67 / 71
第五章 本当の農地復興
67. 『樹木伐採機』
しおりを挟む
僕の『農業機器』一覧に載っていた『樹木伐採機』だが、実際どういうものなのかわからない。
今日はもう遅いので明日どのようなものかを確認してみることにした。
久しぶりの新型『農業機器』に僕もワクワクして眠りにつく。
そして翌朝、いよいよ『樹木伐採機』を確認してみる。
「にゃー、立派なアームが着いてますにゃ」
「そうだね。形は単純だけど、力は強そう」
僕が取り出した『樹木伐採機』は以外とコンパクトな作りだった。
木を支えるためだろうアームが3本と木を切るために使われるらしい円盤が3枚。
足元にはトゲトゲの付いたローラーもある。
これでどうやって木を伐採するんだろう?
「……問題はこれをどうやって使うかだよね」
「そうですにゃあ。アームで支えて円盤で切るのは間違いなさそうですにゃ。足元のトゲトゲはなんなのかよくわかりませんにゃ」
「それはわかるけど……どうしよう?」
「世界樹の精霊様に頼んで世界樹の森で1本伐採してみるにゃ」
「そうしようか」
何事も試してみないことには始まらない。
僕たちは早速世界樹の精霊様に面会し世界樹の森の木を1本切り倒す許可をもらった。
そのあと、木を1本切り倒してみたんだけどすごい性能だ。
まず、アームで木を捕まえて木が倒れないようにする。
次に円盤が木を分断し木を3等分にする。
最後にアームから光が伸びてきて枝を切り落とした。
この1台で樹木を本当に伐採して木材にしてしまったのだ。
さらに樹木伐採機の前部に付いている足元のトゲトゲは回転して切り株を削り粉々にした。
これが『樹木伐採機』……!
これなら呪われた木も伐採できるかもしれない!
「これはすごいですにゃ! 一瞬で木を切り倒してしまいましたにゃ!」
「うん! これなら呪われた木も切り倒せるんじゃないかな?」
「いけるかもしれませんにゃ。早速明日試してみますにゃ」
今日は世界樹の森で試すだけにして明日現地で伐採を試すこととなった。
さて、うまく切り倒すことが出来るだろうか?
今日はもう遅いので明日どのようなものかを確認してみることにした。
久しぶりの新型『農業機器』に僕もワクワクして眠りにつく。
そして翌朝、いよいよ『樹木伐採機』を確認してみる。
「にゃー、立派なアームが着いてますにゃ」
「そうだね。形は単純だけど、力は強そう」
僕が取り出した『樹木伐採機』は以外とコンパクトな作りだった。
木を支えるためだろうアームが3本と木を切るために使われるらしい円盤が3枚。
足元にはトゲトゲの付いたローラーもある。
これでどうやって木を伐採するんだろう?
「……問題はこれをどうやって使うかだよね」
「そうですにゃあ。アームで支えて円盤で切るのは間違いなさそうですにゃ。足元のトゲトゲはなんなのかよくわかりませんにゃ」
「それはわかるけど……どうしよう?」
「世界樹の精霊様に頼んで世界樹の森で1本伐採してみるにゃ」
「そうしようか」
何事も試してみないことには始まらない。
僕たちは早速世界樹の精霊様に面会し世界樹の森の木を1本切り倒す許可をもらった。
そのあと、木を1本切り倒してみたんだけどすごい性能だ。
まず、アームで木を捕まえて木が倒れないようにする。
次に円盤が木を分断し木を3等分にする。
最後にアームから光が伸びてきて枝を切り落とした。
この1台で樹木を本当に伐採して木材にしてしまったのだ。
さらに樹木伐採機の前部に付いている足元のトゲトゲは回転して切り株を削り粉々にした。
これが『樹木伐採機』……!
これなら呪われた木も伐採できるかもしれない!
「これはすごいですにゃ! 一瞬で木を切り倒してしまいましたにゃ!」
「うん! これなら呪われた木も切り倒せるんじゃないかな?」
「いけるかもしれませんにゃ。早速明日試してみますにゃ」
今日は世界樹の森で試すだけにして明日現地で伐採を試すこととなった。
さて、うまく切り倒すことが出来るだろうか?
