この世界に転生したらいろんな人に溺愛されちゃいました！

7.義理の息子が我が家にやってくる！

「あなた!?どういう事！もしかして浮気していたってことですか!?」

お母様の言葉を聞いて私は顔が真っ青になった

「違う違う、そうじゃない。最近親戚の家の人が殺されたのは知っているだろう。そこにはこ子供がいないと言われていたけど隠されていたんだ。しかも虐待をされていたんだ。だからその子が今後いじめられずに生活するために本家のうちが引き取ることにしたんだ。」

お父様が浮気をしていないことがわかって安心したけど、他の不安が私の頭に浮かんだ

「お父様、そのいじめられていた子は早くうちに連れてこれないんですか？」

「そうね、あなた明日その子を連れてくることが可能なら家につれてきてください。今日中に部屋の用意はさせておくので」

「そうだな、明日の朝、その子を連れてくることにしよう！」

そうして私達家族はその子を迎えるための準備を下

～次の日～

とうとう義理の弟が家にやってくる日になった

「お父様！私の義理の弟になる人の名前って何なんですか！」

「そういえば言ってなかったね。その子の名前はレオンだよ」

レオンって言うんだ！私は絶対にレオンと仲良くなって三人で仲良しの兄弟になってやるぞ～！

～数分後～

少しみんなで待っていると前から馬車が近づいて来て目の前で止まった

少しすると馬車のドアが開いてその中から一人の男の子がおりてきた

「お父様！あの子が私の弟になるレオンですか？」

「そうだぞ！仲良くするんだぞ」

そう言われ私はレオンに話しかけることにした

「私はオリヴィア！よろしくねレオン！」

そう私は自己紹介したけどレオンは怯えて何も言わなかった

それから私は毎日レオンに話しかけることにした

最初は怯えていたけど最近は少し反応してくれるようになった

少し仲良くなるとレオンが少し質問してきた

「姉さまは僕のことが邪魔じゃないの？だって前の家族にはずっと邪魔にされてたから人が僕に優しくしてくれるのがわからなくって...」

そう言われて私は胸が痛くなった

3歳で前の家で邪魔にされていたことを知ってこの家では絶対に幸せにしたいと思った

「邪魔なわけないじゃない。あなたは血が繋がってなくても私の弟。だから私に甘えてっも良いんだよ。」

そう言うとレオンは泣き出した

「どうしてお姉さまは僕に優しくしてくれるの？」

そう言われ私は小さい子がここまで溜め込んでて私は心が痛くなった

「あなたが私の大切な家族だからよ」

そう言うとまたレオンは泣き出して私はレオンが落ち着くまでずっと頭を撫でていた