
「うん、おねがっ、、ンハァっ、アン、あん、あ、すごいっ」
下からズンと、ゆっくりではあるが強く突き上げられる。体勢的に動き辛いだろうに、水川は腰を巧妙に使ってくる。膣内は水川のモノをもっと欲しいと中へ誘う動きをする。その動きはお互いを高みへと導く。
突かれるたびに、卑猥な音が部屋に響く。
「手、そこに付いて、起き上がれますか?」
「ンアっ、あん、こ、こう?」
ぺとりと上半身を水川の上半身に預けていたが、手をついて上半身を持ち上げるように言われる。そっか重いよねと思い、頑張って手をついて上半身を起こす。
「そうです、あぁ、良い眺め」
下半身の大きな突き上げは続く。そして胸は浴衣から飛び出しており、突き上げられるたびに、ぶるんっぶるんっと大きく揺れる。
ぶるん、ぶるん
「きゃぁっ、見ないでっ、あぁん、あぁん」
胸の揺れに自分自身も感じてしまう。
ぶるん、ぶるんっ
ぶるん、ぶるんっ
あぁ、やぁ、揺れてるのを水川に見られている。
「おっぱい、すごい。柔らかいからこんなに揺れちゃうんですね。気持ちいいですか?」
「アァん、いいの、もう、ほんと、だめっ」
「もっと見たいけど、っはぁっ、僕も、そろそろ」
突き上げられるスピードが高まり、声も制御できず大きくなる。
「アぁあ、イク、イクのぉっ、ぁあ、ハァ、ハァッ、ハァッ」
「んぐっ、はぁっ、イッて、いいですよ」
ぐちゅんっ、ぐちゅんっ、ぐちゅっ、ぐちゅん
パンッ、パンッ、パンッ、パンッ!パンッ!
「アァァァ、イク、アアア、アア、あ、あ、ヒヤァッ、イクゥ、アアアアアアアッッッ!!」
「ンっ」
部屋に荒い呼吸と湿気た空気が漂う。
全身から力が抜けて腕の支えもできず、水川に抱きつき達した余韻に体をピクンピクンと震わせた。
1
お気に入りに追加
39
あなたにおすすめの小説
ちょっと大人な体験談はこちらです
神崎未緒里
恋愛
本当にあった!?かもしれない
ちょっと大人な体験談です。
日常に突然訪れる刺激的な体験。
少し非日常を覗いてみませんか?
あなたにもこんな瞬間が訪れるかもしれませんよ?
※本作品ではPixai.artで作成した生成AI画像ならびに
Pixabay並びにUnsplshのロイヤリティフリーの画像を使用しています。
※不定期更新です。
※文章中の人物名・地名・年代・建物名・商品名・設定などはすべて架空のものです。

甘すぎるドクターへ。どうか手加減して下さい。
海咲雪
恋愛
その日、新幹線の隣の席に疲れて寝ている男性がいた。
ただそれだけのはずだったのに……その日、私の世界に甘さが加わった。
「案外、本当に君以外いないかも」
「いいの? こんな可愛いことされたら、本当にもう逃してあげられないけど」
「もう奏葉の許可なしに近づいたりしない。だから……近づく前に奏葉に聞くから、ちゃんと許可を出してね」
そのドクターの甘さは手加減を知らない。
【登場人物】
末永 奏葉[すえなが かなは]・・・25歳。普通の会社員。気を遣い過ぎてしまう性格。
恩田 時哉[おんだ ときや]・・・27歳。医者。奏葉をからかう時もあるのに、甘すぎる?
田代 有我[たしろ ゆうが]・・・25歳。奏葉の同期。テキトーな性格だが、奏葉の変化には鋭い?
【作者に医療知識はありません。恋愛小説として楽しんで頂ければ幸いです!】



イケメン社長と私が結婚!?初めての『気持ちイイ』を体に教え込まれる!?
すずなり。
恋愛
ある日、彼氏が自分の住んでるアパートを引き払い、勝手に『同棲』を求めてきた。
「お前が働いてるんだから俺は家にいる。」
家事をするわけでもなく、食費をくれるわけでもなく・・・デートもしない。
「私は母親じゃない・・・!」
そう言って家を飛び出した。
夜遅く、何も持たず、靴も履かず・・・一人で泣きながら歩いてるとこを保護してくれた一人の人。
「何があった?送ってく。」
それはいつも仕事場のカフェに来てくれる常連さんだった。
「俺と・・・結婚してほしい。」
「!?」
突然の結婚の申し込み。彼のことは何も知らなかったけど・・・惹かれるのに時間はかからない。
かっこよくて・・優しくて・・・紳士な彼は私を心から愛してくれる。
そんな彼に、私は想いを返したい。
「俺に・・・全てを見せて。」
苦手意識の強かった『営み』。
彼の手によって私の感じ方が変わっていく・・・。
「いあぁぁぁっ・・!!」
「感じやすいんだな・・・。」
※お話は全て想像の世界のものです。現実世界とはなんら関係ありません。
※お話の中に出てくる病気、治療法などは想像のものとしてご覧ください。
※誤字脱字、表現不足は重々承知しております。日々精進してまいりますので温かく見ていただけると嬉しいです。
※コメントや感想は受け付けることができません。メンタルが薄氷なもので・・すみません。
それではお楽しみください。すずなり。

【R18】純粋無垢なプリンセスは、婚礼した冷徹と噂される美麗国王に三日三晩の初夜で蕩かされるほど溺愛される
奏音 美都
恋愛
数々の困難を乗り越えて、ようやく誓約の儀を交わしたグレートブルタン国のプリンセスであるルチアとシュタート王国、国王のクロード。
けれど、それぞれの執務に追われ、誓約の儀から二ヶ月経っても夫婦の時間を過ごせずにいた。
そんなある日、ルチアの元にクロードから別邸への招待状が届けられる。そこで三日三晩の甘い蕩かされるような初夜を過ごしながら、クロードの過去を知ることになる。
2人の出会いを描いた作品はこちら
「純粋無垢なプリンセスを野盗から助け出したのは、冷徹と噂される美麗国王でした」https://www.alphapolis.co.jp/novel/702276663/443443630
2人の誓約の儀を描いた作品はこちら
「純粋無垢なプリンセスは、冷徹と噂される美麗国王と誓約の儀を結ぶ」
https://www.alphapolis.co.jp/novel/702276663/183445041
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる