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校長の長~いお話が終わって俺ら1年は教室へ戻った。
席に着くとふと違和感を感じる。
俺の左隣の席の子がまだ来ていない。
入学式に来ないとはそれ程の理由があるのだろう。
が、しかし!俺にはそれよりも自分を大切にしなくてはならない。
なぜなら俺の席の周りは、後ろに主人公。右隣、前には攻略対象が居るからだ。
主人公と右、前の人達は中学時代からの付き合いという設定になっている。
(この2人は絶対中学の時から主人公の事が好きなだよな~·····。)
なんでかって?
2人は休み時間になると俺を通して自分の席から主人公の事をあつ~い目で見ているからだ。
(ま じ で!!俺をは通して見るのをやめろ!なんか!なんか気まずいわ!)
本当にやめて欲しいわ。
まぁ。切り替え切り替え!!
次の授業は、レクリエーションだ。
レクリエーションと言ってもとても簡単。自己紹介ぐらいだ。あと、先輩達の専門委員会の様子を行ってみたい所を順番に見学に行く。
「じゃー、今から自己紹介してくぞ。俺は1年3組担任となった二階堂だ。専門教科は保健体育。1年間よろしく。」
二階堂先生はそれはもうイケメンだ。
入学式では1部の可愛い系男子達にかっこいいと宥められていた。
ちなみにこの人も攻略対象だ。
(あ、初めに言った4人は主な人ね。4人以外にも居るからね。)
先生に続いて自己紹介が始まった。
「俺は緒川俊介。中学時代はバスケをやっていました。よろしく!」
後のバスケ部部長の自己紹介が終わりついに俺の番になってしまった。
「そ、園川春馬です。中学の時は(前世)水泳をやっていました。よ、よろしくお願いします。」
俺が言い終わると色んな所でコソコソと何かこっちを見て話していることに気づいた。
(·····え?何。···もしかして何かやらかした?え?····あ、そうか。顔か。すみませんね気持ち悪くて。)
って、自分で言ってて凹むな~。
「桜井愛希です。中学時代は剣道をやっていました。よろしくお願いします。」
(あ~あ、俺もこんな風に綺麗な顔だったらなぁ~······。)
悪役の俺の顔なんてどうでもいいってか?
酷い話だな~。
するとあっという間に後の生徒会長の番になった。
「高原星吾って言います。緒川俊介と桜井愛希とは中学時代からの付き合いです。部活は無所属でした。気軽に声を掛けてください。よろしくお願いします。」
王子様って感じだな。ほれみろ周りを。
1部の男子はお前に見とれてるぞ?
男に好かれるのも大変そうだな~。
一通り全員の自己紹介が終わって先生が一言。
「えー、今いないそこの席の人は風邪で今日は休みだ。明日から来るらしい。みんな仲良くしてやってやれよ~。」
風邪····か。後から学校に来るってなんか気まずくて俺は嫌なんだよね。
「はい。話は変わって明日から放課後、2・3年の専門委員会を見学しに行くことになっている。見学する場所は自分が行きたい所を順番に、大体4日かけて行う。······じゃあ、今から決めるぞー。」
そう言って初の授業?が始まった。
席に着くとふと違和感を感じる。
俺の左隣の席の子がまだ来ていない。
入学式に来ないとはそれ程の理由があるのだろう。
が、しかし!俺にはそれよりも自分を大切にしなくてはならない。
なぜなら俺の席の周りは、後ろに主人公。右隣、前には攻略対象が居るからだ。
主人公と右、前の人達は中学時代からの付き合いという設定になっている。
(この2人は絶対中学の時から主人公の事が好きなだよな~·····。)
なんでかって?
2人は休み時間になると俺を通して自分の席から主人公の事をあつ~い目で見ているからだ。
(ま じ で!!俺をは通して見るのをやめろ!なんか!なんか気まずいわ!)
本当にやめて欲しいわ。
まぁ。切り替え切り替え!!
次の授業は、レクリエーションだ。
レクリエーションと言ってもとても簡単。自己紹介ぐらいだ。あと、先輩達の専門委員会の様子を行ってみたい所を順番に見学に行く。
「じゃー、今から自己紹介してくぞ。俺は1年3組担任となった二階堂だ。専門教科は保健体育。1年間よろしく。」
二階堂先生はそれはもうイケメンだ。
入学式では1部の可愛い系男子達にかっこいいと宥められていた。
ちなみにこの人も攻略対象だ。
(あ、初めに言った4人は主な人ね。4人以外にも居るからね。)
先生に続いて自己紹介が始まった。
「俺は緒川俊介。中学時代はバスケをやっていました。よろしく!」
後のバスケ部部長の自己紹介が終わりついに俺の番になってしまった。
「そ、園川春馬です。中学の時は(前世)水泳をやっていました。よ、よろしくお願いします。」
俺が言い終わると色んな所でコソコソと何かこっちを見て話していることに気づいた。
(·····え?何。···もしかして何かやらかした?え?····あ、そうか。顔か。すみませんね気持ち悪くて。)
って、自分で言ってて凹むな~。
「桜井愛希です。中学時代は剣道をやっていました。よろしくお願いします。」
(あ~あ、俺もこんな風に綺麗な顔だったらなぁ~······。)
悪役の俺の顔なんてどうでもいいってか?
酷い話だな~。
するとあっという間に後の生徒会長の番になった。
「高原星吾って言います。緒川俊介と桜井愛希とは中学時代からの付き合いです。部活は無所属でした。気軽に声を掛けてください。よろしくお願いします。」
王子様って感じだな。ほれみろ周りを。
1部の男子はお前に見とれてるぞ?
男に好かれるのも大変そうだな~。
一通り全員の自己紹介が終わって先生が一言。
「えー、今いないそこの席の人は風邪で今日は休みだ。明日から来るらしい。みんな仲良くしてやってやれよ~。」
風邪····か。後から学校に来るってなんか気まずくて俺は嫌なんだよね。
「はい。話は変わって明日から放課後、2・3年の専門委員会を見学しに行くことになっている。見学する場所は自分が行きたい所を順番に、大体4日かけて行う。······じゃあ、今から決めるぞー。」
そう言って初の授業?が始まった。
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