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私はこの世界に嫌われているそう思っている。
皆々が、私を知らないから?違う。
私が被害妄想をしてそう感じているから?違う。
それはなぜか。私はいま不可解な世界にいる。
中二病とか夢とかではなく現実なのだ。
だが。見える物は抽象的だった。
天井がどれか分からない四次元的空間。
どこかの絵画のような歪んだ時計。
多すぎる鏡
歪んだ床。
頭から足が生えてる生き物らしき生物。
どこから繋がっているかわからない駅。
とにかく頭が沸騰するような情報が多すぎるのだ。
それでも、ここは現実だ。そうおもった。
どんなに抽象的でも、どんなによく分からないことがあっても。
俺「そうここは現実」と言い聞かせた。
俺「しかしここは物語の関係が多いなぁ。」
俺「あれは『アリスと不思議な国』か懐かしいな」
俺「ん?あれは『モモ』か。よく読んだな。」
俺「ルートを見るに『童話』、『都市伝説』、『異世界物』、あとはそれの派生型が多いな。」
俺「なんか来たぞ?あれは『フクロウ』か。」
???「私は八百万の物語を行き来きしてます。ヤタガラスです。ヤタとお呼びください」
俺「なるほど。『神話』の物語の住人か。で、ヤタだな。俺は『俺』だヨロシクな。」
ヤタ「この世界に何回か来てますね?」
俺「俺、都市伝説に好かれてんだよなぁ。その関係か?」
ヤタ「いえ。ここは物語の世界です。あなたはここをクリアするまで死ねませんですが、痛みはあります。」
俺「俺、ドMじゃないんだけどクリアしたらなんかくれんの?」
ヤタ「『時空時計』を差し上げましょう。」
俺「あの『時うさぎ』が持っているあれか?」
ヤタ「そうです。」
ヤタ「ここまでです。チュートリアル終了です。」
ヤタ「まずは『童話の』世界へいってらっしゃいませ。」
俺の意識はどこかへと飛んだ
俺「だいぶ昔の世界だな。さて。」
???「お前逃げろ!狼来たそうだ!!ワシらは討伐を編成する!」
俺「なるほど。『オオカミ少年』か。攻略条件はなんだ?いや、この物語知っているな。だったら最短ルートは、、、、」
???「危ない!!小僧避けろ!」
俺「ぎゃぁー!イッタァー」
俺は狼の鋭い歯で肉を食いちぎられ、骨は豆腐のように粉砕していき内臓は土の路に投げ捨てられた。
そして意識は途切れた。
皆々が、私を知らないから?違う。
私が被害妄想をしてそう感じているから?違う。
それはなぜか。私はいま不可解な世界にいる。
中二病とか夢とかではなく現実なのだ。
だが。見える物は抽象的だった。
天井がどれか分からない四次元的空間。
どこかの絵画のような歪んだ時計。
多すぎる鏡
歪んだ床。
頭から足が生えてる生き物らしき生物。
どこから繋がっているかわからない駅。
とにかく頭が沸騰するような情報が多すぎるのだ。
それでも、ここは現実だ。そうおもった。
どんなに抽象的でも、どんなによく分からないことがあっても。
俺「そうここは現実」と言い聞かせた。
俺「しかしここは物語の関係が多いなぁ。」
俺「あれは『アリスと不思議な国』か懐かしいな」
俺「ん?あれは『モモ』か。よく読んだな。」
俺「ルートを見るに『童話』、『都市伝説』、『異世界物』、あとはそれの派生型が多いな。」
俺「なんか来たぞ?あれは『フクロウ』か。」
???「私は八百万の物語を行き来きしてます。ヤタガラスです。ヤタとお呼びください」
俺「なるほど。『神話』の物語の住人か。で、ヤタだな。俺は『俺』だヨロシクな。」
ヤタ「この世界に何回か来てますね?」
俺「俺、都市伝説に好かれてんだよなぁ。その関係か?」
ヤタ「いえ。ここは物語の世界です。あなたはここをクリアするまで死ねませんですが、痛みはあります。」
俺「俺、ドMじゃないんだけどクリアしたらなんかくれんの?」
ヤタ「『時空時計』を差し上げましょう。」
俺「あの『時うさぎ』が持っているあれか?」
ヤタ「そうです。」
ヤタ「ここまでです。チュートリアル終了です。」
ヤタ「まずは『童話の』世界へいってらっしゃいませ。」
俺の意識はどこかへと飛んだ
俺「だいぶ昔の世界だな。さて。」
???「お前逃げろ!狼来たそうだ!!ワシらは討伐を編成する!」
俺「なるほど。『オオカミ少年』か。攻略条件はなんだ?いや、この物語知っているな。だったら最短ルートは、、、、」
???「危ない!!小僧避けろ!」
俺「ぎゃぁー!イッタァー」
俺は狼の鋭い歯で肉を食いちぎられ、骨は豆腐のように粉砕していき内臓は土の路に投げ捨てられた。
そして意識は途切れた。
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