46 / 56
第46話 シーカーとサポーター
しおりを挟む
最初に俺が梯子を使って本棚の上にあがり、後から上ってきた如月に手を貸す。
「何を読んでるんだ?」
本を読みふけっているアビスに問う。
魔法の教本とか戦術指南書とかかな。S級シーカーが読んでいる本、気になる。
「ラノベだよ」
アビスは聞きなれぬ単語を口にする。
「ラノベ?」
「そう。ライトノベル。知らないのかい?」
「知らないな。どういったことに役立つ本なんだ?」
アビスはラノベとやらの表紙を見せてくる。ラノベの表紙には――胸の大きな美女達の絵と共に『さきゅレム! 100人のサキュバスと僕の寮生活ハーレム!』と書かれていた。
「……なんだコレ」
「だからラノベだって。中高生向きのライトに読める小説さ。僕はハーレムモノが好きでね。湿っぽい駆け引きとかなく、みんな性に奔放に生きている感じが堪らないんだ」
お、俺には理解できない世界だな……。
「如月ちゃんとはこの前、病室でラノベの話題で盛り上がったよねぇ~」
「え!? は、はい。まぁ……」
「……如月もハーレムが好きなのか?」
「ち、違います! 私はそのぉ……」
「如月ちゃんはBエ――」
わーっ! と如月の叫び声が響く。
き、如月のこんな声、初めて聞いた……。
「アビスさん! 話があるんですよね! ごほっ! ごほっ! 体調が良くないのでパパっと話を進めて欲しいのですが!」
「そうかい? わかったよ」
アビスは本を閉じる。
「ふむ。まずはあの銀髪の男について話そうか」
「銀髪の男?」
如月が首を傾げる。
「美亜、飯塚と共にギルドデュエルに参加した男だ」
「ウルと名乗っていた。フェンリルのギルドメンバーに確認した所、フルネームはウル=ウェンディア。フェンリルに入って日は浅く、B級シーカーであるという情報以外はほとんどない。何か裏があることは確かだけど、中々尻尾を掴ませてくれそうにないね」
「アイツ、赤眼のミノタウロスを倒したのが俺だって知ってたんだよな。表向きはアビスが倒したことになっているのに……」
「それに数原君曰く、ギルドデュエルの勝敗にあまり執着していなかったらしい。もうむちゃくちゃきな臭いよ」
アビスは薄く目を開き、眼光を尖らせる。
ウルに対して、強い警戒を抱いている様子だ……。
「彼については引き続き調査する。次にオリジンについてだけど……」
「オリジン?」
「そっか。如月ちゃんにはまだ詳しい説明をしてなかったね」
アビスは如月に俺の義手、オリジンについて解説する。
「人工オーパーツ……神墓から盗んだオーパーツで造った義手!?」
「驚くのはわかる。バレたら即死刑レベルの重罪だからな」
「なんという無茶を……!」
「まぁまぁ、過ぎたことは良いじゃないか」
「良くはねぇ」
「話を進めるよ。ギルドデュエル中、その義手が暴走した件だけど、アレはまぁ悪いことじゃない」
「そうなのか?」
うん。とアビスは頷き、
「オリジンには卵期、魂写期、孵化の3段階がある。卵期は完全にオリジンが眠っている期間で、退魔属性は持ちつつもオーパーツ本来の力には程遠い状態だ。次に魂写期、これは使用者の魂がオリジンと融合を始め、馴染んでいる期間になる。一番不安定な時期で制御が難しく、さっきみたいに暴走することがある」
「じゃあ今、この義手は魂写期にあるってことか」
「そういうこと。魂写期を終え、魂が完全にオリジンと馴染むと孵化――つまり、その義手が君だけのオーパーツになる。僕の罪と罰や、成瀬美亜のイナヅチのように、特有の形、特有の能力を持つだろう。魂写期から孵化までの期間は短いから、覚醒まであと一歩というわけだ」
「完全なオーパーツに……!」
俺はグッと義手の拳を握る。
「あとちょっと……あとちょっとで……他のシーカーと同じ力が手に入る。シーカーになれる……!」
「そのことなんだけどね……」
アビスは、何やらバツの悪そうな顔をしている。
「葉村君、残念ながら君は公式にシーカーにはなれない」
「…………は?」
シーカーに、なれない?
「考えてもみたまえ。オーパーツを受け取れなかった君がいきなりシーカー登録したらおかしいだろ。間違いなくギルド協会の審査が入る。そこで君が新しくできたオーパーツを振り回してみろ。ギルド協会……果ては神理会の目につくだろう。ほぼ間違いなくオリジンについてバレる」
考えてみれば確かに。
俺がオーパーツを受け取れなかった事実は記録に残っている。その俺がオーパーツを持っていたら怪しまれるのは確実だ。
「君にはこれから如月ちゃんと組んで探索をしてもらうけど、これからも君にはサポーターとして登録してもらう」
ちょっと待て。色々おかしい。
「ま、待ってください! それだとサポーター2人ってことになりますよ!?」
「いいや如月ちゃん、シーカーには君がなるんだ」
如月が、シーカーに!?
「無理です! そんなの……」
「無理じゃないさ。だって君――」
アビスは如月に視線を合わせる。
「オーパーツ、持ってるでしょ?」
―――――――
面白かったらお気に入り登録&ハートの付与お願いします!
「何を読んでるんだ?」
本を読みふけっているアビスに問う。
魔法の教本とか戦術指南書とかかな。S級シーカーが読んでいる本、気になる。
「ラノベだよ」
アビスは聞きなれぬ単語を口にする。
「ラノベ?」
「そう。ライトノベル。知らないのかい?」
「知らないな。どういったことに役立つ本なんだ?」
アビスはラノベとやらの表紙を見せてくる。ラノベの表紙には――胸の大きな美女達の絵と共に『さきゅレム! 100人のサキュバスと僕の寮生活ハーレム!』と書かれていた。
「……なんだコレ」
「だからラノベだって。中高生向きのライトに読める小説さ。僕はハーレムモノが好きでね。湿っぽい駆け引きとかなく、みんな性に奔放に生きている感じが堪らないんだ」
お、俺には理解できない世界だな……。
「如月ちゃんとはこの前、病室でラノベの話題で盛り上がったよねぇ~」
「え!? は、はい。まぁ……」
「……如月もハーレムが好きなのか?」
「ち、違います! 私はそのぉ……」
「如月ちゃんはBエ――」
わーっ! と如月の叫び声が響く。
き、如月のこんな声、初めて聞いた……。
「アビスさん! 話があるんですよね! ごほっ! ごほっ! 体調が良くないのでパパっと話を進めて欲しいのですが!」
「そうかい? わかったよ」
アビスは本を閉じる。
「ふむ。まずはあの銀髪の男について話そうか」
「銀髪の男?」
如月が首を傾げる。
「美亜、飯塚と共にギルドデュエルに参加した男だ」
「ウルと名乗っていた。フェンリルのギルドメンバーに確認した所、フルネームはウル=ウェンディア。フェンリルに入って日は浅く、B級シーカーであるという情報以外はほとんどない。何か裏があることは確かだけど、中々尻尾を掴ませてくれそうにないね」
「アイツ、赤眼のミノタウロスを倒したのが俺だって知ってたんだよな。表向きはアビスが倒したことになっているのに……」
「それに数原君曰く、ギルドデュエルの勝敗にあまり執着していなかったらしい。もうむちゃくちゃきな臭いよ」
アビスは薄く目を開き、眼光を尖らせる。
ウルに対して、強い警戒を抱いている様子だ……。
「彼については引き続き調査する。次にオリジンについてだけど……」
「オリジン?」
「そっか。如月ちゃんにはまだ詳しい説明をしてなかったね」
アビスは如月に俺の義手、オリジンについて解説する。
「人工オーパーツ……神墓から盗んだオーパーツで造った義手!?」
「驚くのはわかる。バレたら即死刑レベルの重罪だからな」
「なんという無茶を……!」
「まぁまぁ、過ぎたことは良いじゃないか」
「良くはねぇ」
「話を進めるよ。ギルドデュエル中、その義手が暴走した件だけど、アレはまぁ悪いことじゃない」
「そうなのか?」
うん。とアビスは頷き、
「オリジンには卵期、魂写期、孵化の3段階がある。卵期は完全にオリジンが眠っている期間で、退魔属性は持ちつつもオーパーツ本来の力には程遠い状態だ。次に魂写期、これは使用者の魂がオリジンと融合を始め、馴染んでいる期間になる。一番不安定な時期で制御が難しく、さっきみたいに暴走することがある」
「じゃあ今、この義手は魂写期にあるってことか」
「そういうこと。魂写期を終え、魂が完全にオリジンと馴染むと孵化――つまり、その義手が君だけのオーパーツになる。僕の罪と罰や、成瀬美亜のイナヅチのように、特有の形、特有の能力を持つだろう。魂写期から孵化までの期間は短いから、覚醒まであと一歩というわけだ」
「完全なオーパーツに……!」
俺はグッと義手の拳を握る。
「あとちょっと……あとちょっとで……他のシーカーと同じ力が手に入る。シーカーになれる……!」
「そのことなんだけどね……」
アビスは、何やらバツの悪そうな顔をしている。
「葉村君、残念ながら君は公式にシーカーにはなれない」
「…………は?」
シーカーに、なれない?
「考えてもみたまえ。オーパーツを受け取れなかった君がいきなりシーカー登録したらおかしいだろ。間違いなくギルド協会の審査が入る。そこで君が新しくできたオーパーツを振り回してみろ。ギルド協会……果ては神理会の目につくだろう。ほぼ間違いなくオリジンについてバレる」
考えてみれば確かに。
俺がオーパーツを受け取れなかった事実は記録に残っている。その俺がオーパーツを持っていたら怪しまれるのは確実だ。
「君にはこれから如月ちゃんと組んで探索をしてもらうけど、これからも君にはサポーターとして登録してもらう」
ちょっと待て。色々おかしい。
「ま、待ってください! それだとサポーター2人ってことになりますよ!?」
「いいや如月ちゃん、シーカーには君がなるんだ」
如月が、シーカーに!?
「無理です! そんなの……」
「無理じゃないさ。だって君――」
アビスは如月に視線を合わせる。
「オーパーツ、持ってるでしょ?」
―――――――
面白かったらお気に入り登録&ハートの付与お願いします!
31
お気に入りに追加
127
あなたにおすすめの小説

お荷物認定を受けてSSS級PTを追放されました。でも実は俺がいたからSSS級になれていたようです。
幌須 慶治
ファンタジー
S級冒険者PT『疾風の英雄』
電光石火の攻撃で凶悪なモンスターを次々討伐して瞬く間に最上級ランクまで上がった冒険者の夢を体現するPTである。
龍狩りの一閃ゲラートを筆頭に極炎のバーバラ、岩盤砕きガイル、地竜射抜くローラの4人の圧倒的な火力を以って凶悪モンスターを次々と打ち倒していく姿は冒険者どころか庶民の憧れを一身に集めていた。
そんな中で俺、ロイドはただの盾持ち兼荷物運びとして見られている。
盾持ちなのだからと他の4人が動く前に現地で相手の注意を引き、模擬戦の時は2対1での攻撃を受ける。
当然地味な役割なのだから居ても居なくても気にも留められずに居ないものとして扱われる。
今日もそうして地竜を討伐して、俺は1人後処理をしてからギルドに戻る。
ようやく帰り着いた頃には日も沈み酒場で祝杯を挙げる仲間たちに報酬を私に近づいた時にそれは起こる。
ニヤついた目をしたゲラートが言い放つ
「ロイド、お前役にたたなすぎるからクビな!」
全員の目と口が弧を描いたのが見えた。
一応毎日更新目指して、15話位で終わる予定です。
作品紹介に出てる人物、主人公以外重要じゃないのはご愛嬌()
15話で終わる気がしないので終わるまで延長します、脱線多くてごめんなさい 2020/7/26

ブラックギルドマスターへ、社畜以下の道具として扱ってくれてあざーす!お陰で転職した俺は初日にSランクハンターに成り上がりました!
仁徳
ファンタジー
あらすじ
リュシアン・プライムはブラックハンターギルドの一員だった。
彼はギルドマスターやギルド仲間から、常人ではこなせない量の依頼を押し付けられていたが、夜遅くまで働くことで全ての依頼を一日で終わらせていた。
ある日、リュシアンは仲間の罠に嵌められ、依頼を終わらせることができなかった。その一度の失敗をきっかけに、ギルドマスターから無能ハンターの烙印を押され、クビになる。
途方に暮れていると、モンスターに襲われている女性を彼は見つけてしまう。
ハンターとして襲われている人を見過ごせないリュシアンは、モンスターから女性を守った。
彼は助けた女性が、隣町にあるハンターギルドのギルドマスターであることを知る。
リュシアンの才能に目をつけたギルドマスターは、彼をスカウトした。
一方ブラックギルドでは、リュシアンがいないことで依頼達成の効率が悪くなり、依頼は溜まっていく一方だった。ついにブラックギルドは町の住民たちからのクレームなどが殺到して町民たちから見放されることになる。
そんな彼らに反してリュシアンは新しい職場、新しい仲間と出会い、ブッラックギルドの経験を活かして最速でギルドランキング一位を獲得し、ギルドマスターや町の住民たちから一目置かれるようになった。
これはブラックな環境で働いていた主人公が一人の女性を助けたことがきっかけで人生が一変し、ホワイトなギルド環境で最強、無双、ときどきスローライフをしていく物語!

Sランク昇進を記念して追放された俺は、追放サイドの令嬢を助けたことがきっかけで、彼女が押しかけ女房のようになって困る!
仁徳
ファンタジー
シロウ・オルダーは、Sランク昇進をきっかけに赤いバラという冒険者チームから『スキル非所持の無能』とを侮蔑され、パーティーから追放される。
しかし彼は、異世界の知識を利用して新な魔法を生み出すスキル【魔学者】を使用できるが、彼はそのスキルを隠し、無能を演じていただけだった。
そうとは知らずに、彼を追放した赤いバラは、今までシロウのサポートのお陰で強くなっていたことを知らずに、ダンジョンに挑む。だが、初めての敗北を経験したり、その後借金を背負ったり地位と名声を失っていく。
一方自由になったシロウは、新な町での冒険者活動で活躍し、一目置かれる存在となりながら、追放したマリーを助けたことで惚れられてしまう。手料理を振る舞ったり、背中を流したり、それはまるで押しかけ女房だった!
これは、チート能力を手に入れてしまったことで、無能を演じたシロウがパーティーを追放され、その後ソロとして活躍して無双すると、他のパーティーから追放されたエルフや魔族といった様々な追放少女が集まり、いつの間にかハーレムパーティーを結成している物語!
勇者に全部取られたけど幸せ確定の俺は「ざまぁ」なんてしない!
石のやっさん
ファンタジー
皆さまの応援のお陰でなんと【書籍化】しました。
応援本当に有難うございました。
イラストはサクミチ様で、アイシャにアリス他美少女キャラクターが絵になりましたのでそれを見るだけでも面白いかも知れません。
書籍化に伴い、旧タイトル「パーティーを追放された挙句、幼馴染も全部取られたけど「ざまぁ」なんてしない!だって俺の方が幸せ確定だからな!」
から新タイトル「勇者に全部取られたけど幸せ確定の俺は「ざまぁ」なんてしない!」にタイトルが変更になりました。
書籍化に伴いまして設定や内容が一部変わっています。
WEB版と異なった世界が楽しめるかも知れません。
この作品を愛して下さった方、長きにわたり、私を応援をし続けて下さった方...本当に感謝です。
本当にありがとうございました。
【以下あらすじ】
パーティーでお荷物扱いされていた魔法戦士のケインは、とうとう勇者でありパーティーリーダーのリヒトにクビを宣告されてしまう。幼馴染も恋人も全部リヒトの物で、居場所がどこにもないことを悟った彼は、一人さった...
ここから、彼は何をするのか? 何もしないで普通に生活するだけだ「ざまぁ」なんて必要ない、ただ生活するだけで幸せなんだ...俺にとって勇者パーティーも幼馴染も離れるだけで幸せになれるんだから...
第13回ファンタジー小説大賞奨励賞受賞作品。
何と!『現在3巻まで書籍化されています』
そして書籍も堂々完結...ケインとは何者か此処で正体が解ります。
応援、本当にありがとうございました!
解呪の魔法しか使えないからとSランクパーティーから追放された俺は、呪いをかけられていた美少女ドラゴンを拾って最強へと至る
早見羽流
ファンタジー
「ロイ・クノール。お前はもう用無しだ」
解呪の魔法しか使えない初心者冒険者の俺は、呪いの宝箱を解呪した途端にSランクパーティーから追放され、ダンジョンの最深部へと蹴り落とされてしまう。
そこで出会ったのは封印された邪龍。解呪の能力を使って邪龍の封印を解くと、なんとそいつは美少女の姿になり、契約を結んで欲しいと頼んできた。
彼女は元は世界を守護する守護龍で、英雄や女神の陰謀によって邪龍に堕とされ封印されていたという。契約を結んだ俺は彼女を救うため、守護龍を封印し世界を牛耳っている女神や英雄の血を引く王家に立ち向かうことを誓ったのだった。
(1話2500字程度、1章まで完結保証です)


少し冷めた村人少年の冒険記
mizuno sei
ファンタジー
辺境の村に生まれた少年トーマ。実は日本でシステムエンジニアとして働き、過労死した三十前の男の生まれ変わりだった。
トーマの家は貧しい農家で、神から授かった能力も、村の人たちからは「はずれギフト」とさげすまれるわけの分からないものだった。
優しい家族のために、自分の食い扶持を減らそうと家を出る決心をしたトーマは、唯一無二の相棒、「心の声」である〈ナビ〉とともに、未知の世界へと旅立つのであった。

クラス転移から逃げ出したイジメられっ子、女神に頼まれ渋々異世界転移するが職業[逃亡者]が無能だと処刑される
こたろう文庫
ファンタジー
日頃からいじめにあっていた影宮 灰人は授業中に突如現れた転移陣によってクラスごと転移されそうになるが、咄嗟の機転により転移を一人だけ回避することに成功する。しかし女神の説得?により結局異世界転移するが、転移先の国王から職業[逃亡者]が無能という理由にて処刑されることになる
初執筆作品になりますので日本語などおかしい部分があるかと思いますが、温かい目で読んで頂き、少しでも面白いと思って頂ければ幸いです。
なろう・カクヨム・アルファポリスにて公開しています
こちらの作品も宜しければお願いします
[イラついた俺は強奪スキルで神からスキルを奪うことにしました。神の力で学園最強に・・・]
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる