60 / 77
六十話『先輩のクラス』
しおりを挟む
八戸波先生が抱えていたものを訊いてから二日。先生の態度が急によそよそしくなることもなく、変わらない日々を過ごしている。
大丈夫だとは思っていたけれど、少し心配だったからよかった。クッキーも美味しいって言ってくれたし。
「やっほ~、後輩ちゃんたち。二日ぶり~。……ちょい疲れた」
お昼休みに入ってすぐ、少し息を切らしながら教室にやってきた。授業が終わるとほぼ同時に走ってきたらしい。
「こんにちは、命先輩。今日はお菓子作ってないですよ?」
「そこまでがっつくないよ。今日は別件」
命先輩はゆっくりこちらに近づいてくると、右手の親指を立てて廊下を指し示した。
「うちのクラスこない? ゆきなんも会いたがってるしさ。ね?」
と、命先輩はウインクをして同意を求めた。二日前にそれとなくお誘いを受けてはいたが、急なことだったので少し驚いた。私としては断る理由もないのだが、夢国さんたちにも確認する。
「いいかな? 夢国さん、七津さん」
「もちろ~ん」
「か、かまいませんわ」
七津さんは乗り気なようだが、夢国さんは少し緊張しているようだ。正直な話、私も緊張している。雪菜先輩と命先輩だけなら普段の会話なのだが、別の先輩たちもいる中にお邪魔するので、初対面の人が多くなる。
それを理由に断るのも失礼だし、何より二人の確認も取れたし、
「お邪魔させてもらいます」
「よし。席はどっかからパクればいっか」
そう言って命先輩は教室を出て行った。私たちも自分の昼食と飲み物を持って命先輩を追いかける。特に用事がなければ訪れない。場合によっては、一年と半年経たなければ訪れなかったであろう三年生の教室。学年が違うと言うだけで、教室自体は私たちのクラスと大差はない。
でも、先輩たちは私たちより全然大人に見えるなあ。二歳しか変わらないはずなのに。中学でも同じような感覚になったっけ。卒業した先輩たちと同じ立場になっても、そんなに大人になれた気ってしないんだよね。
少し懐かしい気分になりながら雪菜先輩を探していると、クラスメイトとお話し中だった。見たかぎり、一緒に食事をしているというわけではなく、ちょっとした立ち話をしているように見える。
「ゆっきな~ん、ただいま~」
「おかえり、命。って、古町さん?! それに夢国さんに七津さんも」
振り向いた雪菜先輩は驚きの声をあげた。不思議に思って命先輩の顔をチラリと見ると、してやったりな顔をしている。この様子からして、トイレに行くとかの適当な嘘をついて私たちの教室まできていたらしい。
イタズラ好きというか、なんというか。
「なになに、噂の後輩ちゃん? 可愛いー」
命先輩に少し気を取られていると、雪菜先輩と話していた生徒がこちらに近づいてきた。
「わー、お人形さんみたーい」
「ほっぺモチモチー」
夢国さんたちは夢国さんで別の先輩に捕まっていた。頬をプニプニされて目を回している夢国さんと、褒められて普通に嬉しそうな七津さん。想定よりも先輩たちの距離感が近い。
「その辺にしてあげて。困ってるから」
対応にオロオロしていると、雪菜先輩が止めに入ってきてくれた。
「ごめん。ちょっと調子に乗っちゃった」
そう言うと、先輩方は自分のグループに戻って行った。振り向いて夢国さんたちを確認すると、初対面の過剰接触でオーバーヒートを起こしている夢国さんの頬を、七津さんが少し心配そうにツンツンしていた。
私に初めて話しかけてくれた時も、こんな感じだったっけ。あの時は夢国さんの方がグイグイきていたけれど。
「ごめんね。馴れ馴れしいのばっかで」
「いえ。大丈夫です」
「いつまでも立ってないで座ろ座ろ」
命先輩は生徒がはけている場所を見つけると、人数分の椅子を引いて座りやすいようにしてくれた。自分たちのクラスでも人の席を借りて昼食を食べているが、面識のない人の席を使わせてもらうのは何故か緊張する。
小さな声で「失礼します」とこたわってから座る。夢国さんはまだ戻って来れていないようで、お人形さんのように七津さんの膝上に座っている。と言うより載せられている。
