11 / 21
2日目:動作測定
シール越しに弄られながら
しおりを挟むピンク色のシールの下で乳首がむくむくと勃ちあがっている。しかしそんなことはお構い無しに、阪部は腰を振り、尾嵜は乳揺れを別室でモニターしている。
しばらくして尾嵜から声がかかる。
「ストップだ」
「っ、はいっ」
「データ量は充分取れたからチェックする。一度カメラと音声を切るから待っていてくれ」
「分かりました」
阪部が体を離し、桃香の足を下ろした。別室にいる尾嵜とのスピーカー越しの通話もOFFになった。
桃香と阪部のいる部屋には、少しの静寂が続く。
「あぁ、あの……」
「どうしましたか」
「ここ、痒くて……剥がしてもらえませんか?」
桃香はやんわりとバストの先端を指さした。痒いというよりは疼くという方が適切だが、桃香は阪部にそう訴えた。
「すみません、一度剥がしてまた張り直すとシールの位置が変わる可能性があります。尾嵜のOKが出るまでは剥がせないです」
「そうですか……」
桃香はもどかしそうに、上半身をベッドの上でくねらせる。しかしどうしても我慢できない。
「んっ、シールの上から、掻くのはダメですか?」
「……シールが外れない、程度なら」
阪部の返事を聞いて、桃香は自分の両手を乳房に持っていった。

カリ……カリ……
カリ……カリ……
「……ンふぅ、、んっ、、」
桃香は阪部が見ていることなど構わずに、シール越しに乳首を弄る。最初は軽く撫でるだけだった。しかし乳首が更に刺激を求めて勃ってしまい、撫でるだけでなく、引っ掻き始める。
カリカリ、カリカリ
「……あぁ、……んんぅ」
悩まし気な声とともに腰が左右に動く。股もひっきりなしに擦りあわされる。
「あ……ぁん、ふぅっ……ん」
「…………」
桃香の様子を、ベッドから下りた阪部が真横に立ってただ見つめる。
シールの下の乳首は、これ以上なく固くなっている。しかし指の刺激がダイレクトには伝わらず、桃香はもどかしさにもっともっとと指の動きを強くする。
すると指がシールの端に一瞬引っかかり、剥がれかけた。
あっ、と阪部の声が漏れる。その声に桃香は指を一瞬止めて阪部の顔を見上げた。
二人の目が合い、桃香の瞳に宿る熱が阪部にも伝わる。
「……シール、剥がれそうなので……僕がします」
阪部が手伝うと提案し、桃香はうなづいた。
ベッドに寝る桃香の左側に立っている阪部は、腰を曲げて桃香の上半身を覗き込む。桃香は自分の両腕をたらんと脱力させ、ベッドマットに落とした。そして顔を阪部のいる方の反対の右側にそむけ、これから来るであろう甘い刺激を待ち望む。
阪部の大きな手がまずは左乳を持つ。
「ンンっ」
自分の手ではない熱い体温に桃香は一瞬体が跳ねる。昨日は測定室で乳首を直接弄られているのだから、シール越しである今日の方が恥ずかしくない……と自分に言い聞かせる。
「失礼します」
ぴとり……
阪部の人差し指が乳首の上に置かれる。同じように右乳にも阪部のもう片方の手がきて、乳首に指を置く。
「ひぁんっ」
両方の乳房が阪部の手によって持ち上げられ、シールを1枚隔てて乳首に人差し指が添えられた。
その人差し指が動き出す。
シュルシュッ、シュルシュッ
「ンン……っ!うう……、あぁん……あぁ」
自分の緩慢な触り方ではもどかしいだけだったが、阪部の素早い指の動きに桃香は声をあげて悦ぶ。
シュッシュッ、シュッシュッ
シュッシュッ、シュッシュッ
「あぁ~、すごく、、んんっ、イイ、アゥッ」
「どんどん硬くなっていますよ」
「やっぁぁん!はずかしいぃっ」
桃香は背中を反らせて、阪部による刺激をもっと感じようと胸を近づける。膝を立てて、腰をピクピクと上下させ始めた。
阪部はシールが外れないようにしながら、人差し指だけでなく親指も添える。
ぐにぐに、
ぐに、ぐーーー
乳首が人差し指と親指で摘ままれる。
「あぁ~~んっ、それ、あぁあっ、あぁ、あぁあ~、ンンふぅ」
びくんびくんっと身体全体が大きく跳ねる。しかしその動きにも器用に合わせて、乳首への刺激を止めない阪部。
「もう、痒さは、治まりましたか?」
阪部はそう言いながらも、ぐにぐにと乳首を摘まみ続ける。
「イやっぁ、あん、あぁぁ、っあぁ、まだぁ、まだ、かゆい、からぁん」
「っ、分かりました」
ぐにぐにぐにぐに、ぐにぐにぐにぐに
「ひぁやぁぁぁんっ…あぁ、あぁ、あぁ」
阪部は乳首を弄りながら、たっぷりとした乳房を手全体で揺さぶり始める。ほわんとした柔らかさの巨乳を手の平で感じる。
「すごっ」
「あぁ~、もうぅ、アァ~ん、アンぅ、あん、あん、やぁぁ、ンン」
桃香が目線を下にやると、阪部の手によって乳房がぶるぶると大きく震えている。
ぶるんぶるん、ぶるんぶるん、ぶるんぶるん
「…ぅ、もう、だめぇ、しーる、はがしてぇ、あぁぁ、っぁ」
乳房を弄る阪部の両手を桃香が弱弱しく掴む。そして意味ありげに阪部の手をさわさわと撫でる。
「……っ!寺、方さんっ」
撫でられた阪部はぞくっと身震いし、思わずシールの端に爪をねじ込む。
そして右乳、左乳両方のシールを一気に剥がした。
ピリリッ
「イヒィァっっ、ァア~~~ッ!」
腫れた乳首がお目見えする。そして阪部の指が乳首に直接触れる。
ビクンっ!ビクン!
「~~っ!だめぇ~~!イ、クゥ~!~~~っヒァヤぁぁぁんっ!」
大きく背中を逸らして桃香はベッドマットに体を落とした。
0
あなたにおすすめの小説
JKメイドはご主人様のオモチャ 命令ひとつで脱がされて、触られて、好きにされて――
のぞみ
恋愛
「今日から、お前は俺のメイドだ。ベッドの上でもな」
高校二年生の蒼井ひなたは、借金に追われた家族の代わりに、ある大富豪の家で住み込みメイドとして働くことに。
そこは、まるでおとぎ話に出てきそうな大きな洋館。
でも、そこで待っていたのは、同じ高校に通うちょっと有名な男の子――完璧だけど性格が超ドSな御曹司、天城 蓮だった。
昼間は生徒会長、夜は…ご主人様?
しかも、彼の命令はちょっと普通じゃない。
「掃除だけじゃダメだろ? ご主人様の癒しも、メイドの大事な仕事だろ?」
手を握られるたび、耳元で囁かれるたび、心臓がバクバクする。
なのに、ひなたの体はどんどん反応してしまって…。
怒ったり照れたりしながらも、次第に蓮に惹かれていくひなた。
だけど、彼にはまだ知られていない秘密があって――
「…ほんとは、ずっと前から、私…」
ただのメイドなんかじゃ終わりたくない。
恋と欲望が交差する、ちょっぴり危険な主従ラブストーリー。
👨一人用声劇台本「寝落ち通話」
樹(いつき)@作品使用時は作者名明記必須
恋愛
彼女のツイートを心配になった彼氏は彼女に電話をする。
続編「遊園地デート」もあり。
ジャンル:恋愛
所要時間:5分以内
男性一人用の声劇台本になります。
⚠動画・音声投稿サイトにご使用になる場合⚠
・使用許可は不要ですが、自作発言や転載はもちろん禁止です。著作権は放棄しておりません。必ず作者名の樹(いつき)を記載して下さい。(何度注意しても作者名の記載が無い場合には台本使用を禁止します)
・語尾変更や方言などの多少のアレンジはokですが、大幅なアレンジや台本の世界観をぶち壊すようなアレンジやエフェクトなどはご遠慮願います。
その他の詳細は【作品を使用する際の注意点】をご覧下さい。
極悪家庭教師の溺愛レッスン~悪魔な彼はお隣さん~
恵喜 どうこ
恋愛
「高校合格のお礼をくれない?」
そう言っておねだりしてきたのはお隣の家庭教師のお兄ちゃん。
私よりも10歳上のお兄ちゃんはずっと憧れの人だったんだけど、好きだという告白もないままに男女の関係に発展してしまった私は苦しくて、どうしようもなくて、彼の一挙手一投足にただ振り回されてしまっていた。
葵は私のことを本当はどう思ってるの?
私は葵のことをどう思ってるの?
意地悪なカテキョに翻弄されっぱなし。
こうなったら確かめなくちゃ!
葵の気持ちも、自分の気持ちも!
だけど甘い誘惑が多すぎて――
ちょっぴりスパイスをきかせた大人の男と女子高生のラブストーリーです。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる