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出会い
密室内の様子
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訳が分からなかった。起きてみると何人か人がいるが僕のことに気づいていない。そもそも僕は今どこにいるのかすらわからない。白くて広い密室の中にいるみたいだけど…
ここにいる理由や記憶を思い出そうとしても何も思い出せなかった。分かるとしたら自分が大学生で名前が中西翔太ってことだけだ。
「目を覚ましたかね?」
初老の男性から話しかけられた。いかにも何年もここにいそうな風貌をしている。
「あの、すみません。ここって何処ですか?」
「わしも何年もここにいるのだがここがどこだかわからない。ただ数ヶ月に一度新入りが来るのじゃよ。そのうちの1人が君じゃ。」
一つ分かったとしたらここが何処か何処か多分誰も分かっていない。
「おーい。新入りが来たぞ。」
何人か人が集まってきた。
「君が新しい新入りか?僕の名前は南和人、これからよろしくな。」若い男性は握手をしてきた。ガッチリとしたガタイがいい男性だった。20代前半ぐらいだろうか?
「彼は君の1人前の新入りじゃ。」
「私は今泉由奈です。よろしくお願いします。」可愛いというよりも女優のような美しさをもつ女性だった。きっと元の世界だったらモテていたたのだろう。
「もう1人ここにいるじゃろ。こいつがなかなかやっかいでな。」
「厄介とは失礼ですねぇ…こちら上田祐輔と申します。私の予想からいたしますと貴方は新入りですね。いくつかのデータがそのような答えを導いています。まずはこちらのデータを~」
「こやつはほっといてわしの自己紹介をしよう。ここに1番最初からいたのじゃ。名前はなんだったかのお?それよりもわしはここのリーダーじゃ。彼らは副リーダーなのじゃ。これからはよろしくじゃ。」
「あの、すみません。他の人たちはなぜ倒れているのですか?」
僕達以外は皆倒れていた。息はしているようだが感情がない。
「まだ説明してなかったの。ここにいる人たちは何もないこの空間で絶望して感情を失ったものたちだ。他にも理由があるのじゃが…そろそろじゃの。」
「…?!」
辺りが揺れている。何かが来る?!
「ゔー…」
そこには1匹の化け物がいた。2メートル?いや3メートルってところか?
「これ逃げなくて大丈夫なんですか?!」
「何故かわし達を認識して内容じゃ。何故かは知らんがのぉ。」
「うぅ…やめて…」
「ゔぉー!!」
化け物のあそこはギンギンになっていた。なんとなくやることはわかっていたが…
ギュチュッ!!
「…!?ひぎぃ…!?」
「ほぉーー!!」パンッパンッパンッパンッ!!
「はぁっ…もうやめて…」
「うほぉー!!」
「うげぇ!!」
その様子はあまりにも悲惨だった。
「まぁこういうことじゃ。この化け物は数ヶ月に一度来る。そして女の人を犯すのじゃ。わし達じゃどうしようもないのじゃ。あとこの世界で死ぬことはない。心に傷を負っても自殺はできない。」
「ということは…」
「勘付いたようじゃの。ここは実質的廃人生産工場じゃ。」
これからここで生きていくことになる人生を恨むことしか今は出来なかった。
ここにいる理由や記憶を思い出そうとしても何も思い出せなかった。分かるとしたら自分が大学生で名前が中西翔太ってことだけだ。
「目を覚ましたかね?」
初老の男性から話しかけられた。いかにも何年もここにいそうな風貌をしている。
「あの、すみません。ここって何処ですか?」
「わしも何年もここにいるのだがここがどこだかわからない。ただ数ヶ月に一度新入りが来るのじゃよ。そのうちの1人が君じゃ。」
一つ分かったとしたらここが何処か何処か多分誰も分かっていない。
「おーい。新入りが来たぞ。」
何人か人が集まってきた。
「君が新しい新入りか?僕の名前は南和人、これからよろしくな。」若い男性は握手をしてきた。ガッチリとしたガタイがいい男性だった。20代前半ぐらいだろうか?
「彼は君の1人前の新入りじゃ。」
「私は今泉由奈です。よろしくお願いします。」可愛いというよりも女優のような美しさをもつ女性だった。きっと元の世界だったらモテていたたのだろう。
「もう1人ここにいるじゃろ。こいつがなかなかやっかいでな。」
「厄介とは失礼ですねぇ…こちら上田祐輔と申します。私の予想からいたしますと貴方は新入りですね。いくつかのデータがそのような答えを導いています。まずはこちらのデータを~」
「こやつはほっといてわしの自己紹介をしよう。ここに1番最初からいたのじゃ。名前はなんだったかのお?それよりもわしはここのリーダーじゃ。彼らは副リーダーなのじゃ。これからはよろしくじゃ。」
「あの、すみません。他の人たちはなぜ倒れているのですか?」
僕達以外は皆倒れていた。息はしているようだが感情がない。
「まだ説明してなかったの。ここにいる人たちは何もないこの空間で絶望して感情を失ったものたちだ。他にも理由があるのじゃが…そろそろじゃの。」
「…?!」
辺りが揺れている。何かが来る?!
「ゔー…」
そこには1匹の化け物がいた。2メートル?いや3メートルってところか?
「これ逃げなくて大丈夫なんですか?!」
「何故かわし達を認識して内容じゃ。何故かは知らんがのぉ。」
「うぅ…やめて…」
「ゔぉー!!」
化け物のあそこはギンギンになっていた。なんとなくやることはわかっていたが…
ギュチュッ!!
「…!?ひぎぃ…!?」
「ほぉーー!!」パンッパンッパンッパンッ!!
「はぁっ…もうやめて…」
「うほぉー!!」
「うげぇ!!」
その様子はあまりにも悲惨だった。
「まぁこういうことじゃ。この化け物は数ヶ月に一度来る。そして女の人を犯すのじゃ。わし達じゃどうしようもないのじゃ。あとこの世界で死ぬことはない。心に傷を負っても自殺はできない。」
「ということは…」
「勘付いたようじゃの。ここは実質的廃人生産工場じゃ。」
これからここで生きていくことになる人生を恨むことしか今は出来なかった。
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