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五十四話『奇遇なお出かけ』
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特別でもなんでもない休日の朝。スマホのアラームが鳴るよりも先に目が覚めた。少し嬉しいような、勿体無いような。プラスでありマイナスである気持ちで一日が始まった。アラームを切るついでにスマホを確認すると、五時五十五分。二度寝したら起きられないと思い、そのまま体を起こした。
洗面所に降りて顔を洗う。お湯になるまで何度も冷たい水に触れ、適温になったところでしっかり洗う。目元は特に重点的に。しっかりと水分をタオルで拭き取って、保湿クリームを満遍なく塗って終了。一日が始まったという気がする。
シャッターを開けるにはまだ少し早い。先に洗濯機を回し、掃除機をかける。少しくらいサボってもいいかと思う反面、その緩みが尾を引くことは確実なので手を抜いたりはしない。一階、階段、二階の自室、最後に使用頻度の低い両親の寝室。たまにしか使っていなくても埃は溜まっていってしまう。
年明けくらいはちゃんと休めるといいなあ。パパもママも。いつも月に一、二回しか帰ってこないんだし。
両親の忙しさをぼやきながら掃除を終わらせ、同時に洗濯機の中身を取り出して外に干す。うっかり天気を確認し忘れていたが、少なくともお昼頃までは晴れていそうなのでよかった。
今日も寒いなぁ。日に日に寒くなっていくのは当たり前だけれど、流石に寒すぎるよ。今から冬本番が怖いなぁ。
早々に洗濯物を干し終えて、一階に降りる。シャッターを開けると、ベランダで感じたものと同じ冷たい風と、眩しい日差しが入り込む。
さてっと。あとは朝ごはん食べてちょっと勉強したら買い出しに……。しまった、炊飯器のスイッチ押し忘れるどころかそもそもお米セットしてなかった。本当は明日だけれど、今日はパンの日ってことにしよう。
「本日の天気はーー」
テレビのニュースを見ながら朝食の準備。トースターに食パンを二枚セットし、卵をフライパンに割り入れる。今日はパンなので、卵焼きではなくスクランブルエッグ。同時並行でブロッコリーを茹でながら、インスタントスープ用にポッドでお湯も沸かす。
「完成。うん、今日もバッチリ美味しそう」
料理をテーブルに並べて手を合わせる。静かに「いただきます」と言ってから食べ始める。少しアクシデントはあったが、我ながら今日の朝食も美味しい。視線は食事に集中しながら、耳はテレビの情報に集中している。
今日は午後から雨が降るかも、か。出かける前には洗濯物取り込んでおかないと。雨で濡れるの嫌だし。
「ごちそうさまでした」
食事を終えて使った食器類と、調理器具を洗う。その後自室に戻って勉強をして気づけば十時。少し増えてきた雲を警戒して、早めに洗濯物を取り込む。まだまだ生乾きもいいところだが、雨で台無しよりもマシだ。
あとは乾燥機に任せちゃおう。帰ってくる頃には終わっているだろうし。
なんのために干したのかわからなくなりそうなのを堪えて、もう一度洗濯機に放り込んで乾燥機能をオンにする。私は着替えてお出かけの準備。三十分ほどで支度を整えて、外出。念の為に傘は持っていくことにした。
今日の目標は明日のお菓子作り用の材料と、服探しと雑貨探し。
別に、材料買い揃えてそのままお菓子作りしても良いのだけれど、せっかく休日に外に出たなら色々見たいよね。もしかしたら先生に会えるかも……なんて、流石にこの前みたいなことは早々起きないか。
少し昔の出来事を思い返しながら電車に揺られること十数分。それなりの頻度で訪れる見慣れたショッピングモール。一軒一軒別々の建物で探すのも悪くないが、やっぱり集合商業施設の方が便利で選択肢が多い。
値段だけでみるなら、もっと安いところはあるかもしれないけれど。食材だけは高かったら、家の近くのスーパーで買おう。激戦区だから自動的に安い値段で売っているし。でもとりあえずーー
施設の中に入り、引っ張られるように甘い匂いのする方へと足を進める。
「すみません。いちごチョコホイップ一つください」
「はーい。少々お待ちください」
ーーお昼の代わりにクレープ食べちゃおう。
クレープ屋さんの前で足を止めて、甘さ前回のクレープを注文する。志穂ちゃんオススメのモリモリクレープも美味しいのだけれど、値段を考えると毎回頼むわけにもいかない。それに、いちごにチョコにホイップ。この時点で十分に美味しい。口いっぱいの甘味を味わいながら、最初にどこにいくか考える。
最初は洋服見ようか。いや、気に入ったのがあると嵩張るから雑貨を先に見ておこうかな。
「おやー、琉歌ちゃん? 奇遇なこともあるねー」
新しいミニチュアオブジェとの出会いに思いを馳せていると、最近聞いたばかりのおっとりとした声がした。視線を向けると、コーヒを片手に持つ沙穂さんが立っていた。
濃いめのベージュのインディアン柄ボタンニット。緑の薄手のダウンにピンクのストレートパンツ。今日は大きな黒縁の丸メガネをしている。
「こんにちは。メガネ、お似合いですよ」
「ありがとー。今日は本探しだからインテリっぽくねー。あ、これ伊達ね」
そういうと沙穂さんは右手でクイッとメガネを動かした。こういう少し見栄のような動きをするのも姉妹の癖だ。もっとも、志穂ちゃんほどオーバーな動きをすることはあまりない。
「琉歌ちゃんはー? 雑貨巡りあたりかな?」
「はい。それと、お菓子作りの材料と明日からの食材を買いに」
「おー。本当に羊羹作ってくれるのか。ありがたい」
沙穂さんは穏やかな笑顔を浮かべると、コーヒーを一口飲み、満足げに息を吐いた。
先生とはまた違った大人っぽさがあるなー。ちょっと不思議でマイペースな大人の余裕っていうか。命先輩と七津さんと志穂ちゃんを足して、大人を半分混ぜ合わせたような感じ。
それにしても、本かぁ。久しぶりに私も新しい本探してみようかな。『ノーブル家のお嬢様』の作者さんの別シリーズあるかもだし。
「沙穂さん。私も一緒に本探ししてもいいですか?」
「いいよー。志穂が知ったら文句言いそうだけど、誘ったのにこない志穂が悪いからいいや」
そう言うと、沙穂さんは残っていたコーヒーを一気に飲み干してゴミ箱のある方へゆっくり歩いて行った。私も待たせてしまっては申し訳ないと思い、急いでクレープを食べる。幸い、慌てて詰め込んでも喉に詰まるようなことはなかった。
「別にゆっくり食べててもよかったのに。ま。行こっか?」
洗面所に降りて顔を洗う。お湯になるまで何度も冷たい水に触れ、適温になったところでしっかり洗う。目元は特に重点的に。しっかりと水分をタオルで拭き取って、保湿クリームを満遍なく塗って終了。一日が始まったという気がする。
シャッターを開けるにはまだ少し早い。先に洗濯機を回し、掃除機をかける。少しくらいサボってもいいかと思う反面、その緩みが尾を引くことは確実なので手を抜いたりはしない。一階、階段、二階の自室、最後に使用頻度の低い両親の寝室。たまにしか使っていなくても埃は溜まっていってしまう。
年明けくらいはちゃんと休めるといいなあ。パパもママも。いつも月に一、二回しか帰ってこないんだし。
両親の忙しさをぼやきながら掃除を終わらせ、同時に洗濯機の中身を取り出して外に干す。うっかり天気を確認し忘れていたが、少なくともお昼頃までは晴れていそうなのでよかった。
今日も寒いなぁ。日に日に寒くなっていくのは当たり前だけれど、流石に寒すぎるよ。今から冬本番が怖いなぁ。
早々に洗濯物を干し終えて、一階に降りる。シャッターを開けると、ベランダで感じたものと同じ冷たい風と、眩しい日差しが入り込む。
さてっと。あとは朝ごはん食べてちょっと勉強したら買い出しに……。しまった、炊飯器のスイッチ押し忘れるどころかそもそもお米セットしてなかった。本当は明日だけれど、今日はパンの日ってことにしよう。
「本日の天気はーー」
テレビのニュースを見ながら朝食の準備。トースターに食パンを二枚セットし、卵をフライパンに割り入れる。今日はパンなので、卵焼きではなくスクランブルエッグ。同時並行でブロッコリーを茹でながら、インスタントスープ用にポッドでお湯も沸かす。
「完成。うん、今日もバッチリ美味しそう」
料理をテーブルに並べて手を合わせる。静かに「いただきます」と言ってから食べ始める。少しアクシデントはあったが、我ながら今日の朝食も美味しい。視線は食事に集中しながら、耳はテレビの情報に集中している。
今日は午後から雨が降るかも、か。出かける前には洗濯物取り込んでおかないと。雨で濡れるの嫌だし。
「ごちそうさまでした」
食事を終えて使った食器類と、調理器具を洗う。その後自室に戻って勉強をして気づけば十時。少し増えてきた雲を警戒して、早めに洗濯物を取り込む。まだまだ生乾きもいいところだが、雨で台無しよりもマシだ。
あとは乾燥機に任せちゃおう。帰ってくる頃には終わっているだろうし。
なんのために干したのかわからなくなりそうなのを堪えて、もう一度洗濯機に放り込んで乾燥機能をオンにする。私は着替えてお出かけの準備。三十分ほどで支度を整えて、外出。念の為に傘は持っていくことにした。
今日の目標は明日のお菓子作り用の材料と、服探しと雑貨探し。
別に、材料買い揃えてそのままお菓子作りしても良いのだけれど、せっかく休日に外に出たなら色々見たいよね。もしかしたら先生に会えるかも……なんて、流石にこの前みたいなことは早々起きないか。
少し昔の出来事を思い返しながら電車に揺られること十数分。それなりの頻度で訪れる見慣れたショッピングモール。一軒一軒別々の建物で探すのも悪くないが、やっぱり集合商業施設の方が便利で選択肢が多い。
値段だけでみるなら、もっと安いところはあるかもしれないけれど。食材だけは高かったら、家の近くのスーパーで買おう。激戦区だから自動的に安い値段で売っているし。でもとりあえずーー
施設の中に入り、引っ張られるように甘い匂いのする方へと足を進める。
「すみません。いちごチョコホイップ一つください」
「はーい。少々お待ちください」
ーーお昼の代わりにクレープ食べちゃおう。
クレープ屋さんの前で足を止めて、甘さ前回のクレープを注文する。志穂ちゃんオススメのモリモリクレープも美味しいのだけれど、値段を考えると毎回頼むわけにもいかない。それに、いちごにチョコにホイップ。この時点で十分に美味しい。口いっぱいの甘味を味わいながら、最初にどこにいくか考える。
最初は洋服見ようか。いや、気に入ったのがあると嵩張るから雑貨を先に見ておこうかな。
「おやー、琉歌ちゃん? 奇遇なこともあるねー」
新しいミニチュアオブジェとの出会いに思いを馳せていると、最近聞いたばかりのおっとりとした声がした。視線を向けると、コーヒを片手に持つ沙穂さんが立っていた。
濃いめのベージュのインディアン柄ボタンニット。緑の薄手のダウンにピンクのストレートパンツ。今日は大きな黒縁の丸メガネをしている。
「こんにちは。メガネ、お似合いですよ」
「ありがとー。今日は本探しだからインテリっぽくねー。あ、これ伊達ね」
そういうと沙穂さんは右手でクイッとメガネを動かした。こういう少し見栄のような動きをするのも姉妹の癖だ。もっとも、志穂ちゃんほどオーバーな動きをすることはあまりない。
「琉歌ちゃんはー? 雑貨巡りあたりかな?」
「はい。それと、お菓子作りの材料と明日からの食材を買いに」
「おー。本当に羊羹作ってくれるのか。ありがたい」
沙穂さんは穏やかな笑顔を浮かべると、コーヒーを一口飲み、満足げに息を吐いた。
先生とはまた違った大人っぽさがあるなー。ちょっと不思議でマイペースな大人の余裕っていうか。命先輩と七津さんと志穂ちゃんを足して、大人を半分混ぜ合わせたような感じ。
それにしても、本かぁ。久しぶりに私も新しい本探してみようかな。『ノーブル家のお嬢様』の作者さんの別シリーズあるかもだし。
「沙穂さん。私も一緒に本探ししてもいいですか?」
「いいよー。志穂が知ったら文句言いそうだけど、誘ったのにこない志穂が悪いからいいや」
そう言うと、沙穂さんは残っていたコーヒーを一気に飲み干してゴミ箱のある方へゆっくり歩いて行った。私も待たせてしまっては申し訳ないと思い、急いでクレープを食べる。幸い、慌てて詰め込んでも喉に詰まるようなことはなかった。
「別にゆっくり食べててもよかったのに。ま。行こっか?」
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