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108.王族の責務
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エドラウス侯爵邸のサロンでは、私とお母様が呆然と床を見ていた。
辺りには、砕けて飛び散った水晶球の欠片が散らばっている。
お母様はびっくりして、固まったまま動けないみたいだ。
私はぽつりとつぶやく。
「……ものすごい光でしたね」
私の魔力を測り直したところ、水晶球から爆発するような青い光があふれ出した。
直後、水晶球の測定器が砕け散ったのだ。
それはあまりにも眩しくて、直視できないほどの光だった。
私はお母様に告げる。
「あれは何等級なんですか?」
ハッとしたお母様が、戸惑いながら応える。
「特等級なのは間違いないわ。
でも検査魔導具を破壊するほどの魔力なんて、私は聞いたことがないの。
――ちょっとお父様のところへ行ってくるから、あなたはここで待っていなさい」
言うが早いか、お母様はお爺様の書斎に向かっていった。
特等級かーっ! よっしゃー! これで王家も公爵家も、選び放題ね!
私は嬉しくて、飛び跳ねながらガッツポーズを連打していた。
夢の『高貴な血筋を手に入れる』切符を手にしたのだ。
少なくとも、この魔力があれば嫁入りで困ることはないはずだ。
しばらく浮かれていた私は、はたと気づいて動きを止めた。
こんな強い魔力を、私は制御できるのかな?
今までは三等級だった。それが突然、特等級だ。
私は試しに、手に魔力を集めてみた。
前より、かなり扱いづらく感じた。
前なら簡単にできたはずの、散らばった水晶の欠片を魔力で集めてみた。
細かい物を魔力で掴むのが、前よりずっと難しい気がする。
私は額に汗がにじむほど集中して、ようやく床に散らばっていた水晶を一か所にまとめた。
一息ついて、ハンカチを取り出して額の汗を拭いていた。
この程度、前なら鼻歌を歌いながらできたような魔力制御だ。
強い魔力って、扱いづらいんだなぁ。
私が自分の両手をまじまじと眺めているところへ、お母様がお爺様を連れて戻ってきた。
その手には、別の水晶球がある。
お爺様が私に告げる。
「マリー、今度は私が魔力検査をしよう」
私はうなずいて、水晶球を受け取った。
お爺様の魔力検査も、やっぱり同じ結果になった。
床にはまた、水晶球の欠片が散らばっている。
お爺様も、呆然と固まっていた。
お母様がお爺様に告げる。
「お父様、あれは特等級――で、間違いありませんか」
お爺様はお母様に振り向いてうなずいた。
「特等級だね。それも私でも見たことがない、ヒルダを遥かに超える強さだ。
私も、検査魔導具が粉々になるほどの魔力なんて話は、聞いたことがない。
『人間には大きすぎる力』だ」
大人たちが話をしている間に、私はまた床に散らばってしまった水晶の欠片を集めていた。
汚したらすぐ綺麗にするのが大事だって、サブリナが良く言ってるものね。
汚れを放置しておくと、どんどん汚れて行くものらしい。
必死に魔力を使いこなそうと、魔力制御に集中していた。
そんな私に、お爺様が感心するように告げる。
「マリー、お前はあれほど強い魔力を、もうそこまで制御できるのかい?
幼い頃から魔力制御が巧かったが、やはり魔術センスが飛び抜けているね。
そのセンスがあれば、魔力に振り回されることはないだろう」
『魔力暴走』を起こすことはない、って意味かな。
あれは軽度だと発熱程度だけど、重度だと命にかかわるらしいし。
それを起こさないと、お爺様は言ってるのかなぁ?
掃除が終わった私は、改めてソファに座り直した。
お母様が不安気にお爺様に告げる。
「でも、こんなに強すぎる魔力に、デメリットはないんですか?」
「そうだね……ヒルダ、試しにマリーと魔力同調をしてご覧」
お母様はお爺様にうなずいたあと、私の隣に腰を下ろして告げる。
「少しの間、魔力同調するわね。
力を抜いていて頂戴」
私はうなずいてから、体から力を抜いた。
お母様の魔力が、私を包み込んでいく
やがて、お母様が驚いたように声を上げる。
「――嘘、同調できない?!」
そのままお母様は、汗をにじませながら集中していた。
だけど一向に同調する気配がなかった。
困惑した様子のお母様に、お爺様が告げる。
「お前の魔力と技量でも、やはり無理か。
それが『強すぎる魔力の代償』だ」
今の私に、魔力同調できる魔導士は、人間には居ないだろう、と言われた。
それは私に、治癒魔術を施せる魔導士が居ないことを意味するそうだ。
大怪我を負っても、誰も怪我を直すことができない。
自然に治るのを待つしかない。
「――注意することだ」
お爺様は、厳しい顔でそう告げた。
でも、貴族令嬢が大怪我を負うなんてこと、あるのかなぁ?
私は小首をかしげていた。
お母様は深刻な顔で、お爺様にうなずいた。
****
私はお爺様に尋ねる。
「お爺様は常々、『高い能力には相応の責務が生まれる』とおっしゃっていましたよね?
私の場合、どのようなことになるのでしょうか」
お爺様は顎に手を当てて考えだした。
「マリー、お前の魔力は余りにも強すぎる」
私の魔導センスでも、たぶん『並の魔導士』程度にしか魔術を扱えないそうだ。
それくらい魔力が強すぎて、制御が難しいらしい。
だから、この魔力の強さを活かした生き方は、私には難しいだろう、と言われた。
貴族令嬢として他家に嫁いで、この強い魔力を子供に伝えていく。
そんな『責務』になるのではないか、という話だ。
「――だからお前に求められるのは、貴族の妻に相応しい教養と所作になる。
魔術は『たしなみ』程度に覚えれば充分だろう」
要するに『花嫁修業をしてればオッケー!』ということである。
よっしゃー! 桶否勉強とか、責任を負わされるようなこともない!
なにこれ、バラ色の人生が待ってない?!
ニコニコと微笑みながら、私は心の中で歓喜の舞を踊っていた。
私はさらに、お爺様に尋ねる。
「ではお爺様! 子の魔力なら、王家に嫁ぐことすら可能ですか?!」
お爺様は苦笑しながら応える。
「国王陛下や王妃殿下次第だが、考えてはくれるだろう。
クラウディア様はヒルダを大切な友人として思ってくださる方だ。
そのヒルダと親戚関係になれるなら、喜んでうなずいてくれるかもしれないね」
お母様があきれたように、深くため息をついた。
「確かに、クラウは私のことが大好きで、マリーと年が近い二人の王子が居るわね。
クラウが暴走したら、あっという間に婚約までこぎつけかねない。
そこは陛下と一緒にブレーキをかけないと、まずいことになるわ」
む? なんだかお母様は乗り気じゃないみたいだ。
私は不満に思いながら尋ねる。
「それのどこに問題があるのですか?」
お母様は、優しく私に告げる。
「王族の伴侶には、相応の教養と覚悟が求められるの」
他の貴族に嫁ぐような、気楽な話にはならないそうだ。
私はまだ幼くて、そこまでのものがあるとは思えない、と言われた。
「――あなたは頭が良いから、それがどういうことか、すぐに理解できると思うわ」
教養はわかるけど、覚悟ってどういうことだろう?
納得できず、私は再び尋ねる。
「ではお母様は、私が王家に嫁ぐことに協力してはくださらないのですか?」
「あなたの認識がその程度である間は、私が縁談にうなずくことはないわ。
でも陛下やクラウには、あなたの魔力を報告しなければならない。
社交場で王子たちと出会う機会は生まれるでしょう。
その中で王子たちと親睦を深めるのは、あなたの自由よ」
縁談は、良家の親が承認することで契約となる。
だけどエドラウス侯爵家の当主であるお母様は、『それをしない』と告げた。
その代わり、『個人的に仲良くなるのは構わない』と言われたのだ。
魔力検査が終わった十二歳以上の貴族子女は、社交デビューを始める。
いわゆる『婚活』だ。
自分の教養や所作、そして魔力の強さや学歴を売り込み、家柄を武器にして攻めていく。
『どうっすかー? いい物件ありまっせー?」と相手に売り込んでいくのだ。
高位貴族ともなれば、十二歳で婚約が決まることも珍しくない。
親が早々に相手を見繕って、話をまとめてしまうからだ。
婚姻適齢期は成人する十五歳から、三年後の十八歳までと言われている。
その時期に婚姻できるように、良縁を奪い合うように縁談をまとめるのが貴族社会だ。
これを逃すと『行き遅れ』と言われてしまい、婚姻できる可能性がぐっと下がってしまう。
ともかく! 侯爵令嬢として社交デビューする条件はそろってるわね!
あとは王子のハートを射止めるだけだ。
王子が無理でも、家格が高い公爵家なら、まぁありだろう。
だけど、彼らを精霊眼を持った私が落とせるとは限らない。
少なくとも今の私は、自分のことを『魅力的な少女』とは断言できなくなってしまった。
精霊眼の異物感が、外見を台無しにしてる気がする。
元が自慢の美貌だっただけに、この異物感はむごたらしく、とてもグロテスクだ。
どうか王子たちが、お父様のような『もの好き』でありますように!
辺りには、砕けて飛び散った水晶球の欠片が散らばっている。
お母様はびっくりして、固まったまま動けないみたいだ。
私はぽつりとつぶやく。
「……ものすごい光でしたね」
私の魔力を測り直したところ、水晶球から爆発するような青い光があふれ出した。
直後、水晶球の測定器が砕け散ったのだ。
それはあまりにも眩しくて、直視できないほどの光だった。
私はお母様に告げる。
「あれは何等級なんですか?」
ハッとしたお母様が、戸惑いながら応える。
「特等級なのは間違いないわ。
でも検査魔導具を破壊するほどの魔力なんて、私は聞いたことがないの。
――ちょっとお父様のところへ行ってくるから、あなたはここで待っていなさい」
言うが早いか、お母様はお爺様の書斎に向かっていった。
特等級かーっ! よっしゃー! これで王家も公爵家も、選び放題ね!
私は嬉しくて、飛び跳ねながらガッツポーズを連打していた。
夢の『高貴な血筋を手に入れる』切符を手にしたのだ。
少なくとも、この魔力があれば嫁入りで困ることはないはずだ。
しばらく浮かれていた私は、はたと気づいて動きを止めた。
こんな強い魔力を、私は制御できるのかな?
今までは三等級だった。それが突然、特等級だ。
私は試しに、手に魔力を集めてみた。
前より、かなり扱いづらく感じた。
前なら簡単にできたはずの、散らばった水晶の欠片を魔力で集めてみた。
細かい物を魔力で掴むのが、前よりずっと難しい気がする。
私は額に汗がにじむほど集中して、ようやく床に散らばっていた水晶を一か所にまとめた。
一息ついて、ハンカチを取り出して額の汗を拭いていた。
この程度、前なら鼻歌を歌いながらできたような魔力制御だ。
強い魔力って、扱いづらいんだなぁ。
私が自分の両手をまじまじと眺めているところへ、お母様がお爺様を連れて戻ってきた。
その手には、別の水晶球がある。
お爺様が私に告げる。
「マリー、今度は私が魔力検査をしよう」
私はうなずいて、水晶球を受け取った。
お爺様の魔力検査も、やっぱり同じ結果になった。
床にはまた、水晶球の欠片が散らばっている。
お爺様も、呆然と固まっていた。
お母様がお爺様に告げる。
「お父様、あれは特等級――で、間違いありませんか」
お爺様はお母様に振り向いてうなずいた。
「特等級だね。それも私でも見たことがない、ヒルダを遥かに超える強さだ。
私も、検査魔導具が粉々になるほどの魔力なんて話は、聞いたことがない。
『人間には大きすぎる力』だ」
大人たちが話をしている間に、私はまた床に散らばってしまった水晶の欠片を集めていた。
汚したらすぐ綺麗にするのが大事だって、サブリナが良く言ってるものね。
汚れを放置しておくと、どんどん汚れて行くものらしい。
必死に魔力を使いこなそうと、魔力制御に集中していた。
そんな私に、お爺様が感心するように告げる。
「マリー、お前はあれほど強い魔力を、もうそこまで制御できるのかい?
幼い頃から魔力制御が巧かったが、やはり魔術センスが飛び抜けているね。
そのセンスがあれば、魔力に振り回されることはないだろう」
『魔力暴走』を起こすことはない、って意味かな。
あれは軽度だと発熱程度だけど、重度だと命にかかわるらしいし。
それを起こさないと、お爺様は言ってるのかなぁ?
掃除が終わった私は、改めてソファに座り直した。
お母様が不安気にお爺様に告げる。
「でも、こんなに強すぎる魔力に、デメリットはないんですか?」
「そうだね……ヒルダ、試しにマリーと魔力同調をしてご覧」
お母様はお爺様にうなずいたあと、私の隣に腰を下ろして告げる。
「少しの間、魔力同調するわね。
力を抜いていて頂戴」
私はうなずいてから、体から力を抜いた。
お母様の魔力が、私を包み込んでいく
やがて、お母様が驚いたように声を上げる。
「――嘘、同調できない?!」
そのままお母様は、汗をにじませながら集中していた。
だけど一向に同調する気配がなかった。
困惑した様子のお母様に、お爺様が告げる。
「お前の魔力と技量でも、やはり無理か。
それが『強すぎる魔力の代償』だ」
今の私に、魔力同調できる魔導士は、人間には居ないだろう、と言われた。
それは私に、治癒魔術を施せる魔導士が居ないことを意味するそうだ。
大怪我を負っても、誰も怪我を直すことができない。
自然に治るのを待つしかない。
「――注意することだ」
お爺様は、厳しい顔でそう告げた。
でも、貴族令嬢が大怪我を負うなんてこと、あるのかなぁ?
私は小首をかしげていた。
お母様は深刻な顔で、お爺様にうなずいた。
****
私はお爺様に尋ねる。
「お爺様は常々、『高い能力には相応の責務が生まれる』とおっしゃっていましたよね?
私の場合、どのようなことになるのでしょうか」
お爺様は顎に手を当てて考えだした。
「マリー、お前の魔力は余りにも強すぎる」
私の魔導センスでも、たぶん『並の魔導士』程度にしか魔術を扱えないそうだ。
それくらい魔力が強すぎて、制御が難しいらしい。
だから、この魔力の強さを活かした生き方は、私には難しいだろう、と言われた。
貴族令嬢として他家に嫁いで、この強い魔力を子供に伝えていく。
そんな『責務』になるのではないか、という話だ。
「――だからお前に求められるのは、貴族の妻に相応しい教養と所作になる。
魔術は『たしなみ』程度に覚えれば充分だろう」
要するに『花嫁修業をしてればオッケー!』ということである。
よっしゃー! 桶否勉強とか、責任を負わされるようなこともない!
なにこれ、バラ色の人生が待ってない?!
ニコニコと微笑みながら、私は心の中で歓喜の舞を踊っていた。
私はさらに、お爺様に尋ねる。
「ではお爺様! 子の魔力なら、王家に嫁ぐことすら可能ですか?!」
お爺様は苦笑しながら応える。
「国王陛下や王妃殿下次第だが、考えてはくれるだろう。
クラウディア様はヒルダを大切な友人として思ってくださる方だ。
そのヒルダと親戚関係になれるなら、喜んでうなずいてくれるかもしれないね」
お母様があきれたように、深くため息をついた。
「確かに、クラウは私のことが大好きで、マリーと年が近い二人の王子が居るわね。
クラウが暴走したら、あっという間に婚約までこぎつけかねない。
そこは陛下と一緒にブレーキをかけないと、まずいことになるわ」
む? なんだかお母様は乗り気じゃないみたいだ。
私は不満に思いながら尋ねる。
「それのどこに問題があるのですか?」
お母様は、優しく私に告げる。
「王族の伴侶には、相応の教養と覚悟が求められるの」
他の貴族に嫁ぐような、気楽な話にはならないそうだ。
私はまだ幼くて、そこまでのものがあるとは思えない、と言われた。
「――あなたは頭が良いから、それがどういうことか、すぐに理解できると思うわ」
教養はわかるけど、覚悟ってどういうことだろう?
納得できず、私は再び尋ねる。
「ではお母様は、私が王家に嫁ぐことに協力してはくださらないのですか?」
「あなたの認識がその程度である間は、私が縁談にうなずくことはないわ。
でも陛下やクラウには、あなたの魔力を報告しなければならない。
社交場で王子たちと出会う機会は生まれるでしょう。
その中で王子たちと親睦を深めるのは、あなたの自由よ」
縁談は、良家の親が承認することで契約となる。
だけどエドラウス侯爵家の当主であるお母様は、『それをしない』と告げた。
その代わり、『個人的に仲良くなるのは構わない』と言われたのだ。
魔力検査が終わった十二歳以上の貴族子女は、社交デビューを始める。
いわゆる『婚活』だ。
自分の教養や所作、そして魔力の強さや学歴を売り込み、家柄を武器にして攻めていく。
『どうっすかー? いい物件ありまっせー?」と相手に売り込んでいくのだ。
高位貴族ともなれば、十二歳で婚約が決まることも珍しくない。
親が早々に相手を見繕って、話をまとめてしまうからだ。
婚姻適齢期は成人する十五歳から、三年後の十八歳までと言われている。
その時期に婚姻できるように、良縁を奪い合うように縁談をまとめるのが貴族社会だ。
これを逃すと『行き遅れ』と言われてしまい、婚姻できる可能性がぐっと下がってしまう。
ともかく! 侯爵令嬢として社交デビューする条件はそろってるわね!
あとは王子のハートを射止めるだけだ。
王子が無理でも、家格が高い公爵家なら、まぁありだろう。
だけど、彼らを精霊眼を持った私が落とせるとは限らない。
少なくとも今の私は、自分のことを『魅力的な少女』とは断言できなくなってしまった。
精霊眼の異物感が、外見を台無しにしてる気がする。
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