40 / 46
40 今度の休み俺とデートして♡
しおりを挟む
この日がやってきた。
早いことに月日はたち、
俺の運命を司る紙は既に黒岩の手元へ。
そう、結果はもう出てしまった。
たとえその結果がどうであれ、
あとは受け入れるのみ。
今更神頼みなんてダサい真似は、
死んでもやるものか。
俺は神なんて信じない。
そんなことよりも、
俺は今あいつに会いたくてたまらない。
あいつの元へ_
「いた、黒岩!!!!!」
「…センセ?」
階段を降りた先にいる黒岩のもとへ
高鳴る鼓動を胸に、俺は飛んだ。
「!?」
久々の黒岩の腕の中は
なんだか懐かしさすら感じてしまった。
「センセ!?」
「やったな!!!黒岩!!!!!」
「え?」
「数学だよ!!!
お前、俺のテストで98点ただき出したろ!!!
頑張ったな!!!!」
「…センセ 、うん。」ギュッ
(ほんとにこの人は可愛いな。)
「…センセ、この状況は俺的には
めっちゃ嬉しいけど、
このままだと誰かに見られちゃうかもよ?笑」
「……あっ、」
今の俺を?
今年で27歳にもなるアラサーまじかな
大の大人が高校生に抱っこされながら
抱き合っている今の俺を???
この状況を誰かに見られでもしたら…
俺は赤羽の問題以前に 『クビ』
「センセがいいなら俺はいいけど。笑」
冷や汗と己のやっていることへの羞恥心で
顔が熱くなる。
「い、いいわけあるか!!!
今すぐおろせ!」
「え~、センセーからされに来た癖に、」
予想外の出来事に自分を見失ってどうする、
余裕のある大人の男として、
改めて、
「ゴホンッ、でさっきの話だが数学頑張ったし、
ちょっとくらいお前のことを
甘やかしてやってもいいと思ったんだが、、、」
「な~んだ、数学のことか。
俺はてっきり…こっちのことかと」
そう言いながら右ポケットから何かを取り出した。
なんだ?
「じゃん!」
「…おまえ!?これ、」
「そっ、全教科のテスト結果」
「…え?」
国語 92点
英語 95点
地理歴史科96点
化学 94点
「おまえ、、、これ!?」
「俺、今回めちゃくちゃ頑張ったからさ。
ちょっとじゃなくて、いっぱいがいいな?」ニカッ
「フッ…たく、ほんとにお前はちゃっかりしてるな!」
ーパチパチ👏
「いや~、まさかほんとにやるとは思わなかったよ。
クソガチにもミジンコサイズの脳みそは
詰まってるってことがわかったよ。」
うっ、
このあたかも空気が読めなく
殺意剥き出しの憎たらしい声の持ち主は…
「うんこ」
「えっ、会って早々酷くない!?
俺って💩なの!?」
「お前なんかわざわざ名前で呼ぶのも勿体ない。
うんこで十分だ。」
「酷いよ🥺
まぁ、恋くんの💩になら喜んでなるけどね♡」
おぇ゛🖕🖕🖕🖕🖕🖕
「はぁ~い、分かりやすく中指立てないの。
俺だって心あるからね~?」
「でっ、何しに来たんだ。
階段からわざわざ見下ろすな、不愉快だ。
それに、黒岩は条件を満たした。
だからお前とは付き合わないぞ!!!!」
「まぁね、それに関しては口出ししないよ。
いざとなかったら点数すら偽装することも
できたけど、それは愛する人の手前、
やるのは男とは言えないからね。
今回ばかりは俺の負けでいいよ。 」
「今回だけじゃねぇ。
一生負けってことにしろ。」
「あははっ、恋くんは面白いな~。」
恋くんのことを毎日24時間365日
思い続けることを10年間続けてきた俺だよ?
分かる?
