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三十三話『七津家ティータイム』
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想像以上に大所帯になってしまった文化祭の打ち上げ。私は、夕飯の支度のお手伝いでキッチンにお邪魔している。
「ありがとうね~。お客様なのにお手伝いなんて~」
「いえ。お邪魔させていただいているので、これくらいは」
七津さん宅のキッチンは道具がとても充実している。私も料理はよくするのでそれなりに揃っているつもりだが、比較にならない。使いたいものは手に届く範囲にあるのに、ゴチャついておらずスマート。三口コンロにレンジにオーブン。大きな冷蔵庫とシンプルなトースター。大きなシンク。道具の差と、財力の差も感じる。
材料の下拵えも終わったろころで。カトリさんが少しゴテッとした大きめの鍋を引っ張り出した。
「圧力鍋、ですか?」
「ええ。ハヤハヤで、ラクラクで、シミシミ。使い方を間違えると爆発するけれど」
過去に大きな失敗をしたのか、カトリさんは苦笑いをしていた。誤魔化そうとして笑った時の七津さんとそっくりだ。
その七津さんは、他のメンバーと一緒にワンちゃん猫ちゃんの相手をしている。
「はい、セット完了~。時間のかかるものはひとまずおしまい。お疲れ様~」
一通りの調理が終わると、カトリさんが労いの言葉と共に頭を撫でてくれた。八戸波先生のような荒さのない、母親が小さな子供を褒めたり慰めたりするような優しい手。先生に撫でられている時とは、また別の恥ずかしさが込み上げる。
小さい時に戻ったみたい。恥ずかしけれど、ちょっと嬉しい。
借りていたエプロンをお返しして、みんなが待っているリビングに戻る。前回、私が来た時は降りてくれず仕舞いだった麦丸は、礼ちゃんの膝の上に陣取っていた。伏せるでもなく、点で支えられるちょっと痛い体勢。
「麦丸がこんな簡単に膝乗るなんて。家族としてはちょっとショック~」
ツンデレになった麦丸は、飼い主の七津さん相手でもかなり気まぐれのようだ。そんな七津さんを慰めるでもなく、ワンちゃんたちは各位自由にお客様の相手をしている。私がきたことに気がつくと、ウルフィは尻尾をブンブン振って近づいてきてくれた。
前回来た時に懐いてくれたと思ったけれど、ここまで熱烈にアピールしてくれるとすごい嬉しいなぁ。
「みんな、緑茶でいいかしら~? さっき頂いたどら焼きもあるし」
「私が淹れる~」
家族を取られてしまった七津さんは、やや拗ね気味にキッチンに入った。文化祭で好評だった七津さんのお茶を飲めるのは、結構楽しみだ。
紅茶だけじゃなくて、緑茶もいけるんだ。七津さんの趣味を考えると、緑茶のがしっくりくるけれど。
「みんなは、同じ学校の生徒さんなの? 楓ちゃんからは打ち上げパーティー兼お泊まりとしか聞いていないから~」
「私が別の高校で、礼が中二だっけ? あ、ウルフィの隣の子です」
こういうとき、志穂ちゃんはちゃんと気を遣える人だと思う。普段の自由さとのギャップが凄まじいと驚く人が多いが、私はすっかり慣れてしまった。
「あの、本当に泊まらせていただいて大丈夫でしょうか? この人数ですし、私と命はお夕飯だけでも」
雪菜先輩は私と全く同じ懸念を抱いていた。私も、しつこいくらい七津さんに確認をとっているので大丈夫だと思うが、カトリさんの反応次第では帰ることも視野に入っている。
「大丈夫よ~? 大きな家だから部屋に余裕はあるし~。お風呂も三人は同時に入れるかしら~」
カトリさんは裏表のない。もしくは幅が小さい人だと思っているので、この言葉に建前や嘘はないと信じたい。けれど、遠慮の気持ちがないかと言われるとそんなことはない。
「それにーー」
雪菜先輩がカトリさんの言葉を素直に受け取ろうか迷っている時、空気が少し変わった。
「ーー普段は使わないから、掃除だけしているのよ。パパったら張り切って部屋の数無駄に多くして自分は出張で帰ってこないから掃除は全部私に任せきりだし少しは考えてほしいわね。……でも、そのおかげで楓ちゃんのお友達がたくさん泊まりに来てくれたから、あんまり文句を言ったらパパが可哀想ね」
夫婦の間に何があるのかは想像しないでおくけれど、大きめの不満を抱えているのは間違いなさそうだ。
「だから、遠慮しないで泊まっていって。ね?」
「は、はい。お世話になります」
