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1日目:採寸

除毛クリーム

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パッチテストは問題なく、除毛クリームによる処理がスタートとなった。

更衣室から戻った阪部は、白衣姿から、濡れてもいいようなTシャツに短パンというラフな姿。
そして桃香は沐浴室の一角に敷かれた、厚み10cmほどのマットに仰向きで寝かされる。マットは防水仕様だが、寝心地の良いものだ。右手で胸を、左手で股間を隠している。

「まずは全身の状態を見せてください」

「え、状態……?」

「寺方さんの肌の状態ですよ。毛の生え具合を見ます」

「っ!」

「ではまず脚から」

阪部は床に跪き、仰向きに寝そべる桃香の足にぐっと顔を近づける。

(ひやぁ、すごく、見られてるっ)
足首から脛、膝と舐めるようにチェックする阪部。

「全然生えてないんですね」

「脚、永久脱毛、しているので……」
毛の生え具合のチェックなんて女性にされても恥ずかしいが、年齢の近そうな男性からされる恥ずかしさに桃香は声が震える。

「そうでしたか。ただ、しっかりとチェックする決まりなので見させてもらいますね」

「……はぃ」

膝下のチェックが終わり、太腿に顔を寄せる阪部。左手で隠しているとはいえ、桃香の股間の近くに顔がきている。
パッチテストのときに足を大きく広げてアンダーヘアが既に見られているとしても、全身が紅潮し始める桃香。

「脚の表面はOKです。次は裏です」

「へ……っ、きゃっ」

阪部がひょいと桃香の片足を持ち上げる。

「失礼します」

寝そべる桃香の片足が直角に近いほど持ち上げられる。急なことに思わず胸を隠していた右手も股間を隠す。

するとGカップの巨乳が露出される。さらに両手が股間を隠すために胸が寄せられ、乳房の大きさが強調される。

阪部は魅力的な乳房に目を奪われる。しかし桃香に気づかれないようにと目線を足のチェックに戻した。

脚の裏面もじっくりとチェックが行われ、「脚の除毛処理無しで大丈夫です」となった。
桃香は脚の全てを見られたことの恥ずかしさに息が上がっている。脚を離されたことでほっとしてしまい、手がだらんとマットに落ちてしまった。

何も隠されない全裸。
柔らかそうな巨乳、引き締まったウエストからセクシーな曲線を描く腰回り。

阪部は次に桃香の上半身の方に近づき、「次はワキです」と伝える。

力が抜けてしまっていた腕は簡単に持ち上げられた。

「ぁっ……」

両腕とも頭の上に持ち上げられた。

「では、チェックします」

阪部の声は、初対面の挨拶のときのような爽やかさはなく、固い声になっている。目の前の裸体に緊張してしまっている。
そして桃香は桃香で、早く終わらせて!と言う気持ちから阪部の指示に従っている。

阪部の視線が桃香の綺麗なワキに突き刺さる。脚と同様、ワキの永久脱毛も脱毛モニターで済ませているから、除毛クリームは必要ない状態だ。

(あぁ、あぁ、視線が、熱いっ)
阪部は膝をついて上半身をかがめ、マットに寝そべる桃香のワキの近くまで顔を持ってきている。

ワキに息がかかり、その僅かな刺激で桃香の腰が一瞬ゆらりと動く。右腋、左腋をじっくりとチェックされOKが出た。



◆◆◆◆


一通りの全身のチェックが終わり、除毛処理が必要なのはアンダーヘアだけとなった。

「寺方さんのアンダーヘアは短いのでカットしなくても除毛クリームを使えそうです」

桃香はVIOの永久脱毛はしていないが時折トリマーで整えている。

「では……脚、失礼します」
医療用の薄い手袋をした阪部が、寝そべる桃香の両足持ち、膝を曲げさせながら開いた。

「ぁあっ……!」

M字に開かされた脚。パッチテストで一度見られているとはいえ、またも阪部にアンダーヘアや秘部を晒すことになり桃香は羞恥で震える。

更に阪部は近くに置いていたエアピローを持ち、それを桃香の尻の下にぐっと入れた。

「ひぃぁっ!」

エアピローの高さの分だけ尻が持ち上がり、阪部がクリームを塗りやすい体勢になっている。
しかし桃香にとっては隠したい部分が何一つ隠せない体勢だ。大きく開いた脚の間に阪部が体を入れている今の体勢は、アンダーヘアはもちろん、桃香の淫部もはっきりと見える。

脚を閉じようとしても、やんわりと脚を押さえる阪部のせいで閉じられない。

(あぁ、いやぁ、そんなとこ、恥ずかしいっ!)
桃香は恥ずかしくて嫌なはずなのに、腰がくん、くんと動く。その動きはあたかも阪部にアピールしているような動きだ。

その動きをあえて無視し、阪部は除毛クリームを取る。「塗ります」と一言だけ声を掛け、薄い手袋をした指にたっぷりとクリームが乗り、桃香のアンダーヘアに塗られる。恥丘に阪部の指が触れる。

ぬとり、ぬとり
ぬとり、ぬとり

「あぁんっ」

桃香は息を荒くしている。

アンダーヘアがさわさわと触れられる感触に感じてしまいそうになっている。阪部の指がどんどん下にいくにつれ、性器がヒクンと蠢く。

「んふぅ、あぁ……、ぁぁん……」

ぬとり、ぬとり
ぬとり、ぬとり

アンダーヘア全体に除毛クリームが塗り込まれる。指が塗り込む動作をするたびに、大陰唇がわずかに引っ張られる。

「んぅぅ……ううぁ……」
(あぁ、そんなとこ、触られちゃうと……っ)

ぐぷり……

除毛クリームを塗っているすぐ近くにある膣口から、トロリとした愛液が少量零れる。
M字開脚で更に尻を上げた状態のため、膣口の様子は阪部に丸わかりである。溢れる愛液に阪部はひゅっと息をのむ。

真っ白な除毛クリームによって桃香のアンダーヘアは完全に隠れた。



「塗り終わりました。15分ほど待って拭き取ります」

「はい……」
桃香は阪部の指が離れたことで、大きく息を吐く。固くなっていた体が弛緩する。脚が自然と閉じかけたところで阪部の手がそれを阻止する。

「脚を閉じると除毛クリームが取れてしまうので、そのままの体勢でいてください」

「っ、……はい……」

阪部が立ちあがり、どこからかバスタオルを持ってきた。そして桃香の剥き出しの上半身にそっとかぶせる。

「寒くないですか?」

「だ、だいじょうぶです」

「では15分、待っていてください。くれぐれも体勢は変えないで」

阪部はそう言って、また更衣室へと行った。どうやら着替えているのだろう。
桃香はというと、恥ずかしいほど大きく脚を開いた体勢で待ち続ける。時折、下腹部が何かを求めてヒクンと揺れる。






15分後。
阪部が戻り、除毛クリームがティッシュで拭き取られる。アンダーヘアが除毛クリームの成分によって、ティッシュに拭われるだけで痛みもなく無くなっていく。

あらかた拭われたあとに温かいお湯で清められる。




「お疲れさまでした。除毛完了です」

アンダーヘアが綺麗さっぱりなくなった桃香はぐったりと「はい……」と返事をした。
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