学校の桜の下で

麻木香豆

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高校三年生

最終話

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「さてさて、食べるかーっ花見の下でランチ!」
 と美梨が大きなカバンから取り出したのはお重のお弁当だ。

「あのね、職場の若い板前さんに行くなら持って行きなよって」
「じゃあモノホンの味ぃ」
 と周りのみんなのため息……。今は美梨、学校で注文するような弁当じゃなくてこんな豪華なものばかり食べているのかなぁ。羨ましいや。

「そのうち調理師の資格も取りたいなぁって。まだ仲居さんだけどさー手に職つけたいじゃん」
「手に職ねぇー」
 私はとりあえず大学に進学、と考えるけど美梨の方が一歩先に行ってしまったなぁ。それになんかさ、米山先生の横にいて笑ってるけど2人……お似合いだなぁ。

 まぁその後のことを考えるよりようやく楽しめた桜庭での花見ランチ、楽しもう。
 ピンクの花びらが私の頭に落ちてきた。

 終
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みんなの感想(1件)

オズ研究所《横須賀ストーリー紅白へ》

新作ですね✨✨✨

また読ませて戴きます✨✨😁✨✨✨

麻木香豆
2024.07.18 麻木香豆

ありがとうございます!
エブリスタにも載せていましたが青春はなかなか書きませんのでね笑

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