ポッケのふくろ
一学期最後の日。
僕は一番の親友だったジャンガリアンハムスターのポンを失った。
でも、そんな僕のぽっかりあいた心の穴にフクロモモンガのポッケが入りこんできた。
そして、その夏休み。
僕たちには、かけがえのない『親友』が二人もできたんだ。
かわいらしいフクロモモンガのポッケがつむぐ、愛と友情の物語。
動物を愛する子供たちに贈ります。
※写真は我が家の家族の一員、フクロモモンガのポッケ(♂、7歳)です。
オスなので、頭のてっぺんがハゲています。
前へ
僕は一番の親友だったジャンガリアンハムスターのポンを失った。
でも、そんな僕のぽっかりあいた心の穴にフクロモモンガのポッケが入りこんできた。
そして、その夏休み。
僕たちには、かけがえのない『親友』が二人もできたんだ。
かわいらしいフクロモモンガのポッケがつむぐ、愛と友情の物語。
動物を愛する子供たちに贈ります。
※写真は我が家の家族の一員、フクロモモンガのポッケ(♂、7歳)です。
オスなので、頭のてっぺんがハゲています。
前へ
あなたにおすすめの小説
小さな歌姫と大きな騎士さまのねがいごと
石河 翠
児童書・童話
むかしむかしとある国で、戦いに疲れた騎士がいました。政争に敗れた彼は王都を離れ、辺境のとりでを守っています。そこで彼は、心優しい小さな歌姫に出会いました。
歌姫は彼の心を癒し、生きる意味を教えてくれました。彼らはお互いをかけがえのないものとしてみなすようになります。ところがある日、隣の国が攻めこんできたという知らせが届くのです。
大切な歌姫が傷つくことを恐れ、歌姫に急ぎ逃げるように告げる騎士。実は高貴な身分である彼は、ともに逃げることも叶わず、そのまま戦場へ向かいます。一方で、彼のことを諦められない歌姫は騎士の後を追いかけます。しかし、すでに騎士は敵に囲まれ、絶対絶命の危機に陥っていました。
愛するひとを傷つけさせたりはしない。騎士を救うべく、歌姫は命を賭けてある決断を下すのです。戦場に美しい花があふれたそのとき、騎士が目にしたものとは……。
恋した騎士にすべてを捧げた小さな歌姫と、彼女のことを最後まで待ちつづけた不器用な騎士の物語。
扉絵は、あっきコタロウさんのフリーイラストを使用しています。
金色のさかな
くにん
児童書・童話
これは今よりもずいぶんと昔、フランスがまだガリアと呼ばれていたころのお話です。
ローヌ川と呼ばれる清流には、タラスクという守り神の元で、魚や鳥たちが楽しく暮らしていました。
でも、その中には、自分の美しさを自慢するばかりで、周りのものに迷惑をかけてタラスクを困らせる、マルタという金色の魚がいたのでした。
前世の君にさようなら
花
児童書・童話
ある日突然、前世の記憶がよみがえった平々凡々に生きる青年の話。
その前世の自分はとても切なく悲しい人生をおくった少年。
そんな前世の記憶を抱えたまま毎日を過ごしていたときに出会った人物とは…。
【完結】月夜のお茶会
佐倉穂波
児童書・童話
数年に一度開催される「太陽と月の式典」。太陽の国のお姫様ルルは、招待状をもらい月の国で開かれる式典に赴きました。
第2回きずな児童書大賞にエントリーしました。宜しくお願いします。
生まれることも飛ぶこともできない殻の中の僕たち
はるかず
児童書・童話
生まれることもできない卵の雛たち。
5匹の殻にこもる雛は、卵の中でそれぞれ悩みを抱えていた。
一歩生まれる勇気さえもてない悩み、美しくないかもしれない不安、現実の残酷さに打ちのめされた辛さ、頑張れば頑張るほど生まれることができない空回り、醜いことで傷つけ傷つけられる恐怖。
それぞれがそれぞれの悩みを卵の中で抱えながら、出会っていく。
彼らは世界の美しさを知ることができるのだろうか。
人をふにゃふにゃにするスイッチ
まさかミケ猫
児童書・童話
――人に向かってこのスイッチを押すと、その人はふにゃふにゃになるんじゃよ。
小学六年生のケンゴは、近所に住んでいる発明家のフジ博士から珍妙な発明品をもらいました。その名も“人をふにゃふにゃにするスイッチ”。消しゴムくらいのサイズの黒い小箱で、そこには押しボタンが三つ。つまり、三回まで人をふにゃふにゃにできるらしいのです。
「精神的にふにゃふにゃになるだけじゃ」
博士の説明を聞いたケンゴは、お父さんとお母さんに一回ずつ使いたいなと思っていました。とうのも、二人は年中ケンカばかりしているのです。
いきなり両親に使用するのが怖かったケンゴは、まずは学校にいる誰かで一回分だけ試してみようと思いました。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる
ポンのお墓を作り、お供え物をして手を合わせたクラスのみんな、生前のぽんの様子を次々と思い出す洋介(僕)。悲しいけれど、ポンがみんなから愛されていたことが伝わって、じんわりしました。
そして佐野君、良い友達ですね。
新たに迎えることになったモモンガのポッケ。赤ちゃんの頃は袋の中で過ごすのかぁ……だからフクロモモンガなんですね。
初めは大変だったお世話も根気よく続け、ポッケと仲良くなっていく様子にわくわくしました。
涼子ちゃんは家族のことで悩んでいたけれど、お互い正直な気持ちを話し、良い方向に解決して良かったです。
ポンのところへ報告にいくラストも、温かくていいなと思いました。
このユーザをミュートしますか?
※ミュートすると該当ユーザの「小説・投稿漫画・感想・コメント」が非表示になります。ミュートしたことは相手にはわかりません。またいつでもミュート解除できます。
※一部ミュート対象外の箇所がございます。ミュートの対象範囲についての詳細はヘルプにてご確認ください。
※ミュートしてもお気に入りやしおりは解除されません。既にお気に入りやしおりを使用している場合はすべて解除してからミュートを行うようにしてください。