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第四章 王都防衛戦
134.王都防衛戦1
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朝になりそれぞれ身支度を終えた4人は宿の食事処へ集まっていた。朝食を軽く済ましそのまま集合場所へ向かう事にする。
余談だが、この宿も黄金鶏の卵を料理に使っているらしく卵料理がとても美味しい。昨日オムライスを食べたばかりなのにフルームだけまたオムライスを選びその味を満喫していた。坂の上の店には劣るが今まで食べていたオムライスを十分超えて美味しい。それを聞いたアリスが定食を選んでしまったことを少し後悔していたようだ。
集合場所の北門に到着すると既に何人かの冒険者やギルド職員、騎士団の面々がいた。アイトネとフェルスの他にあと2名が話し合っている。ひとりは魔術部隊の人だ。もうひとりは見た覚えがない。
4人がそんなことを思って立っているとアイトネに手招きされる。近づいていくとアイトネが喋り出した。
「来ましたか。今説明しました通り彼らが本日の作戦の要となります」
「やはりお前たちか。この異常事態に"単独パーティで"最前線を戦わせてくれなんて言うのはどんなやつかと思ったら……いや、正直言うとそんなことができるのはお前たちくらいしかいないな」
「あー……ね?パパは見たから分かると思うけど、みんなを巻き込んじゃうから……」
「まぁあんなの振り回すんだ。人がいたら邪魔だろう。……まさかフルームもあんなことが出来るのか……?」
「私はそんなこと出来ないよー。でも魔法で遠くから魔物を攻撃は出来るかな?」
「……そういえばそんなことやっていたな。……エイシェル君。アリスさん。娘達を
頼みます」
フェルスがエイシェルとアリスに頭を下げる。騎士団長が頭を下げるなんて何事かと、早くから来ていた冒険者や船に乗っていなかった魔術部隊の騎士団員たちがざわつく。
「あ、頭を上げてください。おれも出来る限りの事はするつもりです」
「そうですよ。……それよりも終わった後の方が大変そうで……」
アリスがそう言うとアイトネが割って入る。
「昨日も話しましたがそんな事は気にしないでください。こちらとしても雇った冒険者がたくさんいるんです。彼らを働かせましょう」
アイトネはそう言うと不敵な笑みをうかべる。その横から声をかけるものがいた。
「あんたらは好き放題暴れてくれればいいのさ。後始末はこっちの仕事だと思えばいい」
「はぁ……」
「こら、ジレトニー。あなたは初対面でしょう。まずは自己紹介から始めたらどうですか?」
アイトネがそう言うと頭をぽりぽりとかきジレトニーと呼ばれた男はめんどくさそうに話し始める。
「お前がなかなか紹介してくれないから俺が割り込むしかなかったんだよ…。あー……俺はジレトニーっていう。冒険者ギルドのサブマスやってる。こいつが頼りないと思ったら呼び出してくれ。俺が相談に乗ろう」
ジレトニーはそう言うとアイトネと肩を組む。アイトネは若干迷惑そうな顔をするが諦めたように話し始めた。
「はぁ……こんなのですが副長なのでよろしくお願いします。実力は確かで、見た目や言動に似合わず頼りになる男なので安心して下さい」
「こんなのいうなし」
お互いに軽口を言い合いながらも信頼しあっている。そんな関係に見える。2人とも大変な役職のはずなのに心なしか楽しそうに見えるのはひとりではなく、同じ境遇の仲間がいるからだろう。
そんなことを思っていると今度はフェルスが話し始めた。
「こちらも紹介をしておこう。魔術部隊の隊長であるマーロという。……ほら挨拶」
フェルスが背中を叩くとマーロと呼ばれた
青年はおずおずと一歩前に出て自己紹介を始めた。
「わ、私は魔術部隊の隊長をしていますマーロです……。よ、よろしくお願いします……」
マーロは自己紹介を終えると一歩下がる。とても緊張しているようにみえ、とても魔法部隊の長には見えない。
マーロの様子を見ていたフェルスは横から紹介を引き継いだ。
「まぁこんなんだがルードスさんが一目置く存在だ。実力、実戦での判断力は申し分ない。実際に戦闘になればそのセンスが分かるだろう。ちなみに、マーロ。こちらのアリスさんはルードスさんの御息女だ」
「うぇっ!?」
「……はじめまして、アリスです。いつも父がお世話になっております……」
フェルスがアリスを紹介した途端にマーロが変な声を上げた。その様子をみたアリスだったがいったん気にしない事にして自己紹介をする。アリスはまさか父親の職場の人に挨拶する日が来るとは思ってもみなかった。
「さ、流石ルードスさんの娘さん!その若さでAランク冒険者になるなんて……僕なんかが役に立てるか分かりませんが、国王様からのお話もあったように魔法に関してなにか聞きたいことがあれば聞いてください。自警団時代からいる隊員もいるのでもしかするとお役に立てるかもしれません」
「自警団?」
マーロの言葉に食いつくエイシェル。食いついたおかげでエイシェルの素朴な疑問が解けるのだった。
話をまとめると、もともと騎士団は剣術部隊しか無かったようであとから魔術騎士団という自警団をマーロが立ち上げたらしい。その活動が認められて晴れて国軍に編入されたのだとか。
フェルスはその頃から騎士団長をしているようで、今は騎士団の団長と剣術部隊の隊長を兼務しているらしい。
ちなみに魔術部隊の隊員の中には未だにマーロのことを団長と呼ぶ声があるらしい。エイシェルはてっきり剣術部隊と魔術部隊とでそれぞれ団長がいるのだと勘違いしていたがあながちまちがってはいなかったようだ。
ひと通り挨拶が終わったところで配置の再確認が入った。
「まず、エイシェルさん、アリスさん、フラムさん、フルームさんの4人はこの先2時間ほど歩くと橋があるのでさらに橋を渡った先にある森入り口前で待機。その後ろ橋を渡った位置に私とジレトニーが待機します。……みなさんが戦っている姿が少し見えるかもしれませんが口外しないようにしますので安心してください。さらに後ろ、橋の手前に他の冒険者達を待機させます。万が一押し込まれそうになった場合には待機させた冒険者を呼びますのでそのつもりでいてください。騎士団は最後の砦です。北門前に展開して下さい。どこからかすり抜けるやつがでて来るかもしれません。配置は以上です。異論など意見のある人はいますか?」
アイトネが確認するが誰も異論はなかった。そもそも前日に話してあるのだ。今更話す事はないだろう。恐らく騎士団やジレトニーにも昨日のうちに伝えられたはずだ。
「ここまで大丈夫ですね。本日は作戦という作戦はありません。最前線の4人が魔物を抑える。抜け漏れた魔物をその先々で倒す。以上です。ではみなさん配置について下さい。私とジレトニーは他の冒険者へ説明をしてから向かいます」
そう言うとアイトネは他の冒険者の方へ歩き出した。ジレトニーがそれに続くと思いきや4人に話しかける。
「魔物が通り過ぎても気にすんな。その為に俺達がいる。……まぁなんというか、気を張らず安全第一でいろよ」
「行きますよ、デレトニー」
「で、デレトニーいうなし!少しでも安心させようとだな……」
そう言いながらジレトニーもアイトネの方へ走っていく。こんな時にまでいつも通りでいられる2人はやはりそれだけの実力があると言う事だろう。万が一魔物を討ち漏らしても多少であれば問題はないだろう。
「あ、あの」
アイトネとジレトニーを目で追っていると不意に声を掛けられた。声の主を見るとマーロがなにやらモジモジしている。
「よ、余計なお世話かもしれませんが……皆さんご武運を!」
どうやら一言言いたかったようだ。本当は近くで戦っているところを見たい。そんな顔をしているがマーロにも役目がある。フェルスと共に王都の門を守って欲しい。
「私からも、あれを見た後だとさほど心配はないが、それでもよく注意して欲しい。戦場では何が起こるか分からないからな」
「パパ大丈夫!何も起きないように手を打ってるから」
「大船に乗ったつもりでいてよ!あ、クラーケンが出ても大丈夫なやつね?」
フェルスからも声がかかる。やはり少なからず心配なのだろう。フラムとフルームがその声に応えるとフェルスは笑って騎士団のいる場所へ戻っていった。マーロも後に続いて戻っている。
「じゃあ行くか。……?アリスどうかしたか?」
4人が取り残されたところでそろそろ出発しようとしたがアリスの様子がなにやらおかしかった。ただ、アリスの言葉を聞いて納得する。
「い、今から2時間も歩くの……?」
本格的に体力作りの為の運動をした方が良さそうだ。
余談だが、この宿も黄金鶏の卵を料理に使っているらしく卵料理がとても美味しい。昨日オムライスを食べたばかりなのにフルームだけまたオムライスを選びその味を満喫していた。坂の上の店には劣るが今まで食べていたオムライスを十分超えて美味しい。それを聞いたアリスが定食を選んでしまったことを少し後悔していたようだ。
集合場所の北門に到着すると既に何人かの冒険者やギルド職員、騎士団の面々がいた。アイトネとフェルスの他にあと2名が話し合っている。ひとりは魔術部隊の人だ。もうひとりは見た覚えがない。
4人がそんなことを思って立っているとアイトネに手招きされる。近づいていくとアイトネが喋り出した。
「来ましたか。今説明しました通り彼らが本日の作戦の要となります」
「やはりお前たちか。この異常事態に"単独パーティで"最前線を戦わせてくれなんて言うのはどんなやつかと思ったら……いや、正直言うとそんなことができるのはお前たちくらいしかいないな」
「あー……ね?パパは見たから分かると思うけど、みんなを巻き込んじゃうから……」
「まぁあんなの振り回すんだ。人がいたら邪魔だろう。……まさかフルームもあんなことが出来るのか……?」
「私はそんなこと出来ないよー。でも魔法で遠くから魔物を攻撃は出来るかな?」
「……そういえばそんなことやっていたな。……エイシェル君。アリスさん。娘達を
頼みます」
フェルスがエイシェルとアリスに頭を下げる。騎士団長が頭を下げるなんて何事かと、早くから来ていた冒険者や船に乗っていなかった魔術部隊の騎士団員たちがざわつく。
「あ、頭を上げてください。おれも出来る限りの事はするつもりです」
「そうですよ。……それよりも終わった後の方が大変そうで……」
アリスがそう言うとアイトネが割って入る。
「昨日も話しましたがそんな事は気にしないでください。こちらとしても雇った冒険者がたくさんいるんです。彼らを働かせましょう」
アイトネはそう言うと不敵な笑みをうかべる。その横から声をかけるものがいた。
「あんたらは好き放題暴れてくれればいいのさ。後始末はこっちの仕事だと思えばいい」
「はぁ……」
「こら、ジレトニー。あなたは初対面でしょう。まずは自己紹介から始めたらどうですか?」
アイトネがそう言うと頭をぽりぽりとかきジレトニーと呼ばれた男はめんどくさそうに話し始める。
「お前がなかなか紹介してくれないから俺が割り込むしかなかったんだよ…。あー……俺はジレトニーっていう。冒険者ギルドのサブマスやってる。こいつが頼りないと思ったら呼び出してくれ。俺が相談に乗ろう」
ジレトニーはそう言うとアイトネと肩を組む。アイトネは若干迷惑そうな顔をするが諦めたように話し始めた。
「はぁ……こんなのですが副長なのでよろしくお願いします。実力は確かで、見た目や言動に似合わず頼りになる男なので安心して下さい」
「こんなのいうなし」
お互いに軽口を言い合いながらも信頼しあっている。そんな関係に見える。2人とも大変な役職のはずなのに心なしか楽しそうに見えるのはひとりではなく、同じ境遇の仲間がいるからだろう。
そんなことを思っていると今度はフェルスが話し始めた。
「こちらも紹介をしておこう。魔術部隊の隊長であるマーロという。……ほら挨拶」
フェルスが背中を叩くとマーロと呼ばれた
青年はおずおずと一歩前に出て自己紹介を始めた。
「わ、私は魔術部隊の隊長をしていますマーロです……。よ、よろしくお願いします……」
マーロは自己紹介を終えると一歩下がる。とても緊張しているようにみえ、とても魔法部隊の長には見えない。
マーロの様子を見ていたフェルスは横から紹介を引き継いだ。
「まぁこんなんだがルードスさんが一目置く存在だ。実力、実戦での判断力は申し分ない。実際に戦闘になればそのセンスが分かるだろう。ちなみに、マーロ。こちらのアリスさんはルードスさんの御息女だ」
「うぇっ!?」
「……はじめまして、アリスです。いつも父がお世話になっております……」
フェルスがアリスを紹介した途端にマーロが変な声を上げた。その様子をみたアリスだったがいったん気にしない事にして自己紹介をする。アリスはまさか父親の職場の人に挨拶する日が来るとは思ってもみなかった。
「さ、流石ルードスさんの娘さん!その若さでAランク冒険者になるなんて……僕なんかが役に立てるか分かりませんが、国王様からのお話もあったように魔法に関してなにか聞きたいことがあれば聞いてください。自警団時代からいる隊員もいるのでもしかするとお役に立てるかもしれません」
「自警団?」
マーロの言葉に食いつくエイシェル。食いついたおかげでエイシェルの素朴な疑問が解けるのだった。
話をまとめると、もともと騎士団は剣術部隊しか無かったようであとから魔術騎士団という自警団をマーロが立ち上げたらしい。その活動が認められて晴れて国軍に編入されたのだとか。
フェルスはその頃から騎士団長をしているようで、今は騎士団の団長と剣術部隊の隊長を兼務しているらしい。
ちなみに魔術部隊の隊員の中には未だにマーロのことを団長と呼ぶ声があるらしい。エイシェルはてっきり剣術部隊と魔術部隊とでそれぞれ団長がいるのだと勘違いしていたがあながちまちがってはいなかったようだ。
ひと通り挨拶が終わったところで配置の再確認が入った。
「まず、エイシェルさん、アリスさん、フラムさん、フルームさんの4人はこの先2時間ほど歩くと橋があるのでさらに橋を渡った先にある森入り口前で待機。その後ろ橋を渡った位置に私とジレトニーが待機します。……みなさんが戦っている姿が少し見えるかもしれませんが口外しないようにしますので安心してください。さらに後ろ、橋の手前に他の冒険者達を待機させます。万が一押し込まれそうになった場合には待機させた冒険者を呼びますのでそのつもりでいてください。騎士団は最後の砦です。北門前に展開して下さい。どこからかすり抜けるやつがでて来るかもしれません。配置は以上です。異論など意見のある人はいますか?」
アイトネが確認するが誰も異論はなかった。そもそも前日に話してあるのだ。今更話す事はないだろう。恐らく騎士団やジレトニーにも昨日のうちに伝えられたはずだ。
「ここまで大丈夫ですね。本日は作戦という作戦はありません。最前線の4人が魔物を抑える。抜け漏れた魔物をその先々で倒す。以上です。ではみなさん配置について下さい。私とジレトニーは他の冒険者へ説明をしてから向かいます」
そう言うとアイトネは他の冒険者の方へ歩き出した。ジレトニーがそれに続くと思いきや4人に話しかける。
「魔物が通り過ぎても気にすんな。その為に俺達がいる。……まぁなんというか、気を張らず安全第一でいろよ」
「行きますよ、デレトニー」
「で、デレトニーいうなし!少しでも安心させようとだな……」
そう言いながらジレトニーもアイトネの方へ走っていく。こんな時にまでいつも通りでいられる2人はやはりそれだけの実力があると言う事だろう。万が一魔物を討ち漏らしても多少であれば問題はないだろう。
「あ、あの」
アイトネとジレトニーを目で追っていると不意に声を掛けられた。声の主を見るとマーロがなにやらモジモジしている。
「よ、余計なお世話かもしれませんが……皆さんご武運を!」
どうやら一言言いたかったようだ。本当は近くで戦っているところを見たい。そんな顔をしているがマーロにも役目がある。フェルスと共に王都の門を守って欲しい。
「私からも、あれを見た後だとさほど心配はないが、それでもよく注意して欲しい。戦場では何が起こるか分からないからな」
「パパ大丈夫!何も起きないように手を打ってるから」
「大船に乗ったつもりでいてよ!あ、クラーケンが出ても大丈夫なやつね?」
フェルスからも声がかかる。やはり少なからず心配なのだろう。フラムとフルームがその声に応えるとフェルスは笑って騎士団のいる場所へ戻っていった。マーロも後に続いて戻っている。
「じゃあ行くか。……?アリスどうかしたか?」
4人が取り残されたところでそろそろ出発しようとしたがアリスの様子がなにやらおかしかった。ただ、アリスの言葉を聞いて納得する。
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