「クッキーと羊羹美味しかったよ、古町さん。これ、貸してもらったタッパー。ちゃんと洗ってあるよ」
「ありがとうございます」
お礼と共に、雪菜先輩からタッパーを受け取る。すると、命先輩も思い出したように自分の席に戻ってタッパーを返してくれた。
「超美味しかったよ、琉歌ちゃん。礼も目ぇキラキラさせながら食べてたし」
「それはよかったです。リクエストがあったら、また作りますね」
「まじ? さっすが、琉歌ちゃ~ん。いいお嫁さんになれるよ~」
昨日は八戸波先生と夢国さん、七津さんに褒められ。今日は雪菜先輩と命先輩。さらに礼ちゃんにも褒められていた。私の自己肯定感メーターの針が振り切れそうだ。
調子乗って、次作るときに失敗しないようにしないと。
「雪菜先輩、命先輩がいない時はさっきみたいに誰かと話しているんですか?」
「ああ、うん。前と比べて、みんなと普通に話せることが増えたよ。日常会話くらいだけど」
お嫁さんというワードで爆発しそうになるメンタルを誤魔化すために話題を逸らすと、雪菜先輩が少し恥ずかしそうに答えた。以前の雪菜先輩のアイドル視されている状態から考えると、タメ口で話せているだけ変わったのだと思う。
「素を見せ切ってるわけじゃないくせに、すぐSOS出すんだから。まだまだよ~」
小馬鹿にするような大袈裟な言い方をする命先輩。痛いところを突かれているのか、雪菜先輩は唸っているが、頬を引っ張る報復を仕掛けにいかなかった。雪菜先輩は正論だと感じたことにはあまり反撃しない。
「僅かでも変われたなら、上々だと思いますわ」
いつの間にか意識が戻ってきていた夢国さんは、サンドイッチを齧りながらボソッと言った。七津さんは同意するように頷く。膝の上で身じろぎする夢国さんを下ろすつもりはなさそうだ。
「優しい後輩に恵まれたね~、ゆきなん?」
「うん。うん、そうだね。ちょっと恥ずかしいけど」
それから雪菜先輩たちと他愛ない話をしながら昼休みを過ごした。食事が終わると他の先輩たちも混ざってお話ししていたが、命先輩が所有権を主張するように私たち後輩を定期的に抱きしめてアピールしてきた。初対面の先輩たちは流石にそこまではして来なかったが、定期的に(主に七津さんと夢国さんが)頬をムニムニされた。
雪菜先輩も羨ましそうに見ている気はするのだけれど、実際には触れて来ないんだよね。誰も見ていない時にハグしたり手を繋いだくらい、かな。生徒会室の時は先生に目撃されたけれど。
話に夢中になって乾いた喉を潤そうと水筒を手に取ると、中身が空になっていることに気がついた。
「あ。私、ちょっと飲み物買ってきます。何か買ってきましょうか?」
「私も行く。命、飲みたいものある?」
私が一人で行こうとすると。雪菜先輩も立ち上がりスッと命先輩に確認をとった。
「じゃあリンゴジュース」
「私たちはまだ残っているので、大丈夫ですわ」
夢国さんの答えに、七津さんはペットボトルをクルクル回して中身があることをアピールした。雪菜先輩と二人で自販機まで行く。タイミングが絶妙だったのか、ちょうど人気がなかった。
何を飲もう。……甘いもの飲みたいけれど、今日はお茶で我慢しよう。ちょっと甘いもの最近取りすぎたし。
私がお茶を買うと、雪菜先輩が続けてリンゴジュースと紅茶を購入した。紅茶は無糖のストレートを選んでいた。
やっぱり紅茶は無糖なんだ。微糖もあるのに迷いなく選んだし。
「ねえ、古町さん」
教室に戻ろうとすると、雪菜先輩が呼び止めるように話しかけてきた。足を止めて振り向くと、雪菜先輩は少し赤い顔をして俯き気味にこちらを見ていた。何度も見ているからわかる。何か、言いづらいことがあるらしい。
「なんですか? 雪菜先輩」
本音を伝えるのにまだ抵抗があるのかな? 少しだけ、寂しい気がする。
「今週の土曜日、付き合ってくれない? こんなの、当たってさ」
雪菜先輩は両手に持っていたペットボトルを左手で持ち、ポケットから一枚の紙を取り出した。顔を近づけて確認すると、遊園地のペアチケットだった。
遊園地。小さい頃に行ったきりだなぁ。久しぶりに行きたいかも。でも、私が行っていいのかな?
「命先輩と、行かれないんですか?」
「なんか、礼ちゃんと出かける用事があるらしくて。使わないのも、もったいないからさ」
そういうことなら、私が行ってもいいのかな? 少し申し訳ない気がしないでもないけれど。でもせっかく誘ってくれているわけだし。
「そういうことなら、ぜひ」
「本当に? よかったぁ。そしたら土曜日、駅で待ってるね」
「はい。……それじゃ、戻りましょうか」
安堵して笑う雪菜先輩と教室に戻ると、夢国さんと七津さんが完全に取り囲まれていた。さながらマスコットだ。
ちょっと前の雪菜先輩って、あれに近い状態だったんだなぁ。理由は別物とはいえ。夢国さん大丈夫かなぁ。七津さんは大きいから、ケロッとしてるのが遠目でもわかるけれど。
「あ、二人ともおかえり~。争奪戦手伝って~」
「人を景品扱いして遊ばないであげてよ」
大丈夫だとは思っていたけれど、少し心配だったからよかった。クッキーも美味しいって言ってくれたし。
「やっほ~、後輩ちゃんたち。二日ぶり~。……ちょい疲れた」
お昼休みに入ってすぐ、少し息を切らしながら教室にやってきた。授業が終わるとほぼ同時に走ってきたらしい。
「こんにちは、命先輩。今日はお菓子作ってないですよ?」
「そこまでがっつくないよ。今日は別件」
命先輩はゆっくりこちらに近づいてくると、右手の親指を立てて廊下を指し示した。
「うちのクラスこない? ゆきなんも会いたがってるしさ。ね?」
と、命先輩はウインクをして同意を求めた。二日前にそれとなくお誘いを受けてはいたが、急なことだったので少し驚いた。私としては断る理由もないのだが、夢国さんたちにも確認する。
「いいかな? 夢国さん、七津さん」
「もちろ~ん」
「か、かまいませんわ」
七津さんは乗り気なようだが、夢国さんは少し緊張しているようだ。正直な話、私も緊張している。雪菜先輩と命先輩だけなら普段の会話なのだが、別の先輩たちもいる中にお邪魔するので、初対面の人が多くなる。
それを理由に断るのも失礼だし、何より二人の確認も取れたし、
「お邪魔させてもらいます」
「よし。席はどっかからパクればいっか」
そう言って命先輩は教室を出て行った。私たちも自分の昼食と飲み物を持って命先輩を追いかける。特に用事がなければ訪れない。場合によっては、一年と半年経たなければ訪れなかったであろう三年生の教室。学年が違うと言うだけで、教室自体は私たちのクラスと大差はない。
でも、先輩たちは私たちより全然大人に見えるなあ。二歳しか変わらないはずなのに。中学でも同じような感覚になったっけ。卒業した先輩たちと同じ立場になっても、そんなに大人になれた気ってしないんだよね。
少し懐かしい気分になりながら雪菜先輩を探していると、クラスメイトとお話し中だった。見たかぎり、一緒に食事をしているというわけではなく、ちょっとした立ち話をしているように見える。
「ゆっきな~ん、ただいま~」
「おかえり、命。って、古町さん?! それに夢国さんに七津さんも」
振り向いた雪菜先輩は驚きの声をあげた。不思議に思って命先輩の顔をチラリと見ると、してやったりな顔をしている。この様子からして、トイレに行くとかの適当な嘘をついて私たちの教室まできていたらしい。
イタズラ好きというか、なんというか。
「なになに、噂の後輩ちゃん? 可愛いー」
命先輩に少し気を取られていると、雪菜先輩と話していた生徒がこちらに近づいてきた。
「わー、お人形さんみたーい」
「ほっぺモチモチー」
夢国さんたちは夢国さんで別の先輩に捕まっていた。頬をプニプニされて目を回している夢国さんと、褒められて普通に嬉しそうな七津さん。想定よりも先輩たちの距離感が近い。
「その辺にしてあげて。困ってるから」
対応にオロオロしていると、雪菜先輩が止めに入ってきてくれた。
「ごめん。ちょっと調子に乗っちゃった」
そう言うと、先輩方は自分のグループに戻って行った。振り向いて夢国さんたちを確認すると、初対面の過剰接触でオーバーヒートを起こしている夢国さんの頬を、七津さんが少し心配そうにツンツンしていた。
私に初めて話しかけてくれた時も、こんな感じだったっけ。あの時は夢国さんの方がグイグイきていたけれど。
「ごめんね。馴れ馴れしいのばっかで」
「いえ。大丈夫です」
「いつまでも立ってないで座ろ座ろ」
命先輩は生徒がはけている場所を見つけると、人数分の椅子を引いて座りやすいようにしてくれた。自分たちのクラスでも人の席を借りて昼食を食べているが、面識のない人の席を使わせてもらうのは何故か緊張する。
小さな声で「失礼します」とこたわってから座る。夢国さんはまだ戻って来れていないようで、お人形さんのように七津さんの膝上に座っている。と言うより載せられている。
「クッキーと羊羹美味しかったよ、古町さん。これ、貸してもらったタッパー。ちゃんと洗ってあるよ」
「ありがとうございます」
お礼と共に、雪菜先輩からタッパーを受け取る。すると、命先輩も思い出したように自分の席に戻ってタッパーを返してくれた。
「超美味しかったよ、琉歌ちゃん。礼も目ぇキラキラさせながら食べてたし」
「それはよかったです。リクエストがあったら、また作りますね」
「まじ? さっすが、琉歌ちゃ~ん。いいお嫁さんになれるよ~」
昨日は八戸波先生と夢国さん、七津さんに褒められ。今日は雪菜先輩と命先輩。さらに礼ちゃんにも褒められていた。私の自己肯定感メーターの針が振り切れそうだ。
調子乗って、次作るときに失敗しないようにしないと。
「雪菜先輩、命先輩がいない時はさっきみたいに誰かと話しているんですか?」
「ああ、うん。前と比べて、みんなと普通に話せることが増えたよ。日常会話くらいだけど」
お嫁さんというワードで爆発しそうになるメンタルを誤魔化すために話題を逸らすと、雪菜先輩が少し恥ずかしそうに答えた。以前の雪菜先輩のアイドル視されている状態から考えると、タメ口で話せているだけ変わったのだと思う。
「素を見せ切ってるわけじゃないくせに、すぐSOS出すんだから。まだまだよ~」
小馬鹿にするような大袈裟な言い方をする命先輩。痛いところを突かれているのか、雪菜先輩は唸っているが、頬を引っ張る報復を仕掛けにいかなかった。雪菜先輩は正論だと感じたことにはあまり反撃しない。
「僅かでも変われたなら、上々だと思いますわ」
いつの間にか意識が戻ってきていた夢国さんは、サンドイッチを齧りながらボソッと言った。七津さんは同意するように頷く。膝の上で身じろぎする夢国さんを下ろすつもりはなさそうだ。
「優しい後輩に恵まれたね~、ゆきなん?」
「うん。うん、そうだね。ちょっと恥ずかしいけど」
それから雪菜先輩たちと他愛ない話をしながら昼休みを過ごした。食事が終わると他の先輩たちも混ざってお話ししていたが、命先輩が所有権を主張するように私たち後輩を定期的に抱きしめてアピールしてきた。初対面の先輩たちは流石にそこまではして来なかったが、定期的に(主に七津さんと夢国さんが)頬をムニムニされた。
雪菜先輩も羨ましそうに見ている気はするのだけれど、実際には触れて来ないんだよね。誰も見ていない時にハグしたり手を繋いだくらい、かな。生徒会室の時は先生に目撃されたけれど。
話に夢中になって乾いた喉を潤そうと水筒を手に取ると、中身が空になっていることに気がついた。
「あ。私、ちょっと飲み物買ってきます。何か買ってきましょうか?」
「私も行く。命、飲みたいものある?」
私が一人で行こうとすると。雪菜先輩も立ち上がりスッと命先輩に確認をとった。
「じゃあリンゴジュース」
「私たちはまだ残っているので、大丈夫ですわ」
夢国さんの答えに、七津さんはペットボトルをクルクル回して中身があることをアピールした。雪菜先輩と二人で自販機まで行く。タイミングが絶妙だったのか、ちょうど人気がなかった。
何を飲もう。……甘いもの飲みたいけれど、今日はお茶で我慢しよう。ちょっと甘いもの最近取りすぎたし。
私がお茶を買うと、雪菜先輩が続けてリンゴジュースと紅茶を購入した。紅茶は無糖のストレートを選んでいた。
やっぱり紅茶は無糖なんだ。微糖もあるのに迷いなく選んだし。
「ねえ、古町さん」
教室に戻ろうとすると、雪菜先輩が呼び止めるように話しかけてきた。足を止めて振り向くと、雪菜先輩は少し赤い顔をして俯き気味にこちらを見ていた。何度も見ているからわかる。何か、言いづらいことがあるらしい。
「なんですか? 雪菜先輩」
本音を伝えるのにまだ抵抗があるのかな? 少しだけ、寂しい気がする。
「今週の土曜日、付き合ってくれない? こんなの、当たってさ」
雪菜先輩は両手に持っていたペットボトルを左手で持ち、ポケットから一枚の紙を取り出した。顔を近づけて確認すると、遊園地のペアチケットだった。
遊園地。小さい頃に行ったきりだなぁ。久しぶりに行きたいかも。でも、私が行っていいのかな?
