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xxx!
手
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2人でリビングのソファーに座ってぼんやりテレビや映画を見るのが好き。
肩寄り添ってちょっとおつまみつまんで、手を繋ぐ。
自分から誘うのが苦手な湊音はその繋いだ手を何度も解いたり繋いだりを繰り返し、李仁の指を一本ずつ撫でる。目線はテレビ。
優しく、ゆっくり触る。李仁も気づかぬふりをしててもだんだん気持ちが昂り湊音の手の上に自分の手を置き直して今度は李仁が、優勢。
柔らかく触ってやたらと中指だけを撫でていく。湊音はゾクゾクっと体をうねらせる。
李仁の方を見るがさぁととぼける。
まだまだ続く。単調なリズムで、親指と人差し指で作った輪っかを湊音の中指に通して動かす。
「ぁあああぁあっ!!!」
とうとう声が出てしまう湊音。
それでも動きは止めない。
何度も何度も動いたのちに息が上がる湊音は赤らめた顔で
「もう限界だよ……」
と言うが李仁は
「だぁめ、手と手だけ……今日は」
と。
「ああああうううぅうううっ!!!」
悶え続ける湊音、それを楽しむ李仁。
本当にこの夜、手と手だけで終わったかどうかは……???
肩寄り添ってちょっとおつまみつまんで、手を繋ぐ。
自分から誘うのが苦手な湊音はその繋いだ手を何度も解いたり繋いだりを繰り返し、李仁の指を一本ずつ撫でる。目線はテレビ。
優しく、ゆっくり触る。李仁も気づかぬふりをしててもだんだん気持ちが昂り湊音の手の上に自分の手を置き直して今度は李仁が、優勢。
柔らかく触ってやたらと中指だけを撫でていく。湊音はゾクゾクっと体をうねらせる。
李仁の方を見るがさぁととぼける。
まだまだ続く。単調なリズムで、親指と人差し指で作った輪っかを湊音の中指に通して動かす。
「ぁあああぁあっ!!!」
とうとう声が出てしまう湊音。
それでも動きは止めない。
何度も何度も動いたのちに息が上がる湊音は赤らめた顔で
「もう限界だよ……」
と言うが李仁は
「だぁめ、手と手だけ……今日は」
と。
「ああああうううぅうううっ!!!」
悶え続ける湊音、それを楽しむ李仁。
本当にこの夜、手と手だけで終わったかどうかは……???
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