建物を立て続けたら迷宮になってしまった件

ゆうき

文字の大きさ
上 下
8 / 50
スローライフを夢見て

カルロス視点1

しおりを挟む
 進軍して三日ようやく目的地の迷宮のある場所についた…
 こりゃ~でけえな~
 魔王城の数倍はあろうかという土地に高さは見上げるしかないほど高くなっている
 こりゃ~良い…
 古代の遺物の強さも楽しみだが何より…お宝だ…
 今は魔王因子であいつの方が強いが元々は大したことはない
 手に入れば俺が魔王だ…
 カルロス「行くぞ!お前ら!」
 「「「おー!」」」という歓声が上がり歩いていく
 建物の前に着くと馬の隕鉄の形をした洞窟に着いた
 その前に門のようなものも存在し今は閉じられている
 ここからしか入れねぇのか…
 軍は一万…全員入るには時間がかかる…何より…
 カルロス「面倒くせぇ…この建物の門までの建物を破壊する!魔法隊!準備せよ!」
 魔法隊が準備をする
 カルロス「放て!」
 準備ができたところでそう言うと一斉に魔法を放つ
 カルロス「ほう…これは固いな…」
 門前の通り道はびくともしない…
 カルロス「特大魔法を使え!」
 時間はかかるが仕方ない…それに…門が閉じられていてはどちらにしても入れない
 数分後…
 カルロス「よし!一斉に放て!」
 先程の数百倍の威力の魔法を一斉に放つ
 爆音と爆風が鳴り響く…
 これはやり過ぎて木っ端微塵だな…
 おそらく塵一つの残らんだろう…
 カルロス「全員!進っ…え…?」
 木っ端微塵どころか土はえぐれているが建物は全く無傷だった…
 カルロス「マジかよ…それなら!」
 拳に魔力を込める…
 カルロス「破魔拳!」
 魔力のこめた拳を放つ
 軽い魔法防御なら一点集中突破の魔法を纏った拳ならいけるはず!
 カルロス「!?」
 俺の放った拳を跳ね返すだと!?
 今までこの拳で壊せない物はなかった…当たれば必勝、それ位の自負があったほどだ…
 しかし今日々が少し入った程度だ…
 カルロス「ならこれはどうだ!」
 魔力を両手で込める
 しかし瞬間的に入り口と迷宮が光り出す…
 そんなことは気にしない…今は突破だ
 カルロス「連破魔剣!」
 連続で拳を一打一打同じ場所に繰り出す
 さっきはヒビだったんだこれでいけば!
 何発ほど繰り返しただろうか…
 しかし、先程ひびを入れた場所は無傷だった…
 カルロス「…は?」
 嘘だろ…さっきのはたまたま?…いや、それよりも…
 この状況をどうしたものか…出直したいところだがこの迷宮は昼間しか開いておらずしかも昼は冒険者もいるので賞金首目当ての輩と交戦となった場合消耗する可能性がある…
 仕方ない…不服だがあの剣を使おう
 カルロス「進魔剣を使う!皆下がれ!」
 腰に帯刀している剣を抜く
 この件は魔力の防御を五分間だけ無効化する…その後使うには膨大な魔力を注がないと発動しない貴重なものだ…
 この隊全部を注いでも足らないほどの魔力だ…一撃で決めねば…
 進魔剣に魔力を通す
 俺の前に色んな奴の魔力を注いである
 カルロス「門破壊の詠唱もしておけ!行くぞ!」
 剣を振る…瞬間門前で何かが裂ける音がした
 目の前の魔法の防御が切り開かれる
 「よし!放て!」
 門を続いて破壊する
 カルロス「よし!中に入るぞ!ついてこい!」
 カルロスは先陣を走るのだった…
しおりを挟む
感想 1

あなたにおすすめの小説

お爺様の贈り物

豆狸
ファンタジー
お爺様、素晴らしい贈り物を本当にありがとうございました。

ナイナイづくしで始まった、傷物令嬢の異世界生活

天三津空らげ
ファンタジー
日本の田舎で平凡な会社員だった松田理奈は、不慮の事故で亡くなり10歳のマグダリーナに異世界転生した。転生先の子爵家は、どん底の貧乏。父は転生前の自分と同じ歳なのに仕事しない。二十五歳の青年におまるのお世話をされる最悪の日々。転生チートもないマグダリーナが、美しい魔法使いの少女に出会った時、失われた女神と幻の種族にふりまわされつつQOLが爆上がりすることになる――

転生したら貴族の息子の友人A(庶民)になりました。

ファンタジー
〈あらすじ〉 信号無視で突っ込んできたトラックに轢かれそうになった子どもを助けて代わりに轢かれた俺。 目が覚めると、そこは異世界!? あぁ、よくあるやつか。 食堂兼居酒屋を営む両親の元に転生した俺は、庶民なのに、領主の息子、つまりは貴族の坊ちゃんと関わることに…… 面倒ごとは御免なんだが。 魔力量“だけ”チートな主人公が、店を手伝いながら、学校で学びながら、冒険もしながら、領主の息子をからかいつつ(オイ)、のんびり(できたらいいな)ライフを満喫するお話。 誤字脱字の訂正、感想、などなど、お待ちしております。 やんわり決まってるけど、大体行き当たりばったりです。

チートがちと強すぎるが、異世界を満喫できればそれでいい

616號
ファンタジー
 不慮の事故に遭い異世界に転移した主人公アキトは、強さや魔法を思い通り設定できるチートを手に入れた。ダンジョンや迷宮などが数多く存在し、それに加えて異世界からの侵略も日常的にある世界でチートすぎる魔法を次々と編み出して、自由にそして気ままに生きていく冒険物語。

若奥様は緑の手 ~ お世話した花壇が聖域化してました。嫁入り先でめいっぱい役立てます!

古森真朝
恋愛
意地悪な遠縁のおばの邸で暮らすユーフェミアは、ある日いきなり『明後日に輿入れが決まったから荷物をまとめろ』と言い渡される。いろいろ思うところはありつつ、これは邸から出て自立するチャンス!と大急ぎで支度して出立することに。嫁入り道具兼手土産として、唯一の財産でもある裏庭の花壇(四畳サイズ)を『持参』したのだが――実はこのプチ庭園、長年手塩にかけた彼女の魔力によって、神域霊域レベルのレア植物生息地となっていた。 そうとは知らないまま、輿入れ初日にボロボロになって帰ってきた結婚相手・クライヴを救ったのを皮切りに、彼の実家エヴァンス邸、勤め先である王城、さらにお世話になっている賢者様が司る大神殿と、次々に起こる事件を『あ、それならありますよ!』とプチ庭園でしれっと解決していくユーフェミア。果たして嫁ぎ先で平穏を手に入れられるのか。そして根っから世話好きで、何くれとなく構ってくれるクライヴVS自立したい甘えベタの若奥様の勝負の行方は? *カクヨム様で先行掲載しております

一家処刑?!まっぴらごめんですわ!!~悪役令嬢(予定)の娘といじわる(予定)な継母と馬鹿(現在進行形)な夫

むぎてん
ファンタジー
夫が隠し子のチェルシーを引き取った日。「お花畑のチェルシー」という前世で読んだ小説の中に転生していると気付いた妻マーサ。 この物語、主人公のチェルシーは悪役令嬢だ。 最後は華麗な「ざまあ」の末に一家全員の処刑で幕を閉じるバッドエンド‥‥‥なんて、まっぴら御免ですわ!絶対に阻止して幸せになって見せましょう!! 悪役令嬢(予定)の娘と、意地悪(予定)な継母と、馬鹿(現在進行形)な夫。3人の登場人物がそれぞれの愛の形、家族の形を確認し幸せになるお話です。

勇者現代へ帰る。でも、国ごと付いてきちゃいました。

Azanasi
ファンタジー
突然召喚された卒業間近の中学生、直人 召喚の途中で女神の元へ……女神から魔神の討伐を頼まれる。 断ればそのまま召喚されて帰るすべはないと女神は言い、討伐さえすれば元の世界の元の時間軸へ帰してくれると言う言葉を信じて異世界へ。 直人は魔神を討伐するが帰れない。実は魔神は元々そんなに力があるわけでもなくただのハリボテだった。そう、魔法で強く見せていただけだったのだが、女神ともなればそれくらい簡単に見抜けるはずなおだが見抜けなかった。女神としては責任問題だここでも女神は隠蔽を施す。 帰るまで数年かかると直人に伝える、直人は仕方なくも受け入れて現代の知識とお買い物スキルで国を発展させていく ある時、何の前触れもなく待望していた帰還が突然がかなってしまう。 それには10年の歳月がかかっていた。おまけにあろうことか国ごと付いてきてしまったのだ。 現代社会に中世チックな羽毛の国が現れた。各国ともいろんな手を使って取り込もうとするが直人は抵抗しアルスタン王国の将来を模索して行くのだった。 ■小説家になろうにも掲載

セクスカリバーをヌキました!

ファンタジー
とある世界の森の奥地に真の勇者だけに抜けると言い伝えられている聖剣「セクスカリバー」が岩に刺さって存在していた。 国一番の剣士の少女ステラはセクスカリバーを抜くことに成功するが、セクスカリバーはステラの膣を鞘代わりにして収まってしまう。 ステラはセクスカリバーを抜けないまま武闘会に出場して……

処理中です...