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プロローグ
はじまり
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李仁と湊音。
45歳の2人。もうすっかりアラフィフである。年齢なんて関係ない、ただの数字。
と言わんばかりと2人は常にラブラブで激しく、甘い夫夫生活をしているわけで。
今日もご飯がおいしかったね、と湊音が言うとその何気ない言葉で李仁は嬉しくなって抱きしめる。
抱きしめられた湊音は高揚し、頬も赤く染まる。
その頬に李仁が唇をあてると湊音の体全体が熱くなりその熱が2人の間で共有される。
唇同士がいつの間にか重なり合い、何度も離れてはくっつき求め合う。
唇だけでは物足りなく、舌も絡ませ合う。
何度も何度も。
唾液を共有し合い……口の中は先ほど食べたオムライスのケチャップのトマト味。
湊音の目がトロンと垂れて見つめるのは李仁のみ。抱きしめあい、キスを何度もし、湊音が李仁の太ももの上に乗り何度も擦り、求めている。
「お風呂に行きましょ」
「うん」
と言いつつも風呂にはまだ入らず何度も身体を寄せ合い焦らし合う2人。
「李仁ぉ……」
焦らされもう我慢できなくなった身体は熱を帯び服を脱いでも冷めない。
「もぉ、ミナくんったらぁ」
といった感じで2人はいつまでもラブラブなのだが、やはり人生何があるかわからない。特にこの2人は。
それを乗り越えてこそ2人の愛と絆は強まる……。正式に結婚はできないが制度によって結ばれた2人。
腹を括ったからには手を取り合って生きていかなくてはならない。
それはわかってはいるのだが今はそんなことは理性は保たれずに欲に走っているが……そんな2人は今日も共に歩んでいく。
45歳の2人。もうすっかりアラフィフである。年齢なんて関係ない、ただの数字。
と言わんばかりと2人は常にラブラブで激しく、甘い夫夫生活をしているわけで。
今日もご飯がおいしかったね、と湊音が言うとその何気ない言葉で李仁は嬉しくなって抱きしめる。
抱きしめられた湊音は高揚し、頬も赤く染まる。
その頬に李仁が唇をあてると湊音の体全体が熱くなりその熱が2人の間で共有される。
唇同士がいつの間にか重なり合い、何度も離れてはくっつき求め合う。
唇だけでは物足りなく、舌も絡ませ合う。
何度も何度も。
唾液を共有し合い……口の中は先ほど食べたオムライスのケチャップのトマト味。
湊音の目がトロンと垂れて見つめるのは李仁のみ。抱きしめあい、キスを何度もし、湊音が李仁の太ももの上に乗り何度も擦り、求めている。
「お風呂に行きましょ」
「うん」
と言いつつも風呂にはまだ入らず何度も身体を寄せ合い焦らし合う2人。
「李仁ぉ……」
焦らされもう我慢できなくなった身体は熱を帯び服を脱いでも冷めない。
「もぉ、ミナくんったらぁ」
といった感じで2人はいつまでもラブラブなのだが、やはり人生何があるかわからない。特にこの2人は。
それを乗り越えてこそ2人の愛と絆は強まる……。正式に結婚はできないが制度によって結ばれた2人。
腹を括ったからには手を取り合って生きていかなくてはならない。
それはわかってはいるのだが今はそんなことは理性は保たれずに欲に走っているが……そんな2人は今日も共に歩んでいく。
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