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リゾートホテル
7.こんなはずでは ❤︎
しおりを挟む崩れた体勢は水川の腕によって、引き寄せられる。
それによりお尻が水川の体に密着する。
「やだっ、当たってるっ」
お尻に感じる固くて質量のあるもの。
「すいません。でもこんなやらしい姿見せられたら仕方がないでしょう」
「っあ、私のぉ、せいなの?」
「他の誰だって言うんです?」
水川の左手は胸を離れ、内腿に滑り込んでくる。
力の抜けているせいでその手を阻めない。
「ひやぁん、そこぉ、だめなのぉ」
「駄目ですか?」
内腿に差し込まれた手は、中心へ中心へとずずずと動く。乳白色の水面下ではっきりは見えないが、それが余計に想像力を掻き立てる。
秘部にギリギリ触らないところで、手がピタリと止まる。良かった、これ以上触られたらもう私いってしまいそう。
というか、何なの、こんなに感じたこと無くて怖い。
私の普段より高い声はバスルームに響き続け、水川の興奮していることを示す荒い吐息は私の左耳から脳内に響き続ける。
「おかしくなっちゃう…っ」
「なって下さいっ、こういうのはどうですか」
内腿の際どいところにあった手が、ぐっ、ぐっと力が込められると…
「っ!いやぁっそれ、だめぇえ」
秘部を直接触られていないのに、力が伝わり、くぷっと拡げられる。あぁぁ、直接愛撫されているような感覚と核心には迫らないその微妙な力の伝わりに、秘部のひくつきが大きくなる。
「ほら、気持ちいいでしょう」
ぐっぐっ
にゅぷ、にゅぷ
音は聞こえないはずなのに、秘部から濡れた音が聞こえそうなほど、水川の手の動きに反応して愛液を零している。
そしてそれまで胸を触り続けていた水川の右手も、内腿へ差し込まれ、力を込められる。
ぐいっ
私の脚は大きく開かれる。更に水川の脚が器用にも絡み、大きく開かれた状態でロックされてしまった。
「やん、恥ずかしいっっ」
脚を広げられたことで秘部がヒクンっと大きく動く。
「何がです?お湯が白く濁っていて見えないから大丈夫ですよ」
確かに見えてはいないが、水川の手の動きも見えにくくそれが緊張感を生む。そして新たに差し込まれた右手がじっとしている訳もなく、左手と同じように秘部の方へと動き出す。
「あ、あ、あ」
あまりに感じてしまい、まともな声が出せない私とは違い、水川は言葉でも私を追い詰める。
「気持ちよさそうに腰が動いていますよ。おっぱいも柔らかいし、ここもすごく柔らかいです。あぁ指が沈んでいきます」
ぐいいっ
左手と右手が同時に内腿の際どいところに置かれ、指に力が込められる。すると秘部がそれに合わせて、くぷぁあと開かされる。
「あぁぁぁぁあん」
「やらっしい声っ」
ぐっ、ぐっ、ぐっ
「あぁぁ、だめ、それっだめぇ」
口をだらしなく開け、ダメだと懇願するが全く聞き入れてくれない。
体が自然と前屈みになり、水川の手から離れよう体を後ろに引くが、後ろには水川の体があり逃れられない。しかも私の動きが水川の性器への刺激にもなり
「んっ、あんまり僕を興奮させないでっ。これでも、我慢してるんですからっ」
「いやぁんん、もう私もだめぇぇ。我慢なんて、あぁあ、やぁ、しなぁい、でぇぇっ」
「そんなこと言ってっ」
首筋に何度も何度もキスをされ、時にはピリリとした刺激。そして意地悪な手はついに陰核へと辿り着く。
「ひっあっっ!」
「ここ感じるんですね?もっとしてあげます」
ビリビリっ
「あぁぁぁぁあんっ、、いっちゃうう」
小さく繊細な動きをする指に、陰核はこれ以上ない程刺激を受け取り、全身へ電気が走る。
「お湯の中でも、濡れているのが分かります、ぬるぬるですっ」
あぁやはりバレてしまった。
「いわ、ないでぇっ」
ぬるつきを遊ぶように、指が入り口付近を摩る。愛液がくぷりと流れ、摩擦が無いために指の動きは更に増す。
「あぁこんなにぬるついていると、指が入ってしまいそう、です。……っ温子さん、指挿れていい?」
本当は中への挿入は痛いからあんまり好きでは無いが、今日はそのつもりだったし、私もしてほしい。
「あぁん、いいよ、挿れてぇ」
「っっ、温子さん、安心して、お風呂では指しか挿れないから。痛かったら言って」
つぷっ
指とはいえ久しぶりの挿入に体が一瞬強張る。
水川は気を外らせるためなのか、首筋や耳にキスを降らし続ける。
つぷり
あ、入って、きたっ
「んん」
「痛いですか?」
「あぁん、だ、だいじょ、うぶ」
あれ、そんなに、というか全然痛くない?
「もう少し挿れますよ」
ぬぷりぬぷりと入ってくる指。
「ふぁっん、あぁぁぁん」
「その声、大丈夫そうですね。じゃあ遠慮なく」
すると指は中を蠢き回る。
「あ、あ、あ、あぁ」
どうしよう、気持ちいいっっ。なんで痛くないの?
水川の指はゆっくりとナカを広げていく。優しい動きなのに、全身に甘い刺激が走る。
予想していた痛みは無く、ただただ快楽だけを感じる。
「はぁっ、温子さんの中、あったかい。もう一本増やしますよ」
きたっ
ずっ、ぬぷりぬぷり
「ひやぁぁ、あん、あん、やだ」
2本目の指が挿れられ、全身が震える。
「痛い?」
「ううんぅっ、大丈夫なの、なんでぇ」
私は素直な疑問を口に出す。すると水川が笑いながら答える。
「なんでって、こんなに濡れてるからじゃないですか。温子さんって感じやすいんですね。嬉しいなぁ」
挿れられた指は中を動き始める。
「ひやぁん、私、感じやすくなんて、あぁぁん、ない」
「はは、全く信ぴょう性ないですね」
「あん、本当なの、わたし、挿れられる、の苦手っ、あぁぁぁん」
「気持ちいいんでしょう?」
指は緩急をつけながら抜き差しをし始める。
「っあっ!やだぁ、気持ちいいっ!」
どうしよう、こんなに気持ちいいなんて知らないっ。
「っはぁ、光栄です」
水川の手は器用にも挿入と、陰核への刺激を同時にし始める。
「あぁっあぁっ、、やあん、もう」
体全体が震え出す。うそ、どうしよう、いってしまいそう。
「一度、いってみましょうか」
指の動きは激しさを増し、お湯が激しく音を立て、その音も私を攻める。
「あ、あ、あ、いくっ、いっちゃうっううう」
「いい、ですよっ」
「あぁぁぁん!もうだめぇっ、あ、あ、あ、んん」
「温子さんっ、好きですっ」
その声が引き金となり、目の前がチカチカと光る。
「ひやぁぁぁぁあんんんっっ」
「あれ?温子さん?温子さんってば?」
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