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第一部 辺境の街で雑貨店を営む錬金術士少女 第四章 裏庭を薬草採取の畑にしよう
22. 薬草が足りない!
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アーテルさんが錬金術体験をしてから一週間、今日もアーテルさんはやってきてわたしと一緒に錬金術をしている。
正確には錬金術をしているわたしとシシを見ているだけなんだけどね。
アーテルさんがいるおかげで日中も錬金術が出来るのはいいけど、スピカさんばかりにお店を任せてもいいのかな?
わたしのお薬、まだ売れないのに。
「……あれ?」
「どうした、ノヴァ?」
「薬草が足りなくなった……」
考えごとをしながら錬金術でいろいろな草花を使っていたため、薬草がなくなっちゃった。
よく考えれば、この街に来てから一度も薬草を補充していないし、お薬はたくさん持ってきたけど薬草はそんなに持ってこなかった。
なくなっても当然だよね。
どうしようかな?
「どうするんだ、ノヴァ?」
「うーん……薬草を集めに行く!」
「はあ!?」
「平原や森に行けば薬草いっぱい生えているはず! だから、採りに行く!」
なくなったら採りに行く、これが基本だよね!
同じ物は手に入らなくても、似たような物ならこの街の近辺でも手に入るかも!
「待て待て、採りに行くって言ったって準備は?」
「必要な道具はカバンの中に全部はいってます! いくよ、シシ!」
「にゃおうん!」
「ああ、もう! 少し待て!」
「うん? どうかしたんですか?」
ちょっと街の外に出かけて草花を集めに行くだけなのに止められた。
変な、アーテルさん。
「その薬草って言うのは街中じゃ手に入らないのか?」
「どうでしょう? 森みたいな場所があれば手に入るかも」
「森みたいな場所。この街にはないなぁ」
「じゃあ、街の外ですね!」
「だから、街の外に行きたいなら少し待て!」
アーテルさん、こんなに慌ててどうしたんだろう?
何かわたしが出ていくとまずいことでもあるのかな?
「お前、街の外に行くにも身分証がないだろう? 簡易的な身分証を発行してもらうから一日だけ待ってくれ」
「わかりました。明日には行けるんですね」
「その予定だ。ところで、この家って裏庭があったよな。そこの草花じゃダメなのか?」
「裏庭?」
「知らなかったのか。スピカ婆さんに頼んで行かせてもらえ。俺は身分証を発行してもらうため届け出に行く。勝手に街の外に出るんじゃないぞ」
そんなに念を押さなくてもわかっているのに。
わたしだって一人前なんだから!
そのあと、スピカさんに頼んで裏庭を見せてもらったけど、荒れ放題で薬草に出来そうな草花は少なかった。
あるにはあったけど、あんまり元気がなくて使ってもダメだって自分たちから言うほどなんだもんね
ただ、今後は裏庭を整備してもいいって許可が出たから、裏庭を薬草畑にしよっと!
何を育てるのかいまから楽しみ!
★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆
「おーい、ノヴァ。迎えに来たぞ」
翌日、アーテルさんがわたしの外出許可証を持って来てくれた。
ただ、この外出許可証、大人同伴って書いてある。
わたしだって一人前なのに!
「まあまあ、そう怒るなって。暇なときは俺が一緒に行ってやるからさ」
「むう。仕方がないです。よろしくお願いします」
「ああ。それで、今日はどこに向かう?」
「適当に草花があるところを歩いてみます。どこかいいところを知りませんか?」
「草花か。それならこの街の西にある草原から森に入ったところだな。深くまで行っちまうと危険だから、入り口で引き返すけど」
「今日はそれでもいいです。じゃあ、出発!」
「にゃう!」
「おい、こら! 少し待てって!」
わたしとシシ、アーテルさんは街の西門を出て草原へと出た。
草原と言うには狭い場所だけど、それでも草花はいっぱいある。
どれがいいものかな?
