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内風呂マッサージ
さいごは二人で
しおりを挟む「温子さんっ、はぁ、触ってほしいです」
体勢が少しずつ安定してくる中、水川が私の手を取り、急角度を持った硬い性器に導く。布越しでも分かる熱さに、もっと触りたいという感情が湧き出る。
ショートパンツの中で苦しそうにしているそれをパンツから開放させる。
ビンっ
とそれは勢いよく出てきた。
そういえば、まだ付き合っても無いときに混浴温泉で湯浴み着越しにこれに触ったことがあったが、初めて直接触る。
どんな感触なんだろう…恐る恐る手を伸ばす。
「かたいっ」
「っ…!温子さんっ、直接は、駄目です。体洗ってないから、汚いっ」
お湯で簡単には汚れは落としているから別に触ることに抵抗は無いが、それでも嫌だというので、じゃあと手を離す。洗ってほしいっていうことかと少し手を伸ばし、石鹸を泡立てる。
「いや、洗ってって意味じゃなくて、パンツ戻してって意味です」
「そうなの?でもすごく苦しそう、戻せないよ」
私も頭がぼーっとしてしまい、とにかく洗ってあげなきゃと泡を立て続ける。そして手にふわふわの泡を乗せたまま再度直接触る。
お湯の滑りに更に泡が足され、滑らかに上下に擦る。手で軽く輪っかを作り、その中でシュッシュッと擦っていく。
気持ち良さそうな水川の様子にもっと気持ちよくなって欲しいと、手の速度が上がる。私も興奮しているせいか、秘部からはまた愛液がこぼれ始める。たらりと水川の太ももを伝う。
「どう?きもちいい?」
「っ、はい、とっても。温子さんも気持ちよくなって」
水川が私の胸と秘部に手を這わせ始める。
「ひぃやっ、あぁ、ぁぁ、みずか、わ、やぁん」
「温子さんのここ、お湯よりもぬるぬるっ」
秘部の入り口辺りをじゅくじゅくと指が弄ぶ。
「あぁぁん、だめ、そこ、やぁん、やぁん」
秘部は指を膣内に入れ込もうとしているのか、ぐぷりと大きく動く。その卑猥な動きが更に私を感じさせる。水川にも感じてほしいと、水川の性器を擦る手に緩急をつけたり、裏をすっと撫でたりして様子を見る。
「うぁぁ、それ、んん」
お互いの性器をそれぞれ愛撫し、どちらが先に音を上げるか…
「ひゃぁん、あん、あん、やぁん、もうっ、んふっ」
「手つき、やらしいっ」
「もうっ、おねがぁぁい、いかせてェ」
「はっ、いいですよ」
私の秘部を弄んでいた指は、明確な意思を持って陰核へと伸びる。そして胸に置かれているもう片方の手も尖る乳首を転がす。
「ふぁぁぁん、ひぃやぁ、あん、あぁん、ううっ、もうだめっ!いっちゃううの」
「ぼく、も」
「んんん、ふぁっ、いくっ、いっちゃぁぁう、あぁん、あああ」
「んんっ、いいですよ」
「あぁ、アァぁぁぁぁぁん、イクぅぅぅ、アァァァァン!!」
私が達すると、水川もほぼ同時に達して白いものが泡を押しのけて私の手にかかった。
◆◆◆◆
ぐったり。
もう私は体に全然力が入らず、水川の体に全体重をもたれけさせる。お互い盛り上がってしまった。私は指に力を入れることもできないのに、水川はお湯を私に掛けながら「気持ちよかったですね、もう一度しましょう」なんて言ってくる。これ以上くっついていたら危ないと、なけなしの力を振り絞り、なんとか内風呂から脱出した。
水川は名残惜しそうだったが
「まぁ、次は布団で」
とか何とか。水川は「髪を洗ってからお風呂出ます。それまで寝ないで待っていて下さい」と言っていたが、冗談ではない。体力を消耗したことによる眠気が凄まじい。
気だるいまま浴衣に腕を通し、布団に体を沈める。
2泊3日の温泉旅行はまだ始まったばかり…
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