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彼のお風呂
バスタオルに包まれた ❤︎
しおりを挟む部屋の照明が暖色のほのかな灯りに変わり、これからするんだなと改めて認識する。
ベッドにはバスタオルを巻いたまま仰向けに寝かされる。
「寒くないですか?」
寒くはないが、それよりも私だけがバスタオル一枚で水川はしっかりと服を着ていることが気になる。
「大丈夫だよ。ねぇ、水川くんは脱がないの?」
「裸が見たいですか?温子さんのエッチ」
「ちがっ」
「いいですよ、ではご要望にお応えします」
水川は豪快に服を脱ぎ、下着だけの姿になった。何回も見ているとはいえその姿に顔が赤らむ。
水川は腕で頭を支えながら横向きに寝る。斜め上からの視線が体に注がれる。
その視線から逃れられないのに、せめてもと脚をきゅっと閉じバスタオルがめくれないようにする。
「バスタオル姿は好きなので、取るのはもう少し後にしましょうね。温子さんが早く取ってしまいたいなら別ですが」
「まだこのままでいいから、もう、いちいち恥ずかしいこと言わないでよ」
「はいはい、すみません」
笑いながら水川は片方の手をバスタオル越しに胸の上に置く。そしてゆっくりとバスタオルの上を滑らせる。さわさわ、さわさわと微細な動きにじれったさを感じる。直接刺激は受けていないが胸の先端が固くなりそうだ。
「まだ僕らが付き合って無かった時に、A県の温泉行ったじゃないですか。ボディガードしますって言って混浴に」
「うん」
手の動きは止まらないままで意識が胸に集中していたが、A県の混浴温泉に行ったことを思い出す。
「普段はスーツに白衣の温子さんが、バスタオル一枚というのは中々クるものがありましたよ。しかもおっぱいの谷間も見えてましたし。…こんな風に」
バスタオルからはみ出て見えている胸の谷間に、すーっと悪戯な指が入り込み抜き差しをしてくる。
「っあん、だってあそこのバスタオル長さが足りなかったんだもん」
「乳首だって透けてましたね」
谷間にあった指はバスタオルの上に戻り、ピンポイントで先端をツンとつく。
「っああん!」
体がピクンと跳ねる。
タオル越しに更に先端を円を描いて撫で回したり、引っ掻くように刺激を与えてくる。
「固くなってきた」
「やぁあ、もう、やだぁ、はぁあ」
自分でも胸の先端がぴくぴくと刺激を求めて固くなっていく感覚が分かる。過去のことを思い出しながらの刺激に息が上がってくる。時折、上半身がぴくんと空中に跳ねる。
「可愛い。温子さんはあの時僕のこと気に入らない奴って思ってたでしょうけど。駄目ですよ、そんな気に入らない奴に色っぽい姿見せたら」
「っひゃあ、もう、やぁ、焦らさないでって」
「聞いてますか?仕方ないなぁ」
水川は体を起こし、顔を私の胸に近づける。そしてバスタオル越しにも主張が分かる胸の先端に口付ける。そしてハムっと甘噛みをする。
これまでよりも強い刺激が胸の先端から体中へと伝わる。
「っひやぁぁぁぁああっ、あふっ、あ、あ、あ、あ、だめぇ」
「ひもち、いいでしょう?」
「やぁっ、そこで喋んないでっ、ぁあん、あ、あぁぁ」
水川の唇からの刺激に乳首が痛いほど尖っている。秘部からトロリと何かが溢れる感覚に、膝をすり合わせる。胸も直接触って欲しいし下も触って欲しい。肩で息をしながら水川の腕に手を伸ばす。指先から淫靡な欲望を伝えるように。
「次はこっちですか?ふふ、良いですよ」
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