恋くんは俺の人生に必要不可欠に
なってるってわけ。
今となっちゃ恋くん以外でシコれるわけないし、
それ以前に勃つことすら出来ないの。
逆を言えば、恋くんの声や吐息だけでも
オカズに余裕でできるし、
10年経ってもそれは変わってないってこと。
そんな俺が諦めるわけないじゃ~ん。」
よ~し、俺はてんとう虫🐞だ。
考えることはやめよう。
「まぁ、勝負に負けたとしても
これからも同じ教員同士であることは
変わりないし、何より10年前からの付き合いだって
ことは君にはどうしようもない紛れもない事実で
あることには変わりないからね~」
「へぇ~、過去でしか語れないんですね 笑
まぁ、俺はセンセの生徒なんで。
別のクラスの教員である貴方には俺の方が
関わりが増えちゃうから可哀想ですね~」
「…こんのクソガキ‼️
たかが10年そこらしか生きてない分際で、
イキリやがって‼️‼️
いつか絶対、ぜぇぇぇぇぇぇぇっっっっったぃ‼️
お前の赤まみれの包茎チ〇コ削ぎ落としてやる
からな。せいぜい今のうち使い道のないチ〇コを
自分の手で慰める事だな。‼️
恋くん大丈夫だからね♡
絶対、俺がこんなクソガキから
助け出してあげるからね!!!」
「今回お前が悪党だったけどな。」
さて、悪党はさった。
危機にも逃れ俺のケツは守られた。
明日からまたこいつ(黒岩)のいる日常に戻る訳だが、
とその前に。
「お前、1個だけ望みを言え。」
「えっ、」
「さっき言っただろ。
甘えさせてやるって。」
「…それは分かるけど、いいの?」
「言っとくがエロい事はダメだぞ‼️🙅🏻」
「わかってるよ。笑
でも、今回俺のせいなんだから」
「俺がいいって言ってんだ。
それに98点を出したのはお前の実力だろ。
俺はお前の担任だしな。
褒美ぐらいやるって言ってるんだ。
いいから、俺の気が変わらないうちに言え。」
「う~ん、それじゃあ。
今度の休み、俺とデートして♡」
早いことに月日はたち、
俺の運命を司る紙は既に黒岩の手元へ。
そう、結果はもう出てしまった。
たとえその結果がどうであれ、
あとは受け入れるのみ。
今更神頼みなんてダサい真似は、
死んでもやるものか。
俺は神なんて信じない。
そんなことよりも、
俺は今あいつに会いたくてたまらない。
あいつの元へ_
「いた、黒岩!!!!!」
「…センセ?」
階段を降りた先にいる黒岩のもとへ
高鳴る鼓動を胸に、俺は飛んだ。
「!?」
久々の黒岩の腕の中は
なんだか懐かしさすら感じてしまった。
「センセ!?」
「やったな!!!黒岩!!!!!」
「え?」
「数学だよ!!!
お前、俺のテストで98点ただき出したろ!!!
頑張ったな!!!!」
「…センセ 、うん。」ギュッ
(ほんとにこの人は可愛いな。)
「…センセ、この状況は俺的には
めっちゃ嬉しいけど、
このままだと誰かに見られちゃうかもよ?笑」
「……あっ、」
今の俺を?
今年で27歳にもなるアラサーまじかな
大の大人が高校生に抱っこされながら
抱き合っている今の俺を???
この状況を誰かに見られでもしたら…
俺は赤羽の問題以前に 『クビ』
「センセがいいなら俺はいいけど。笑」
冷や汗と己のやっていることへの羞恥心で
顔が熱くなる。
「い、いいわけあるか!!!
今すぐおろせ!」
「え~、センセーからされに来た癖に、」
予想外の出来事に自分を見失ってどうする、
余裕のある大人の男として、
改めて、
「ゴホンッ、でさっきの話だが数学頑張ったし、
ちょっとくらいお前のことを
甘やかしてやってもいいと思ったんだが、、、」
「な~んだ、数学のことか。
俺はてっきり…こっちのことかと」
そう言いながら右ポケットから何かを取り出した。
なんだ?
「じゃん!」
「…おまえ!?これ、」
「そっ、全教科のテスト結果」
「…え?」
国語 92点
英語 95点
地理歴史科96点
化学 94点
「おまえ、、、これ!?」
「俺、今回めちゃくちゃ頑張ったからさ。
ちょっとじゃなくて、いっぱいがいいな?」ニカッ
「フッ…たく、ほんとにお前はちゃっかりしてるな!」
ーパチパチ👏
「いや~、まさかほんとにやるとは思わなかったよ。
クソガチにもミジンコサイズの脳みそは
詰まってるってことがわかったよ。」
うっ、
このあたかも空気が読めなく
殺意剥き出しの憎たらしい声の持ち主は…
「うんこ」
「えっ、会って早々酷くない!?
俺って💩なの!?」
「お前なんかわざわざ名前で呼ぶのも勿体ない。
うんこで十分だ。」
「酷いよ🥺
まぁ、恋くんの💩になら喜んでなるけどね♡」
おぇ゛🖕🖕🖕🖕🖕🖕
「はぁ~い、分かりやすく中指立てないの。
俺だって心あるからね~?」
「でっ、何しに来たんだ。
階段からわざわざ見下ろすな、不愉快だ。
それに、黒岩は条件を満たした。
だからお前とは付き合わないぞ!!!!」
「まぁね、それに関しては口出ししないよ。
いざとなかったら点数すら偽装することも
できたけど、それは愛する人の手前、
やるのは男とは言えないからね。
今回ばかりは俺の負けでいいよ。 」
「今回だけじゃねぇ。
一生負けってことにしろ。」
「あははっ、恋くんは面白いな~。」
恋くんのことを毎日24時間365日
思い続けることを10年間続けてきた俺だよ?
分かる?
恋くんは俺の人生に必要不可欠に
なってるってわけ。
今となっちゃ恋くん以外でシコれるわけないし、
それ以前に勃つことすら出来ないの。
逆を言えば、恋くんの声や吐息だけでも
オカズに余裕でできるし、
10年経ってもそれは変わってないってこと。
そんな俺が諦めるわけないじゃ~ん。」
よ~し、俺はてんとう虫🐞だ。
考えることはやめよう。
「まぁ、勝負に負けたとしても
これからも同じ教員同士であることは
変わりないし、何より10年前からの付き合いだって
ことは君にはどうしようもない紛れもない事実で
あることには変わりないからね~」
「へぇ~、過去でしか語れないんですね 笑
まぁ、俺はセンセの生徒なんで。
別のクラスの教員である貴方には俺の方が
関わりが増えちゃうから可哀想ですね~」
「…こんのクソガキ‼️
たかが10年そこらしか生きてない分際で、
イキリやがって‼️‼️
いつか絶対、ぜぇぇぇぇぇぇぇっっっっったぃ‼️
お前の赤まみれの包茎チ〇コ削ぎ落としてやる
からな。せいぜい今のうち使い道のないチ〇コを
自分の手で慰める事だな。‼️
恋くん大丈夫だからね♡
絶対、俺がこんなクソガキから
助け出してあげるからね!!!」
「今回お前が悪党だったけどな。」
さて、悪党はさった。
危機にも逃れ俺のケツは守られた。
明日からまたこいつ(黒岩)のいる日常に戻る訳だが、
とその前に。
「お前、1個だけ望みを言え。」
「えっ、」
「さっき言っただろ。
甘えさせてやるって。」
「…それは分かるけど、いいの?」
「言っとくがエロい事はダメだぞ‼️🙅🏻」
「わかってるよ。笑
でも、今回俺のせいなんだから」
「俺がいいって言ってんだ。
それに98点を出したのはお前の実力だろ。
俺はお前の担任だしな。
褒美ぐらいやるって言ってるんだ。
いいから、俺の気が変わらないうちに言え。」
「う~ん、それじゃあ。
今度の休み、俺とデートして♡」
0
お気に入りに追加
81
あなたにおすすめの小説
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。

【完結】ぎゅって抱っこして
かずえ
BL
幼児教育学科の短大に通う村瀬一太。訳あって普通の高校に通えなかったため、働いて貯めたお金で二年間だけでもと大学に入学してみたが、学費と生活費を稼ぎつつ学校に通うのは、考えていたよりも厳しい……。
でも、頼れる者は誰もいない。
自分で頑張らなきゃ。
本気なら何でもできるはず。
でも、ある日、金持ちの坊っちゃんと心の中で呼んでいた松島晃に苦手なピアノの課題で助けてもらってから、どうにも自分の心がコントロールできなくなって……。

45歳のおっさん、異世界召喚に巻き込まれる
よっしぃ
ファンタジー
2月26日から29日現在まで4日間、アルファポリスのファンタジー部門1位達成!感謝です!
小説家になろうでも10位獲得しました!
そして、カクヨムでもランクイン中です!
●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●
スキルを強奪する為に異世界召喚を実行した欲望まみれの権力者から逃げるおっさん。
いつものように電車通勤をしていたわけだが、気が付けばまさかの異世界召喚に巻き込まれる。
欲望者から逃げ切って反撃をするか、隠れて地味に暮らすか・・・・
●●●●●●●●●●●●●●●
小説家になろうで執筆中の作品です。
アルファポリス、、カクヨムでも公開中です。
現在見直し作業中です。
変換ミス、打ちミス等が多い作品です。申し訳ありません。
【完結】愛執 ~愛されたい子供を拾って溺愛したのは邪神でした~
綾雅(ヤンデレ攻略対象、電子書籍化)
BL
「なんだ、お前。鎖で繋がれてるのかよ! ひでぇな」
洞窟の神殿に鎖で繋がれた子供は、愛情も温もりも知らずに育った。
子供が欲しかったのは、自分を抱き締めてくれる腕――誰も与えてくれない温もりをくれたのは、人間ではなくて邪神。人間に害をなすとされた破壊神は、純粋な子供に絆され、子供に名をつけて溺愛し始める。
人のフリを長く続けたが愛情を理解できなかった破壊神と、初めての愛情を貪欲に欲しがる物知らぬ子供。愛を知らぬ者同士が徐々に惹かれ合う、ひたすら甘くて切ない恋物語。
「僕ね、セティのこと大好きだよ」
【注意事項】BL、R15、性的描写あり(※印)
【重複投稿】アルファポリス、カクヨム、小説家になろう、エブリスタ
【完結】2021/9/13
※2020/11/01 エブリスタ BLカテゴリー6位
※2021/09/09 エブリスタ、BLカテゴリー2位

鬼上司と秘密の同居
なの
BL
恋人に裏切られ弱っていた会社員の小沢 海斗(おざわ かいと)25歳
幼馴染の悠人に助けられ馴染みのBARへ…
そのまま酔い潰れて目が覚めたら鬼上司と呼ばれている浅井 透(あさい とおる)32歳の部屋にいた…
いったい?…どうして?…こうなった?
「お前は俺のそばに居ろ。黙って愛されてればいい」
スパダリ、イケメン鬼上司×裏切られた傷心海斗は幸せを掴むことができるのか…
性描写には※を付けております。

王道学園の冷徹生徒会長、裏の顔がバレて総受けルート突入しちゃいました!え?逃げ場無しですか?
名無しのナナ氏
BL
王道学園に入学して1ヶ月でトップに君臨した冷徹生徒会長、有栖川 誠(ありすがわ まこと)。常に冷静で無表情、そして無言の誠を生徒達からは尊敬の眼差しで見られていた。
そんな彼のもう1つの姿は… どの企業にも属さないにも関わらず、VTuber界で人気を博した個人VTuber〈〈 アイリス 〉〉!? 本性は寂しがり屋の泣き虫。色々あって周りから誤解されまくってしまった結果アイリスとして素を出していた。そんなある日、生徒会の仕事を1人で黙々とやっている内に疲れてしまい__________
※
・非王道気味
・固定カプ予定は無い
・悲しい過去🐜のたまにシリアス
・話の流れが遅い
ハンターがマッサージ?で堕とされちゃう話
あずき
BL
【登場人物】ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
ハンター ライト(17)
???? アル(20)
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
後半のキャラ崩壊は許してください;;
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる