26 / 100
第1部 〝ペットテイマー〟ここに誕生 第6章 アイリーンの街の危機
26. オーク、強襲
しおりを挟む
私はキントキに乗ったまま街門までやってきた。
普段は街門側でキントキから降りる私のことを知っている衛兵さんたちはすごく驚いているね。
すぐに衛兵長さんがやってきたけど、緊急事態なんだよ!
「シズク、緊急事態か?」
「はい! 〝シラタマの丘〟に大量のウルフがいました!」
「数は?」
「数え切れないくらいです!」
「わかった。入街税などは免除する。すぐに冒険者ギルドに向かえ。ただ、街の中をキントキで走るな。驚かせる前に、人をはねる」
「あ、わかりました!」
そうだよね。
キントキのスピードじゃ、驚かれるよりも先に人にぶつかっちゃうよね!
私はキントキから降りて《高速移動》を使い、一気に冒険者ギルドまで駆け込んだ。
突然飛び込んできた私にみんながこっちを向いているけれど、それどころじゃない!
「シズクちゃん、どうしました?」
「ああ、リンネさん、丁度よかった。〝シラタマの丘〟に大量のウルフがいました。数え切れないくらいたくさん」
「……討伐証明の魔石は?」
「普段の魔石と分けて持ってきてあります」
「急いで鑑定します。こちらへ」
シズクさんと一緒に魔石を鑑定するための部屋へと急いだ。
そこで魔石の取得場所と数の確認をしてもらったけれど、数は200を超えていたみたい。
全員でお肉と考えず、一気に倒したからこその結果だけど、そんなにいたんだ……。
「リンネ、こいつはまずいぞ。すぐにギルドマスターに報告して判断を仰がねえと」
「わかりました。シズクちゃんは待機していて。悪いけれど、一番速く移動できる手段がキントキなの。場合によっては、誰かを連れて一緒に〝ウルフのコロニー〟まで行ってもらうわ」
〝ウルフのコロニー〟というのは〝シラタマの丘〟と接した森のこと。
ウルフが大量に生息していて一大拠点となっているからそう呼ばれているんだ。
ちなみに、こちらも季節に一度、大討伐が実施されて間引いているらしい。
私はギルド命令で不参加なんだけど!
ともかく、魔石の報奨金はその場で支払われたけれど、私は1階の受付前で結果待ち。
さほど待たずにリンネさんがデイビッド教官を連れて降りてきた。
デイビッド教官の装備はいつもの装備じゃなくて、もっと豪華なものになっているよ?
一体どうするんだろう?
「シズク、久しぶりだな」
「お久しぶりです、デイビッド教官。今日は?」
「シズクさん。デイビッドさんとともに〝ウルフのコロニー〟まで行ってください。目的はコロニーで異変がないかの調査。異変があった場合、排除できれば好ましいですが、難しい場合は情報を持ち帰ることを優先にお願いします」
「それで、デイビッド教官も一緒に。あれ、でもデイビッド教官の鎧って……」
「俺の鎧は特殊な魔法処理を施してある。真冬に使っても凍りつくことはない」
そうなんだ。
なら安心かな。
「申し訳ありませんが、急いでください。あまりにも状況が読めません」
「わかりました、行ってきます」
「リンネも明日の朝に冒険者を集めることができるよう準備をしておいてくれ。空振りだったらいいが、俺も嫌な予感がしてならない」
「はい。どうか、ご武運を」
私とデイビッド教官は再び街へと飛び出した。
私は《高速移動》を使っているけれど、デイビッド教官はそれにすらついてくることができている。
本当に上位冒険者ってすごい!
「来たか、シズク。それにデイビッドまで」
「衛兵長さん!」
「衛兵長、すまないが」
「非常用の通行路を使って構わん。シズクの慌てぶりといい、お前まで出てきたことといい、どう考えても非常事態だからな」
「助かる」
「ありがとうございます!」
「なにもないことを祈るが……無理なようだったら、すぐに帰ってこい」
衛兵長さんのご厚意で普段は使わせてもらえない非常用通行路を使わせてもらい、街の外へとやってきた。
そこから先はキントキに大きくなってもらい、私とデイビッド教官のふたりが乗り、全速力で〝シラタマの丘〟を目指してもらう。
ただ、〝シラタマの丘〟を目前にして、私の《夜目》に引っかかる生物がいた。
「キントキ、止まって」
『どうしたの?』
「おっきい……なんだろう? 太った人間のような生物が歩き回っている」
「それは確かか? シズク?」
「はい。《夜目》のおかげでバッチリ見えます」
「顔は見えるか?」
「顔……あ、振り向きました! 豚の顔!」
「な!? オークがこんな街の側まで!?」
「あれがオークなんですか?」
「ああ、お前の目に映っている生物の特徴が間違っていないならオークだ。しかし困ったな。このような場所にオークがいたとなれば、可能なだけでも間引いて帰らねば……」
「ミネル、私の《魔の鉤爪》ってこの距離で届く?」
『もう少し近づかねば無理じゃ。《隠密行動》と合わせて使い、距離を詰めよ』
「デイビッド教官、私の《魔の鉤爪》であの1匹は退治してきます」
「……それが一番か。しくじったら俺が倒す。無理をせずに逃げてこい」
「申し訳ありませんが、よろしくお願いします。他の子たちもここで待っててね」
『うん。気をつけてね』
『仕方がないわさ』
『怪我しちゃだめだよ?』
「わかってるよ。じゃあ、行ってきます」
私は《隠密行動》をフル活用してジリジリ間合いを詰めていく。
オークがどの程度暗いところでも目が見えるのかにもよるけれど、見つかったら《高速移動》で逃げ出さなきゃ。
資料室で読んだ情報だと、見た目のわりに足が速いらしいからね。
10分ほどかけて《魔の鉤爪》が届く範囲内までやってきた。さて、それじゃあ、頭をグシャって……え?
「Buooo!」
一撃で潰せなかった!?
まだ気がつかれていないし、二撃目!
「Bu……」
よし、今度こそ頭を潰せた。
でも、嫌な気配がたくさん近づいてきている!
すぐに逃げないと!
私は《隠密行動》と《高速移動》を全力で使って森から遠ざかり、キントキのもとまで帰ってきた。
そこから後ろを振り返ると……オークが5匹くらい、松明を掲げてあたりを見回していたよ。
「危なかったな、シズク」
『本当に。まさか、《魔の鉤爪》に耐えられるだなんて』
『わちも驚いたわさ』
『あたちもビックリしたの』
『儂も驚いた。オークとやら、油断できぬな』
「ペットたちがなにを言っているかはわからないが、概ねオークが油断できないと言っているのだろう。だが、シズクが倒したやつ以外にも5匹出てきたか。そうなると、森の中にはもっと潜んでいるだろうな」
「どうしますか、デイビッド教官?」
「本来であれば、数を減らしたいところだ。しかし、あの森の奥に何匹のオークが潜んでいるかもわからないのでは危険すぎる。悔しいが一時撤退、明日の朝あらためて強襲を仕掛ける。お前は参加するなよ? 必殺であるはずの《魔の鉤爪》さえ耐えられたんだ。足手まといとは言わないが、能力を隠さずに戦ってもかなり厳しい戦いになる」
「……わかりました」
「悔しいだろうが、堪えろ。俺も昔はそういう時期があった。今回は上位冒険者だけの方が安心できる。それだけの大事になってしまっているんだ。皆が無事に帰ってくることを祈っていてくれ」
「はい。そうします」
悔しい。
本当に悔しいけれど、私にはこれ以上できることがない。
せめて、この情報をデイビッド教官と一緒に持ち帰るのが精一杯だ。
あとは、明日怪我をして帰ってきた先輩冒険者の方々がいたら《回復魔法》をかけてあげることくらい。
もっと力をつけたいけれど、多分、ゴブリンを相手にするとかでも意味はない。
もっともっとペットの力を借りてスキルをうまく扱いこなせるようになるんだ。
……明日からはそっちの訓練にも意識を向けよう。
普段は街門側でキントキから降りる私のことを知っている衛兵さんたちはすごく驚いているね。
すぐに衛兵長さんがやってきたけど、緊急事態なんだよ!
「シズク、緊急事態か?」
「はい! 〝シラタマの丘〟に大量のウルフがいました!」
「数は?」
「数え切れないくらいです!」
「わかった。入街税などは免除する。すぐに冒険者ギルドに向かえ。ただ、街の中をキントキで走るな。驚かせる前に、人をはねる」
「あ、わかりました!」
そうだよね。
キントキのスピードじゃ、驚かれるよりも先に人にぶつかっちゃうよね!
私はキントキから降りて《高速移動》を使い、一気に冒険者ギルドまで駆け込んだ。
突然飛び込んできた私にみんながこっちを向いているけれど、それどころじゃない!
「シズクちゃん、どうしました?」
「ああ、リンネさん、丁度よかった。〝シラタマの丘〟に大量のウルフがいました。数え切れないくらいたくさん」
「……討伐証明の魔石は?」
「普段の魔石と分けて持ってきてあります」
「急いで鑑定します。こちらへ」
シズクさんと一緒に魔石を鑑定するための部屋へと急いだ。
そこで魔石の取得場所と数の確認をしてもらったけれど、数は200を超えていたみたい。
全員でお肉と考えず、一気に倒したからこその結果だけど、そんなにいたんだ……。
「リンネ、こいつはまずいぞ。すぐにギルドマスターに報告して判断を仰がねえと」
「わかりました。シズクちゃんは待機していて。悪いけれど、一番速く移動できる手段がキントキなの。場合によっては、誰かを連れて一緒に〝ウルフのコロニー〟まで行ってもらうわ」
〝ウルフのコロニー〟というのは〝シラタマの丘〟と接した森のこと。
ウルフが大量に生息していて一大拠点となっているからそう呼ばれているんだ。
ちなみに、こちらも季節に一度、大討伐が実施されて間引いているらしい。
私はギルド命令で不参加なんだけど!
ともかく、魔石の報奨金はその場で支払われたけれど、私は1階の受付前で結果待ち。
さほど待たずにリンネさんがデイビッド教官を連れて降りてきた。
デイビッド教官の装備はいつもの装備じゃなくて、もっと豪華なものになっているよ?
一体どうするんだろう?
「シズク、久しぶりだな」
「お久しぶりです、デイビッド教官。今日は?」
「シズクさん。デイビッドさんとともに〝ウルフのコロニー〟まで行ってください。目的はコロニーで異変がないかの調査。異変があった場合、排除できれば好ましいですが、難しい場合は情報を持ち帰ることを優先にお願いします」
「それで、デイビッド教官も一緒に。あれ、でもデイビッド教官の鎧って……」
「俺の鎧は特殊な魔法処理を施してある。真冬に使っても凍りつくことはない」
そうなんだ。
なら安心かな。
「申し訳ありませんが、急いでください。あまりにも状況が読めません」
「わかりました、行ってきます」
「リンネも明日の朝に冒険者を集めることができるよう準備をしておいてくれ。空振りだったらいいが、俺も嫌な予感がしてならない」
「はい。どうか、ご武運を」
私とデイビッド教官は再び街へと飛び出した。
私は《高速移動》を使っているけれど、デイビッド教官はそれにすらついてくることができている。
本当に上位冒険者ってすごい!
