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31.淫猥な噴水
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「~~っ、あ、あっ……また、でちゃうっ……! も、やだ、ブラッドっ、どこ……ひぅっ、ぁ、あっ……」
止まらない射精に悶えながら、拘束された身体を捩ってブラッドの姿を求める。
同時に転移したはずなのだから、きっと近くで自分の無様な姿を見ているに違いない。
見つけたところで、あの魔族がこの状態をすぐにどうにかしてくれる可能性は限りなく低くとも……この場で縋れる唯一の相手の名を呼ばずにはいられなかった。
「ふぁっ、あ……!」
噴水の上で繰り広げられる痴態を認識せず、街の広場を行き来する群衆。
普段通りの日常を過ごす人々の中、唯一こちらに目線を向ける人物と視線がかち合った。
「ぁ、……ブラッドっ……」
寝台に居た時とは違い、きっちりと服を着込んではいるものの、その姿をエヴァンが見間違えるはずもない。
「もっ、とめっ、ひぅっ、あ……っ、とまらなっ……!? ~~~ぅぅっ」
ここから下ろしてくれだとか、もうおかしくなりそうだから射精を止めてだとか、そんな懇願は、たちまち終わらない射精に上書きされてしまう。
「ん、ぁ……っ、あぅ……っ、ひぅ、っ、またぁ……」
とぷとぷと先端から溢れ出す白濁。射精の快感と共に後孔がひくつき、眉が切なげに寄せられる。
「ぁ、あっ……も、イきたくなっ……ブラッドっ、おねがっ……ひぅっ」
「……この噴水は、建国から100年が経った事を祝うために作られたそうだが」
それなりに距離があるはずなのに、噴水の上部に拘束されたエヴァンを見上げるブラッドの声は、ひどくはっきりと聞こえる、
「っ……!? んっ、ぁ、もっ、とめ、ひぅっ……!」
「当時の作り手たちはこんな痴態を飾り付けるために使われるなど、夢にも思わなかっただろうな」
こちらを射抜く視線と嘲るような言葉に、身体がじわりと熱を帯びる。そのエヴァンも知っている噴水の由来。今、自分の手首を拘束するために使われている上部のオブジェ……剣と旗を組み合わせた造形のそれは、この国を維持・発展させてきた歴代の王の功績を称えるためのものだ。
「んぅ……っ、んっ、あっ」
魔法で周囲からは認識されることが無いとはいえ、そんなものに括り付けられながら噴水の上で射精している状況を、ブラッドの言葉で改めて意識してしまい、背筋をゾクゾクとしたものが駆け巡る。
「このまま永続射精魔法をかけて再び石化すれば、さぞ無様で淫猥な噴水が出来上がるだろうが……、淫乱剣士によって作品を日々白濁塗れにさせられるとなると、流石に作り手が気の毒だ」
嘲笑と共に向けられた言葉に、胸がざわめく。今はその気が無くても、ブラッドの気が変わればどうなってしまうか分からない。最悪、認識阻害魔法も切られて、誰かが知らぬ間に作った冒涜的な石像として破壊されかねない。
「なに、淫魔化によって増大しているとはいえ、今のお前が吐き出すことができる精液は有限だ。この場で出せる限りの精液を全て垂れ流し終えさえすれば、城に戻してやる」
(っ……早く、はやく全部出さないと……っ)
手を使うことが叶わないため、陰茎を扱く代わりに腰を前後に揺すってはみるものの、射精の勢いは変わらない。
止まらない射精に悶えながら、拘束された身体を捩ってブラッドの姿を求める。
同時に転移したはずなのだから、きっと近くで自分の無様な姿を見ているに違いない。
見つけたところで、あの魔族がこの状態をすぐにどうにかしてくれる可能性は限りなく低くとも……この場で縋れる唯一の相手の名を呼ばずにはいられなかった。
「ふぁっ、あ……!」
噴水の上で繰り広げられる痴態を認識せず、街の広場を行き来する群衆。
普段通りの日常を過ごす人々の中、唯一こちらに目線を向ける人物と視線がかち合った。
「ぁ、……ブラッドっ……」
寝台に居た時とは違い、きっちりと服を着込んではいるものの、その姿をエヴァンが見間違えるはずもない。
「もっ、とめっ、ひぅっ、あ……っ、とまらなっ……!? ~~~ぅぅっ」
ここから下ろしてくれだとか、もうおかしくなりそうだから射精を止めてだとか、そんな懇願は、たちまち終わらない射精に上書きされてしまう。
「ん、ぁ……っ、あぅ……っ、ひぅ、っ、またぁ……」
とぷとぷと先端から溢れ出す白濁。射精の快感と共に後孔がひくつき、眉が切なげに寄せられる。
「ぁ、あっ……も、イきたくなっ……ブラッドっ、おねがっ……ひぅっ」
「……この噴水は、建国から100年が経った事を祝うために作られたそうだが」
それなりに距離があるはずなのに、噴水の上部に拘束されたエヴァンを見上げるブラッドの声は、ひどくはっきりと聞こえる、
「っ……!? んっ、ぁ、もっ、とめ、ひぅっ……!」
「当時の作り手たちはこんな痴態を飾り付けるために使われるなど、夢にも思わなかっただろうな」
こちらを射抜く視線と嘲るような言葉に、身体がじわりと熱を帯びる。そのエヴァンも知っている噴水の由来。今、自分の手首を拘束するために使われている上部のオブジェ……剣と旗を組み合わせた造形のそれは、この国を維持・発展させてきた歴代の王の功績を称えるためのものだ。
「んぅ……っ、んっ、あっ」
魔法で周囲からは認識されることが無いとはいえ、そんなものに括り付けられながら噴水の上で射精している状況を、ブラッドの言葉で改めて意識してしまい、背筋をゾクゾクとしたものが駆け巡る。
「このまま永続射精魔法をかけて再び石化すれば、さぞ無様で淫猥な噴水が出来上がるだろうが……、淫乱剣士によって作品を日々白濁塗れにさせられるとなると、流石に作り手が気の毒だ」
嘲笑と共に向けられた言葉に、胸がざわめく。今はその気が無くても、ブラッドの気が変わればどうなってしまうか分からない。最悪、認識阻害魔法も切られて、誰かが知らぬ間に作った冒涜的な石像として破壊されかねない。
「なに、淫魔化によって増大しているとはいえ、今のお前が吐き出すことができる精液は有限だ。この場で出せる限りの精液を全て垂れ流し終えさえすれば、城に戻してやる」
(っ……早く、はやく全部出さないと……っ)
手を使うことが叶わないため、陰茎を扱く代わりに腰を前後に揺すってはみるものの、射精の勢いは変わらない。
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