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勇者の弟子編
同行者
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「お前、擬人化出来たのか?」
「うんっとね、ご主人様とお話ししたいなって思ったら出来た」
この魔法は主人の可能なことが一部継承出来る。
言語・技・擬人化など様々な事が出来る。
主人が死んでも、本人が契約を解除しない限り効果は継続する。
かく言う私も師匠と契約をしている。
勇者というギフトの一部を行使できる。
ただし、条件として勇者の力を使うことが出来るのは1日2回までという条件付きである。
それ以上使えば、身体の機能の一部を失う。
まぁ、魔王がいない以上勇者の能力を行使することなんてもう無いに等しいけど。
「二つって欲張りすぎてない?」
普通、継承は一つのみだ。
稀に継承できた例はあるが、どちらか不完全な場合が多く、完全にできたのは初めて見た。
「そうかな~?」
「まぁ、いいや……とりあえず確認ね、私と一緒に来たい?」
「うん! 私達、行きたい! 妹達にも確認済み! ね!」
キャン、キャンッと吠える子狼達……お姉ちゃんだったのか……。
親は……聞くまでもないか……。
この子一人で守ってきたのは見ていればわかる。
このまま事情を知った上でほっぽり出すなんて、それこそ師匠に顔向けができない。
「じゃあ、とりあえず一緒に行こうか……えっと……」
「ラナ、私はラナって言うの、この子はカナ・レイン・フィオナ」
「よろしくね、皆」
これも何かの縁だ、師匠が私を守ってくれた様に今度は私がこの子達を導く。
そう思いながら皆で先へ進むのだった。
「うんっとね、ご主人様とお話ししたいなって思ったら出来た」
この魔法は主人の可能なことが一部継承出来る。
言語・技・擬人化など様々な事が出来る。
主人が死んでも、本人が契約を解除しない限り効果は継続する。
かく言う私も師匠と契約をしている。
勇者というギフトの一部を行使できる。
ただし、条件として勇者の力を使うことが出来るのは1日2回までという条件付きである。
それ以上使えば、身体の機能の一部を失う。
まぁ、魔王がいない以上勇者の能力を行使することなんてもう無いに等しいけど。
「二つって欲張りすぎてない?」
普通、継承は一つのみだ。
稀に継承できた例はあるが、どちらか不完全な場合が多く、完全にできたのは初めて見た。
「そうかな~?」
「まぁ、いいや……とりあえず確認ね、私と一緒に来たい?」
「うん! 私達、行きたい! 妹達にも確認済み! ね!」
キャン、キャンッと吠える子狼達……お姉ちゃんだったのか……。
親は……聞くまでもないか……。
この子一人で守ってきたのは見ていればわかる。
このまま事情を知った上でほっぽり出すなんて、それこそ師匠に顔向けができない。
「じゃあ、とりあえず一緒に行こうか……えっと……」
「ラナ、私はラナって言うの、この子はカナ・レイン・フィオナ」
「よろしくね、皆」
これも何かの縁だ、師匠が私を守ってくれた様に今度は私がこの子達を導く。
そう思いながら皆で先へ進むのだった。
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