教えてね、草花さん。
「ふむふむ。こっちの草は解毒薬、こっちの花は傷薬か。やっぱりお母さんの巣にあった薬草と種類が変わるから効果も変わってくるなぁ」
「そうなのか? 俺にはちょっと前に手渡された草花との違いがよくわからん」
「全然違いますよ?」
わたしはアーテルさんに違うところを説明してあげたけど、それでもアーテルさんは「わからん」と言い放った。
仕方がないなぁ。
あれ、でも、この辺って魔物の気配もするのに近づいてこない。
どうしたんだろう?
「アーテルさん。このあたりって魔物もいますよね?」
「いるな。シシが全力で威嚇しているから怖くて近づけないみたいだが」
「そうだったんだ。ありがとうね、シシ」
「にゃおう!」
シシのさりげないお手伝いもあって草原での薬草集めは無事終了。
次は森なんだけど、森にはいる前に少し腹ごしらえをしようってアーテルさんが言い出したので食事にした。
わたしとシシは、いつも通りバッグの中に入っている果物。
アーテルさんは……なんだろう?
赤くて硬そうな何かを噛んでいる。
あれって一体?
「アーテルさん。それってなんですか?」
「ん? 干し肉も知らないのか?」
「干し肉。初めて見ました」
「そうなのか。そういや、スピカ婆さんの雑貨店じゃ食材を取り扱ってないからな」
スピカさんの雑貨店ではいろいろな道具を売っている。
中には冒険者さんたちが必要とするような道具もあるらしいんだけど、食料品は置いてないみたい。
スピカさんにも何か考えがあるんだろうね。
「どうする、少し食べてみるか?」
「いらないです。わたしたちには果物があります。それにお肉は嫌いです」
「にゃうにゃ」
「そっか。しかし、スピカ婆さんから聞いてはいるが、そのフラッシュリンクスの子供まで根っからの果物好きだな。他も野菜ばっか食べて肉はほとんど食べないんだろう? 大丈夫なのか?」
「大丈夫じゃないでしょうか。いままで困ったことはありませんし」
「にゃ」
「なるほど。ところで、その果物。えげつない色をしているが食べても大丈夫なのか?」
「平気ですよ。味も甘くてみずみずしいです。ただ、人間族には毒がありますが」
「やっぱり毒があるのかよ……」
「天翼族って便利ですね。毒耐性も強いですから」
本当に種族が変わってからは楽になった。
なにより食べ物に困らなくなったのが大きいよね。
食事が終わればいよいよ本命の森探索。
たくさん草花が集まるといいな!
正確には錬金術をしているわたしとシシを見ているだけなんだけどね。
アーテルさんがいるおかげで日中も錬金術が出来るのはいいけど、スピカさんばかりにお店を任せてもいいのかな?
わたしのお薬、まだ売れないのに。
「……あれ?」
「どうした、ノヴァ?」
「薬草が足りなくなった……」
考えごとをしながら錬金術でいろいろな草花を使っていたため、薬草がなくなっちゃった。
よく考えれば、この街に来てから一度も薬草を補充していないし、お薬はたくさん持ってきたけど薬草はそんなに持ってこなかった。
なくなっても当然だよね。
どうしようかな?
「どうするんだ、ノヴァ?」
「うーん……薬草を集めに行く!」
「はあ!?」
「平原や森に行けば薬草いっぱい生えているはず! だから、採りに行く!」
なくなったら採りに行く、これが基本だよね!
同じ物は手に入らなくても、似たような物ならこの街の近辺でも手に入るかも!
「待て待て、採りに行くって言ったって準備は?」
「必要な道具はカバンの中に全部はいってます! いくよ、シシ!」
「にゃおうん!」
「ああ、もう! 少し待て!」
「うん? どうかしたんですか?」
ちょっと街の外に出かけて草花を集めに行くだけなのに止められた。
変な、アーテルさん。
「その薬草って言うのは街中じゃ手に入らないのか?」
「どうでしょう? 森みたいな場所があれば手に入るかも」
「森みたいな場所。この街にはないなぁ」
「じゃあ、街の外ですね!」
「だから、街の外に行きたいなら少し待て!」
アーテルさん、こんなに慌ててどうしたんだろう?
何かわたしが出ていくとまずいことでもあるのかな?
「お前、街の外に行くにも身分証がないだろう? 簡易的な身分証を発行してもらうから一日だけ待ってくれ」
「わかりました。明日には行けるんですね」
「その予定だ。ところで、この家って裏庭があったよな。そこの草花じゃダメなのか?」
「裏庭?」
「知らなかったのか。スピカ婆さんに頼んで行かせてもらえ。俺は身分証を発行してもらうため届け出に行く。勝手に街の外に出るんじゃないぞ」
そんなに念を押さなくてもわかっているのに。
わたしだって一人前なんだから!
そのあと、スピカさんに頼んで裏庭を見せてもらったけど、荒れ放題で薬草に出来そうな草花は少なかった。
あるにはあったけど、あんまり元気がなくて使ってもダメだって自分たちから言うほどなんだもんね
ただ、今後は裏庭を整備してもいいって許可が出たから、裏庭を薬草畑にしよっと!
何を育てるのかいまから楽しみ!
★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆
「おーい、ノヴァ。迎えに来たぞ」
翌日、アーテルさんがわたしの外出許可証を持って来てくれた。
ただ、この外出許可証、大人同伴って書いてある。
わたしだって一人前なのに!
「まあまあ、そう怒るなって。暇なときは俺が一緒に行ってやるからさ」
「むう。仕方がないです。よろしくお願いします」
「ああ。それで、今日はどこに向かう?」
「適当に草花があるところを歩いてみます。どこかいいところを知りませんか?」
「草花か。それならこの街の西にある草原から森に入ったところだな。深くまで行っちまうと危険だから、入り口で引き返すけど」
「今日はそれでもいいです。じゃあ、出発!」
「にゃう!」
「おい、こら! 少し待てって!」
わたしとシシ、アーテルさんは街の西門を出て草原へと出た。
草原と言うには狭い場所だけど、それでも草花はいっぱいある。
どれがいいものかな?
教えてね、草花さん。
「ふむふむ。こっちの草は解毒薬、こっちの花は傷薬か。やっぱりお母さんの巣にあった薬草と種類が変わるから効果も変わってくるなぁ」
「そうなのか? 俺にはちょっと前に手渡された草花との違いがよくわからん」
「全然違いますよ?」
わたしはアーテルさんに違うところを説明してあげたけど、それでもアーテルさんは「わからん」と言い放った。
仕方がないなぁ。
あれ、でも、この辺って魔物の気配もするのに近づいてこない。
どうしたんだろう?
「アーテルさん。このあたりって魔物もいますよね?」
「いるな。シシが全力で威嚇しているから怖くて近づけないみたいだが」
「そうだったんだ。ありがとうね、シシ」
「にゃおう!」
シシのさりげないお手伝いもあって草原での薬草集めは無事終了。
次は森なんだけど、森にはいる前に少し腹ごしらえをしようってアーテルさんが言い出したので食事にした。
わたしとシシは、いつも通りバッグの中に入っている果物。
アーテルさんは……なんだろう?
赤くて硬そうな何かを噛んでいる。
あれって一体?
「アーテルさん。それってなんですか?」
「ん? 干し肉も知らないのか?」
「干し肉。初めて見ました」
「そうなのか。そういや、スピカ婆さんの雑貨店じゃ食材を取り扱ってないからな」
スピカさんの雑貨店ではいろいろな道具を売っている。
中には冒険者さんたちが必要とするような道具もあるらしいんだけど、食料品は置いてないみたい。
スピカさんにも何か考えがあるんだろうね。
「どうする、少し食べてみるか?」
「いらないです。わたしたちには果物があります。それにお肉は嫌いです」
「にゃうにゃ」
「そっか。しかし、スピカ婆さんから聞いてはいるが、そのフラッシュリンクスの子供まで根っからの果物好きだな。他も野菜ばっか食べて肉はほとんど食べないんだろう? 大丈夫なのか?」
「大丈夫じゃないでしょうか。いままで困ったことはありませんし」
「にゃ」
「なるほど。ところで、その果物。えげつない色をしているが食べても大丈夫なのか?」
「平気ですよ。味も甘くてみずみずしいです。ただ、人間族には毒がありますが」
「やっぱり毒があるのかよ……」
「天翼族って便利ですね。毒耐性も強いですから」
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