「来たか、シズク。それにデイビッドまで」
「衛兵長さん!」
「衛兵長、すまないが」
「非常用の通行路を使って構わん。シズクの慌てぶりといい、お前まで出てきたことといい、どう考えても非常事態だからな」
「助かる」
「ありがとうございます!」
「なにもないことを祈るが……無理なようだったら、すぐに帰ってこい」
衛兵長さんのご厚意で普段は使わせてもらえない非常用通行路を使わせてもらい、街の外へとやってきた。
そこから先はキントキに大きくなってもらい、私とデイビッド教官のふたりが乗り、全速力で〝シラタマの丘〟を目指してもらう。
ただ、〝シラタマの丘〟を目前にして、私の《夜目》に引っかかる生物がいた。
「キントキ、止まって」
『どうしたの?』
「おっきい……なんだろう? 太った人間のような生物が歩き回っている」
「それは確かか? シズク?」
「はい。《夜目》のおかげでバッチリ見えます」
「顔は見えるか?」
「顔……あ、振り向きました! 豚の顔!」
「な!? オークがこんな街の側まで!?」
「あれがオークなんですか?」
「ああ、お前の目に映っている生物の特徴が間違っていないならオークだ。しかし困ったな。このような場所にオークがいたとなれば、可能なだけでも間引いて帰らねば……」
「ミネル、私の《魔の鉤爪》ってこの距離で届く?」
『もう少し近づかねば無理じゃ。《隠密行動》と合わせて使い、距離を詰めよ』
「デイビッド教官、私の《魔の鉤爪》であの1匹は退治してきます」
「……それが一番か。しくじったら俺が倒す。無理をせずに逃げてこい」
「申し訳ありませんが、よろしくお願いします。他の子たちもここで待っててね」
『うん。気をつけてね』
『仕方がないわさ』
『怪我しちゃだめだよ?』
「わかってるよ。じゃあ、行ってきます」
私は《隠密行動》をフル活用してジリジリ間合いを詰めていく。
オークがどの程度暗いところでも目が見えるのかにもよるけれど、見つかったら《高速移動》で逃げ出さなきゃ。
資料室で読んだ情報だと、見た目のわりに足が速いらしいからね。
10分ほどかけて《魔の鉤爪》が届く範囲内までやってきた。さて、それじゃあ、頭をグシャって……え?
「Buooo!」
一撃で潰せなかった!?
まだ気がつかれていないし、二撃目!
「Bu……」
よし、今度こそ頭を潰せた。
でも、嫌な気配がたくさん近づいてきている!
すぐに逃げないと!
私は《隠密行動》と《高速移動》を全力で使って森から遠ざかり、キントキのもとまで帰ってきた。
そこから後ろを振り返ると……オークが5匹くらい、松明を掲げてあたりを見回していたよ。
「危なかったな、シズク」
『本当に。まさか、《魔の鉤爪》に耐えられるだなんて』
『わちも驚いたわさ』
『あたちもビックリしたの』
『儂も驚いた。オークとやら、油断できぬな』
「ペットたちがなにを言っているかはわからないが、概ねオークが油断できないと言っているのだろう。だが、シズクが倒したやつ以外にも5匹出てきたか。そうなると、森の中にはもっと潜んでいるだろうな」
「どうしますか、デイビッド教官?」
「本来であれば、数を減らしたいところだ。しかし、あの森の奥に何匹のオークが潜んでいるかもわからないのでは危険すぎる。悔しいが一時撤退、明日の朝あらためて強襲を仕掛ける。お前は参加するなよ? 必殺であるはずの《魔の鉤爪》さえ耐えられたんだ。足手まといとは言わないが、能力を隠さずに戦ってもかなり厳しい戦いになる」
「……わかりました」
「悔しいだろうが、堪えろ。俺も昔はそういう時期があった。今回は上位冒険者だけの方が安心できる。それだけの大事になってしまっているんだ。皆が無事に帰ってくることを祈っていてくれ」
「はい。そうします」
悔しい。
本当に悔しいけれど、私にはこれ以上できることがない。
せめて、この情報をデイビッド教官と一緒に持ち帰るのが精一杯だ。
あとは、明日怪我をして帰ってきた先輩冒険者の方々がいたら《回復魔法》をかけてあげることくらい。
もっと力をつけたいけれど、多分、ゴブリンを相手にするとかでも意味はない。
もっともっとペットの力を借りてスキルをうまく扱いこなせるようになるんだ。
……明日からはそっちの訓練にも意識を向けよう。
11
あなたにおすすめの小説
私と母のサバイバル
だましだまし
ファンタジー
侯爵家の庶子だが唯一の直系の子として育てられた令嬢シェリー。
しかしある日、母と共に魔物が出る森に捨てられてしまった。
希望を諦めず森を進もう。
そう決意するシェリーに異変が起きた。
「私、別世界の前世があるみたい」
前世の知識を駆使し、二人は無事森を抜けられるのだろうか…?
クラス転移したけど、皆さん勘違いしてません?
青いウーパーと山椒魚
ファンタジー
加藤あいは高校2年生。
最近ネット小説にハマりまくっているごく普通の高校生である。
普通に過ごしていたら異世界転移に巻き込まれた?
しかも弱いからと森に捨てられた。
いやちょっとまてよ?
皆さん勘違いしてません?
これはあいの不思議な日常を書いた物語である。
本編完結しました!
相変わらず話ごちゃごちゃしていると思いますが、楽しんでいただけると嬉しいです!
1話は1000字くらいなのでササッと読めるはず…
【完結】使えない令嬢として一家から追放されたけど、あまりにも領民からの信頼が厚かったので逆転してざまぁしちゃいます
腕押のれん
ファンタジー
アメリスはマハス公国の八大領主の一つであるロナデシア家の三姉妹の次女として生まれるが、頭脳明晰な長女と愛想の上手い三女と比較されて母親から疎まれており、ついに追放されてしまう。しかしアメリスは取り柄のない自分にもできることをしなければならないという一心で領民たちに対し援助を熱心に行っていたので、領民からは非常に好かれていた。そのため追放された後に他国に置き去りにされてしまうものの、偶然以前助けたマハス公国出身のヨーデルと出会い助けられる。ここから彼女の逆転人生が始まっていくのであった!
私が死ぬまでには完結させます。
追記:最後まで書き終わったので、ここからはペース上げて投稿します。
追記2:ひとまず完結しました!
処刑された王女、時間を巻き戻して復讐を誓う
yukataka
ファンタジー
断頭台で首を刎ねられた王女セリーヌは、女神の加護により処刑の一年前へと時間を巻き戻された。信じていた者たちに裏切られ、民衆に石を投げられた記憶を胸に、彼女は証拠を集め、法を武器に、陰謀の網を逆手に取る。復讐か、赦しか——その選択が、リオネール王国の未来を決める。
これは、王弟の陰謀で処刑された王女が、一年前へと時間を巻き戻され、証拠と同盟と知略で玉座と尊厳を奪還する復讐と再生の物語です。彼女は二度と誰も失わないために、正義を手続きとして示し、赦すか裁くかの決断を自らの手で下します。舞台は剣と魔法の王国リオネール。法と証拠、裁判と契約が逆転の核となり、感情と理性の葛藤を経て、王女は新たな国の夜明けへと歩を進めます。
[完結] 邪魔をするなら潰すわよ?
シマ
ファンタジー
私はギルドが運営する治療院で働く治療師の一人、名前はルーシー。
クエストで大怪我したハンター達の治療に毎日、忙しい。そんなある日、騎士の格好をした一人の男が運び込まれた。
貴族のお偉いさんを魔物から護った騎士団の団長さんらしいけど、その場に置いていかれたの?でも、この傷は魔物にヤられたモノじゃないわよ?
魔法のある世界で亡くなった両親の代わりに兄妹を育てるルーシー。彼女は兄妹と静かに暮らしたいけど何やら回りが放ってくれない。
ルーシーが気になる団長さんに振り回されたり振り回したり。
私の生活を邪魔をするなら潰すわよ?
1月5日 誤字脱字修正 54話
★━戦闘シーンや猟奇的発言あり
流血シーンあり。
魔法・魔物あり。
ざぁま薄め。
恋愛要素あり。
妻からの手紙~18年の後悔を添えて~
Mio
ファンタジー
妻から手紙が来た。
妻が死んで18年目の今日。
息子の誕生日。
「お誕生日おめでとう、ルカ!愛してるわ。エミリア・シェラード」
息子は…17年前に死んだ。
手紙はもう一通あった。
俺はその手紙を読んで、一生分の後悔をした。
------------------------------
愛された側妃と、愛されなかった正妃
編端みどり
恋愛
隣国から嫁いだ正妃は、夫に全く相手にされない。
夫が愛しているのは、美人で妖艶な側妃だけ。
連れて来た使用人はいつの間にか入れ替えられ、味方がいなくなり、全てを諦めていた正妃は、ある日側妃に子が産まれたと知った。自分の子として育てろと無茶振りをした国王と違い、産まれたばかりの赤ん坊は可愛らしかった。
正妃は、子育てを通じて強く逞しくなり、夫を切り捨てると決めた。
※カクヨムさんにも掲載中
※ 『※』があるところは、血の流れるシーンがあります
※センシティブな表現があります。血縁を重視している世界観のためです。このような考え方を肯定するものではありません。不快な表現があればご指摘下さい。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる