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3日目:VRセックス

続・ヤってみよう

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ポンポン、、ポンポン、、

「寺方さん、起き上がれますか」

桃香はイったあと体の力が入らずに目を瞑って息を整えていたが、何かが肩を軽く叩いた。

藤根が肩を叩いたのかと思い目を開けると、藤根ではなく、”手のようなもの”が肩を叩いていた。

「きゃっ!」

桃香は驚いてガバリと起き上がった。

“手のようなもの”は、手首から下の手だけだ。生身の人間の手というよりは、真っ白な手袋をしたような手だ。

そんな”手のようなもの”が桃香の目の前に浮いている。それも4つもだ。

近くにいる藤根は4つの手に特に驚いてもいない。桃香が怪奇なものを見るように怯えているのが分かり、藤根が説明を始める。

「桃香さん、この手は尾嵜と阪部くんの手だよ」

「へ……?」

「桃香さんと俺は全身スーツを着ているけど、尾嵜と阪部くんはVR用手袋をしてVR空間に入ってきたんだ」

現実世界の尾嵜らの手の動きが、VR空間内で忠実に再現されるという。

「そんなことまでできるんですか……」

4つの手はよく見ると右手と左手という違いがあり、2組だ。

尾嵜の声がして、「こっちが私で、もう1組の手が阪部です」と説明された。

白い手袋をしたような手が浮いている状態には驚くが、ようやく桃香も理解した。



◆◆◆◆



「最後に、VRスーツの情報処理能力の限界を調べます」

3日間のモニターもようやく最後のテストまできた。
VRスーツの情報処理能力の限界のテストは、桃香に対して藤根、尾嵜、阪部が同時に接触をした場合でも全ての接触を感知できるかという調査だ。

尾嵜の指示により、桃香は四つん這いにさせられた。

全裸で四つん這いになると、乳房がたぷん、たぷんと震え、尻も突き出された。

(寝そべるのも、恥ずかしかったけど、この体勢もけっこう、あぁ、はずかしいっ)

桃香の準備が整うと、尾嵜が説明を再開する。

「敏感に接触を感じる箇所でテストします。まずは寺方さんのワキに阪部が接触します。阪部、始めて」

阪部がはい、と返事をすると、桃香の体の近くに浮いていた4つの手のうち2つが瞬時に移動する。

2つの手は桃香の右ワキ、そして左ワキに触れた。

「んきゃっ、……ん、、」

現実世界の阪部の手の動きを忠実にVR空間で再現している2つの手は、桃香のワキを撫でる。

さすさす、さすさす
さすさす、さすさす

「あぁ、、くすぐ、たいっ」

桃香の尻の後方にいる藤根は、ワキをいじられている様子を眺めてニヤニヤしている。

「うわぁ、すっごく、エッチな光景だね。阪部くんの手つき、やーらしー」

「藤根さんには、言われたくないです」

「お、阪部くんも言うねぇ」

さすさす、さすさす
さすさす、さすさす

桃香が阪部の手の感触を感じると同様に、VR用の手袋をした阪部も、桃香のワキを触っている感触がある。ワキに指を埋めると同時に柔らかい横乳にも手が当たる感触がある。

尾嵜が桃香に確認を行う。

「ここまでは何の問題も無いと思いますが、両ワキを触られている感触はありますか?」

「んふぅ、あぁっ、はぁい、感触ありますっ」

「分かりました。では次に……」

ワキを弄る手ではない、残りの2つの手が体の下の方へ入っていった。

四つん這いの桃香は顎を下げてその手の様子を見る。


むぎゅり、むぎゅうぅ

「きゃっぁん!」

2つの手は乳房を掬い上げるように揉み始めた。

「私が接触しているのは分かりますか?」

尾嵜がそう問いながら、両方の乳房を手全体で揉んでいる。

「あぁんっ、あはぁっ、わか、りますっ」

阪部の手は止まらずにワキを刺激し続け、それに加えて乳房にも刺激が与えられる。

「あぁ、ンンっ、そんな、いっぺん、にぃっ」

尾嵜と阪部の刺激による快感に支配されそうになり、桃香は腰を左右に揺らして気を紛らわそうとする。

フリフリ、フリフリ

しかし桃香の後方から見て待っている藤根が、桃香のふっくらした尻が左右に揺れている姿に我慢ができなくなる。

「次は、俺ね」

尾嵜の合図を待たずに、藤根が桃香に近づく。そしてユラユラと揺れている尻をむぎゅっと掴んだ。

「ンふぅっ!あぁ、おしり、むぎゅむぎゅ、って、あぁん、あぁ、いやぁん」

「そうそう、お尻で正解だよ、ちゃんと感じとれてるじゃん。3人が触ってもVRスーツの感知、大丈夫そう」

藤根も加わったことで、三人の男が桃香の体を弄る。VRスーツは複数の刺激でも正常に情報処理をしている。

「もう、あぁん、あぁん、テスト、だいじょう、ぶ、ですか?」

桃香が泣そうな声を出しながら、テストの終了を訴える。

しかし尾嵜が「まだです」と乳房を揉む手は止めずに淡々と答える。

「今より強い刺激でも問題ないかチェックします」

乳房を揉んでいた尾嵜の手がすっと動き、乳首をピンと弾く。

「アァぁぁっ!あぁっ、だめぇっ、あっ、あぁん」

「どこを、触られているか言ってください」

ぐにぐにゅ、ぐにぐに
ピン、、ピン、、

「アァん、あぁ、ちくび、さわられて、あぁん、だ、めぇっ、きもち、よく、あぁんっ、なるっ」

四つん這いの体勢が苦しく、桃香の腕がずるずると下がっていく。しかしワキを弄る阪部によってそれは許されずに支えられる。

背後にいる藤根は、桃香の痴態にあてられて尻を揉んでいた手を下の方へ動かす。

ヌチュンっ、ヌチュり

「ンキャっ!いま、そこぉ、だめぇ、アァ!」

愛液でたっぷりと濡れた淫部に指を這わすと、桃香の体が跳ねる。

ビクビクっ
「ぃひぃぃぃっ、あぁぁ~ん!」

桃香が裸体を波打たせる。そして愛液がぐぷりと膣内ナカから溢れる。

ジュグジュグ
ジュグジュグ

「ここ、柔らかいね。挿れてもいい?」

「んん、あぁん、おかしく、なっちゃうからぁ、アァん、あぁんっ、んフっぅぁ」

「大丈夫、おかしくなっていいよ」

ヌチュンっ
ぐにゅううぅ

藤根の指が挿入され、桃香の全身が細かく震える。

「アァう、アァぁう、らめぇ、ら、め、アァぁぁ、イクゥっ、あぁん」

「指、飲み込まれちゃったよ、わかる?」

指がくいっと曲げられ、膣内の感じる箇所に当たる。

「アァん、そこぉっ!あぁん、もっっと、あぇぅ、アァ~ん、おねが、ぁい、アァン、アァァァ」

「本当にっ、可愛いな……」
指を引き抜いて、勃起したペニスがぶちゅっぅと膣口にあてがわれた。

「ウフぅぁん、ほしぃ、ほしぃぃっ、アァ~ん、アァ~~」

「いくよ、、、、、、ふはっ」

桃香の腰を掴んでぐっと手前に引きながら、ペニスが入り込んでいく。

「アァァァァアン!!いくぅ、あぁん、あぁっ、アァ~ん、イクっ、あぁぁぁんっ」

「おかしくなるぐらい、感じて」

ズチュンっ!ズチュンっ!

藤根が腰を振り始める。
そのタイミングに合わせたように、ワキを刺激している阪部も、乳首を刺激している尾嵜も動きを強めた。

桃香の裸体が、三人からの愛撫に悦び震える。

「ァハァァっ、そんなぁ、ぜんぶぅ、あぁん、ワキもっ、おっぱいもっ、あそこもぉっ!ぁ、、イクぅぅ、イクっっ、きてぇるのぉ~っ、アァ、アァ、アァ、アァっ」

さすさす、さすさす
ムギュウ、ムギュウっ
ズチュンっ!ズチュンっ!

桃香の全身が細かく震え出し、膣がきゅうっと締まる。

ビクビク!ビクビクン!

「イヒィ!!……アァァ!!……………アアアァッァァァ!!」






◆◆◆◆





意識を飛ばしてしまった桃香が目が覚めると、そこはビーチではなく、現実世界に戻っていた。

VRスーツは脱がされており、全裸の上から大きなバスタオルが掛けられていた。

「……っ、こほっ」

喉が枯れているのか、すぐには声が出ずに咳き込むと尾嵜らが近寄ってきた。

入念な体調の確認などが終わり、三日間のモニターはこれで無事に完了したと伝えられる。

「寺方さんのおかげで素晴らしいデータが取れました。ご協力ありがとうございました。モニター報酬は後日振り込みますが、何か確認しておきたいことはありますか?」

尾嵜が事務的な説明をし、桃香に何か質問があるか尋ねた。


桃香は言い淀みながら「一つだけ質問が……」と口を開く。




「……またモニターって募集しますか?」



桃香の質問に、三人の男達は口元を緩ませた。


end.
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