「命先輩と、行かれないんですか?」
「なんか、礼ちゃんと出かける用事があるらしくて。使わないのも、もったいないからさ」
そういうことなら、私が行ってもいいのかな? 少し申し訳ない気がしないでもないけれど。でもせっかく誘ってくれているわけだし。
「そういうことなら、ぜひ」
「本当に? よかったぁ。そしたら土曜日、駅で待ってるね」
「はい。……それじゃ、戻りましょうか」
安堵して笑う雪菜先輩と教室に戻ると、夢国さんと七津さんが完全に取り囲まれていた。さながらマスコットだ。
ちょっと前の雪菜先輩って、あれに近い状態だったんだなぁ。理由は別物とはいえ。夢国さん大丈夫かなぁ。七津さんは大きいから、ケロッとしてるのが遠目でもわかるけれど。
「あ、二人ともおかえり~。争奪戦手伝って~」
「人を景品扱いして遊ばないであげてよ」
0
お気に入りに追加
8
あなたにおすすめの小説
百合ランジェリーカフェにようこそ!
楠富 つかさ
青春
主人公、下条藍はバイトを探すちょっと胸が大きい普通の女子大生。ある日、同じサークルの先輩からバイト先を紹介してもらうのだが、そこは男子禁制のカフェ併設ランジェリーショップで!?
ちょっとハレンチなお仕事カフェライフ、始まります!!
※この物語はフィクションであり実在の人物・団体・法律とは一切関係ありません。
表紙画像はAIイラストです。下着が生成できないのでビキニで代用しています。
女の子なんてなりたくない?
我破破
恋愛
これは、「男」を取り戻す為の戦いだ―――
突如として「金の玉」を奪われ、女体化させられた桜田憧太は、「金の玉」を取り戻す為の戦いに巻き込まれてしまう。
魔法少女となった桜田憧太は大好きなあの娘に思いを告げる為、「男」を取り戻そうと奮闘するが……?
ついにコミカライズ版も出ました。待望の新作を見届けよ‼
https://www.alphapolis.co.jp/manga/216382439/225307113
感情とおっぱいは大きい方が好みです ~爆乳のあの娘に特大の愛を~
楠富 つかさ
青春
落語研究会に所属する私、武藤和珠音は寮のルームメイトに片想い中。ルームメイトはおっぱいが大きい。優しくてボディタッチにも寛容……だからこそ分からなくなる。付き合っていない私たちは、どこまで触れ合っていんだろう、と。私は思っているよ、一線超えたいって。まだ君は気づいていないみたいだけど。
世界観共有日常系百合小説、星花女子プロジェクト11弾スタート!
※表紙はAIイラストです。
小学生最後の夏休みに近所に住む2つ上のお姉さんとお風呂に入った話
矢木羽研
青春
「……もしよかったら先輩もご一緒に、どうですか?」
「あら、いいのかしら」
夕食を作りに来てくれた近所のお姉さんを冗談のつもりでお風呂に誘ったら……?
微笑ましくも甘酸っぱい、ひと夏の思い出。
※性的なシーンはありませんが裸体描写があるのでR15にしています。
※小説家になろうでも同内容で投稿しています。
※2022年8月の「第5回ほっこり・じんわり大賞」にエントリーしていました。
乙男女じぇねれーしょん
ムラハチ
青春
見知らぬ街でセーラー服を着るはめになったほぼニートのおじさんが、『乙男女《おつとめ》じぇねれーしょん』というアイドルグループに加入し、神戸を舞台に事件に巻き込まれながらトップアイドルを目指す青春群像劇! 怪しいおじさん達の周りで巻き起こる少女誘拐事件、そして消えた3億円の行方は……。
小説家になろうは現在休止中。
好きになっちゃったね。
青宮あんず
大衆娯楽
ドラッグストアで働く女の子と、よくおむつを買いに来るオシャレなお姉さんの百合小説。
一ノ瀬水葉
おねしょ癖がある。
おむつを買うのが恥ずかしかったが、京華の対応が優しくて買いやすかったので京華がレジにいる時にしか買わなくなった。
ピアスがたくさんついていたり、目付きが悪く近寄りがたそうだが実際は優しく小心者。かなりネガティブ。
羽月京華
おむつが好き。特に履いてる可愛い人を見るのが。
おむつを買う人が眺めたくてドラッグストアで働き始めた。
見た目は優しげで純粋そうだが中身は変態。
私が百合を書くのはこれで最初で最後になります。
自分のpixivから少しですが加筆して再掲。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる