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スローライフを夢見て

そうだ商売をしよう

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 最近思ったことがある…この迷宮儲かるんじゃね?
 確かにここは謎が多いと言われている
 しかし実際の所ここはただの迷路だ…何もないしみんなが言うような古代の迷宮などでは全くない
 名所という名所はなくこの迷宮目当てのお客さんが多いのだ…
 咲「この迷宮商売に出来ないかな?」
 イーリャ「……は?」
 イーリャは突然どうしたという感じで私を見ている
 咲「いやーこの迷宮大きくなってきたし、あの子たちもいるし…入場制限しようかなと思って…」
 正直最近増えてきて魔法で把握できるとはいえ多すぎてしんどい
 イーリャ「いいんじゃないですか?出入口をあの子達にさせて何かあれば私が行くんでしょ?」
 咲「さっすが判ってる~」
 イーリャは深くため息をつきながら
 イーリャ「私でも無理ならお願いしますよ…」
 咲「そんなの魔王が来ない限り大丈夫ですよ…」
 イーリャ「魔王は四人いるんですよ?」
 咲「何とかなるでしょ!イーリャ?」
 魔王はこの世界に四人いる
 東西南北と魔王がいる
 つい最近東と西の魔王が交代したという話があったが
 イーリャ「貴方の力も十分化け物ですよ」
 私達は計画を他の八人に話をして同意を得たところで皆で建築内装を相談し合ったのだった
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