ミックスド★バス~湯けむりマッサージは至福のとき

taki

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内風呂マッサージ

マットの上の攻防

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「ねぇ、やだってば、恥ずかしいっ」

マットから起き上がろうとしても、ほらじっとして、と優しくも力のある手で押さえられてしまう。


キュッ
ザーーーー


そうこうしている間にも水川は手際よく準備をする。蛇口をひねり、お湯を出し桶に溜める。

普通のお湯ではなくここの温泉の湯だ。水川が桶からお湯を手ですくうと、ローションのようにねっとりと零れ落ちる。水川は、うわぁ、本当にとろとろしていると感嘆の声を上げている。



とろり、

ビクッン



背中に垂らされ、その急な刺激に体が跳ねる。背中からお尻、脚へお湯が掛けられる度にビクつく。

「あっん」


うつ伏せのため見えないが、水川が薄く笑っている気配がする。
だめ、この状況にお湯だけでも敏感になっているのに、こんな状態で水川に触られ始めたら……

「ちょっと、やっぱりいいから」

「なんでですか?気持ちよくしてあげるのに」

それが危ないって言っているんだ
「私がやるから!」

「え?何をですか」

「水川くんが寝て、私がマッサージしたい」
されるより、する方が絶対にマシだ。

「それはそれで…………いいですね」
うーーーーん、と唸る水川。何やらぶつぶつと、ローションとか、店みたいだとか訳の分からないことを言っている。
よし、このまま反対の立場になれればっ

「ね!じゃあほら、寝転がっ」
起き上がって場所の交代をしようとするが、だめと押さえ込まれる。押さえる手はお湯でぬるつく背中の上で滑る。
「ひゃっあ」

「すごく良い提案だけど、今は僕がします」




◆◆◆◆




せめてもと、お尻にフェイスタオルを掛けてもらい、マッサージがスタートした。足首からふくらはぎへと、力のこもったマッサージがされる。

「どうですか?パンフレットにマッサージの方法紹介されてましたけど、お湯がローションの代わりになるので力は強めぐらいが良いって」

「ん、大丈夫…痛くない」
全身がぬるぬるとして、力が入り過ぎずに水川の手が体を滑っていく。
しかし、とにかく恥ずかしいのだ。タオルは小さく、秘部が見えないように両足をぴたりと閉めているが、力が抜けてしまいそう。

ふくらはぎまでのマッサージが、太ももへと移ってくる。

「ふぁっ」

太ももからお尻のすぐ下まで、熱い手が上下する。彼の両手の親指は内ももに入ろうとしている。それを何とか食い止めようと、内ももにぎゅっと力を込める。

「せっかくマッサージしてるんだから、力まないでリラックスして下さいよ」
苦笑いをしながら言われるが、力を抜けば秘部が水川からは丸見えになってしまう。
すると水川の手が脚から離れる。あ、良かった、終わったかな。そう思っていると…


チャポチャポンッ

お湯が追加で脚や尻にかけられる。フェイスタオルがずぶ濡れになり、ぴたりとお尻に張り付く。ぬちゅっと、私が少し動くだけでヌメヌメしたお湯がいやらしい音が響かせる。
そして太ももからお尻の下までのマッサージが続行される。先ほどよりも滑りが良くなり、気持ちはいいが…

「ちょっと、そこはいいから」

「指が滑っちゃうんですよ」

どんどんと手は内ももへと入り込んでくる。


ビクンッビクンッ、ビクッン

体が私の意思とは関係なく跳ね続ける。

「んっ、ああぁ」

「本当に敏感ですね。ここまで敏感だと心配になってきます。この前のホテルのマッサージでも喘いでたし」

「喘いでなんかない!…あぁん」

「そんな感じで声出してましたって。じゃあ次は…」
脚から手が離れ、濡れて張り付いているタオル越しに、お尻を鷲掴みにされる。

「やぁ、強い」
ぐいぐいと力強く揉まれ、ヌチュっ、ヌチュっと音が響く。揉まれるたびに秘部にも力が伝わり、熱いものが溢れる感覚。

「温子さんは座り仕事が多いからお尻も凝ってると思いますよ。ちゃんと揉んであげますから」

「いい、いいから」

「タオルが邪魔なので取りますよ」
私の意見は完全にスルーされ呆気なくタオルは取り除かれてしまった。隠そうと手を後ろに伸ばすがあっさりと払われてしまう。
そしてお尻にお湯が追加で掛けられ、水川の大きく熱い手が、ぐっ、ぐっと揉んでいく。お湯のせいで滑り、力の伝わり方が絶妙で、焦らされているように感じる。

「腰、揺れてますよ」

「ちがっぅ」

「そそられます。お尻もすごくエロい」
両手でお尻を弄ばれる。つんつんと突かれたり、細かく震わしたり、その全てがお湯のぬめりを通して私の中に熱を溜めていく。

「あぁ、あぁ、もう、やぁぁ」

「もっと解さないと」


ぎゅっ、ぎゅっ、ぎゅううう、ぱん



お尻は揉まれ続け、ぎゅっと掴まれたかと思うとお湯で滑りぶるんと戻る。

「もう大丈夫だからぁ、あん、あっ、あっ」

別に秘部をどうこうされている訳ではないのに、愛液が溢れているのが見なくてもわかる。
どうしよう、もっと核心を触ってほしい…。力が抜けてしまい、脚を閉じていることもできず、そして水川に秘部を触ってほしい気持ちもあり脚を微かに広げる。秘部が空気に触れる感覚に、くぷりと蠢く。

触ってと言うかどうか迷っていると、「では次は仰向けになって」と体を引っくり返される。
熱は開放されぬまま、マッサージは続行された。
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