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番外編:二人の変態4
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「ルーファス、今の男と何を話してたの?」
「え?別に…。良い式でしたね、とかですよ。」
さっきの榛色の髪の男の人のことかな?料理に夢中であまり聞いてなかったな。
ラザウェル様とリト様の結婚パーティーはブュッフェ形式の豪華なパーティーだ。どの料理も美味しいそうでデザートだけでも三十種類もある。目移りしてしまってなかなか決まらない。
「ふーん。その紙は何?」
「紙?」
レオナルド様が僕の胸ポケットにスッと触れた。その手には紙切れが握られている。
あれ?いつの間に?
「『もし宜しければ、今度食事でもいかがですか?』だって。名前と連絡先が書いてある。」
「えー?僕知りませんよ。いつ入れられたんだろう…。」
「え?入れられたの?ルーファスに入れて良いのは私だけだよ!」
何の話をしているんですか!もう!ラザウェル様とリト様の神聖な結婚パーティーですよ!
「ダメだよ。私だけだよ。」
「僕にはレオナルド様だけですよ。」
「本当に?心配だよ。みんな可愛いルーファスを見てる…。」
もう、僕なわけないでしょう。みんなレオナルド様を見ているんですよ。
それなのに心配、心配と言って抱きついてくるのだ。
「またアイツ、ルーファスを見てる。あれはコレット伯爵の息子だな?アイツもだ!パトリック・レイモンド!」
「気のせいですよ。ほら、これ美味しいですよ!」
小さなカナッペをレオナルド様に差し出した。サーモンとイクラが乗っていてすごく美味しい。
「心配で食べている場合じゃないよ。そうだ!ルーファス、ここでセックスしよう。私たちがどれだけ愛し合っているか見せればみんなも諦めるよ。ね?私がルーファスのお尻の中にたくさん射精してルーファスもいつもみたいに私のことを好きだって言いながらたくさんイクんだ。」
「ダメに決まってるじゃないですか!」
「ダメ?あ、そうか。あんな可愛いルーファスをアイツらに見せるわけにはいかない。じゃあどうしたらいいんだ。」
完全におかしくなってる…。このままじゃあ暴走するかもしれない。
「こんばんは。君はどこの小鳥ちゃんかな?」
「へ?」
黒髪の精悍な男の人が話しかけて来た。
えっと、誰でしたっけ?
「失礼。この子は私の番だ。勝手に話しかけるな。」
レオナルド様がすごく怒ってる。僕を背中に隠して威嚇している。でも相手も全然引かない。パーティーだよ?仲良くして!
「ふーん。でもまだ番っていないみたいだか?」
僕は発情期が来ないからレオナルド様と番えないんだ。
ちょっとだけ悲しくなってしまった。
「君には関係ないだろ?発情期が来たら私たちは番うんだ。」
ねぇ、と優しく僕の方に振り返る。
僕は発情期が来なくても僕を愛して大事にしてくれるレオナルド様が大好きなんだ。レオナルド様の腕にぎゅっと自分の腕を絡めて言った。
「僕はレオナルド様が大好きです。レオナルド様以外の人なんて考えられないですし、レオナルド様としか番いたくありません。」
「ルーファス…。私もだよ。大好きだ。愛してる。もう、そんな可愛い事を言われたら今夜も寝かせてあげられないよ?いっぱいいっぱい愛し合おうね。」
僕を抱きしめて顔中にキスをしてお尻を撫で回す。
お尻はやめて!みんな見てます!
あの男の人はいつの間にか居なくなってしまった。
その後レオナルド様はすっかり興奮してしまい隙を見ては硬くなったアレを押し付けてくる。
僕は必死で逃げ回っていた。
「まったく、レオナルド様は…。」
僕はバルコニーに隠れてデザートを食べている。
チョコレートケーキにタルトタタン、ガレットデロアをお皿に取ってきた。
チョコレートケーキをひと口食べる。
美味しい!甘くて口の中でスッと溶ける。こんな美味しいチョコレートケーキは初めてだ。
「レオナルド様にも食べさせてあげたいな。」
「私が何だって?」
「レオナルド様!」
「隠れても無駄だよ?ルーファスの良い匂いがどこにいても匂ってくる。」
レオナルド様が後ろからぎゅっと抱きしめてきた。
「ルーファス、ケーキ食べないの?」
「あ、食べます。」
チョコレートケーキを一口食べる。うん、やっぱり美味しい。
「私にも…。」
レオナルド様が舌をねじ込んできた。口の中のチョコレートをベロベロ舐めている。
「はぁ…美味しい。もっと。」
くちゅくちゅと音を立てて口の中を舐め回す。
手に持っていたお皿とフォークは取り上げられてカフェテーブルの上に置かれた。
そのまま僕の股間を撫でて反対の手はシャツの上から乳首を引っ掻く。
「あ、あ、あぁん、はぁ、あぁ、レオナルド様!ダメです。」
「こんな人気のないところにルーファスが態と誘ったんでしょ?本当にエッチなんだから。」
「あっちが、違いますっ!あっ、あぁん。」
「チョコレートも良いけど、ルーファスのミルククリームの方が美味しいよ。」
レオナルド様は素早く屈んで僕のアレに顔を埋める。
ズボンと下着を下げられて口に含まれてしまった。舌を絡ませ激しく吸いながら唇で扱く。
「あっ出ちゃう!あっ、出る、出るぅ!あーーっ!」
びゅくびゅくとレオナルド様の口の中に放ってしまった。
「美味しい…。いくらでも飲める。」
うっとりとそう言って立ち上がり硬く猛ったモノを取り出して僕のお尻に擦り付ける。
「あー、気持ちいい。朝もしたから柔らかい…。」
後ろからずぶずぶと僕の中に埋めてくる。僕はバルコニーの柵に捕まりお尻を突き出す格好にされた。
「レオナルド様っ!あっ、あっ、はぁん、んんーーっ!」
パンパン音を立てて激しく穿ってくる。
「イッちゃう、イク、イク、レオナルド様っ!はぁん!」
「あっ、気持ちいいっ!ルーファス、出るよ、中に出すからねっ!あっ、はっ、くぅーーーっ、はぁ。」
レオナルド様はガクガクと体を震わせながら僕の中に吐き出した。
「はぁはぁ、すごい気持ちいい。ルーファスの中、エッチすぎるよ…。」
後ろからぎゅっと抱きついて耳元で囁かれる。そして何と、そのまままた腰を振り始めた。
結局二回もして僕はヘトヘトだ。レオナルド様はまだ物足りなさそうだけど…。
「私の精子、漏らしちゃダメだよ?」
「あっ、ダメ。レオナルド様のいっぱいで、出ちゃいます。」
「ダメ。漏らしたらまた中で出しちゃうからね?」
パーティー会場に戻って僕にべったりくっついたレオナルド様は嬉しそうだ。お尻の中に出したものをそのままにされている。
やっぱりレオナルド様は変態だっ!
♦︎♦︎♦︎♦︎♦︎
全く、レオナルドは何をやっているんだ。
アルファを威嚇してルーファスを追いかけ回して。股間を押し付けるんじゃない!ここは私とリトの神聖な結婚パーティーだぞ。
本当にアイツはどスケベの、ど変態だな。
「どうしたんですか?ラザウェル様。」
隣から天使の囁きのような声が聞こえて来る。私の妻だ。
「何でもない。」
私の妻を見た。何て美しいんだ!やはり天使だな。
キラキラと光り輝いている。
今日の主役の私たちはハイテーブルのソファーに二人で並んで座っている。私はリトの方へにじり寄った。
「リト、そろそろ退席してもいいだろ?」
耳元で囁いた。
「え?まだダメですよ。半分ほどの方にしか挨拶していませんよ?」
「いや、もういい。するべき人にはした。私はもう限界なんだ。朝からおまえの美しい姿を見せつけられて…。ほら見てみろ。」
私はジャケットの裾を捲り上げて、勃起してズボンを押し上げている下半身を見せつけた。
「なっ!ラザウェル様、こんな所で!」
顔を赤くしている。何て可愛いんだ私の妻は!
「向こうにはテーブルで見えないだろ。ほら、よく見ろ。おまえの夫のペニスがこんなに辛そうなんだぞ?」
「で、でもダメです。」
「意地悪するな…。リト、もう美しいおまえを見てるだけで射精しそうだ。早く中に出させてくれ。」
私はペニスをピクピク動かせて見せ、リトの手を取って握らせた。
「ラ、ラザウェル様。ダメです…。」
「はぁ、リト…出る…。」
リトの手に擦り付ける。服の上からでも気持ちいい…。
「ダメ、ダメです!」
「じゃあ、もう退席するか?」
「分かりました。」
赤くなって俯くリトの手をペニスから離し、しっかり握りしめて立ち上がった。
「夫を焦らすとどうなるか、意地悪な妻にたっぷり教えてやるからな。」
会場を出た廊下でリトの腰を引き寄せて囁いた。私たちの部屋まで遠いので近くの部屋にリトを押し込んだ。どうやらリネン庫のようだ。
「あ、ラザウェル様…んっ!」
リトの可愛い唇に貪りつく。舐め回し、舌を吸い甘噛みする。
シャツのボタンを外しツンと勃った乳首をくりくりと転がす。リトはここが弱い。すぐに可愛い声で喘ぎ出した。
「あ、あぁ、あっ!んっ!はぁん。」
舌を這わせて吸い付く。そのままズボンも下着もずり下ろした。
「乳首は後でたっぷり可愛がってやるからな。」
後ろを向かせて尻を突き出させた。ガチガチに勃起したペニスを擦り付けて中に挿れる。はぁ…最高に気持ちいい…。
そのまま激しく突いた。
「あっ、あっ、ラザウェル様っ、イク、イキます。あーーっ!はぁん!」
「はぁはぁ、リト、リト、いくぞっ!出るっ!リトーーっ!」
大量の精子を勢いよく中に吐き出した。気持ち良すぎる。狂いそうだ…。ぎゅっと抱きしめててまた腰を振り始めた。
二回目を吐き出した後、リトの顔中にキスをしながら服を着せてリネン庫を出る。
「中の精子を漏らすなよ?漏らしたらお仕置きだからな?」
「ダメ…。出ちゃいます。」
「ダメだ。部屋に着いたらすぐに確認するからな。」
リトの腰に手を回して部屋に連れて行った。
「ラザウェル様の変態…。」
「え?別に…。良い式でしたね、とかですよ。」
さっきの榛色の髪の男の人のことかな?料理に夢中であまり聞いてなかったな。
ラザウェル様とリト様の結婚パーティーはブュッフェ形式の豪華なパーティーだ。どの料理も美味しいそうでデザートだけでも三十種類もある。目移りしてしまってなかなか決まらない。
「ふーん。その紙は何?」
「紙?」
レオナルド様が僕の胸ポケットにスッと触れた。その手には紙切れが握られている。
あれ?いつの間に?
「『もし宜しければ、今度食事でもいかがですか?』だって。名前と連絡先が書いてある。」
「えー?僕知りませんよ。いつ入れられたんだろう…。」
「え?入れられたの?ルーファスに入れて良いのは私だけだよ!」
何の話をしているんですか!もう!ラザウェル様とリト様の神聖な結婚パーティーですよ!
「ダメだよ。私だけだよ。」
「僕にはレオナルド様だけですよ。」
「本当に?心配だよ。みんな可愛いルーファスを見てる…。」
もう、僕なわけないでしょう。みんなレオナルド様を見ているんですよ。
それなのに心配、心配と言って抱きついてくるのだ。
「またアイツ、ルーファスを見てる。あれはコレット伯爵の息子だな?アイツもだ!パトリック・レイモンド!」
「気のせいですよ。ほら、これ美味しいですよ!」
小さなカナッペをレオナルド様に差し出した。サーモンとイクラが乗っていてすごく美味しい。
「心配で食べている場合じゃないよ。そうだ!ルーファス、ここでセックスしよう。私たちがどれだけ愛し合っているか見せればみんなも諦めるよ。ね?私がルーファスのお尻の中にたくさん射精してルーファスもいつもみたいに私のことを好きだって言いながらたくさんイクんだ。」
「ダメに決まってるじゃないですか!」
「ダメ?あ、そうか。あんな可愛いルーファスをアイツらに見せるわけにはいかない。じゃあどうしたらいいんだ。」
完全におかしくなってる…。このままじゃあ暴走するかもしれない。
「こんばんは。君はどこの小鳥ちゃんかな?」
「へ?」
黒髪の精悍な男の人が話しかけて来た。
えっと、誰でしたっけ?
「失礼。この子は私の番だ。勝手に話しかけるな。」
レオナルド様がすごく怒ってる。僕を背中に隠して威嚇している。でも相手も全然引かない。パーティーだよ?仲良くして!
「ふーん。でもまだ番っていないみたいだか?」
僕は発情期が来ないからレオナルド様と番えないんだ。
ちょっとだけ悲しくなってしまった。
「君には関係ないだろ?発情期が来たら私たちは番うんだ。」
ねぇ、と優しく僕の方に振り返る。
僕は発情期が来なくても僕を愛して大事にしてくれるレオナルド様が大好きなんだ。レオナルド様の腕にぎゅっと自分の腕を絡めて言った。
「僕はレオナルド様が大好きです。レオナルド様以外の人なんて考えられないですし、レオナルド様としか番いたくありません。」
「ルーファス…。私もだよ。大好きだ。愛してる。もう、そんな可愛い事を言われたら今夜も寝かせてあげられないよ?いっぱいいっぱい愛し合おうね。」
僕を抱きしめて顔中にキスをしてお尻を撫で回す。
お尻はやめて!みんな見てます!
あの男の人はいつの間にか居なくなってしまった。
その後レオナルド様はすっかり興奮してしまい隙を見ては硬くなったアレを押し付けてくる。
僕は必死で逃げ回っていた。
「まったく、レオナルド様は…。」
僕はバルコニーに隠れてデザートを食べている。
チョコレートケーキにタルトタタン、ガレットデロアをお皿に取ってきた。
チョコレートケーキをひと口食べる。
美味しい!甘くて口の中でスッと溶ける。こんな美味しいチョコレートケーキは初めてだ。
「レオナルド様にも食べさせてあげたいな。」
「私が何だって?」
「レオナルド様!」
「隠れても無駄だよ?ルーファスの良い匂いがどこにいても匂ってくる。」
レオナルド様が後ろからぎゅっと抱きしめてきた。
「ルーファス、ケーキ食べないの?」
「あ、食べます。」
チョコレートケーキを一口食べる。うん、やっぱり美味しい。
「私にも…。」
レオナルド様が舌をねじ込んできた。口の中のチョコレートをベロベロ舐めている。
「はぁ…美味しい。もっと。」
くちゅくちゅと音を立てて口の中を舐め回す。
手に持っていたお皿とフォークは取り上げられてカフェテーブルの上に置かれた。
そのまま僕の股間を撫でて反対の手はシャツの上から乳首を引っ掻く。
「あ、あ、あぁん、はぁ、あぁ、レオナルド様!ダメです。」
「こんな人気のないところにルーファスが態と誘ったんでしょ?本当にエッチなんだから。」
「あっちが、違いますっ!あっ、あぁん。」
「チョコレートも良いけど、ルーファスのミルククリームの方が美味しいよ。」
レオナルド様は素早く屈んで僕のアレに顔を埋める。
ズボンと下着を下げられて口に含まれてしまった。舌を絡ませ激しく吸いながら唇で扱く。
「あっ出ちゃう!あっ、出る、出るぅ!あーーっ!」
びゅくびゅくとレオナルド様の口の中に放ってしまった。
「美味しい…。いくらでも飲める。」
うっとりとそう言って立ち上がり硬く猛ったモノを取り出して僕のお尻に擦り付ける。
「あー、気持ちいい。朝もしたから柔らかい…。」
後ろからずぶずぶと僕の中に埋めてくる。僕はバルコニーの柵に捕まりお尻を突き出す格好にされた。
「レオナルド様っ!あっ、あっ、はぁん、んんーーっ!」
パンパン音を立てて激しく穿ってくる。
「イッちゃう、イク、イク、レオナルド様っ!はぁん!」
「あっ、気持ちいいっ!ルーファス、出るよ、中に出すからねっ!あっ、はっ、くぅーーーっ、はぁ。」
レオナルド様はガクガクと体を震わせながら僕の中に吐き出した。
「はぁはぁ、すごい気持ちいい。ルーファスの中、エッチすぎるよ…。」
後ろからぎゅっと抱きついて耳元で囁かれる。そして何と、そのまままた腰を振り始めた。
結局二回もして僕はヘトヘトだ。レオナルド様はまだ物足りなさそうだけど…。
「私の精子、漏らしちゃダメだよ?」
「あっ、ダメ。レオナルド様のいっぱいで、出ちゃいます。」
「ダメ。漏らしたらまた中で出しちゃうからね?」
パーティー会場に戻って僕にべったりくっついたレオナルド様は嬉しそうだ。お尻の中に出したものをそのままにされている。
やっぱりレオナルド様は変態だっ!
♦︎♦︎♦︎♦︎♦︎
全く、レオナルドは何をやっているんだ。
アルファを威嚇してルーファスを追いかけ回して。股間を押し付けるんじゃない!ここは私とリトの神聖な結婚パーティーだぞ。
本当にアイツはどスケベの、ど変態だな。
「どうしたんですか?ラザウェル様。」
隣から天使の囁きのような声が聞こえて来る。私の妻だ。
「何でもない。」
私の妻を見た。何て美しいんだ!やはり天使だな。
キラキラと光り輝いている。
今日の主役の私たちはハイテーブルのソファーに二人で並んで座っている。私はリトの方へにじり寄った。
「リト、そろそろ退席してもいいだろ?」
耳元で囁いた。
「え?まだダメですよ。半分ほどの方にしか挨拶していませんよ?」
「いや、もういい。するべき人にはした。私はもう限界なんだ。朝からおまえの美しい姿を見せつけられて…。ほら見てみろ。」
私はジャケットの裾を捲り上げて、勃起してズボンを押し上げている下半身を見せつけた。
「なっ!ラザウェル様、こんな所で!」
顔を赤くしている。何て可愛いんだ私の妻は!
「向こうにはテーブルで見えないだろ。ほら、よく見ろ。おまえの夫のペニスがこんなに辛そうなんだぞ?」
「で、でもダメです。」
「意地悪するな…。リト、もう美しいおまえを見てるだけで射精しそうだ。早く中に出させてくれ。」
私はペニスをピクピク動かせて見せ、リトの手を取って握らせた。
「ラ、ラザウェル様。ダメです…。」
「はぁ、リト…出る…。」
リトの手に擦り付ける。服の上からでも気持ちいい…。
「ダメ、ダメです!」
「じゃあ、もう退席するか?」
「分かりました。」
赤くなって俯くリトの手をペニスから離し、しっかり握りしめて立ち上がった。
「夫を焦らすとどうなるか、意地悪な妻にたっぷり教えてやるからな。」
会場を出た廊下でリトの腰を引き寄せて囁いた。私たちの部屋まで遠いので近くの部屋にリトを押し込んだ。どうやらリネン庫のようだ。
「あ、ラザウェル様…んっ!」
リトの可愛い唇に貪りつく。舐め回し、舌を吸い甘噛みする。
シャツのボタンを外しツンと勃った乳首をくりくりと転がす。リトはここが弱い。すぐに可愛い声で喘ぎ出した。
「あ、あぁ、あっ!んっ!はぁん。」
舌を這わせて吸い付く。そのままズボンも下着もずり下ろした。
「乳首は後でたっぷり可愛がってやるからな。」
後ろを向かせて尻を突き出させた。ガチガチに勃起したペニスを擦り付けて中に挿れる。はぁ…最高に気持ちいい…。
そのまま激しく突いた。
「あっ、あっ、ラザウェル様っ、イク、イキます。あーーっ!はぁん!」
「はぁはぁ、リト、リト、いくぞっ!出るっ!リトーーっ!」
大量の精子を勢いよく中に吐き出した。気持ち良すぎる。狂いそうだ…。ぎゅっと抱きしめててまた腰を振り始めた。
二回目を吐き出した後、リトの顔中にキスをしながら服を着せてリネン庫を出る。
「中の精子を漏らすなよ?漏らしたらお仕置きだからな?」
「ダメ…。出ちゃいます。」
「ダメだ。部屋に着いたらすぐに確認するからな。」
リトの腰に手を回して部屋に連れて行った。
「ラザウェル様の変態…。」
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