雪菜先輩も面と向かって許可をいただいて、断る気はなかったと思うが、明らかにカトリさんの圧に押されて頷いていた。音は鳴らしていなかったが、命先輩が口笛を鳴らすような口をしていた。
「お茶のお通りですよ~」
妙な空気が走ったリビングに、ゆるふわな雰囲気の七津さんが人数分のお茶をお盆に載せて戻ってきた。緑茶の瑞々しく爽やかな香りが漂ってきた。カトリさんもその香りで落ち着いたのか、怖かった笑顔からふわふわまったりとした笑顔に戻り、満足げに息を吐いた。
順番に運ばれてくるお茶。目の前に置かれた湯呑みからは、より強くお茶の匂いを感じる。
「紅茶の時も思ったけど、すごいね楓。驚きだぜ」
「褒められてもどら焼きしか出てこないよ~。持ってきたの志穂ちゃんだけど」
七津さん特製の緑茶と、志穂ちゃんが持ってきたどら焼きでほっと一息。談笑しながらお料理が出来上がるのを待っている。途中で命先輩が口を滑らせ、夢国さんの寝顔激写事件は明るみになり、全データ消去でことなきを得た。誰よりも速くデータを消去したのは礼ちゃんで、一番遅かったのは七津さんだった。
「本当、油断隙もありませんわね」
「だって、あーちゃんが可愛いんだも~ん。それに大好きだから~」
そう言われてしまうと、夢国さんも満更ではなさそうだった。しかし恥ずかしいには恥ずかしいようで、ポカポカと七津さんのことを叩いていた。
文化祭で、八戸波先生に「好き」と無意識のうちに漏らしてしまっせいか、それに近い言葉を聞くとドキッとしてしまう。
「そういえば。琉歌ちゃんたちの浴衣って、カトリさんが着付けたんですか?」
幸い、私の心の揺らぎは誰にも気づかれることなく別の話題に移った。
「ええ。みんなとっても可愛かったでしょ~?」
「はい。羨ましいくらい~」
そう言うと命先輩はスマホを操作して、一枚の写真をカトリさんに見せた。雪菜先輩の浴衣姿のバストアップ写真。雑誌に掲載されていても違和感のない出来で撮影されていた。
「この子の着付け。来年お願いできますか? あとうちと礼も」
「少しは遠慮しなって、うわ!」
雪菜先輩は、自分の写真を見せられているとは思っていなかったらしい。それもそのはずで、雪菜先輩のソロ浴衣写真はバックアップごと消されているはずだからだ。
「もちろんいいわよ~。この子は艶やかな青い浴衣がいいかしら~?」
恥ずかしさで焦る雪菜先輩とは裏腹に、カトリさんは楽しそうな表情で来年の浴衣を考えていた。
「できれば可愛い系で~」
「いらんことまで言うなー! というか写真を消せ!」
一枚の写真から、先輩たちのドタバタ追いかけっこが始まってしまった。しかし、リビングを一周したところで、人の家であることを思い出した雪菜先輩は足を止めて、もといた場所に座り直した。
「すみません……」
「いいのよ~。ウルフィたちと楓ちゃんはいつも追いかけっこしているから。日常よ~」
座っていた場所から離れてしまった命先輩は、愛介やローベに「ごめんね~」と謝りながら頭を撫でていた。
「それで、雪菜ちゃんは可愛い浴衣がいいかしら?」
「ひぇっ?! その……」
ドタバタで終了したと思われていた浴衣の話は、カトリさんの中でまだしっかりと続いていたらしい。話題を蒸し返された雪菜先輩は言葉に詰まっている。
「か、可愛いのは、私のイメージとあいませんから」
雪菜先輩は苦い表情で笑った。なんとなく察しはついていたが、今日の雪菜先輩にも生徒会長の影は取り憑いていた。休日という開放感でいつもより緩んでいるとはいえ、自分の好きを素直に認められていない。
ここは学校じゃない。せめて休日くらいは、縛られてほしくない。
「クールな浴衣も似合うと思いますけれど。可愛い浴衣も雪菜先輩に似合うと思いますよ」
雪菜先輩がイメージを気にしてしまうのは仕方がない。でも、その度に私は伝える。隠さなくても大丈夫なんだって。
「そうそう。クールビューティーキュートなんだから。自信持って良きですよ」
志穂ちゃんも私の意見をアシストしてくれた。雪菜先輩は躊躇うような顔で私を見た。その顔に笑いかけると、踏ん切りがついたのかカトリさんの向かった。
「か、可愛い浴衣で。お願いします」
「は~い。ちゃんと用意しとくわね~。着付け甲斐のある子は好きよ~」
カトリさんは微笑ましいものを見る目で笑うと、そっと雪菜先輩の頭を撫でた。相当恥ずかしいようで、雪菜先輩はピクリとも動かない。命先輩が小さな声で「わーお」と言ったのが聞こえた。
「ママは撫で撫で大好きだから~」
やっぱり。七津さんのお母さんって気がするなぁ。
「そろそろ煮込み終わったかしら。みんな、最後の仕上げ手伝ってちょうだい」
「ありがとうね~。お客様なのにお手伝いなんて~」
「いえ。お邪魔させていただいているので、これくらいは」
七津さん宅のキッチンは道具がとても充実している。私も料理はよくするのでそれなりに揃っているつもりだが、比較にならない。使いたいものは手に届く範囲にあるのに、ゴチャついておらずスマート。三口コンロにレンジにオーブン。大きな冷蔵庫とシンプルなトースター。大きなシンク。道具の差と、財力の差も感じる。
材料の下拵えも終わったろころで。カトリさんが少しゴテッとした大きめの鍋を引っ張り出した。
「圧力鍋、ですか?」
「ええ。ハヤハヤで、ラクラクで、シミシミ。使い方を間違えると爆発するけれど」
過去に大きな失敗をしたのか、カトリさんは苦笑いをしていた。誤魔化そうとして笑った時の七津さんとそっくりだ。
その七津さんは、他のメンバーと一緒にワンちゃん猫ちゃんの相手をしている。
「はい、セット完了~。時間のかかるものはひとまずおしまい。お疲れ様~」
一通りの調理が終わると、カトリさんが労いの言葉と共に頭を撫でてくれた。八戸波先生のような荒さのない、母親が小さな子供を褒めたり慰めたりするような優しい手。先生に撫でられている時とは、また別の恥ずかしさが込み上げる。
小さい時に戻ったみたい。恥ずかしけれど、ちょっと嬉しい。
借りていたエプロンをお返しして、みんなが待っているリビングに戻る。前回、私が来た時は降りてくれず仕舞いだった麦丸は、礼ちゃんの膝の上に陣取っていた。伏せるでもなく、点で支えられるちょっと痛い体勢。
「麦丸がこんな簡単に膝乗るなんて。家族としてはちょっとショック~」
ツンデレになった麦丸は、飼い主の七津さん相手でもかなり気まぐれのようだ。そんな七津さんを慰めるでもなく、ワンちゃんたちは各位自由にお客様の相手をしている。私がきたことに気がつくと、ウルフィは尻尾をブンブン振って近づいてきてくれた。
前回来た時に懐いてくれたと思ったけれど、ここまで熱烈にアピールしてくれるとすごい嬉しいなぁ。
「みんな、緑茶でいいかしら~? さっき頂いたどら焼きもあるし」
「私が淹れる~」
家族を取られてしまった七津さんは、やや拗ね気味にキッチンに入った。文化祭で好評だった七津さんのお茶を飲めるのは、結構楽しみだ。
紅茶だけじゃなくて、緑茶もいけるんだ。七津さんの趣味を考えると、緑茶のがしっくりくるけれど。
「みんなは、同じ学校の生徒さんなの? 楓ちゃんからは打ち上げパーティー兼お泊まりとしか聞いていないから~」
「私が別の高校で、礼が中二だっけ? あ、ウルフィの隣の子です」
こういうとき、志穂ちゃんはちゃんと気を遣える人だと思う。普段の自由さとのギャップが凄まじいと驚く人が多いが、私はすっかり慣れてしまった。
「あの、本当に泊まらせていただいて大丈夫でしょうか? この人数ですし、私と命はお夕飯だけでも」
雪菜先輩は私と全く同じ懸念を抱いていた。私も、しつこいくらい七津さんに確認をとっているので大丈夫だと思うが、カトリさんの反応次第では帰ることも視野に入っている。
「大丈夫よ~? 大きな家だから部屋に余裕はあるし~。お風呂も三人は同時に入れるかしら~」
カトリさんは裏表のない。もしくは幅が小さい人だと思っているので、この言葉に建前や嘘はないと信じたい。けれど、遠慮の気持ちがないかと言われるとそんなことはない。
「それにーー」
雪菜先輩がカトリさんの言葉を素直に受け取ろうか迷っている時、空気が少し変わった。
「ーー普段は使わないから、掃除だけしているのよ。パパったら張り切って部屋の数無駄に多くして自分は出張で帰ってこないから掃除は全部私に任せきりだし少しは考えてほしいわね。……でも、そのおかげで楓ちゃんのお友達がたくさん泊まりに来てくれたから、あんまり文句を言ったらパパが可哀想ね」
夫婦の間に何があるのかは想像しないでおくけれど、大きめの不満を抱えているのは間違いなさそうだ。
「だから、遠慮しないで泊まっていって。ね?」
「は、はい。お世話になります」
雪菜先輩も面と向かって許可をいただいて、断る気はなかったと思うが、明らかにカトリさんの圧に押されて頷いていた。音は鳴らしていなかったが、命先輩が口笛を鳴らすような口をしていた。
「お茶のお通りですよ~」
妙な空気が走ったリビングに、ゆるふわな雰囲気の七津さんが人数分のお茶をお盆に載せて戻ってきた。緑茶の瑞々しく爽やかな香りが漂ってきた。カトリさんもその香りで落ち着いたのか、怖かった笑顔からふわふわまったりとした笑顔に戻り、満足げに息を吐いた。
順番に運ばれてくるお茶。目の前に置かれた湯呑みからは、より強くお茶の匂いを感じる。
「紅茶の時も思ったけど、すごいね楓。驚きだぜ」
「褒められてもどら焼きしか出てこないよ~。持ってきたの志穂ちゃんだけど」
七津さん特製の緑茶と、志穂ちゃんが持ってきたどら焼きでほっと一息。談笑しながらお料理が出来上がるのを待っている。途中で命先輩が口を滑らせ、夢国さんの寝顔激写事件は明るみになり、全データ消去でことなきを得た。誰よりも速くデータを消去したのは礼ちゃんで、一番遅かったのは七津さんだった。
「本当、油断隙もありませんわね」
「だって、あーちゃんが可愛いんだも~ん。それに大好きだから~」
そう言われてしまうと、夢国さんも満更ではなさそうだった。しかし恥ずかしいには恥ずかしいようで、ポカポカと七津さんのことを叩いていた。
文化祭で、八戸波先生に「好き」と無意識のうちに漏らしてしまっせいか、それに近い言葉を聞くとドキッとしてしまう。
「そういえば。琉歌ちゃんたちの浴衣って、カトリさんが着付けたんですか?」
幸い、私の心の揺らぎは誰にも気づかれることなく別の話題に移った。
「ええ。みんなとっても可愛かったでしょ~?」
「はい。羨ましいくらい~」
そう言うと命先輩はスマホを操作して、一枚の写真をカトリさんに見せた。雪菜先輩の浴衣姿のバストアップ写真。雑誌に掲載されていても違和感のない出来で撮影されていた。
「この子の着付け。来年お願いできますか? あとうちと礼も」
「少しは遠慮しなって、うわ!」
雪菜先輩は、自分の写真を見せられているとは思っていなかったらしい。それもそのはずで、雪菜先輩のソロ浴衣写真はバックアップごと消されているはずだからだ。
「もちろんいいわよ~。この子は艶やかな青い浴衣がいいかしら~?」
恥ずかしさで焦る雪菜先輩とは裏腹に、カトリさんは楽しそうな表情で来年の浴衣を考えていた。
「できれば可愛い系で~」
「いらんことまで言うなー! というか写真を消せ!」
一枚の写真から、先輩たちのドタバタ追いかけっこが始まってしまった。しかし、リビングを一周したところで、人の家であることを思い出した雪菜先輩は足を止めて、もといた場所に座り直した。
「すみません……」
「いいのよ~。ウルフィたちと楓ちゃんはいつも追いかけっこしているから。日常よ~」
座っていた場所から離れてしまった命先輩は、愛介やローベに「ごめんね~」と謝りながら頭を撫でていた。
「それで、雪菜ちゃんは可愛い浴衣がいいかしら?」
「ひぇっ?! その……」
ドタバタで終了したと思われていた浴衣の話は、カトリさんの中でまだしっかりと続いていたらしい。話題を蒸し返された雪菜先輩は言葉に詰まっている。
「か、可愛いのは、私のイメージとあいませんから」
雪菜先輩は苦い表情で笑った。なんとなく察しはついていたが、今日の雪菜先輩にも生徒会長の影は取り憑いていた。休日という開放感でいつもより緩んでいるとはいえ、自分の好きを素直に認められていない。
ここは学校じゃない。せめて休日くらいは、縛られてほしくない。
「クールな浴衣も似合うと思いますけれど。可愛い浴衣も雪菜先輩に似合うと思いますよ」
雪菜先輩がイメージを気にしてしまうのは仕方がない。でも、その度に私は伝える。隠さなくても大丈夫なんだって。
「そうそう。クールビューティーキュートなんだから。自信持って良きですよ」
志穂ちゃんも私の意見をアシストしてくれた。雪菜先輩は躊躇うような顔で私を見た。その顔に笑いかけると、踏ん切りがついたのかカトリさんの向かった。
「か、可愛い浴衣で。お願いします」
「は~い。ちゃんと用意しとくわね~。着付け甲斐のある子は好きよ~」
カトリさんは微笑ましいものを見る目で笑うと、そっと雪菜先輩の頭を撫でた。相当恥ずかしいようで、雪菜先輩はピクリとも動かない。命先輩が小さな声で「わーお」と言ったのが聞こえた。
「ママは撫で撫で大好きだから~」
やっぱり。七津さんのお母さんって気がするなぁ。
「そろそろ煮込み終わったかしら。みんな、最後の仕上げ手伝ってちょうだい」
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