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13おい、これは一体どういう状況だ。
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「五十嵐先生♡」
朝から甘ったるい声が全身を駆け巡る。
「…はい?ニコどうしました?」
「昨日の三者面談どうでした?黒岩くんとか。ボソ」
わざわざ耳元で囁くな!気持ちが悪い!!っとまぁ、それは置いといて、黒岩か…。
「最初は就職するって言ってたんですけど、相談したら考え直すって言ってましたよ。」
「えっ!すごいじゃないですか!」
「え?」
「黒岩くんを逃げずに来させた上、進路を考え直させるって、五十嵐先生じゃなきゃ出来ませんでしたよ!」
「いえいえ、俺がっていうより本人が決めたことなんで俺は何も…。」
「もぅ♡相変わらず控えめなんですから。五十嵐先生はもっと欲張ってもいいと思いますよ?♡あっ!そうだ!」
「?」
「今夜一緒にお食事でもいかかですか?♡」
川名は囁きながら右手を俺の肩におき、左手で俺の胸元へ持っていく…。
ぎぃぃぃっっっっもぉっっっちぃわりぃいぃぃぃぃ!!!!!
何を言うかと思えばこいつ、食事の誘いと見せかけて絶対お持ち帰りされようとしてくる俺のいっっちばん嫌いなやつだ!!!
「あははは。嬉しいですが、仕事があるので。」
「え~、じゃあ今度絶対行きましょうね♡」
「はい。」
安心しろ、お前と食事なんて絶対行かねぇから。
川名のせいでテンションが低くなりながら書類の整理をしていると、
「五十嵐先生。」
後ろから低く色っぽい声が聞こえ振り向いてみると、爽やかメガネイケメンこと赤羽先生が俺の所へ向かってくる。
「おはようございます!五十嵐先生。」
朝から気色悪い声を聞いたせいか分からないが、いつもより赤羽先生の声が俺の鼓膜を刺激してくる。てかイケメンすぎねぇか?同じ人間でこうも違うものか?いい体格。いい声。いい顔。いい性格。くそ、眩しくて直視できねぇ。
「おはようございます。」
「昨日の三者面談は大変でしたね。」
「そうですね。でも、3年はまだまださんやることが沢山あって休んでいられませんが。」
「あはは。さすが五十嵐先生だ。俺も負けないようにしないと!今日も頑張りましょうね!」
「はい!お互い!」
はぁ~、ありがとう赤羽先生。今日も生きる希望をくれて。
朝からテンションを取り戻した俺は職員室を出て階段を降り終える。
「セーンセ、おはよ!」
どこからか聞き覚えのある声が聞こえた。どうやら後ろの方に声の主はいるらしい。俺は主の正体を確かめようと振り向こうとするが、俺よりも主の方が先に背中の方から前へ手を回される。
ん?
何が起こったんだ?
え?
バックハグ?
誰に?
え?
俺は何が起こっているか分からないまま回されている2つの手を見る。ゴツゴツとしていて、俺よりも一回り大きい手がある。恐らく男の手だろう。そして、声の主であろう人物の顎が俺の肩に置かれている。つまり、俺よりも身長が10cm以上デカい人物だ。この学校に180cm以上の人物は二人しかいない。
1人は赤羽先生、
もう1人は…黒岩だ。
赤羽先生は職員室で別れたばかり。第一赤羽先生は190cmだから俺の肩に顎を置けばかなり屈まないといけない。後ろのやつはそこまで足を屈めてない…。
じゃあ…。
恐る恐る声の方へ振り返ると、こそには俺を犯し、唯一俺の秘密を知っている人物の顔があった…。
「おはよ!センセー♡」
「…は?」
おい、これは一体どういう状況だ。
朝から甘ったるい声が全身を駆け巡る。
「…はい?ニコどうしました?」
「昨日の三者面談どうでした?黒岩くんとか。ボソ」
わざわざ耳元で囁くな!気持ちが悪い!!っとまぁ、それは置いといて、黒岩か…。
「最初は就職するって言ってたんですけど、相談したら考え直すって言ってましたよ。」
「えっ!すごいじゃないですか!」
「え?」
「黒岩くんを逃げずに来させた上、進路を考え直させるって、五十嵐先生じゃなきゃ出来ませんでしたよ!」
「いえいえ、俺がっていうより本人が決めたことなんで俺は何も…。」
「もぅ♡相変わらず控えめなんですから。五十嵐先生はもっと欲張ってもいいと思いますよ?♡あっ!そうだ!」
「?」
「今夜一緒にお食事でもいかかですか?♡」
川名は囁きながら右手を俺の肩におき、左手で俺の胸元へ持っていく…。
ぎぃぃぃっっっっもぉっっっちぃわりぃいぃぃぃぃ!!!!!
何を言うかと思えばこいつ、食事の誘いと見せかけて絶対お持ち帰りされようとしてくる俺のいっっちばん嫌いなやつだ!!!
「あははは。嬉しいですが、仕事があるので。」
「え~、じゃあ今度絶対行きましょうね♡」
「はい。」
安心しろ、お前と食事なんて絶対行かねぇから。
川名のせいでテンションが低くなりながら書類の整理をしていると、
「五十嵐先生。」
後ろから低く色っぽい声が聞こえ振り向いてみると、爽やかメガネイケメンこと赤羽先生が俺の所へ向かってくる。
「おはようございます!五十嵐先生。」
朝から気色悪い声を聞いたせいか分からないが、いつもより赤羽先生の声が俺の鼓膜を刺激してくる。てかイケメンすぎねぇか?同じ人間でこうも違うものか?いい体格。いい声。いい顔。いい性格。くそ、眩しくて直視できねぇ。
「おはようございます。」
「昨日の三者面談は大変でしたね。」
「そうですね。でも、3年はまだまださんやることが沢山あって休んでいられませんが。」
「あはは。さすが五十嵐先生だ。俺も負けないようにしないと!今日も頑張りましょうね!」
「はい!お互い!」
はぁ~、ありがとう赤羽先生。今日も生きる希望をくれて。
朝からテンションを取り戻した俺は職員室を出て階段を降り終える。
「セーンセ、おはよ!」
どこからか聞き覚えのある声が聞こえた。どうやら後ろの方に声の主はいるらしい。俺は主の正体を確かめようと振り向こうとするが、俺よりも主の方が先に背中の方から前へ手を回される。
ん?
何が起こったんだ?
え?
バックハグ?
誰に?
え?
俺は何が起こっているか分からないまま回されている2つの手を見る。ゴツゴツとしていて、俺よりも一回り大きい手がある。恐らく男の手だろう。そして、声の主であろう人物の顎が俺の肩に置かれている。つまり、俺よりも身長が10cm以上デカい人物だ。この学校に180cm以上の人物は二人しかいない。
1人は赤羽先生、
もう1人は…黒岩だ。
赤羽先生は職員室で別れたばかり。第一赤羽先生は190cmだから俺の肩に顎を置けばかなり屈まないといけない。後ろのやつはそこまで足を屈めてない…。
じゃあ…。
恐る恐る声の方へ振り返ると、こそには俺を犯し、唯一俺の秘密を知っている人物の顔があった…。
「おはよ!センセー♡」
「…は?」
おい、これは一体どういう状況だ。
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