6 / 257
第六話 甘くて苦いワ〇ダボス
しおりを挟む
翌日、花咲ダンジョン最奥にて。
ここは見た目からして草原、ボスエリアと言っても何か大きな扉があって、中に構えているなどと言うことは無い。
その代わりボスエリアには、草が一本も生えていないのだ。
強いて言うのなら学校のグラウンド、入れば地獄の体育が始まってしまう。
「ふぅ……よし」
『スキル 鈍器 LV1 を獲得しました』
『鈍器LV1 により ストライク を習得しました』
ウィンドウへ手を翳し選択、お目当てのスキル。
筋肉の助言に従い、鈍器スキルを習得した。
―――――――――――
鈍器 LV1
打撃系武器の威力が1.1倍
アクティブスキル
ストライク 習得条件:鈍器 LV1
消費MP5
質量を利用した横の殴打
威力 自分の攻撃力×1.5倍
冷却時間 3秒
―――――――――――
『スキル累乗』とはまた別の、新たなアクティブスキル。
『鈍器』自体に攻撃への補正がかかるのは驚いたが、つまりはこの名前を叫べば技が発動するのだ、そう本に書いてあった。
冷却時間はそのまま、二度目を発動するまでに必要な、待機時間か。
……一度も使わないでボス戦に挑むのは危険かもしれない。
丁度横にスライムがふよふよ震えていたので、掴んで放り投げ
「『ストライク』」
ぐいっと、何もしていないのに体が勝手に動き出す。
輝くカリバーがスライムの中心をしかと捉え、衝撃を受け爆散。
「うへぇ……」
ねちゃぁ……っとしたスライムが顔面にぶっかかり、そのまま消滅。
もう十分だ、大体わかった。
スキルという物の強力さ、十分に理解できた。
あまり試し打ちをしていてもMPが無くなるだけ、もしボス戦で0になりましたなんて目も当てられない。
さっさと突入しよう。
あ、でもその前に。
「いただきます」
ポケットから食べなれたそれを取り出し、口に放り込む。
カリ……コリ……
そこら辺に落ちている苦くて、渋くて、酸っぱい希望の実。
レベル10というその制限ギリギリ、今まで知られていないのだから、復活する可能性は笑ってしまう程低確率なのだろう。
それでもこの実はこの一週間私の食事として、そして私の未来を切り開く希望に繋がった。
だから食べた、願掛けだ。
私は勝ち続ける、さいきょーになる。
でもやっぱり不味いので水で流した。
◇
足を踏み入れた瞬間、雰囲気が変わったのを理解する。
首の後ろがちりちりと灼け、何者かに見つめられているような、全身を這う不気味な感覚。
しかし何もいない。まるで私と何者かが戦う闘技場の様に、黒々とした円形の大地がそこにはある、
サク、サク、と慎重に足を進め、三分の一ほどまで差し掛かった瞬間
ドンッ!
影が落ちたと思いきや、空中から巨大な壁が落ちてきた。
「……っ! 『鑑定』!」
――――――――――――――
種族 スウォーム・ウォール
名前 ジャマイカ
LV 5
HP 200 MP 37
物攻 27 魔攻 11
耐久 50 俊敏 1
知力 7 運 11
――――――――――――――
ヤバい、めっちゃ強いではないか。
名前がある辺り一概にボスと言っても個体差があるのか、写真で見た同族よりも黒々としている。
大きさは縦横共に二メートルほど、でこぼことしてスライムが重なった跡があり、子供が泥を重ねて作った壁みたいだ。
そして何よりもHPと耐久が異常に高い、まさにボスといった風貌。
100ですら見た事が無いレベルなのに、突然200だなんて何を考えているんだ。
これは不味い、筋肉は行けるだなんて言っていたが、想像以上に強そう……
……と、ここまでちょっと距離を取って考えていたのだが、スウォームはピクリとも動かない。
もしかして本当に壁で、攻撃とか一切してこないのかな……?
それならとんだ見掛け倒しじゃないか。
最初の緊張感から外れ、気の緩みまくった私はホイホイ近寄って
「そりゃっ……!?」
カリバーを振ろうとした瞬間、拳の様に太い棒が壁から高速で伸びた。
速い……!?
「げ……ぇ……」
ミシ、と骨が軋み、後ろへ吹っ飛ばされる。
ゴロゴロと回る視界の中、自分の失敗を悟った。
ああ、やってしまった。戦いの最中だというのに、どうしてそう簡単に気を許してしまうのか。
「ステータス……オープン……!」
――――――――――――――
結城 フォリア 15歳
LV 10
HP 12/28 MP45/50
――――――――――――――
鑑定してみれば、そこにはたった一撃で半分を切った己の貧弱なHP。
耐久が高くてよかった、下手すれば即死だったかもしれない。
くらくらと頭が揺れ、視界がぼんやりと定まらない。
痛む腹を抑えながら立ち上がり、奴を見て見ればいまだに動くことは無く、ただそこに立ち尽くしている。
成程、こうやって調子に乗って寄ってきた初心者を、手痛い攻撃でぶっ飛ばしてきたわけだ。
今の痛みで十分に目は覚めた。あいにくと私は俊敏に自信がある、ちまちま削って逃げる作戦で行こう。
全力で駆け寄り、横に素振り。
激しい衝撃が腕を伝い泣きそうになるが、気にせずそのまま走り去る。
足を止めればあの一撃が来て、今度喰らってしまえばもう二度と立つことは出来ない。仲間がいれば回復なども出来るだろうが、私にそんなものはないのだ。
足元へ背後から迫る棒、それを蹴り飛ばしそのまま前転。
無事攻撃の範囲外へ離れることに成功した。
――――――――――――――
種族 スウォーム・ウォール
名前 ジャマイカ
LV 5
HP 184/200 MP 37
――――――――――――――
……先はまだ長そうだ。
腕と手首をぐるぐるとまわし、短く息を吐く。
一撃喰らえば死ぬ、そのくせ相手のHPは未だ多く、戦いの終わりは見えない……だというのに、なんだか楽しくなってきた
私はもしかしたらマゾだったのかもしれない。
ここは見た目からして草原、ボスエリアと言っても何か大きな扉があって、中に構えているなどと言うことは無い。
その代わりボスエリアには、草が一本も生えていないのだ。
強いて言うのなら学校のグラウンド、入れば地獄の体育が始まってしまう。
「ふぅ……よし」
『スキル 鈍器 LV1 を獲得しました』
『鈍器LV1 により ストライク を習得しました』
ウィンドウへ手を翳し選択、お目当てのスキル。
筋肉の助言に従い、鈍器スキルを習得した。
―――――――――――
鈍器 LV1
打撃系武器の威力が1.1倍
アクティブスキル
ストライク 習得条件:鈍器 LV1
消費MP5
質量を利用した横の殴打
威力 自分の攻撃力×1.5倍
冷却時間 3秒
―――――――――――
『スキル累乗』とはまた別の、新たなアクティブスキル。
『鈍器』自体に攻撃への補正がかかるのは驚いたが、つまりはこの名前を叫べば技が発動するのだ、そう本に書いてあった。
冷却時間はそのまま、二度目を発動するまでに必要な、待機時間か。
……一度も使わないでボス戦に挑むのは危険かもしれない。
丁度横にスライムがふよふよ震えていたので、掴んで放り投げ
「『ストライク』」
ぐいっと、何もしていないのに体が勝手に動き出す。
輝くカリバーがスライムの中心をしかと捉え、衝撃を受け爆散。
「うへぇ……」
ねちゃぁ……っとしたスライムが顔面にぶっかかり、そのまま消滅。
もう十分だ、大体わかった。
スキルという物の強力さ、十分に理解できた。
あまり試し打ちをしていてもMPが無くなるだけ、もしボス戦で0になりましたなんて目も当てられない。
さっさと突入しよう。
あ、でもその前に。
「いただきます」
ポケットから食べなれたそれを取り出し、口に放り込む。
カリ……コリ……
そこら辺に落ちている苦くて、渋くて、酸っぱい希望の実。
レベル10というその制限ギリギリ、今まで知られていないのだから、復活する可能性は笑ってしまう程低確率なのだろう。
それでもこの実はこの一週間私の食事として、そして私の未来を切り開く希望に繋がった。
だから食べた、願掛けだ。
私は勝ち続ける、さいきょーになる。
でもやっぱり不味いので水で流した。
◇
足を踏み入れた瞬間、雰囲気が変わったのを理解する。
首の後ろがちりちりと灼け、何者かに見つめられているような、全身を這う不気味な感覚。
しかし何もいない。まるで私と何者かが戦う闘技場の様に、黒々とした円形の大地がそこにはある、
サク、サク、と慎重に足を進め、三分の一ほどまで差し掛かった瞬間
ドンッ!
影が落ちたと思いきや、空中から巨大な壁が落ちてきた。
「……っ! 『鑑定』!」
――――――――――――――
種族 スウォーム・ウォール
名前 ジャマイカ
LV 5
HP 200 MP 37
物攻 27 魔攻 11
耐久 50 俊敏 1
知力 7 運 11
――――――――――――――
ヤバい、めっちゃ強いではないか。
名前がある辺り一概にボスと言っても個体差があるのか、写真で見た同族よりも黒々としている。
大きさは縦横共に二メートルほど、でこぼことしてスライムが重なった跡があり、子供が泥を重ねて作った壁みたいだ。
そして何よりもHPと耐久が異常に高い、まさにボスといった風貌。
100ですら見た事が無いレベルなのに、突然200だなんて何を考えているんだ。
これは不味い、筋肉は行けるだなんて言っていたが、想像以上に強そう……
……と、ここまでちょっと距離を取って考えていたのだが、スウォームはピクリとも動かない。
もしかして本当に壁で、攻撃とか一切してこないのかな……?
それならとんだ見掛け倒しじゃないか。
最初の緊張感から外れ、気の緩みまくった私はホイホイ近寄って
「そりゃっ……!?」
カリバーを振ろうとした瞬間、拳の様に太い棒が壁から高速で伸びた。
速い……!?
「げ……ぇ……」
ミシ、と骨が軋み、後ろへ吹っ飛ばされる。
ゴロゴロと回る視界の中、自分の失敗を悟った。
ああ、やってしまった。戦いの最中だというのに、どうしてそう簡単に気を許してしまうのか。
「ステータス……オープン……!」
――――――――――――――
結城 フォリア 15歳
LV 10
HP 12/28 MP45/50
――――――――――――――
鑑定してみれば、そこにはたった一撃で半分を切った己の貧弱なHP。
耐久が高くてよかった、下手すれば即死だったかもしれない。
くらくらと頭が揺れ、視界がぼんやりと定まらない。
痛む腹を抑えながら立ち上がり、奴を見て見ればいまだに動くことは無く、ただそこに立ち尽くしている。
成程、こうやって調子に乗って寄ってきた初心者を、手痛い攻撃でぶっ飛ばしてきたわけだ。
今の痛みで十分に目は覚めた。あいにくと私は俊敏に自信がある、ちまちま削って逃げる作戦で行こう。
全力で駆け寄り、横に素振り。
激しい衝撃が腕を伝い泣きそうになるが、気にせずそのまま走り去る。
足を止めればあの一撃が来て、今度喰らってしまえばもう二度と立つことは出来ない。仲間がいれば回復なども出来るだろうが、私にそんなものはないのだ。
足元へ背後から迫る棒、それを蹴り飛ばしそのまま前転。
無事攻撃の範囲外へ離れることに成功した。
――――――――――――――
種族 スウォーム・ウォール
名前 ジャマイカ
LV 5
HP 184/200 MP 37
――――――――――――――
……先はまだ長そうだ。
腕と手首をぐるぐるとまわし、短く息を吐く。
一撃喰らえば死ぬ、そのくせ相手のHPは未だ多く、戦いの終わりは見えない……だというのに、なんだか楽しくなってきた
私はもしかしたらマゾだったのかもしれない。
28
お気に入りに追加
713
あなたにおすすめの小説

異世界に落ちたら若返りました。
アマネ
ファンタジー
榊原 チヨ、87歳。
夫との2人暮らし。
何の変化もないけど、ゆっくりとした心安らぐ時間。
そんな普通の幸せが側にあるような生活を送ってきたのにーーー
気がついたら知らない場所!?
しかもなんかやたらと若返ってない!?
なんで!?
そんなおばあちゃんのお話です。
更新は出来れば毎日したいのですが、物語の時間は割とゆっくり進むかもしれません。

少し冷めた村人少年の冒険記
mizuno sei
ファンタジー
辺境の村に生まれた少年トーマ。実は日本でシステムエンジニアとして働き、過労死した三十前の男の生まれ変わりだった。
トーマの家は貧しい農家で、神から授かった能力も、村の人たちからは「はずれギフト」とさげすまれるわけの分からないものだった。
優しい家族のために、自分の食い扶持を減らそうと家を出る決心をしたトーマは、唯一無二の相棒、「心の声」である〈ナビ〉とともに、未知の世界へと旅立つのであった。

異世界人生を楽しみたい そのためにも赤ん坊から努力する
カムイイムカ(神威異夢華)
ファンタジー
僕の名前は朝霧 雷斗(アサギリ ライト)
前世の記憶を持ったまま僕は別の世界に転生した
生まれてからすぐに両親の持っていた本を読み魔法があることを学ぶ
魔力は筋力と同じ、訓練をすれば上達する
ということで努力していくことにしました

異世界で魔法が使えるなんて幻想だった!〜街を追われたので馬車を改造して車中泊します!〜え、魔力持ってるじゃんて?違います、電力です!
あるちゃいる
ファンタジー
山菜を採りに山へ入ると運悪く猪に遭遇し、慌てて逃げると崖から落ちて意識を失った。
気が付いたら山だった場所は平坦な森で、落ちたはずの崖も無かった。
不思議に思ったが、理由はすぐに判明した。
どうやら農作業中の外国人に助けられたようだ。
その外国人は背中に背負子と鍬を背負っていたからきっと近所の農家の人なのだろう。意外と流暢な日本語を話す。が、言葉の意味はあまり理解してないらしく、『県道は何処か?』と聞いても首を傾げていた。
『道は何処にありますか?』と言ったら、漸く理解したのか案内してくれるというので着いていく。
が、行けども行けどもどんどん森は深くなり、不審に思い始めた頃に少し開けた場所に出た。
そこは農具でも置いてる場所なのかボロ小屋が数軒建っていて、外国人さんが大声で叫ぶと、人が十数人ゾロゾロと小屋から出てきて、俺の周りを囲む。
そして何故か縄で手足を縛られて大八車に転がされ……。
⚠️超絶不定期更新⚠️

ハズレスキル【分解】が超絶当たりだった件~仲間たちから捨てられたけど、拾ったゴミスキルを優良スキルに作り変えて何でも解決する~
名無し
ファンタジー
お前の代わりなんざいくらでもいる。パーティーリーダーからそう宣告され、あっさり捨てられた主人公フォード。彼のスキル【分解】は、所有物を瞬時にバラバラにして持ち運びやすくする程度の効果だと思われていたが、なんとスキルにも適用されるもので、【分解】したスキルなら幾らでも所有できるというチートスキルであった。捨てられているゴミスキルを【分解】することで有用なスキルに作り変えていくうち、彼はなんでも解決屋を開くことを思いつき、底辺冒険者から成り上がっていく。

巻き込まれ召喚・途中下車~幼女神の加護でチート?
サクラ近衛将監
ファンタジー
商社勤務の社会人一年生リューマが、偶然、勇者候補のヤンキーな連中の近くに居たことから、一緒に巻き込まれて異世界へ強制的に召喚された。万が一そのまま召喚されれば勇者候補ではないために何の力も与えられず悲惨な結末を迎える恐れが多分にあったのだが、その召喚に気づいた被召喚側世界(地球)の神様と召喚側世界(異世界)の神様である幼女神のお陰で助けられて、一旦狭間の世界に留め置かれ、改めて幼女神の加護等を貰ってから、異世界ではあるものの召喚場所とは異なる場所に無事に転移を果たすことができた。リューマは、幼女神の加護と付与された能力のおかげでチートな成長が促され、紆余曲折はありながらも異世界生活を満喫するために生きて行くことになる。
*この作品は「カクヨム」様にも投稿しています。
**週1(土曜日午後9時)の投稿を予定しています。**

異世界転生が単なる無能貴族だって聞いてない!〜捨てられた俺は美少女悪魔に拾われ無能の称号脱却へ。人類最強、いや魔王になります〜
咲月 澪
ファンタジー
男は突然、日々の疲労から過労死した。
目を覚ますと見に覚えのない光景。それも貴族の家柄に転生していたのだ。しかし無能力だと発覚すると、すぐに男は赤ん坊の姿のまま森の中にに捨てられてしまう。
なのだが、そこで運命的な出会いがあった。
頭から二本のツノを生やし、サラッとした白銀の髪を揺らす美女悪魔との出会い。ヤンデレ過保護な彼女の名前はリリス。
男はリリスから名前を与えられネオと名付けられる。彼女に面倒を見てもらい、年を重ね、一緒に生活し、それはまるで家族のような関係となっていくのだった。
それからというものネオは特殊な力に目覚めたり、魔王の器だと発覚したりと大忙し。学園に入学し、様々な人と出会い、剣術・魔術を学ぶことによってやがてネオは世界最強の一角と呼ばれるまでに成長する。
相対関係にある転移者(勇者)を相手にしながら……。

フリーター転生。公爵家に転生したけど継承権が低い件。精霊の加護(チート)を得たので、努力と知識と根性で公爵家当主へと成り上がる
SOU 5月17日10作同時連載開始❗❗
ファンタジー
400倍の魔力ってマジ!?魔力が多すぎて範囲攻撃魔法だけとか縛りでしょ
25歳子供部屋在住。彼女なし=年齢のフリーター・バンドマンはある日理不尽にも、バンドリーダでボーカルからクビを宣告され、反論を述べる間もなくガッチャ切りされそんな失意のか、理不尽に言い渡された残業中に急死してしまう。
目が覚めると俺は広大な領地を有するノーフォーク公爵家の長男の息子ユーサー・フォン・ハワードに転生していた。
ユーサーは一度目の人生の漠然とした目標であった『有名になりたい』他人から好かれ、知られる何者かになりたかった。と言う目標を再認識し、二度目の生を悔いの無いように、全力で生きる事を誓うのであった。
しかし、俺が公爵になるためには父の兄弟である次男、三男の息子。つまり従妹達と争う事になってしまい。
ユーサーは富国強兵を掲げ、先ずは小さな事から始めるのであった。
そんな主人公のゆったり成長期!!
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる