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3日目:VRセックス
おっぱい揺らしてみよう
しおりを挟む接触チェックが終わり、次は……
「乳房の揺れの再現度をチェックします」
尾嵜がそういうと、藤根は嬉しそうに体を左右に揺らして独特のリズムにノッている。
「阪部、説明してくれ」
「はい。寺方さんは仰向けのままで、膝を曲げて大きく足を開いてください」
「ヒュー、阪部くんのエッチぃ」
「ふ、藤根さんっ!」
「M字で大開脚ってことでしょ」
「そう、ですけど言い方が……」
「だって、桃香さん。阪部くんが足を開いてって」
「……っぅ、はぃ……」
本当にビーチにいると感じている桃香にとって、全裸で大きく足を広げることは、室内でするそれよりも大胆さを求められる。
膝を曲げ、ゆっくりと、ゆっくりと足を開いていく。美しい青い空の下で、アンダーヘアーもない淫部が晒される。藤根が覗き込み、「おおっ」と感嘆の声をあげる。
「ここもスキャンしたんだよね」
「スキャン……えっと、1日目に、はい」
初日に足と腕を固定されてカメラやセンサーで体の隅々までデータを取られたことを思い出す。
「へ~、じゃあ本物の桃香さんのココもこんなに綺麗なんだね」
「っ、や、そんな、はずかしいっ」
阪部から藤根にも指示がくる。
「寺方さんの足と足の間に入ってください。それぞれの足を持つようにして…………あ、そうじゃないです……えっと何というか」
藤根は指示された体勢を取ろうとしたがよく分からずに聞き返す。
「つまり正常位ってこと?」
「っ、そうです」
「了解!」
「あっ藤根さん、まだ連結テストじゃないですからね」
「分かってるって」
藤根が桃香の膝を持ち、お互い剥き出しの下半身を密着させる。
「ひぁっ、そこっ!」
ペニスが桃香の淫部に擦りあわされ、思わず声が出る。
「大丈夫、くっつけるだけだから」
阪部が細かい修正を指示しながら、体勢が整えられた。
傍から見れば、ビーチで裸になって性行為をしているカップルにしか見えないが、あくまでここはVR空間だ。
「では藤根さん、お願いします」
合図とともに藤根の腰がゆっくりと前後し始める。
◆◆◆◆
ぐっ、、ぐっ、、
ぐっ、、ぐっ、、
「んふっ……、あぁっ……」
寝そべった桃香に腰を押し込むと、柔らかい乳房がふるん、ふるんと揺れる。
ぐっっ、ぐっっ
ぐっっ、ぐっっ
ぷるるん、ぷるるん
ぷるるん、ぷるるん
「桃香さんのおっぱい、やらしい動き」
「あぁっ……あぁっん……」
寝そべっていても胸の形が綺麗に保たれている乳房が、藤根の腰使いに合わせて形を変える。
ぐぃっ、ぐぃっ、ぐぃっ、ぐいっ
「ん、ふぅ~んっ、あぁん、あぁ、あぁ、あぁっ」
「どうかな?腰は、辛くない?」
「あぁっ、だ、だいじ、ぶですっ」
桃香は揺らされているだけなのに、乳首がぷっくりと勃ちあがっていくのを感じる。
「桃香さんの、おっぱい、こんなに柔らかいんだね、リアルの方がもっと、すごいのかな」
「あぁん、あぁ、んふぅ、あぁ、そんな、こと、ないっ」
「本当?」
ぐっ!ぐっ!ぐっ!
「アァン!やぁ、あぁ~ん、そんなにっ、んふっぁ、あぁ~」
藤根の腰がの動きが一層大きくなった。
たわわん!たわわん!
桃香は敷かれたレジャーシートを手で握り締めて、藤根に与えられる甘い刺激を逃がそうとする。レジャーシートの感触もリアルで、藤根との行為に没頭していく。
するとレジャーシートを固く握った手を藤根の手が撫でる。
「あぁぁ、んっぅ」
腰を振りながら桃香の手を握り、両手の五指を絡ませ合う。優しい恋人つなぎに桃香の全身が悦ぶ。乳首はビンっと勃起した。
乳首が固く主張する様子を目敏く気づいた藤根は、下半身がぐっと熱くなる。
「んっ、乳首、かわいいねっ、舐めたいっ」
「あぁっ、おねが、いっ、なめてっ、あぁ、あっ」
「おねだりして、くれるなんて、はぁっ」
パンッ!パンッ!
ぶるるんっ!ぶるるんっ!ぶるるんっ!
興奮した様子の藤根が空に向かって問いかける。
「阪部くんっ、もう、揺れのチェック、はできたっ?」
「は、はいっ、再現度、問題無いです」
「じゃあっ、、桃香さんっ」
恋人つなぎをしていた手を名残惜しそうに藤根が離し、離した手を桃香の乳房に持っていく。
むにゅうんっ
「ンンっぁ、アァん、あぁ、あぁぁ」
腰の動きを止めることなく、赤く色づく乳首に親指を置く。
「アァ!アァん、いいっ、いいですっ、そこっ」
「ほらっ、気持ちよく、なって」
パンッ、パンッ、パンッ!
ぐにゅっ、ぐにぐに、ぐにぐに
「アァ~っ、きちゃ、うぅ、アァっ、アァッ、ンッフぁっ、イクっ、イクっっ」
乳首を親指と人差し指で摘むと同時に、腰を大きくグラインドさせた。
「ッ…………ァアァア!」
ビクッン!
背中が大きく反り返り、甲高い声をあげた。
はぁっ、はぁっ、はぁっ
桃香は細かく震えたあとに、ぐったりと脱力した。藤根が足を下ろして桃香の様子をみる。
「桃香さん、大丈夫?」
桃香もだが藤根もまだ息が整っていない。
「っは、い、あぁ、だい、じょぶで、す」
「驚いちゃった、乳首で、いっちゃったから」
桃香は居た堪れなく体を縮こませたのだった。
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