10
お気に入りに追加
411
あなたにおすすめの小説
えっ、じいちゃん昔勇者だったのっ!?〜祖父の遺品整理をしてたら異世界に飛ばされ、行方不明だった父に魔王の心臓を要求されたので逃げる事にした〜
楠ノ木雫
ファンタジー
まだ16歳の奥村留衣は、ずっと一人で育ててくれていた祖父を亡くした。親戚も両親もいないため、一人で遺品整理をしていた時に偶然見つけた腕輪。ふとそれを嵌めてみたら、いきなり違う世界に飛ばされてしまった。
目の前に浮かんでいた、よくあるシステムウィンドウというものに書かれていたものは『勇者の孫』。そう、亡くなった祖父はこの世界の勇者だったのだ。
そして、行方不明だと言われていた両親に会う事に。だが、祖父が以前討伐した魔王の心臓を渡すよう要求されたのでドラゴンを召喚して逃げた!
追われつつも、故郷らしい異世界での楽しい(?)セカンドライフが今始まる!
※他の投稿サイトにも掲載しています。
キャンピングカーで異世界の旅
モルモット
ファンタジー
主人公と天女の二人がキャンピングカーで異世界を旅する物語。
紹介文
夢のキャンピングカーを手に入れた主人公でしたが 目が覚めると異世界に飛ばされていました。戻れるのでしょうか?そんなとき主人公の前に自分を天女だと名乗る使者が現れるのです。
彼女は内気な性格ですが実は神様から命を受けた刺客だったのです。
【完結】ご都合主義で生きてます。-商売の力で世界を変える。カスタマイズ可能なストレージで世の中を変えていく-
ジェルミ
ファンタジー
28歳でこの世を去った佐藤は、異世界の女神により転移を誘われる。
その条件として女神に『面白楽しく生活でき、苦労をせずお金を稼いで生きていくスキルがほしい』と無理難題を言うのだった。
困った女神が授けたのは、想像した事を実現できる創生魔法だった。
この味気ない世界を、創生魔法とカスタマイズ可能なストレージを使い、美味しくなる調味料や料理を作り世界を変えて行く。
はい、ご注文は?
調味料、それとも武器ですか?
カスタマイズ可能なストレージで世の中を変えていく。
村を開拓し仲間を集め国を巻き込む産業を起こす。
いずれは世界へ通じる道を繋げるために。
※本作はカクヨム様にも掲載しております。
![](https://www.alphapolis.co.jp/v2/img/books/no_image/novel/fantasy.png?id=6ceb1e9b892a4a252212)
![](https://www.alphapolis.co.jp/v2/img/books/no_image/novel/fantasy.png?id=6ceb1e9b892a4a252212)
![](https://www.alphapolis.co.jp/v2/img/books/no_image/novel/fantasy.png?id=6ceb1e9b892a4a252212)
異世界転生ファミリー
くろねこ教授
ファンタジー
辺境のとある家族。その一家には秘密があった?!
辺境の村に住む何の変哲もないマーティン一家。
アリス・マーティンは美人で料理が旨い主婦。
アーサーは元腕利きの冒険者、村の自警団のリーダー格で頼れる男。
長男のナイトはクールで賢い美少年。
ソフィアは産まれて一年の赤ん坊。
何の不思議もない家族と思われたが……
彼等には実は他人に知られる訳にはいかない秘密があったのだ。
神々の間では異世界転移がブームらしいです。
はぐれメタボ
ファンタジー
第1部《漆黒の少女》
楠木 優香は神様によって異世界に送られる事になった。
理由は『最近流行ってるから』
数々のチートを手にした優香は、ユウと名を変えて、薬師兼冒険者として異世界で生きる事を決める。
優しくて単純な少女の異世界冒険譚。
第2部 《精霊の紋章》
ユウの冒険の裏で、田舎の少年エリオは多くの仲間と共に、世界の命運を掛けた戦いに身を投じて行く事になる。
それは、英雄に憧れた少年の英雄譚。
第3部 《交錯する戦場》
各国が手を結び結成された人類連合と邪神を奉じる魔王に率いられた魔族軍による戦争が始まった。
人間と魔族、様々な意思と策謀が交錯する群像劇。
第4部 《新たなる神話》
戦争が終結し、邪神の討伐を残すのみとなった。
連合からの依頼を受けたユウは、援軍を率いて勇者の後を追い邪神の神殿を目指す。
それは、この世界で最も新しい神話。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる