1 / 5
午後の9時のイカれたパーティー
しおりを挟む
かっちゃんは女の子を見る目がないと思う。毎年毎年同じような子に惹きつけられて、同じような時期にアプローチして、同じように振られる。
そのくせ、脈ありそうか探ってくるような、ぼくから見てもそんなに悪くないんじゃないかって思う子には全然興味がないっていう。
それで今年も、かっちゃんの部屋で男二人だけの寂しいクリスマスだ。
「メリークリスマス! 今年もほなみんに彼女ができなかったことに乾杯!」
ほなみんていうのは、ぼくの名前、穂波悠李の名字から付けられたあだ名だ。
「何だよそれ。ぼくはできなんじゃなくって作ってないだけだし。振られたのはかっちゃんじゃない」
彼は高丘和寛って言って、一年生からの付き合いだ。友達だ、と、少なくともかっちゃんは思っている筈で。
「そら、ほなみんに先越されたら嫌だからな」
先なんて越せるわけないじゃないか。
「クリスマスに彼女を届けてくれるサンタさんがいなくなっちゃうから? まあでも、代わりに彼氏を届けてくれるブラックサンタさんが来るかもよ?」
「それは嫌だなー」
かっちゃんは面白そうにけらけらと笑う。
その笑顔だけみればとっても素敵で、だからつられてぼくもへらへらと笑う。へらへら笑って……疲れる。
やっぱり、嫌なんだ……。
クリスマスまでに彼女できなかったっていうかっちゃんに、じゃあ慰めてあげよっかって女の子の格好して過ごす。
かっちゃんと知り合ってから、クリスマスの日はずっとそれが定番になっている。
一日だけ彼女の役。サンタさんていうより、織姫様みたいだ。……そう思っているのはぼくだけだろうけど。
「とりま、食べよっか」
注いであったワインのグラスを手にとって、すする。
ようやくお巡りさんに捕まらずに飲めるようになったワインの味は……まだ、苦くて。かなり甘くて口当たりのまろやかだという評判のを選んだはずなのに、酸っぱい。
けれど香りは良くて、ちびちび飲むと神経が研ぎ澄まされてきたような感じがする。
「なんか今年も油っぽいものばかりになっちまって悪いな」
「へーきへーき。それよりもっと食べた気になるのの方が良かった? いちおう、彼女っぽいものを、と思ったんだけど……」
かっちゃんが用意してくれたのはフライドチキンとかピザとかとにかくお腹に溜まりそうなもの。
乙女はファーストフードなんてもってのほからしいから、女の子スイッチの入ってるぼくには頼みづらいだけで、決して嫌いじゃない。
おいしいものをちょっとずつ色々食べたいなと思ったぼくはサンドイッチ、ベーグルやマカロンという取り合わせだ。なんで、かっちゃんは気にしたのかなって思う。
「ほなみんが持ってきてくれたのは全部俺の好み。それもらっていいか?」
「はい、どーぞどーぞ」
にこにこ笑って手渡す。かっちゃんはすぐに食べるかと思ったらそうでもなくて。
「これ、ほなみんが食べてるところが見たい。写真撮ってもいい?」
どくん、と胸が高鳴る。
返事をするのに異常なほど時間がかかって……。
「しょうがないにゃあ……いいよ」
できる限り変な写真にならないようにと思ったのに、緊張してうまく笑顔が作れない。
あまりにもあまりな写りようだから消してって言ったら、かっちゃんはそれなりに見れるものが撮れるまで撮り直してくれた。角度とか色々考えて。
* * *
びちゃ。
かっちゃんの撃ったインクが目の前に落ちて、足を取られる。
すると続けざまに撃たれて、体中かっちゃんのインク塗れになって、倒されてしまった。
びちゃ、びちゃ、びちゃ。
ぼくは動けない。
ぼくは動けない。
再び動けるようになったときには当たり一面かっちゃん色に塗られてしまっていて、ぼくに勝ち目はなかった。
「くぅー、また負けた。やっぱりかっちゃんは強いなあ」
かっちゃんが体を流している間もこのゲームの練習してたのに、少しも差が縮まってない。
ぼくがお風呂もらっているときにかっちゃんもやってたんだろうから、仕方ないけど。
「すまんな」
ゲス顔なのに爽やかなんて反則だ。
熱中してて手が凝ってしまったので、ぶらぶらと腕の先を振ってほぐす。ついでに時計を見やった。
時計の針が二つとも左手のほうにあった。
長針が短針に追いつこうとして、睨み合いになっている。止まって見える二つの針に、なぜか緊迫感を感じて。
そして、撃ち合いになる。
そろそろかな……。
「ほなみん」
「ん?」
触れ合ったかっちゃんの肩がより重くなったように感じる。
「今年も慰めてくれるよな?」
とくん、とくん、と体の中で血が飛び跳ねる。
いつもそうだ。今日、だけしか続かないのに。
「……うん」
時刻は、ホントかどうか知らないけど、一年で一番セックスしてる人が多いっていう時間帯。
もしかしたら、かっちゃんが好きだって言ってた……今も多分好きなその子も、エッチしてるかもしれない時間。
いつもはただの友達のぼくらなのに、このときばかりは、どうしてもかっちゃんも我慢できなくなっちゃうらしい。
初めてのときは半ば冗談みたいな感じでぼくから切り出したのに襲われて、それから毎年こうだ。
一年に一回だけ、かっちゃんがふられた子の代わりになって、彼女になる。それで、エッチする……。
「ほなみん。舐めて」
「ぼくただの身代わりなんだからさ、かっちゃんの好きだった子の名前で呼んでよ。変な気分になる」
「すまん。ユズキ、舐めてくれる?」
「いいよ」
のそのそとかっちゃんの前に頭を伏せた。
それで、ゆっくりベルトを解いて、ズボンを下ろす。
「ユズキに脱がしてもらうのすっげーエロい」
「……」
だからモテないんじゃん、と思うけど、かっちゃんがよろこんでくれるのを分かっててやってるぼくも大概だ。
パーカーのフードをかぶって、カオ見られなくなってるといいなって思いながら、彼の切っ先にキスをする。
「……っ」
ちゅぷ、ちゅぷと舐めていくと、かっちゃんの幹がもっと太く固くなってくる。
かっちゃんは男で、綺麗にめかしこんだところでぼくだって男だ。それでも、生理反応で大きくなる。
けれど、きっとかっちゃんはその、ユズキっていう子に舐められてること考えて大きくしてるんだろうな。
そんなことを考えてたら、かっちゃんの先っぽが少し、苦くなった。
余計なことは、考えないことにする。
「ね、気持ちいい?」
あ、聞いちゃった……。
かっちゃんが感じてくれるか見てみたいけど、見上げるわけにはいかない。
ぼくがかっちゃんを覗きこむとき、かっちゃんもまたぼくを見ているのだ。
今のぼくは、ユズキっていう子の代わりだから……できるだけ、ぼくを出さないようにする。
でも、うまくできてるのかどうか知りたくて。鬱陶しいよねって思いながら、聞いてしまった。
「ん、いい。……っは、すっげ……」
すごく、いいらしい。
嬉しくなって、もっとかっちゃんのをすする。イヤらしい音とかするように、しゃぶってみる。
かっちゃんの切っ先はどんどん熱くなってきて。張り裂けんばかりに勃起して。どくどく波打ってる……。
「っ! 出そう……」
返事しちゃうとかっちゃんが萎えちゃう気がして、だから、そのまま続ける。
ちゅぷちゅぷちゅぷちゅぷ。
手とかも使って、搾り出すようにして、かっちゃんの軸を揺らした。
出して。ぼくので気持ちよくなって……!
「……ふ、は」
びゅるびゅると口の中にかっちゃんの欲望が吐き出される。その、ユズキっていう子に向けられた欲望を、こぼさないように飲み下す。
苦い。けど、その苦味が、かっちゃんのを舐めて出させたんだっていうことを実感させてくれる。
それでも、苦いのは変わらないのに。
そのくせ、脈ありそうか探ってくるような、ぼくから見てもそんなに悪くないんじゃないかって思う子には全然興味がないっていう。
それで今年も、かっちゃんの部屋で男二人だけの寂しいクリスマスだ。
「メリークリスマス! 今年もほなみんに彼女ができなかったことに乾杯!」
ほなみんていうのは、ぼくの名前、穂波悠李の名字から付けられたあだ名だ。
「何だよそれ。ぼくはできなんじゃなくって作ってないだけだし。振られたのはかっちゃんじゃない」
彼は高丘和寛って言って、一年生からの付き合いだ。友達だ、と、少なくともかっちゃんは思っている筈で。
「そら、ほなみんに先越されたら嫌だからな」
先なんて越せるわけないじゃないか。
「クリスマスに彼女を届けてくれるサンタさんがいなくなっちゃうから? まあでも、代わりに彼氏を届けてくれるブラックサンタさんが来るかもよ?」
「それは嫌だなー」
かっちゃんは面白そうにけらけらと笑う。
その笑顔だけみればとっても素敵で、だからつられてぼくもへらへらと笑う。へらへら笑って……疲れる。
やっぱり、嫌なんだ……。
クリスマスまでに彼女できなかったっていうかっちゃんに、じゃあ慰めてあげよっかって女の子の格好して過ごす。
かっちゃんと知り合ってから、クリスマスの日はずっとそれが定番になっている。
一日だけ彼女の役。サンタさんていうより、織姫様みたいだ。……そう思っているのはぼくだけだろうけど。
「とりま、食べよっか」
注いであったワインのグラスを手にとって、すする。
ようやくお巡りさんに捕まらずに飲めるようになったワインの味は……まだ、苦くて。かなり甘くて口当たりのまろやかだという評判のを選んだはずなのに、酸っぱい。
けれど香りは良くて、ちびちび飲むと神経が研ぎ澄まされてきたような感じがする。
「なんか今年も油っぽいものばかりになっちまって悪いな」
「へーきへーき。それよりもっと食べた気になるのの方が良かった? いちおう、彼女っぽいものを、と思ったんだけど……」
かっちゃんが用意してくれたのはフライドチキンとかピザとかとにかくお腹に溜まりそうなもの。
乙女はファーストフードなんてもってのほからしいから、女の子スイッチの入ってるぼくには頼みづらいだけで、決して嫌いじゃない。
おいしいものをちょっとずつ色々食べたいなと思ったぼくはサンドイッチ、ベーグルやマカロンという取り合わせだ。なんで、かっちゃんは気にしたのかなって思う。
「ほなみんが持ってきてくれたのは全部俺の好み。それもらっていいか?」
「はい、どーぞどーぞ」
にこにこ笑って手渡す。かっちゃんはすぐに食べるかと思ったらそうでもなくて。
「これ、ほなみんが食べてるところが見たい。写真撮ってもいい?」
どくん、と胸が高鳴る。
返事をするのに異常なほど時間がかかって……。
「しょうがないにゃあ……いいよ」
できる限り変な写真にならないようにと思ったのに、緊張してうまく笑顔が作れない。
あまりにもあまりな写りようだから消してって言ったら、かっちゃんはそれなりに見れるものが撮れるまで撮り直してくれた。角度とか色々考えて。
* * *
びちゃ。
かっちゃんの撃ったインクが目の前に落ちて、足を取られる。
すると続けざまに撃たれて、体中かっちゃんのインク塗れになって、倒されてしまった。
びちゃ、びちゃ、びちゃ。
ぼくは動けない。
ぼくは動けない。
再び動けるようになったときには当たり一面かっちゃん色に塗られてしまっていて、ぼくに勝ち目はなかった。
「くぅー、また負けた。やっぱりかっちゃんは強いなあ」
かっちゃんが体を流している間もこのゲームの練習してたのに、少しも差が縮まってない。
ぼくがお風呂もらっているときにかっちゃんもやってたんだろうから、仕方ないけど。
「すまんな」
ゲス顔なのに爽やかなんて反則だ。
熱中してて手が凝ってしまったので、ぶらぶらと腕の先を振ってほぐす。ついでに時計を見やった。
時計の針が二つとも左手のほうにあった。
長針が短針に追いつこうとして、睨み合いになっている。止まって見える二つの針に、なぜか緊迫感を感じて。
そして、撃ち合いになる。
そろそろかな……。
「ほなみん」
「ん?」
触れ合ったかっちゃんの肩がより重くなったように感じる。
「今年も慰めてくれるよな?」
とくん、とくん、と体の中で血が飛び跳ねる。
いつもそうだ。今日、だけしか続かないのに。
「……うん」
時刻は、ホントかどうか知らないけど、一年で一番セックスしてる人が多いっていう時間帯。
もしかしたら、かっちゃんが好きだって言ってた……今も多分好きなその子も、エッチしてるかもしれない時間。
いつもはただの友達のぼくらなのに、このときばかりは、どうしてもかっちゃんも我慢できなくなっちゃうらしい。
初めてのときは半ば冗談みたいな感じでぼくから切り出したのに襲われて、それから毎年こうだ。
一年に一回だけ、かっちゃんがふられた子の代わりになって、彼女になる。それで、エッチする……。
「ほなみん。舐めて」
「ぼくただの身代わりなんだからさ、かっちゃんの好きだった子の名前で呼んでよ。変な気分になる」
「すまん。ユズキ、舐めてくれる?」
「いいよ」
のそのそとかっちゃんの前に頭を伏せた。
それで、ゆっくりベルトを解いて、ズボンを下ろす。
「ユズキに脱がしてもらうのすっげーエロい」
「……」
だからモテないんじゃん、と思うけど、かっちゃんがよろこんでくれるのを分かっててやってるぼくも大概だ。
パーカーのフードをかぶって、カオ見られなくなってるといいなって思いながら、彼の切っ先にキスをする。
「……っ」
ちゅぷ、ちゅぷと舐めていくと、かっちゃんの幹がもっと太く固くなってくる。
かっちゃんは男で、綺麗にめかしこんだところでぼくだって男だ。それでも、生理反応で大きくなる。
けれど、きっとかっちゃんはその、ユズキっていう子に舐められてること考えて大きくしてるんだろうな。
そんなことを考えてたら、かっちゃんの先っぽが少し、苦くなった。
余計なことは、考えないことにする。
「ね、気持ちいい?」
あ、聞いちゃった……。
かっちゃんが感じてくれるか見てみたいけど、見上げるわけにはいかない。
ぼくがかっちゃんを覗きこむとき、かっちゃんもまたぼくを見ているのだ。
今のぼくは、ユズキっていう子の代わりだから……できるだけ、ぼくを出さないようにする。
でも、うまくできてるのかどうか知りたくて。鬱陶しいよねって思いながら、聞いてしまった。
「ん、いい。……っは、すっげ……」
すごく、いいらしい。
嬉しくなって、もっとかっちゃんのをすする。イヤらしい音とかするように、しゃぶってみる。
かっちゃんの切っ先はどんどん熱くなってきて。張り裂けんばかりに勃起して。どくどく波打ってる……。
「っ! 出そう……」
返事しちゃうとかっちゃんが萎えちゃう気がして、だから、そのまま続ける。
ちゅぷちゅぷちゅぷちゅぷ。
手とかも使って、搾り出すようにして、かっちゃんの軸を揺らした。
出して。ぼくので気持ちよくなって……!
「……ふ、は」
びゅるびゅると口の中にかっちゃんの欲望が吐き出される。その、ユズキっていう子に向けられた欲望を、こぼさないように飲み下す。
苦い。けど、その苦味が、かっちゃんのを舐めて出させたんだっていうことを実感させてくれる。
それでも、苦いのは変わらないのに。
0
お気に入りに追加
8
あなたにおすすめの小説
悩める文官のひとりごと
きりか
BL
幼い頃から憧れていた騎士団に入りたくても、小柄でひ弱なリュカ・アルマンは、学校を卒業と同時に、文官として騎士団に入団する。方向音痴なリュカは、マルーン副団長の部屋と間違え、イザーク団長の部屋に入り込む。
そこでは、惚れ薬を口にした団長がいて…。
エチシーンが書けなくて、朝チュンとなりました。
ムーンライト様にも掲載しております。
![](https://www.alphapolis.co.jp/v2/img/books/no_image/novel/bl.png?id=5317a656ee4aa7159975)
![](https://www.alphapolis.co.jp/v2/img/books/no_image/novel/bl.png?id=5317a656ee4aa7159975)
初恋はおしまい
佐治尚実
BL
高校生の朝好にとって卒業までの二年間は奇跡に満ちていた。クラスで目立たず、一人の時間を大事にする日々。そんな朝好に、クラスの頂点に君臨する修司の視線が絡んでくるのが不思議でならなかった。人気者の彼の一方的で執拗な気配に朝好の気持ちは高ぶり、ついには卒業式の日に修司を呼び止める所までいく。それも修司に無神経な言葉をぶつけられてショックを受ける。彼への思いを知った朝好は成人式で修司との再会を望んだ。
高校時代の初恋をこじらせた二人が、成人式で再会する話です。珍しく攻めがツンツンしています。
※以前投稿した『初恋はおしまい』を大幅に加筆修正して再投稿しました。現在非公開の『初恋はおしまい』にお気に入りや♡をくださりありがとうございました!こちらを読んでいただけると幸いです。
今作は個人サイト、各投稿サイトにて掲載しています。
![](https://www.alphapolis.co.jp/v2/img/books/no_image/novel/bl.png?id=5317a656ee4aa7159975)
進行性乙女症
あこ
BL
衛は決して乙女ではないのに、匡の前ではそれに近い状態になってしまう。
その上、匡の色気に当てられた相手を見つけては嫉妬して威嚇してと大忙し。
────俺、匡に夢中すぎるじゃねぇか!
▷ 長身平凡×イケメン不良
▷ フェロモン撒き散らし系普通顔色気男子、受け溺愛攻(平凡とは?)
▷ 不良だけど実姉に「乙女ちゃん」と呼ばれるイケメン、ちょいツン受け
▷ 攻めはいわゆる全寮制王道学園在学中
▷ 受けは不良がいっぱいの工業高校在学中
▷ ほのぼの甘い日常
▷ 章や作品タイトルの頭に『★』があるものは、個人サイトでリクエストしていただいたものです。こちらではいただいたリクエスト内容やお礼などの後書きを省略させていただいています。
十七歳の心模様
須藤慎弥
BL
好きだからこそ、恋人の邪魔はしたくない…
ほんわか読者モデル×影の薄い平凡くん
柊一とは不釣り合いだと自覚しながらも、
葵は初めての恋に溺れていた。
付き合って一年が経ったある日、柊一が告白されている現場を目撃してしまう。
告白を断られてしまった女の子は泣き崩れ、
その瞬間…葵の胸に卑屈な思いが広がった。
※fujossy様にて行われた「梅雨のBLコンテスト」出品作です。
![](https://www.alphapolis.co.jp/v2/img/books/no_image/novel/bl.png?id=5317a656ee4aa7159975)
![](https://www.alphapolis.co.jp/v2/img/books/no_image/novel/bl.png?id=5317a656ee4aa7159975)
王道学園の冷徹生徒会長、裏の顔がバレて総受けルート突入しちゃいました!え?逃げ場無しですか?
名無しのナナ氏
BL
王道学園に入学して1ヶ月でトップに君臨した冷徹生徒会長、有栖川 誠(ありすがわ まこと)。常に冷静で無表情、そして無言の誠を生徒達からは尊敬の眼差しで見られていた。
そんな彼のもう1つの姿は… どの企業にも属さないにも関わらず、VTuber界で人気を博した個人VTuber〈〈 アイリス 〉〉!? 本性は寂しがり屋の泣き虫。色々あって周りから誤解されまくってしまった結果アイリスとして素を出していた。そんなある日、生徒会の仕事を1人で黙々とやっている内に疲れてしまい__________
※
・非王道気味
・固定カプ予定は無い
・悲しい過去🐜
・話の流れが遅い
・作者が話の進行悩み過ぎてる
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる